この記事ではLenovo Legion Y540(以下、Legion Y540)のスペック、外観、性能、ベンチマークを紹介します。
CPUに第9世代インテル Core i7-9750H、グラボにGeForce GTX1660Ti、ストレージに1TB NVMe SSD、16GBのメモリを搭載したミドルスペックのゲーミングノートです。
15.6型のフルHD IPS液晶はナローベゼルで最大144Hzの高リフレッシュレート仕様。流行りのバトロワやFPS、MMORPG、アクション、カーレースなど様々な3Dゲームを快適にプレイできます。
パフォーマンスに影響する冷却システムには、CPUとGPUを分けて冷却できるデュアルチャネルサーマルシステムを、サウンドシステムには、HARMAN製スピーカーを採用するなど全体的に高機能なゲーミングノートだと言えます。
記事下部には性能の指標となるベンチマーク等の情報をまとめていますので、参考にしてください。
・Legion Y540のスペック
・Legion Y540実機レビュー
・Legion Y540の性能・ベンチマーク
・Legion Y540のおすすめカスタマイズ
・Legion Y540実機レビュー:まとめ
- Legion Y540のスペック
- Legion Y540実機レビュー
- Legion Y540の性能・ベンチマーク測定
- Legion Y540の選び方、おすすめカスタマイズ
- Legion Y540実機レビュー:まとめ
- ゲーミングPCのおすすめ記事
Legion Y540のスペック

モデル | Lenovo Legion Y540 |
---|---|
製品番号 | 81SX0076JP |
ディスプレイ | 15.6"FHD IPS 光沢なしLEDバックライト |
OS | Windows 10 Home 64 bit |
カラー | ブラック |
CPU | Core i7-9750H |
GPU | GeForce GTX 1660Ti 6GB |
メモリー | 16GB |
HDD | なし |
SSD | 1TB(NVMe/M.2) |
電源 | 230W |
ワイヤレス・アダプター | Intel Jefferson Peak 2 9560 2x2ac+BT5.0 Non-Vpro |
Bluetooth | 4.2 |
価格 |
※スペックはLenovo Legion Y540(製造番号:81SX0076JP)を元に作成しております。
Legion Y540実機レビュー


Legion Y540はマットなブラック筐体に、Legionのロゴがデザインされています。
電源を入れるとLegionのoの部分が光ります。
ヒンジ部分は少し前よりに配置されたデザイン。
15.6型のフルHD IPS液晶。3辺狭額のナローベゼルに144Hzの高リフレッシュレートでゲーム向きです。
サイズは約360(幅)× 267(奥行き)24.2(最薄部) mmとゲーミングノートの中ではスリムな筐体。重さは約2.3kgです。
サイズや重さ、バッテリー持ちから自宅での使用がメインとなるでしょう。
非光沢のIPS液晶のため、上下左右共に視野角は広く色の変化も少ないです。
▲液晶が開く最大の角度です
▲液晶下部にWEBカメラと電源ボタン
テンキー付きの日本語キーボードです。テンキーが上部に配置されているため、慣れが必要かもしれません。
キーストロークはやや深く、キーピッチは標準的な広さ。個人的にタイピングしやすいキーボードだと思いました。
ホワイトバックライトのみ。明るさ調整、消灯に対応しています。
底面には吸気用のスリットが設けられています。
排気は背面と側面のスリット部分から。
意外だったのが、他のゲーミングノートと比較してベンチマーク測定時やゲームプレイ(高負荷時)でもファン音は静かな方だったことです。
CPUとGPUを分けて冷却できるデュアルチャネルサーマルシステムによるものかもしれません。
ただ長時間使用しているとどうしても本体が熱くなりがちなので、気になる方はノートPC用の冷却台を併用するといいでしょう。
▲右側のポートは
・USB3.0×1
・マイク
▲左側のポート
・USB-Cx1(DisplayPort出力可能)
・イヤホンジャック
▲背面のポート
・USB3.0×2
・LANポート
・HDMI出力
・miniDPx1
・電源
・セキュリティロック
外部モニターとの接続は、HDMIとminiDP、USB-Cの3つで出力できます。最大3台のディスプレイを同時に接続可能。
USB-Aは3つあり、キーボード、マウス、外付けストレージ、スマホ充電等使えます。インターネットは有線と無線どちらにも対応。
背面に主要ポートが集まっていることもあり、ケーブル類の取り回しがしやすいメリットもあります。
タッチパッドはクリックボタンと分かれているタイプです。ややかためのクリックボタンでしたが、操作性は問題なし。
タッチスライドによるポイント移動操作は快適でした。
Legion Y540は、メーカー公称値で最長6.8時間のバッテリー駆動を実現。電源がない場所でも多少の時間なら持ち出して使えます。
ただゲーミングノートのACアダプター(230W)は約1kgと大きく重いので、あまり持ち運びには適していません。
▲HARMAN製スピーカーを搭載
スピーカーは両側のこちらに配置されています。
ハイエンドスピーカー並ではないものの、映画やゲームプレイする上で十分な音質でした。
Legion Y540の性能・ベンチマーク測定
この項目ではLegion Y540のベンチマークを測定した結果をご紹介します。
フルHD画質+高品質でもほとんどのゲームで60FPS以上可能。ゲーム設定を落とせば平均100FPS以上で動作できます。重めのFF15でもフルHD+高品質で60fps動作できました。
・バトルフィールドV:快適 78FPS
・COD:快適 100FPS以上
・APEX:快適 100FPS以上
・PUBG:快適 100FPS以上
・オーバーウォッチ:快適 100FPS以上
・黒砂漠:快適 73FPS
他にもベンチマーク結果をいくつか紹介しているので参考にしてください。この性能ならゲーム以外にも動画や写真編集、イラスト作成などのクリエイティブ用途としても使えますよ。
TIME SPY1.0:5671

ゲーミングノートの平均スコアを超える性能です。
バイオハザード6:23746(とても快適)

バイオハザード6は解像度1920×1080で"とても快適"の評価に。
FF15:5934(やや快適)

重いとされるFF15は解像度1920×1080の高品質"やや快適"の評価になりました。
FF14:14599(非常に快適)

人気のFF14。解像度1920×1080、最高品質で"非常に快適"の評価に。
MHF:33479(快適)

12月にサービスが終了とされているMHF。解像度1920×1080で"快適"の評価に。
PSO:55536(快適)

PSO2も解像度1920×1080で"快適"の評価に。
ドラゴンクエストX:19394(すごく快適)

軽いゲームのドラクエXは解像度1920×1080、最高品質で"すごく快適"の評価に。
CINEBENCH R20:2563

CrystalDiskMark

SSDは2.5インチタイプよりも小型で転送速度も速いM.2タイプで、高速のNVMe接続です。
SSDのシーケンシャル速度は3520.1 MB/s(読み込み)、3021.3 MB/s(書き込み)とNVMe接続の最大40Gbps(4,000 MB/s)に迫る速度でした。
CPUZ

CPUのシングルスレッドは484、マルチスレッドは3591.1という結果に。
どのベンチマークスコアも良い結果に。コスパのよく高性能なゲーミングノートです
Legion Y540の選び方、おすすめカスタマイズ
Legion Y540にはいくつかスペック違いのモデルが存在し、CPUやグラボ、メモリー、ストレージに違いあります。その中でもゲーム用途でおすすめのモデルをピックアップしました。
Legion Y540+【製造番号】で分かれているので、参考にしてください。
またスタンダード、パフォーマンス、プレミアムの3つの基本構成から自分好みにカスタマイズすることもできます。
ちなみにフルスペックにした場合でも、196,581円(税込)と20万円以下で購入可能です。
⇒プレミアムモデルのカスタマイズはこちら
製造番号 | 81SY005SJP | 81SX0076JP※1 | プレミアムモデル |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-9300H | Core i7-9750H | Core i7-9750H |
GPU | GTX 1650 4GB | GTX 1660 Ti 6GB | RTX 2060 6GB |
メモリー | 8GB | 16GB | 16GB (最大32GB) |
SSD | 512GB | 1TB | 512GB (最大1TB) |
HDD | - | - | 1TB (最大2TB) |
電源 | 170W | 230W | 230W |
スペック | エントリー | ミドル | ミドルハイ |
価格(税込) | 132,334円 | 180,490円 | 185,196円 (〜196,581円) |
※1 本記事紹介モデル
Legion Y540実機レビュー:まとめ

・144Hzの高リフレッシュレート
・i7-9750HとGTX1660Tiを搭載
・フルHDで60FPSを超えるゲーミング性能
・中〜重いゲームで高設定動作可能
・効率的な冷却システム搭載
・HARMAN製スピーカー搭載
・レノボのゲーミングノートが気になる方
・144Hz駆動液晶+ミドルスペックが欲しい方
・予算に合わせてカスタマイズできるゲーミングノートが欲しい方
Legion Y540(製造番号:81SX0076JP)は、ベンチマーク測定結果からほとんどのゲームを高設定でフルHDゲーミングできる性能です。
実際に日頃プレイしている黒い砂漠やフォートナイト、PUBGなどなんら問題なくプレイできています。
また液晶モニターは144Hz高駆動、IPS液晶で視野角も広く、タイピングしやすいキーボード、効率的な冷却システムなどゲーミングノートとしてしっかり基準を満たしていました。
レビューした製造番号モデル以外にも、13万円台で購入できるエントリーモデル(製造番号:81SY005SJP)やカスタマイズできるプレミアムモデルならRTX 2060や32GBメモリ、1TBのNVMe SSDなどフルスペックで196,581円(税込)とかなりお得な価格設定です。
そのため、ゲーミングノートという枠ですが、クリエイティブ用途としても使えるので、幅広く愛用できると思います。
さいごに、Legion Y540は「自宅だけ使うゲーミングノートを探している、ハイエンドノートは要らないけどそこそこのスペックが欲しい」という方におすすめの1台です。
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