この記事では「GALLERIA GR1650TGF-T」16GB搭載モデルをレビューします。
税込9万円台で購入できるコスパの良いエントリー向けゲーミングノートです。
安価ながらも120Hz液晶、16GBメモリを搭載しており、他社の同スペック帯と比較すると驚異的なコスパの良さ。10万円以下の予算であれば、まずこれが候補になります。
じゃあ性能はどうなのかというと、PUBGやフォートナイト、Apex LegendsはフルHD+最高設定で快適基準となる平均60fpsを超える70fps〜で動作します。
ポイントとしてFPSやTPSをプレイするなら120Hz液晶を活かすために、ゲーム設定を少し下げて平均120fps以上出せる環境でプレイすると良いでしょう。
週末やお休みの日など、週末ゲーマー、低予算でエントリーモデルを探している方におすすめです。
次の項目からスペックや外観、ベンチマークなど紹介しているので、参考にしてください。
・GALLERIA GR1650TGF-Tのスペック
・GALLERIA GR1650TGF-T実機レビュー
・GALLERIA GR1650TGF-Tのベンチマーク測定
・GALLERIA GR1650TGF-T実機レビュー:まとめ
- GALLERIA GR1650TGF-T レビュー
- GALLERIA GR1650TGF-Tのベンチマーク測定
- GALLERIA GR1650TGF-Tのおすすめカスタマイズ
- ゲーミングPCのおすすめ記事
GALLERIA GR1650TGF-T レビュー

GALLERIA GR1650TGF-Tのスペック
ディスプレイ | 120Hz/15.6インチ/フルHD液晶 |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 4600H (3.0GHz-4.0GHz/6コア/12スレッド) |
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti GDDR 4GB |
電源 | ACアダプター(120W) |
メモリ | 16GB DDR4 SO-DIMM |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
入出力ポート | USB3.2 Gen2 Type-C x1, USB3.2 Gen1 Type-A ×2, USB2.0 Type-A×1 マイク入力 x1, ヘッドフォン出力 x1 /HDMI2.0 x1 / miniDP1.2/1.4 x1 |
バッテリー駆動 | 約7.5時間 |
無線LAN | Intel Wi-Fi 6 AX200NGW |
サイズ | 359.8(幅) × 243(奥行き) × 20.5(高さ) mm |
重量 | 約1.9Kg(内蔵バッテリー含む) |
価格 | 89,980円(税別) |
CPUはAMD Ryzen 5 4600Hを採用。6コア12スレッドで動作します。ゲーム用途としては十分な性能です。
グラボはGeForce GTX 1650 Ti。エントリークラスながらもバトロワ系タイトルはフルHD+最高設定で平均70fps〜で動作します。
ゲーム設定を下げれば、100fps以上でも動作するため、低予算でそこそこ動くゲーミングノート探しならこのスペックで十分です。
メモリはこれまで8GBでしたが、16GBにアップグレードされ動作もより快適に。ストレージは高速のNVMe SSD 512GBです。
液晶は15.6型フルHD液晶でノングレアタイプで、エントリークラスのゲーミングノートとしては稀な120Hz駆動です。
FPSやTPSをプレイしたい方にとっては嬉しい仕様となっています。
また旧規格と比較して、より安定して高速な通信ができる次世代規格のWiFi6(802.11ax)に対応しているため、対応ルーターをお持ちなら高画質の動画ストリーミングなども快適に楽しめます。
・狭額ベゼル&15.6型120Hz駆動液晶
・Ryzen 5 4600H&GTX 1650 Ti 4GB
・16GBメモリ&512GB NVMe SSD
・バトロワ系は最高設定で平均70fps〜
・薄くて軽いので持ち運びできる
・カスタマイズ不要で翌日出荷対応
・Wi-Fi6対応
外観チェック
GALLERIA GR1650TGF-Tの外観をチェックしていきます。
カラーはスペースグレイのようなシルバー系です。
安価なゲーミングノートですが、安っぽさを感じさせないデザイン。


サイズは幅359.8mm×奥行き243mm×高さ20.5mm、重さは約1.9gです。
これまでのゲーミングノート=(イコール)重いというのは過去の話です。
15.6型ながらも薄型軽量なため、持ち運んだりやサブのゲーミングノートとしても良いですね。
ファンは2つ搭載されており、CPUとGPUを効率的に冷やします。
ゲームを起動してしばらくすると高速動作するため、排気音はやや気になりましたが、どのゲーミングノートもファン音は大きくなりがちなので、ヘッドセットをつけていればほとんど気になりません。
実測値だと1.979kgでした。
キーボードは、テンキー付きの日本語配列です。ただ少し変則的な配列となっています。
キーピッチは縦横約19mm、キーストロークは約1.6mmです。タイピングのしやすさは普通でした。
ゲームで多用するWASD、スペース、シフトキー周りのアクセスに関しても普通です。
慣れの問題ですが、英字配列で良くみるエンターキーが横長タイプで少々打ちづらさはありました。
バックスペースもほぼ同じ大きさです。テンキーは3列でやや窮屈な配列となっています。


バックライトカラーや発光パターンは、プリインストールされているソフトで変更可能。
明るさは4段階で調整できます。
またバックライトカラーや発光パターンは、プリインストールされているGaming Centerで変更可能です。
キーボード右上にはファンコンボタン、電源ボタンがあります。
タッチパッドは一体型です。反応や滑りなどは問題なく使えました。
左側面のインターフェイスです。
・有線LANポート
・USB2.0 x1
・マイク入力 x1
・ヘッドフォン出力
右側面のインターフェイスです。
・SDカードスロット
・USB3.2 gen1 Type-A x2
背面のインターフェイスです。
・miniDP x2
・HDMI x1
・USB3.2 gen1 Type-C x1
・DCIN
USBポートや映像出力周りも充実しており、主要ポートは一通り揃っています。
電源のDCIN、HDMI等も背面集約なので、ケーブル類の取り回しもしやすいです。
ディスプレイ部分はこの角度まで開きます。
液晶は、15.6型のフルHD仕様。狭額ベゼルで120Hz駆動に対応しています。
120Hzというのは、リフレッシュレートのことで1秒間で画面が切り替わる回数のことです。
一般的な60Hz駆動と比較すると滑らかに表示され、特に動きの激しいFPSゲームではこうした高リフレッシュレートのゲーミングモニターが人気です。
人気理由として挙げられるのが画面がなめらかに表示されて低遅延なため、敵の動きを認識しやすいということ。
イメージとしてはパラパラ漫画が近く、1秒間に60ページと120ページをめくるのでは漫画のなめらかさが全く違いますよね。
ノングレアなので映り込みも少なく、ゲームはもちろん動画などエンタメ利用に不満なく使えます。
ディスプレイのフレームレート、リフレッシュレートを確認できる通称UFOテストの結果です。
⇒UFOテストリンク


15.6インチですが、従来製品と比べても広く感じ、高い没入感が得られます。
視野角はそこそこ広いです。
横から見ることは少ないですが、正面、上下から見ても狭いとは感じませんでした。
実況配信できるスペックではないですが、ビデオ会議等に使えるHD画質 WEBカメラを搭載。
バッテリー駆動は約7.5時間。ACアダプターはやや大きめです。重さは約1kg。
電源のない場所での高負荷な使用には向きませんが、2〜3時間程度の外出での使用なら十分なバッテリー持ちです。
スピーカーは底面に2つ配置されています。音質は普通です。
GALLERIA GR1650TGF-Tのベンチマーク測定
GALLERIA GR1650TGF-Tは、税込み9万円台という安さながらも人気どころのタイトルは比較的快適に動作します。
特にバトロワ系であれば、フルHD+最高設定で平均70fps前後動作しました。負荷を考慮した低設定にすれば、平均100fps以上で動作します。
軽量なVALORANTだと最高設定で平均170fpsです。高画質や100fps以上の高フレームレートを優先しないのであれば、この程度のスペックで十分だと分かりました。
ライトゲーマー、週末ゲーマー、ゲーミングノートでそこそこ動いて手軽さ、安さを求めるならおすすめです。
・PUBG:71.4fps
・フォートナイト:74.2fps
・Apex Legends:72.9fps
・VALORANT:176.3fps
TIME SPY1.0:3919
定番の3Dベンチマークソフトの3Dmarkで計測した結果です。
FF15:7789(フルHD/快適)
そこそこのスペックが求められるFF15。フルHD、軽量品質で「快適」評価でした。
重いゲームでも低負荷設定であれば、遊ぶことができます。
FF14:13794(非常に快適)
FF14は美麗な3Dグラフィックスゲームの1つ。フルHD、高品質で「非常に快適」評価でした。
他にも黒い砂漠や原神などMMORPG全般楽しむことができます。
ドラゴンクエストX:11625(とても快適)
ゲーミングPCでなくても動作するドラクエX。フルHDの最高設定で「すごく快適」評価でした。
CINEBENCH R20:3494pts
定番のCPUベンチマークソフトのCINEBENCH R20で計測した結果です。
CrystalDiskMark


シーケンシャル速度は2512.43 MB/s(読み込み)、1727.58MB/s(書き込み)とOSやゲームクライアントの立ち上がりはかなり速いです。
CPUZ


エントリークラスのCPUですが、ゲーム用途で問題なく使える性能。CPUのシングルスレッドは483、マルチスレッドは4051.4でした。
⇒GALLERIA GR1650TGF-Tのレビュー・評価を見る
GALLERIA GR1650TGF-Tのおすすめカスタマイズ

OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Ryzen 5 4600H |
GPU | GeForce GTX 1650Ti |
メモリ | 16GB DDR4 SO-DIMM |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
価格 | 89,980円(税別) |
GALLERIA GR1650TGF-Tは、OSやオフィスソフト、セキュリティソフト等のカスタマイズのみです。
特にカスタマイズする必要のないスペックですので、このまま使うのが良いと思います。ただデータを多く保存したい方は、外付けSSDやHDDを購入するといいでしょう。
12万円程度の予算が出せるなら、RTX2060搭載のGALLERIA GR2060RGF-Tがおすすめです。
ハイエンドであれば、RTX2070 MAX-Q搭載のGALLERIA GCR2070RGF-QCが人気です。
GALLERIA GR1650TGF-T 実機レビュー:まとめ
・狭額ベゼル&15.6型120Hz駆動液晶
・Ryzen 5 4600H&GTX 1650 Ti 4GB
・16GBメモリ&512GB NVMe SSD
・バトロワ系は最高設定で平均70fps〜
・薄くて軽いので持ち運びできる
・カスタマイズ不要で翌日出荷対応
・Wi-Fi6対応
以上が、GALLERIA GR1650TGF-Tのレビュー内容です。
とにかく低予算でゲームプレイしたい方におすすめのゲーミングノートです。またサブゲーミングノートとして所持するには丁度よいスペックです。
実際にフォートナイトをプレイしましたが、一度もカクつくことなく快適にプレイできました。
スペック自体はそれほど高くないですが、現在流行っている人気タイトルはほとんど快適に動作しますし、120Hz液晶を搭載しているためFPSやTPSジャンルを楽しみたい方にピッタリです。
税込みでも9万円台で購入でき、本体も薄くて軽いので持ち運びもできますよ。今なら最大6.6%の(6,484円相当)ポイント還元有。
⇒GALLERIA GR1650TGF-Tのレビュー・評価を見る
クレジットカード払いの場合は、本人名義のクレジットカードが必須となります。
ドスパラは最大48回までの分割金利が0%なので、分割手数料は0円です。月々3,400円の支払いでゲーミングPCを購入できますよ。
⇒便利な分割支払いシュミレーターはこちら
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