「GALLERIA ZA9C-R39」は、ドスパラが取り扱うモデルの中でも最高峰の性能を誇るモデルです。
価格は相応に高くなりますが、ヘビーゲーマーでも満足できる充実のスペックが魅力。処理の重いゲームもほとんどのタイトルで4K画質に設定してプレイ可能なゲーミングPCです。
グラフィックカードを協力に固定する「リジッドカードサポート」など、パーツの耐久性を向上させて高寿命化を図る、ハイスペックモデルならではの設計がなされているのも特徴的。さまざまな側面からハイレベルなゲームプレイを支えるための工夫が凝らされています。
本記事では、最高ランクのGPUを搭載した「GALLERIA ZA9C-R39」の基本スペックや特徴、インターフェースやパフォーマンスなどについて詳細にレビューします。
- GALLERIA ZA9C-R39の基本スペック
- GALLERIA ZA9C-R39はこんな人におすすめ
- GALLERIA ZA9C-R39の特徴
- GALLERIA ZA9C-R39の外観
- GALLERIA ZA9C-R39のパフォーマンスは?
- GALLERIA ZA9C-R39を選ぶメリット
- GALLERIA ZA9C-R39のベンチマーク結果
- GALLERIA ZA9C-R39で遊べるおすすめのゲームは?
- GALLERIA ZA9C-R39の口コミ・評判
- GALLERIA ZA9C-R39と比較できるモデル
- GALLERIA ZA9C-R39 性能レビュー:まとめ
- ゲーミングPCのおすすめ記事
GALLERIA ZA9C-R39の基本スペック
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Core i9-10850K |
GPU | GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
SSD | 1TB NVMe SSD |
HDD | なし |
電源 | 850W 静音電源 (80PLUS GOLD) |
価格 | 309,980円 |
GALLERIA ZA9C-R39はこんな人におすすめ
CPUやGPUをはじめとして、すべてのパーツのスペックが最高ランクに位置しています。プレイ時の快適性をとことん追求したい方や、高画質にこだわりたいヘビーゲーマーの方に自信を持っておすすめできる一台です。
常に最高品質のゲームプレイを維持したいと考える方は、現状においてこれ以上のスペックのモデルは数えるほどしかありません。非常に恵まれた性能を有していると言えます。
基本的には、4K画質を中心としたプレイを検討している方におすすめです。フルHDやWQHDなど、それほど画質にこだわらないという方は、オーバースペックになる可能性があるのでGALLERIA ZA7C-R80Tなどのモデルを選ぶとコストパフォーマンスが良いでしょう。
CPUにはIntel社が開発した最新の第10世代「Core i9-10850K 」を搭載しており、「Intel Core i9-10900K」に次ぐ高レベルな処理性能です。
本モデルは、何と言ってもGPUに「GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X」を搭載しているのが最大の魅力。後ほど詳しく紹介しますが、TITANクラスの超高性能GPUで、画質とフレームレートの高さを両立できるパワフルな性能を有しています。
メモリは16GB搭載されており、インターネットなど他の作業を並行しながらゲームをプレイしても快適に動作する水準です。
4K対応のゲーミングモニターで比較的重いゲームを中心にプレイする方や、3DCGのモデリングなどゲーム以外の高度な処理を必要とする用途であれば、32GBにメモリを増設するのも良いでしょう。
SSDは1TBの大容量を搭載しており、NVMe接続の高速転送にも対応しています。日常的なデータの保存に困ることはほとんどなく、高速な読み書きが可能なため、ストレスフリーなゲームプレイを体感できるでしょう。
SSDが1TBと十分な容量を備えているので、HDDが付属していないことは特にデメリットにはならないと言えます。HDDにデータを保存するとSSDよりもデータの読み書きに時間がかかるので、余程大きなデータを扱わない限りはSSDの使用がおすすめです。
フルHD・最高設定
PUBG:平均220fps
フォートナイト:平均230fps
apex legends:平均230fps
GALLERIA ZA9C-R39の特徴
ここでは、GALLERIA ZA9C-R39の3つの特徴を紹介します。
価格以上のハイレベルなスペック
GALLERIA ZA9C-R39は標準価格が369,980円と比較的高い水準に位置していますが、価格以上にハイレベルなパフォーマンスを発揮します。
他のモデルと比べると高価格帯にはなるものの、これだけのスペックを備えているのであれば、決して高すぎる値段とは言えません。むしろ、性能と比較するとコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
本モデルはガレリアにおいて「ハイグレードシリーズ」と位置づけられており、プレイヤーのスキルやテクニックを思う存分発揮できるように、妥協なく作り上げられた「傑作」とも称される一台。
こだわり抜かれたワンランク上のパーツを搭載する「Zシリーズ」の名称は、「熱狂(Zealot)」が由来となっていることからもその熱意が窺えます。
最新世代かつ最高ランクのCPUとGPU
GALLERIA ZA9C-R39が搭載しているCPUとGPUは、最新世代で最高ランクのハイクオリティなパーツを採用しています。
CPUに採用されている「Core i9-10850K」はワンランク上の「Core i9-10900K」と比較しても遜色ないスペックで、高価格帯でありつつも価格を抑えることに成功。
GPUの高い性能をフル活用できる処理能力を有しており、正真正銘のハイクラスモデルとして、不自由を感じさせない快適そのもののゲームプレイを体感できます。
CPUとGPUがともに高い性能を有しているので、お互いの処理能力を最大限に引き出すことができるバランスの良さも魅力です。すべてのパーツが高水準に保たれており、GALLERIA ZA9C-R39の力強い出力を支えています。
やり込み派にも対応する充実のオプション
オプションではありますが、本モデルはハイレベルなプレイをサポートするためのキーボードやマウスが選択できるようになっています。
キーボードは各キーの配列と間隔を一般的なキーボードと同様の設計を採用しており、馴染みのある慣れ親しんだ感覚でのタイピングを叶えてくれるアイテム。
マウスはエルゴノミックデザインで手によくフィットするので、マウス操作の快適性が重要視されるゲームでも十分にスキルを発揮できます。時代の流行に左右されないデザインなので、一度導入すると長く使えるのも特徴です。
ゲームスキルを最大限に発揮するには、周辺機器の使いやすさも重要になります。本体の性能にこだわるのであれば、マウスやキーボードの質にも気を配るのがおすすめです。
GALLERIA ZA9C-R39の外観
今年ケースデザインが一新され、旧筐体と比較して、近未来的でシンプルかつ高級感のあるデザインに。
またゲーマーにとって使いやすく、また男女問わず幅広いユーザーに手にとって欲しいとの想いでデザイン・開発されています。
天面にスマホやヘッドマウントディスプレイを置いたり、USBなどのインターフェイスがフロント上部に集約されているなどユーザーニーズを抑えた作りです。
【関連】ドスパラ GALLERIA 新筐体発表会レポートはこちら
サイズ | 220(W)x440(D)x480(H)mm |
---|---|
重さ | 約14kg |


デフォルトは青。プリインストールアプリにより、カラーやエフェクトの変更が可能です。e-sports等でチームカラーに設定して使うこともできます。
ケース部分で光るのはこの部分のみなので、派手すぎないところが幅広い層にマッチするポイントかなと思いました。
ちなみに暗いところだと床やデスクに光が反射してかっこいいです。


スマホやコントローラー、ヘッドマウントディスプレイなどを置けるようにフラット仕様です。
デスク下に置くと小物などいつの間にか物置きスペースになり、埃なども溜まってきますが、天面からケース内部へ埃の落下を防ぐ設計なのでメンテナンス性も良いですね。
フロントパネル上部にインターフェースが集約。45度の傾斜をつけることで抜き差ししやすい設計です。
特にデスク下に置く方にとっては、電源ボタンやUSBへのアクセスがよくなり、使いやすいと思います。
インターフェイスは、高速伝送に対応したUSB 3.2 Gen1 Type-Aが4つ、オーディオジャック、電源ボタン、リセットランプ等を配置。
ヘッドセットやマイク、外部ストレージ、コントローラー等などと接続できます。


PC内部が見えるため、旧筐体と違いゲーミングPCらしさがぐっとアップしました。
カラーリングもシルバーカラーで質感ともに高級感があります。
エアフローは、吸気エリアを前面から側面に変更することで吸気面積がアップ。効率的にケース内部を冷却可能です。
※ケースはモデルによって2種類あり、カラーリングが異なります。
サイドパネル前方には、吸気用のメッシュ加工があります。
▲背面には140mmファン1基とリアパネル、電源
ケース背面に140mmファンを搭載し、こもりがちな熱を効率的に排出。動作時の騒音抑える工夫も。
▲リアパネルのインターフェイス
・PS/2コネクター
・USB2.0 x2
・USB 3.2 Gen1 Type-A x2
・USB 3.2 Gen2 Type-A x2
・LANポート
・オーディオ入出力
フルサイズのUSB-Aポートが6個あり、そのうち2つが最大10Gbpsの転送速度に対応したUSB 3.2 Gen2です。
これだけあれば、キーボードやマウス、外付けHDD等を接続するには十分すきるUSB-Aポートの数です。へッドセット、マイク、外部HDDなどもたくさん接続できます。
ディスプレイへの出力はグラボから接続するので、こちらの映像出力端子は使用しません。
グラフィックボードの端子は全部で4つ。DisplayPortが3つとHDMIが1つです。
最大4画面のマルチモニターに対応しており、広い領域で作業したい方にもおすすめです。


電源ユニットが反対側でケーブルが目立たないので、見た目も良いです。
サイドパネルはゆるく締めておけば、ツールレスで開閉できてメンテナンス性も良し。
大型で重いグラフィックボードとなると、VGAサポートという支え棒が必要です。
VGAサポートがないと、グラボ自体が重みで傾いたり、各接続端子に負荷がかかるため、推奨されています。
ガレリア専用 SKケースはVGAサポートの取り付けに対応しており、標準で設置されているので安心です。


CPUクーラーは大型ヒートシンクを採用しており冷却性良し。
ストレージは、1TB NVMe SSDのみ。PHISON製です。
SATA3.0接続よりも圧倒的に速いNVMe接続で、OSやソフトウェアの立ち上がりはとても速いです。
SSDは、右側面のこの場所に2つ。HDDは、電源ボックス上に2つ増設可能です。
▲16GB DDR4 SDRAM(PC4-23400/8GBx2/2チャネル)
メモリースロットは4つ。うち2本を使用しており、最大128GBまで増設できます。
PalitのGeForce RTX 3090 24GB。
グラフィック性能については、この後の「GALLERIA ZA9C-R39のパフォーマンスは?」という項目で解説しています。
ケース下部に電源が配置されているため、上部よりも安定感があります。
電源は850W。80PLUS GOLDで電力変換効率の良い電源です。
この構成であれば、850Wで十分余裕があり、安定動作が見込めます。


電源ユニットの排熱は底面へ逃します。スライドで脱着&水洗い可能なダストフィルター付き。
ホコリが溜まりやすい場所ですが、メンテナンス性も高いです。
GALLERIA ZA9C-R39のパフォーマンスは?
CPUに「Core i9-10850K」、GPUに「GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X」を採用しているGALLERIA ZA9C-R39。
グラフィックスとCPU性能を一覧にして、他の製品とパフォーマンスを比較しました。
グラフィックス
※引用:パソコン工房-【2020最新】GPU(グラフィックボード)性能比較~3Dベンチマークについてを参考に独自に作成
GeForce RTX 3090 24GB GDDR6Xは、現在販売されているドスパラのすべてのモデルの中でもっとも高性能を誇るハイエンドなGPUです。
どんなゲームでも4Kでプレイできる可能性を秘めた超高性能なGPUは、最先端のAIレンダリングを搭載した他の追随を許さないスペック。
高画質と高フレームレートを維持するだけではなく、レイトレーシングなどを活用したさらに1段階も2段階も繊細な映像を再現する上質なプレイ環境を実現できます。
GPU自体にカスタマイズできる画質オプションが設けられており、「ウルトラパフォーマンスモード」を選択することで、最大で8Kの設定も可能。
基本的に、4K以上の環境の方がワンランク下の「GeForce RTX 3080」との差を体感しやすいので、高画質で利用することをおすすめします。
CPU性能
※dospara-Intel CPU性能比較を参考に作成
「Core i9-10850K」は、Intel第10世代CPU「Core i9-10900K」とほぼ同等の性能を有しており、わずかにスペックを落として安価に生産しているCPUです。
Core i9-10900Kとの性能差はほとんど感じられない上に価格が下がるので、コストパフォーマンスの高さが魅力と言えます。
本モデルはGPUにも超高性能のパーツを搭載しているため、CPUがどれだけ性能を引き出せるかは重要なポイントです。
この表で言えば、ワンランク下の「Core i7-10700K」になると明確にスペックが落ちるので、Core i9-10850K以上の水準を確保するのが望ましいと言えます。その点でも、十分なスペックのCPUを採用していると言えるでしょう。
GALLERIA ZA9C-R39を選ぶメリット
ここでは、GALLERIA ZA9C-R39を選ぶ3つのメリットについて紹介します。
重いゲームも4Kモニターで快適に遊べる
現在販売されている中でも最高クラスのGPUを搭載しているため、ほとんどのタイトルにおいて4K環境でも軽快なプレイが可能です。
快適に遊べるフレームレートを維持しながら高画質にこだわり抜きたい方にとっては、これ以上ない環境を実現できるモデルと言えます。
どんなタイトルでも4K環境のプレイを叶えたい方にとっては大いに検討の価値があると言えるでしょう。
フルHDでは200fps以上で安定的に動作するものもあるので、負荷のかかりやすいレイトレーシングを有効にしても60fps以上の快適水準で安定させられるタイトルも少なくありません。
8Kにも対応できる超高性能GPU
GPUの「GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X」は、NVIDIA Deep Learning Super Sampling (DLSS)というAIレンダリング技術を採用しており、8Kのゲーミングさえ実現できるスペックです。
高い安定性と精細な映像を誇り、対戦ゲームなどのミリ単位の遅延がゲームに重大な影響を及ぼすシチュエーションにおいても高い競争力を発揮します。
複雑な3Dモデルも難なくレンダリング可能なので、ゲーム以外のクリエイティブな場面でも活躍。8K ビデオの編集や、高精度のエンコーディングを必要とするライブ配信などにも便利です。
パーツの耐久性を高めるリジッドカードサポート
GALLERIA ZA9C-R39にはグラフィックカードの脱落を防止する「リジッドカードサポート」という新システムが搭載されています。
本体のケース横にグラフィックカードを上下から強く挟み込んで固定する大型ステーが配置されており、グラフィックカードが落ちにくい構造になっているのが特徴です。
接触不良を起こさない工夫によって、パーツの耐久性が向上し、寿命が延びて一台のゲーミングPCを長く使えるようになります。
eスポーツの大会や商業イベントでは何度も移動や輸送を繰り返すため、パーツの脱落などによる本体の劣化が起こりがちです。そんな経験から生まれたのが「リジットカードサポート」という仕組みになります。
GALLERIA ZA9C-R39のベンチマーク結果
3DMARK(PORT ROYAL)
PORT ROYAL(レイトレーシング)のテスト結果。
3DMARK(TIME SPY)
TIME SPY(DirectX 12)とTIME SPY EXTREME(4K/DirectX 12)のテスト結果。
どちらもかなりスコア値が高いです。
FF14:非常に快適
FF14(4K)のテスト結果。4K最高設定でも余裕すぎる動作。
FF15:快適
FF15(4K)のテスト結果。重いゲームでも4K最高設定で快適評価に。
ドラゴンクエストX:すごく快適
ドラゴンクエストX(4K)のテスト結果。
CrystalDiskMark


シーケンシャル速度は3335.41 MB/s(読み込み)、2995.24 MB/s(書き込み)でした。
NVMe SSDなので、OSやソフトウェアの立ち上がりはとても速いです。
CPUZ


シングルスレッドは581.7、マルチスレッドは7388.1でした。
CINEBENCH R20
CINEBENCH R20のテスト結果。
GALLERIA ZA9C-R39で遊べるおすすめのゲームは?
GALLERIA ZA9C-R39は、重い部類のゲームでもほとんどのタイトルで4Kモニターを利用して快適にプレイできるモデルです。具体的にどの程度のfpsが出るのか、解像度別に比較してまとめました。
フォートナイト
・WQHD:170fps前後
・4K:90fps前後
※いずれもエピック設定の場合
フルHD環境のフォートナイトをエピック設定でプレイした場合、平均230fps程度で動作します。
ほとんど不自由なくプレイが可能なので、フルHDでのプレイが目的であれば少々オーバースペック気味とも言えるかもしれません。
GALLERIA ZA9C-R39はせっかくのハイエンドモデルなので、WQHD以上のモニターでプレイすることをおすすめします。
WQHD環境でも170fps以上で動作するので、標準的なプレイで動作がもたつくことはほぼないと言えるでしょう。
4K環境では平均して90fps程度を記録するので、十分快適に遊べます。
最新世代のGPUを搭載しているので、対応するモニターを使用すれば、4K環境の美しい映像を体感できるでしょう。
PUBG
・WQHD:200fps前後
・4K:140fps前後
※いずれもウルトラ設定の場合
フルHD環境のPUBGをウルトラ設定でプレイした場合、平均220fps程度のfpsを記録します。
WQHD環境でも200fpsを越える場面がよく見られるので、ストレスフリーなプレイを楽しめるでしょう。
4K環境でも140fps程度と安定して動作するため、高画質かつ快適なプレイが可能です。
全体的に高いfpsで安定してくれるので、フルHD環境、WQHD環境で動作させるよりも、4K環境でハイエンドなプレイを試みるのがおすすめと言えます。
ApexLegends
・WQHD:230fps前後
・4K:150fps前後
※いずれもエピック設定の場合
フルHD環境のApexLegendsは、最高設定で平均280fps程度と抜群のフレームレートを記録します。240Hzモニターなどの高性能モニターが活躍できる水準です。
WQHD環境でも230fps前後と高いレベルで動作するので、144Hzなどのモニターでも十分機能しますが、高リフレッシュレートのモニターを準備しても良いでしょう。
4K環境も150fps程度と挙動は安定しています。どんな環境でも快適にプレイできるので、本モデルにおいては選択肢の幅が広いタイトルです。
ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズ(FF14)
・WQHD:150fps前後
・4K:90fps前後
※いずれも最高品質に設定した場合
フルHD環境のFF14は、最高品質で平均190fps前後と高いフレームレートを期待できます。プレイにおいて、動作の面で困る場面はほとんどないと言えるでしょう。
WQHD環境でも150fps前後で安定するので、この水準のプレイ環境を維持するのも選択肢のひとつです。FF14の場合、WQHDか4Kのどちらかを選択すると良いでしょう。
4K環境では90fps程度で、基本的には問題なく快適に動作します。GALLERIA ZA9C-R39はFF14を4Kでサクサクと動かせる数少ないモデルのひとつなので、ぜひ美麗なグラフィックを体感してみるのがおすすめです。
FF15
・WQHD:110fps前後
・4K:70fps前後
※いずれも高品質設定の場合
FF15のGPUは「GeForce GTX 1060 6GB」を推奨スペックとしており、快適なプレイに求められる性能は数あるタイトルの中でも高い部類に入ります。それでも、GALLERIA ZA9C-R39なら4K環境でFF15を快適に遊びたい方の要求を叶えてくれます。
フルHD環境の場合、高品質設定にすると平均110fps程度で動作します。もたつきによるストレスを感じることもなく、常にサクサクと軽快なプレイを楽しめるでしょう。
WQHD環境も110fps前後と良好な結果を得られるので、画質とfpsの両方を比較的高い水準で両立させたい方は、WQHDに対応する解像度のモニターを用意するのもおすすめです。
4K環境でも70fps程度と基本的には快適に動作します。FF15を4Kで軽快に動作させられるゲーミングPCはそれほど多くないので、GALLERIA ZA9C-R39は貴重なモデルと言えるでしょう。
万が一の遅延も発生させたくないという方は、ワンランク上の最高峰のモデルを選ぶとさらにストレスフリーに遊べます。=>快適に動作するゲーミングPCはこちら
その他
VALORANTやドラゴンクエストXなど、人気のゲームも4K環境で快適にプレイ可能です。
⇒ドスパラ GALLERIA ZA9C-R39のレビュー・評価を見る
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GALLERIA ZA9C-R39の口コミ・評判
執筆した時点で4件のレビュー評価があり、4件とも最高評価の★5でした。
そのうち、1件をドスパラ公式サイトより、引用します。
Microsoft Fright Simulatorなどをプレイしましたが「ウルトラ(最高設定)」で快適にプレイできました。GPU性能及びCPU性能が素晴らしかったです。 しっかりと冷却されており、高温になることもありませんでした。 ファンと音も想像よりもはるかに静かでビックリしました。 前面及びGPUのライティングもとてもかっこよく、自分で簡単に色を変更できるので、とても嬉しいです。いろいろなパターンがあります。 前面の45°のUSBポートもとても使いやすいです。床に置いていますが、座りながら楽に差すことが出来ます。 随所に工夫が施されており、素晴らしい商品でした。
GALLERIA ZA9C-R39と比較できるモデル
GALLERIA ZA9C-R39に近いモデルは、「
GALLERIA UA9C-R39」と「
GALLERIA ZA9C-R38」の2種類です。
まずは、それぞれのスペックを比較してみます。
GALLERIA ZA9C-R39 |
GALLERIA UA9C-R39 |
GALLERIA ZA9C-R38 |
|
---|---|---|---|
メーカー名 | ドスパラ | ドスパラ | ドスパラ |
価格 | 309,980円 | 389,980円 | 245,980円 |
OS | Windows 10 | Windows 10 | Windows 10 |
CPU | Core i9-10850K | Core i9-10900K | Core i9-10850K |
GPU | GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X | GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X | GeForce RTX 3080 10GB GDDR6X |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM | 32GB DDR4 SDRAM | 16GB DDR4 SDRAM |
SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
HDD | なし | 2TB HDD | なし |
電源 | 850W 静音電源 (80PLUS GOLD) | 850W 静音電源 (80PLUS GOLD) | 750W 静音電源 (80PLUS GOLD) |
マザーボード | チップセットZ490 | チップセットZ490 | チップセットZ490 |
「GALLERIA UA9C-R39」はGPUにGALLERIA ZA9C-R39と同様の「GeForce RTX 2060 SUPER 8GB」を搭載しつつ、CPUが「Core i9-10900K」、メモリが32GBに変更されて2TBのHDDが付属しているモデルです
一方の「GALLERIA ZA9C-R38」は、CPUはそのままに、GPUがワンランク下の「GeForce RTX 3080 10GB GDDR6Xに変更されている分、少し安価に購入できます。
すべてにおいてパーフェクトなパフォーマンスを目指すのであれば、「GALLERIA UA9C-R39」のCPUの処理性能と標準搭載された32GBのメモリは魅力的。予算が許すのであれば、購入を検討しても良いでしょう。
「GALLERIA ZA9C-R38」はFF15などの最重量ランクのゲームでは4K環境でのプレイが難しくなるので、中容量までのゲームを4K環境でプレイしたい場合におすすめです。
GALLERIA ZA9C-R39 性能レビュー:まとめ
GALLERIA ZA9C-R39の性能をさまざまな観点からレビューしてきました。最高峰のGPUを搭載している本モデルは、どんなタイトルでも4K環境で遊べる可能性を秘めたハイエンドな性能が最大の魅力です。
すべてのパーツを高ランクに揃えながらも価格以上のスペックを発揮し、究極のゲームプレイを追求したGALLERIA ZA9C-R39。
多くのゲーミングPCを知り尽くし、新たな高みを目指そうとするヘビーユーザーにもおすすめできる一台です。
⇒ドスパラ GALLERIA ZA9C-R39のレビュー・評価を見る
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