この記事ではガレリア XV 2060Super(以下、ガレリア XV 2060Super)のスペック、外観、性能、ベンチマークを紹介します。
ガレリア XVモデルは、価格.comのプロダクトアワード2018 パソコン部門デスクトップパソコンで銅賞を獲得するなど、性能とコスパに優れたゲーミングPCです。
・ガレリア XV 2060Superのスペック
・ガレリア XV 2060Super実機レビュー
・ガレリア XV 2060Superの性能・ベンチマーク測定
・ガレリア XV 2060Superのおすすめカスタマイズ
・ガレリア XV 2060Super実機レビュー:まとめ
- ガレリア XV 2060Superのスペック
- ガレリア XV 2060Super 実機レビュー
- ガレリア XV 2060Superの性能・ベンチマーク測定
- ガレリア XV 2060Superのおすすめカスタマイズ
- ドスパラ ガレリアシリーズのグレード表から選ぶ
- ガレリア XV 2060Super 実機レビュー:まとめ
- ゲーミングPCのおすすめ記事
ガレリア XV 2060Superのスペック
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
オフィスソフト | Office なし |
CPU | インテル Core i7-9700 (3.00GHz-4.70GHz/8コア/8スレッド)《無料アップグレード中》 |
CPUファン | 静音パックまんぞくコース (高性能CPUファンで静音化&冷却能力アップ) |
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce RTX2060 SUPER 8GB (DVI x1, HDMI x1, DisplayPort x1) |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/4GBx2/2チャネル) |
SSD | 500GB SSD |
ハードディスク/SSD | 2TB HDD《無料アップグレード中》 |
光学ドライブ | 光学ドライブ無し (※カスタマイズで選択可能) |
カードリーダー | SDカードリーダー[SD / Micro SD (SDXC対応)]付属 |
サウンド | マザーボード 標準 オンボードHDサウンド |
ケース | ガレリア専用 KTケース (ATX) |
5インチオープンベイ | 追加なし |
LAN | ギガビットLANポート x1 |
サイズ | 207(幅)×520.7(奥行き)×450.2(高さ)mm |
重量 | 約13.9kg |
持込修理保証 | 保証期間1年 |
マザーボード | インテル B365 チップセット ATXマザーボード PCI-Ex16 x1, PCI-Ex4 x1, PCI-Ex1 x4 / メモリスロット x4 (最大 64GB) / SATA3 x6 / M.2 x2 ※M.2_1 ソケットとSATA_2 ポートは排他利用となり、同時に使用はできません。 |
入出力ポート | 前面:USB3.0 x2 背面:USB2.0 x2 USB 3.1 Gen1 x4 |
※スペックはGALLERIA XV ガレリア XV 2060Super搭載を元に作成しております。
ガレリア XV 2060Super 実機レビュー
外観
ガレリア専用KTケース (ATX)です。ATX用ということで内部は広く、拡張性が高いケース。
ブラックカラーで統一され、シンプルなので飽きのこないデザインと言えるでしょう。
サイズ | 207(幅)×520.7(奥行き)×450.2(高さ)mm |
---|---|
重さ | 約13.9kg |
▲正面には5インチベイと3.5インチベイ、120mmのファン
▲フロントパネルのインターフェイス
・USB 3.0x2
・SDカードリーダー
・オーディオジャックIN
・オーディオジャックOUT
・リセットボタン
・電源ボタン
・HDDとPOWERのLEDライト
マイクやヘッドホンは正面から挿すとケーブルの長さ的にベスト。USB-Aポートも2つあるので、外付けHDDやスマホの充電などにも使えます。
▲120mmのファンを2基取り付け可
ケース上部にはケースファン用のスリットがあり、すでに1つ120mmファンが取り付け済み。
120mmファンはAmazon等で1000円〜、LED付きだと2000円〜ほどで売っており、自分で後付け可能。静音タイプがおすすめです。
正面から向かって右側(CPU裏)は、エアフローを考えて空けられたスリットがあります。
こちらは正面から向かって左側。120mmのファンを2基取り付けできるスリットがあります。
ファンは向きがあるので、吸気か排気でチェックが必要です。ホコリ対策として、防塵フィルターなども一緒に購入するといいでしょう。
▲背面には120mmファン1基とリアパネル、電源、グラボ端子
▲リアパネルのインターフェイスは9種類
・USB2.0x2
・PS/2コネクター
・DVI-D端子
・D-sub端子
・HDMI端子
・USB 3.1 Gen1 x4
・LANポート
・オーディオ入出力
キーボードやマウス、外付けHDD等を接続するには十分すきるUSB-Aポートの数です。
ディスプレイへの出力はグラボから接続するので、DVI-DやD-sub端子にはカバーがしてあります。
グラフィックボードの出力ポートはDVI x1, HDMI x1, DisplayPort x1となり、お持ちのディスプレイに合わせて選ぶといいでしょう。
3ポートあるので、トリプルディスプレイも可能です。
PC内部です。ケーブル類は結束バンドで整理され、キレイにまとまっています。
パソコンの大敵はホコリですが、ゲーミングPC到着後すぐにフィルターを取り付けることである程度、ホコリの侵入を防げるのでおすすめです。
※関連記事:ホコリをシャットアウト!デスクトップパソコンの掃除を劇的に楽にする方法。 - +ログ
▲HDDは無料アップグレードで2TBに増量
▲SSDは500GB。転送速度も速いM.2タイプ
▲大型のヒートシンクを搭載したCPUファン
▲NVIDIA GeForce RTX2060 SUPER 8GB
レイトレーシング対応グラボ。定番ベンチマークソフト3DMarkのTime Spyで計測すると、RTX 2080Tiや2070などのハイエンドグラボに続く性能です。
この性能であればフルHDやWQHDで人気オンラインゲームを存分に楽しめますよ!※のちほど各ゲームで測定したベンチマークスコアをご覧ください。
電源は650W 80PLUS BRONZE
電源のことはドスパラの公式サイトで詳しく説明されていますのでご覧ください。
⇒80PLUSで消費電力はどう変化するのか? STANDARDからTITANIUMの電源でチェック!
▲底面にもエアフローを意識したスリットあり
メモリースロットは4つ。うち2本を使用しており、最大32GBまで増設できます。
基本構成は4GB×2で8GBなので、16GBは欲しいところです。
▲マザボはインテル B365 チップセット ATXマザーボード
インターフェイスは以下となります。
・PCI-Ex16 x1
・PCI-Ex4 x1
・PCI-Ex1 x4
・メモリスロット x4 (最大 64GB)
・SATA3 x6 / M.2 x2
いくつかスロットの空きがあるので、グラフィックボードやサウンドカードも増設できます。
ディスプレイは別売り。
格安ゲーミングモニタなら応答速度1msのAcer ゲーミングモニター KG221Qbmix 21.5インチがおすすめです。
付属品
付属していたのはキーボード、マウス、電源ケーブル、インストールディスクです。
※キーボード/マウスは、オプションで追加可能
キーボードはよくあるキートップが高めのもの。うち心地と打鍵音がよく、個人的に好きなキーボードです。
こだわるならロジクール等のゲーミングキーボードを購入した方がいいでしょう。
マウスはサイドボタン付き、DPIの調整もできます。とりあえずのマウスなら十分でしょう。
ガレリア XV 2060Superの性能・ベンチマーク測定
ガレリア XV 2060SuperはCore i7のCPUと高性能グラフィックボードRTX 2060 Superを搭載しており、どのベンチマークも高い数値を叩き出しています。
重め(FF15など)のゲームであってもフルHD+高設定で60FPS超え、WQHDでも設定を調整すれば快適に楽しめる性能です。また中程度(FF14やPUBG、BF5など)のゲームでは、WQHD+高設定で60FPS超え、ゲームによっては4Kでも快適に楽しめます。
フルHDゲーミングは余裕ですが、その上のWQHD画質でプレイしたい方におすすめできる性能です。
以下のベンチマーク結果をまとめると、流行りの3Dゲーム(PUGB、フォートナイト、黒い砂漠、FF15、FF14、PSO2、ワールドオブタンクなど)を最高設定でプレイ可能なスペックです。
TIME SPY1.0:7938(上位)
GTX 2060 | 7374 |
---|---|
GTX 2060Super | 7938 |
バイオハザード6:22689(とても快適)
GTX 2060 | 30250 |
---|---|
GTX 2060Super | 22689 |
FF15:8152(快適)
GTX 2060 | 7766 |
---|---|
GTX 2060Super | 8152 |
FF14:15548(非常に快適)
GTX 2060 | 15253 |
---|---|
GTX 2060Super | 15548 |
MHF:47091(快適)
GTX 2060 | 44953 |
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GTX 2060Super | 47091 |
PSO:57658(快適)
GTX 2060 | 66884 |
---|---|
GTX 2060Super | 57658 |
ドラゴンクエストX:19829(すごく快適)
GTX 2060 | 21032 |
---|---|
GTX 2060Super | 19829 |
CINEBENCH R20:2542pt
CrystalDiskMark
CドライブのSSDは500GBのM.2タイプです。
SSDのシーケンシャル速度は561.5 MB/s(読み込み)、530.5 MB/s(書き込み)でした。
Dドライブの2TB HDDも計測してみました。
HDDのシーケンシャル速度は189.1 MB/s(読み込み)、178.7 MB/s(書き込み)です。
最近のHDDはこれくらいのリードとライドで動作します。
CPUZ
CPUのシングルスレッドは506.2、マルチスレッドは3694.1という結果に。
どのベンチマークスコアもとても良い結果でした
ガレリア XV 2060Superのおすすめカスタマイズ
ガレリア XV 2060Superの魅力は、オンラインゲーム等をプレイする上で十分な性能を保有しており、また大きく性能が飛び抜けているパーツもないため、ミドルスペックとしてはバランスの良い性能です。
ガレリア XV 2060Superよりも高性能な機種はありますが、流行りの3Dゲーム(PUGB、フォートナイト、黒い砂漠、FF14、PSO2、MHF等)をメインで遊ぶならこの価格帯で十分だと言えます。
むしろゲームによってはオーバースペック気味なところも。そのためWQHD〜4K画質でゲームプレイしたい方におすすめです。
【ドスパラ】ゲーミングPCおすすめランキング
メモリは8GBが搭載されていますが、予算があれば16GBにしておきたい必須カスタマイズです。
ストレージはSSDが500GB、HDDが2TBです。まずSSDはより高速なNVMe接続の製品がオプションで選択できます。必須ではありませんので、他のパーツよりSSDに出費すべきかどうかを考えておくといいかもしれません。
HDDは4TBや8TBへの大容量化や、SSDへの変更が行えます。こちらも優先度はあまり高くありません。そのためまずはメモリを16GBにすることを優先してください。
・メモリ16GB:8800円+税
ドスパラ ガレリアシリーズのグレード表から選ぶ
ガレリアシリーズにはXF、XT、ZZ、RT5などのグレードが型番としてついています。
いろんなグレードがあり迷うところですが、以下の表を見てもらえれば、どれくらいのグレードなのかわかりやすいと思います。
価格と型番、性能で選べるので参考にしてください。
※表の右上が高性能、左下が格安機。表は横スクロール可能です。
ガレリアハイエンドモデル表
GeForce RTX2080Ti |
- | AZ/ 249,980円 | - | - | ZZ/ 269,980円 XZ/ 249,980円 |
---|---|---|---|---|---|
GeForce RTX2080 |
- | - | - | - | ZG/ 219,980円 |
GeForce RTX2070 |
- | AF/ 169,980円 | - | XF/ 178,980円 | - |
GeForce RTX2060 |
- | AV/ 159,980円 | XV/ 139,980円 | ZV/ 149,980円 | - |
GeForce 1660Ti |
RT5/ 92,980円 | AT/ 129,980円 | XT/ 129,980円 | - | - |
GPU/CPU | Ryzen 5 | Ryzen 7 | i7-8700 | i7-9700K | i9-9900KF |
Fortnite(フォートナイト)を最高のクオリティでプレイしたいなら、RTX2060〜RTX2080Tiを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
4KやWQHD、144Hzの高解像度、高フレームレートでゲームがしたいならRTX2070以上が欲しいところです。
ガレリア格安モデル表
GeForce GTX1660 |
RJ5/ 92,980円 | DJ/ 94,980円 | XJ/ 124,980円 |
---|---|---|---|
GeForce GTX1650 |
RH5/ 84,445円 | DH/ 89,980円 | XH/ 117,980円 |
GeForce GTX1050 |
RS5/ 79,980円 | DS/ 85,980円 | - |
GPU/CPU | Ryzen 5 | i5-8500 | i7-8700 |
初めてのゲーミングPC、自分でアップグレードしたい、手軽にPCゲームを楽しみたいライトユーザーは、GTX1050〜GTX1660を搭載したゲーミングPCを選びましょう。
格安機であっても、メモリを16GBにしたり、カスタマイズすることで高性能化できますよ。
普通にプレイする分にはフルHDで60FPS程度で遊べるGTX1660Tiがおすすめです。
ガレリア XV 2060Super 実機レビュー:まとめ
・フルHD〜WQHDゲーミングに最適
・レイトレーシング対応グラボ
・費用が抑えられ、コスパがいい
・予算があれば、メモリを16GBに
・15万円台で購入できるゲーミングPC
ガレリア XV 2060Superは、フルHD以上のWQHDでも快適にゲームプレイできる性能のゲーミングPCです。
フルHDじゃ物足りない、レイトレーシング対応ゲーミングPCが欲しい、人気ゲームを高画質で楽しみたい、15万円前後の予算があるならガレリア XV 2060Superをおすすめします。
1点、メモリが8GBなのでオプションで16GB(+8,800円)にしてください。ただあと2万円程度の差で上位のガレリア XF 2070Superも狙えるので、無料アップグレードやキャンペーン価格時など考慮し選んでみるといいでしょう。
さいごにガレリア XV 2060Superが気になっていた方、GALLERIA XFと迷っていた方、これからPUGBやフォートナイト等を快適プレイしたい方はぜひ、ガレリア XV 2060Superをチェックしてみてくださいね。
クレジットカード払いの場合は、本人名義のクレジットカードが必須となります。
ドスパラは最大36回までの分割金利が0%なので、分割手数料は0円です。月々3000円〜の支払いでゲーミングPCを購入できますよ。
⇒便利な分割支払いシュミレーターはこちら
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