この記事ではLenovo Legion Y740(以下、Legion Y740)のスペック、外観、性能、ベンチマークを紹介します。
CPUに第8世代インテル Core i7-8750H、グラボにGeForce RTX 2070 with Max-Q Design、ストレージに512GB NVMe SSD、1TB HDD、16GBのメモリを搭載したハイエンドゲーミングノートです。
17.3型のフルHD IPS液晶はナローベゼルで最大144Hzの高リフレッシュレート仕様。流行りのバトロワやFPS、MMORPG、アクション、カーレースなど様々な3Dゲームを快適にプレイできます。
パフォーマンスに影響する冷却システムには、CPUとGPUを分けて冷却できるデュアルチャネルサーマルシステムを、サウンドシステムには、Dolby Atmos® Speaker System for Gamingを採用しています。
記事下部には性能の指標となるベンチマーク等の情報をまとめていますので、参考にしてください。
・Legion Y740のスペック
・Legion Y740実機レビュー
・Legion Y740の性能・ベンチマーク
・Legion Y740のおすすめカスタマイズ
・Legion Y740実機レビュー:まとめ
- Legion Y740のスペック
- Legion Y740実機レビュー
- Legion Y740の性能・ベンチマーク測定
- Legion Y740の選び方、おすすめカスタマイズ
- Legion Y740実機レビュー:まとめ
- ゲーミングPCのおすすめ記事
Legion Y740のスペック

モデル | Lenovo Legion Y740 |
---|---|
製品番号 | 81HH001TJE |
ディスプレイ | 17.3"FHD IPS 144Hz |
OS | Windows 10 Home 64 bit(英語版) |
カラー | ブラック |
CPU | Core i7-8750H |
GPU | GeForce RTX 2070 with Max-Q Design |
メモリー | 16GB |
HDD | 1TB |
SSD | 512GB(NVMe/M.2) |
電源 | 230W |
価格 |
※スペックは81HH001TJE)を元に作成しております。
Legion Y740実機レビュー


Legion Y740の天板はやや光沢のあるメタルカラー、本体はブラックカラーのシンプルデザイン。
最薄部は21.95mmと高性能パーツ搭載かつ大型液晶の割には薄型の筐体です。
電源を入れるとLegionのoの部分が光ります。
ヒンジ部分は少し前よりに配置されたデザイン。
17.3型のフルHD IPS液晶。3辺狭額のナローベゼルでスタイリッシュです。
また144Hzの高リフレッシュレートに加えて、カクつきなどを抑えるG-Syncにも対応。FPSやカーレース、格闘ゲームなど動きの激しいゲームに最適です。
15.6型と比較してもゲームプレイのしやすさは格段に向上しており、没入感も高いです。
サイズは約412(幅)× 305(奥行き)21.95(最薄部) mm。重さは約2.9kgです。
非光沢のIPS液晶のため、上下左右共に視野角は広く色の変化も少ないです。
▲液晶が開く最大の角度です
▲液晶上部にWEBカメラ
テンキー付きのUS配列の英語キーボードです。キーストロークは浅く、キーピッチは少し広め。軽めの打鍵感でタイピングできます。
US配列のため慣れが必要ですが、ゲームプレイ時などは外部キーボードを使えばいいのでそれほど気にすることもないかと思います。
RGBバックライトキーボードを搭載。カラーや発光パターン、明るさ調整、消灯に対応しています。
底面には吸気用のスリットが設けられています。またサブウーファーを搭載。
スピーカーは両側のこちらにも配置されています。
Dolby Atmos® Speaker System for Gamingを搭載しており、映画やゲームプレイする上で重厚感のある高音質でした。
背面と側面のスリット部分から排熱されます。LEDの光が見えるデザイン。
CPUとGPUを分けて冷却できるデュアルチャネルサーマルシステムとエアフローにより高い冷却性能です。
他のゲーミングノートと比較してベンチマーク測定時やゲームプレイ(高負荷時)でもファン音は静かな方だと思いました。
ただ長時間高負荷状態で使用していると本体が熱くなりがちなので、気になる方はノートPC用の冷却台を併用するといいでしょう。
▲右側のポート
・USB3.0×1
・マイク
▲左側のポート
・USB-Cx1(Thunderbolt 3)
・イヤホンジャック
▲背面のポート
・miniDPx1
・HDMI出力
・USB3.1×1
・USB3.0×1
・LANポート
・電源
・セキュリティロック
外部モニターとの接続はHDMIとminiDP、USB-Cの3つで出力できます。最大3台のディスプレイを同時に接続可能です。
USB-Aは3つあり、キーボード、マウス、外付けストレージ、スマホ充電等使えます。インターネットは有線と無線どちらにも対応。
背面に主要ポートが集まっていることもあり、ケーブル類が干渉しにくく、取り回しがしやすいメリットもあります。
タッチパッドはクリックボタンと分かれているタイプです。軽く深めのクリック感のあるボタンで操作性は問題なし。
タッチスライドによるポイント移動の反応が良く快適でした。
Legion Y740は、メーカー公称値で最長3.5時間のバッテリー駆動と電源のある場所での使用がメインとなります。
Legion Y740の性能・ベンチマーク測定
この項目ではLegion Y740のベンチマークを測定した結果をご紹介します。
以下の結果からフルHDゲーミングなら十分すぎる性能です。ほとんどのゲームが60FPS以上(高設定)で動作します。またWQHD画質であっても快適に動作するゲームが多く、高性能なゲーミングノートPCだと言えるでしょう。
・FF15:快適 70FPS以上
・バトルフィールドV:快適 90FPS以上
・COD:快適 100FPS以上
・APEX:快適 100FPS以上
・PUBG:快適 100FPS以上
・オーバーウォッチ:快適 100FPS以上
TIME SPY1.0:6549

4KゲーミングPC程度のスコア性能です。
バイオハザード6:21523(とても快適)

バイオハザード6は解像度1920×1080で"とても快適"の評価に。
FF15:6580(快適)

重いとされるFF15は解像度1920×1080の高品質"快適"の評価でした。
FF14:14504(非常に快適)

人気のFF14。解像度1920×1080、最高品質で"非常に快適"の評価に。
MHF:38587(快適)

12月にサービスが終了とされているMHF。解像度1920×1080で"快適"の評価に。
PSO:42093(快適)

PSO2も解像度1920×1080で"快適"の評価に。
ドラゴンクエストX:19658(すごく快適)

軽いゲームのドラクエXは解像度1920×1080、最高品質で"すごく快適"の評価に。
CINEBENCH R20:2734pt(マルチコア)

CrystalDiskMark

SSDは小型で転送速度も速いM.2タイプで、高速のNVMe規格です。
SSDのシーケンシャル速度は3209.8 MB/s(読み込み)、2539.8 MB/s(書き込み)とファイルアクセスはとても速いです。
CPUZ

CPUのシングルスレッドは454、マルチスレッドは3421という結果に。
ほとんどのゲームを快適にプレイできる性能です。
Legion Y740の選び方、おすすめカスタマイズ
Legion Y740にはいくつかスペック違いのモデルが存在し、CPUやグラボ、メモリー、ストレージに違いあります。その中でもゲーム用途でおすすめのモデルをピックアップしました。
Legion Y740+【製造番号】で分かれているので、参考にしてください。
またスタンダード、パフォーマンスの基本構成から自分好みにカスタマイズすることもできます。
製造番号 | 81UJ002MJE | 81HH001TJE※1 | 81HH0022JE | |
---|---|---|---|---|
CPU | Core i7-9750H | Core i7-8750H | Core i7-8750H | |
GPU※2 | RTX 2080 | RTX 2070 | RTX 2080 | |
メモリー | 32GB | 16GB | 32GB | |
SSD | 1TB | 512GB | 512GB | |
HDD | 1TB | 1TB | 1TB | |
電源 | 170W | 230W | 230W | |
スペック | ハイエンド | ハイエンド | ハイエンド | |
価格(税込) | 314,552円 | 247,500円 | 355,300円 |
※1 本記事紹介モデル
※2 with Max-Q Design
Legion Y740実機レビュー:まとめ

・144Hzの高リフレッシュレート
・i7-8750HとRTX 2070 Max-Q Design搭載
・フルHDで60FPSを超えるゲーミング性能
・重いゲームで高設定動作可能
・効率的な冷却システム搭載
・レノボのゲーミングノートが気になる方
・144Hz駆動液晶+ハイスペックが欲しい方
・ゲーミングノートでも大画面でプレイしたい方
Legion Y740(製造番号:81HH001TJE)は、ベンチマーク測定結果からほとんどのゲームを高設定でフルHDゲーミングできる性能です。
液晶モニターは144Hz高駆動、IPS液晶で視野角も広く、タイピングしやすいキーボード、効率的な冷却システムなどゲーミングノートとしてしっかり基準を満たしていました。
ベンチマークや性能からも分かる通りゲーム用途だけなく、クリエイティブ用途など幅広く使えるゲーミングノートPCです。
1点気になったことは、OSの日本語化が必要なことです。レノボが公開している手順で対応できますが、パソコン初心者にはハードル高めな感じも。
※英語OSの日本語化手順はこちら
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