この記事では、コスパ最強の安いおすすめゲーミングノートPCを紹介します。
「コスパ最強のゲーミングノートって?」
「安いゲーミングノートってちゃんと動くの?」
現在ゲーミングノートはたくさんのメーカーからいろんなスペック、性能で販売されており、初心者や初めて購入する方にとって選び方が分からない方も多いでしょう。
デスクトップ型と比べるとやや性能面で劣るケースがありますが、ノート型は年々高性能化しており、10万円程度の格安ゲーミングノートでもほとんどのゲームを快適にプレイすることができます。
この記事では「コスパ最強の安いおすすめゲーミングノートPC」としてコスパ最強モデルから予算重視、性能重視と厳選。
どれも人気のフォートナイトやApex Legends、PUBGなど動作の快適目安となる"平均60fps以上"で動作するため、購入する上で参考になればと思います。
・コスパ最強ゲーミングノートおすすめランキング
・安いゲーミングPC選びのよくある質問
・安いゲーミングノートPCのメリット、デメリット
・迷ったらこのゲーミングノートPCを選ぼう
- 【2023年】コスパ最強の安いおすすめゲーミングノートPC
- 安いゲーミングノートパソコン選びのよくある質問
- 迷ったらこのゲーミングノートPCがおすすめ
- 安いゲーミングノートPCと高いのゲーミングノートPCの主な違い
- 安いゲーミングノートPCを選ぶメリット
- 安いゲーミングノートPCを選ぶデメリット
- 安いゲーミングPCの選び方
- おすすめゲーミングPCのまとめ記事
- おすすめゲーミングモニターのまとめ記事
- ゲーミングPCが買えるおすすめのBTOメーカー
【2023年】コスパ最強の安いおすすめゲーミングノートPC
各メーカーから販売されているゲーミングノートPCの中からコスパ最強モデルを5つ厳選しました。
おすすめゲーミングノートPCの選定基準は以下です。
・実機レビューで性能計測
・安さと性能を考慮したコスパ
・購入者の口コミ、評判、評価
・メーカー毎の売れ筋モデル
下記が記事のまとめで、人気No1、格安、コスパ、大画面、ハイスペックで選べます。
※ゲームによって求められる性能は異なるため断定はできませんが、当記事では以下のようなイメージで各ゲームの重さについて解説しています。
【最軽量級】VALORANT・LoL...など
【軽量級】原神・PUBG・FF14...など
【中量級】Apex Legends・OW2・SF6...など
【重量級】Escape from Tarkov・AC6...など
【最重量級】サイバーパンク2077・Starfield...など
・【10万円以下】おすすめのエントリーモデル
GALLERIA RL5R-G165
・【10万円以下】インテル製グラボ採用
GALLERIA UL7C-AA3 US
・【15万円以下】格安高リフレッシュレートモデル
G-Tune P6-A7G50BK-A
・【20万円以下】コスパの高いゲーミングノート
GALLERIA XL7C-R45
・【20万円以下】高性能人気モデル
GALLERIA XL7C-R46
もしゲーミングノートPC選びに迷ったらコスパ最強で人気の「GALLERIA XL7C-R46」がおすすめです。
品名 | GALLERIA RL5R-G165 | GALLERIA UL7C-AA3 US | G-Tune P6-A7G50BK-A | GALLERIA XL7C-R45 | GALLERIA XL7C-R46 |
---|---|---|---|---|---|
メーカー | ドスパラ | ドスパラ | マウスコンピューター | ドスパラ | ドスパラ |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
画面サイズディスプレイ | 15.6インチ | 15.6インチ | 16インチ | 15.6インチ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 | 1,920×1,200 | 1920×1200 | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 144Hz | 144Hz | 165Hz | 144Hz | 144Hz |
CPU | Ryzen 5 6600H | Core i7-12700H | Ryzen7 7735HS | Core i7-13700H | Core i7-13700H |
GPU | GeForce GTX 1650 | インテル Arc A550M | GeForce RTX 3050 Laptop GPU |
GeForce RTX 4050 Laptop GPU |
GeForce RTX 4060 Laptop GPU |
VRAM | 4GB | 8GB | 4GB | 6GB | 8GB |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD |
出荷目安 | 翌日 | 翌日 | 3~4営業日 | 翌日 | 翌日 |
参考価格 | 94,980円(税込) | 89,980円(税込) | 139,800円(税込) | 158,980円(税込) | 183,980円(税込) |
【10万円以下】GALLERIA RL5R-G165
メーカー | ドスパラ |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 15.6インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
解像度 | 1920×1080 |
CPU | Ryzen 5 6600H |
GPU | GeForce GTX 1650 |
VRAM | 4GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
出荷目安 | 翌日 |
参考価格 | 94,980円(税込) |
10万円以下で買えるおすすめゲーミングノートの1つ目は、ドスパラ「GALLERIA RL5R-G165」です。
価格が控えめな分、ゲーミングPCとしての性能も必要最低限となっていますが、ヴァロラントのような軽めのゲームでは快適に動作します。
ゲーム設定で低〜中程度であれば100fps以上、高〜最高設定だと60fps以上で動作するゲームが多いです。
ただ重めのゲームの場合はスペック不足になることもあるので、予算重視でゲームを楽しみたい方におすすめです。
ゲームの快適度をまとめると次のようになります。
解像度 | 最軽量級 | 軽量級 | 中量級 | 重量級 | 最重量級 |
---|---|---|---|---|---|
フルHD | ◎ | 〇 | △ | × | × |
【10万円以下】GALLERIA UL7C-AA3 US
メーカー | ドスパラ |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 15.6インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
解像度 | 1920×1080 |
CPU | Core i7-12700H |
GPU | インテル Arc A550M |
VRAM | 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
出荷目安 | 翌日 |
参考価格 | 89,980円(税込) |
10万円以下で買えるおすすめゲーミングノートPCの2つ目は、ドスパラの「GALLERIA UL7C-AA3 US」です。
最新の13世代より1世代古くはありますが、高性能なIntelのCore i7-12700Hが採用されています。
先ほど紹介したドスパラ「GALLERIA RL5R-G165」のように、この価格帯のゲーミングノートではCore i5やRyzen5が採用されることが多いため、嬉しいポイントです。
グラフィックボードにはGTX1650程度の性能が出るIntel製CPUの「Arc A550M」を採用。
こちらもヴァロラントのような軽めのゲームを快適にプレイできます。
ベンチマークソフトのスコアではGTX1650Ti以上RTX3050Ti付近のスコアが表示される事も多いのですが、実際のゲームプレイではGTX1650前後の性能が限界な点は注意しましょう。
今回Intel製グラフィックボードは2022年に第一世代が発売されたばかりと歴史が浅く発売当初は不安定でしたが、最近ではドライバの対応も進み選択肢の一つとしてもアリになってきました。
Intel製グラボに興味がある方や、高性能なCPUをコスパ良く利用したい人におすすめの1台です。
ゲームの快適度をまとめると次のようになります。
解像度 | 最軽量級 | 軽量級 | 中量級 | 重量級 | 最重量級 |
---|---|---|---|---|---|
フルHD | ◎ | 〇 | △ | × | × |
【15万円以下】G-Tune P6-A7G50BK-A
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 16インチ |
リフレッシュレート | 165Hz |
解像度 | 1920×1080 |
CPU | Ryzen7 7735HS |
GPU | GeForce RTX 3050 Laptop GPU |
VRAM | 4GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
出荷目安 | 3-4営業日 |
参考価格 | 139,800円(税込) |
15万円以下で買えるおすすめゲーミングノートPCの1つ目は、マウスコンピューターの「G-Tune P6-A7G50BK-A」です。
画面サイズが16インチと他のゲーミングノートよりやや大きめな点や、リフレッシュレートも165Hzに対応している点から、没入感のあるゲームプレイを体験できるでしょう。
RTX 3050 Laptop GPUは、デスクトップ用のRTX3050と比べVRAM容量が8GBから4GBの半分になってる点は注意。
とは言え軽めのゲームであれば165Hzディスプレイを有効活用できるほど快適にプレイできます。
ゲームの快適度をまとめると次のようになります。
解像度 | 最軽量級 | 軽量級 | 中量級 | 重量級 | 最重量級 |
---|---|---|---|---|---|
フルHD | ◎ | 〇 | △ | × | × |
【20万円以下】GALLERIA XL7C-R45
メーカー | ドスパラ |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1200 |
リフレッシュレート | 144Hz |
CPU | Core i7-13700H |
GPU | GeForce RTX 4050 LaptopGPU |
VRAM | 6GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
出荷目安 | 翌日 |
参考価格 | 158,980円(税込) |
20万円以下で買えるおすすめゲーミングノートPCの1つ目は、ドスパラ「GALLERIA XL7C-R45」です。
CPUに最新世代のCore i7とGPUにGeForce RTX 4050を搭載した最新モデル。
Apex Legendsなどのメジャーなゲームでは100fps以上のフレームレートを記録する性能で、ゲームのグラフィック設定を少し下げれば144fpsに張り付いたプレイも可能です。
液晶は16インチ1920 x 1200ドットとフルHDよりも広く、リフレッシュレートは144Hzに対応。
メモリは16GBでゲーミングマシンとして必要十分な容量となっています。
ストレージはゲームの読み込みが速いGen 4タイプの500GB SSDを搭載し、Thunderbolt 4を使った拡張性の高さもポイントです。
ゲームの快適度をまとめると次のようになります。
解像度 | 最軽量級 | 軽量級 | 中量級 | 重量級 | 最重量級 |
---|---|---|---|---|---|
フルHD | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | × |
かなりパワーのあるCPUを搭載しているので、ゲーム以外にもマルチに使いたい人におすすめです。
【20万円以下】 GALLERIA XL7C-R46
メーカー | ドスパラ |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 144Hz |
CPU | Core i7-13700H |
GPU | GeForce RTX 4060 LaptopGPU |
VRAM | 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
出荷目安 | 翌日 |
参考価格 | 183,980円(税込) |
20万円以下で買えるおすすめゲーミングノートPCの2つ目は、ドスパラ「GALLERIA XL7C-R46」です。
ドスパラのゲーミングノートPCの人気ランキングで常に上位のゲーミングノートPC。
CPUにパワーのある第12世代のCore i7と、GPUにGeForce RTX 4060 LaptopGPUを搭載した価格と性能のバランスが良い一台。
ほとんどのゲームがフルHDの最高画質設定で120fps前後で動作し、液晶はリフレッシュレート144Hzに対応しています。
ゲームのグラフィック設定を少し下げれば144fpsに張り付いた動作も実現可能で、PCのスペックを余すことなく使うことが可能です。
メモリは16GBでゲーミングマシンとして必要十分。ストレージは500GBでゲームが中心の使い方なら十分な容量です。
拡張性の高いThunderbolt 4ポートを持っているので、簡単にストレージなどを増設できるのもポイント。
ゲームの快適度をまとめると次のようになります。
解像度 | 最軽量級 | 軽量級 | 中量級 | 重量級 | 最重量級 |
---|---|---|---|---|---|
フルHD | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | × |
高性能なわりに価格もビジネス向けノートPCとあまり変わらないのもポイントで、候補に入っているなら迷わず買って間違いないゲーミングノートPCです。
安いゲーミングノートパソコン選びのよくある質問
後からSSDの追加やメモリの増設は可能ですか?
ノートパソコンによって異なります。
製品によっては、一切増設や変更ができないモデルもあれば、かなり自由度の高いモデルもあるため、気になる場合には必ず購入前に確認しましょう。
ゲーミングノートPCで快適に配信は可能ですか?
可能ですが、ゲーム配信をする場合にはゲームに必要なグラフィック性能よりも更に高いスペックが必要となります。
そのため、ゲームをプレイするためにギリギリのスペックのPCを購入してしまうと、快適に配信することは難しいため、配信予定があるのであれば余裕のあるスペックのPCを選びましょう。
迷ったらこのゲーミングノートPCがおすすめ
メーカー | ドスパラ |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 144Hz |
CPU | Core i7-13700H |
GPU | GeForce RTX 4060 LaptopGPU |
VRAM | 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
出荷目安 | 翌日 |
参考価格 | 183,980円(税込) |
コスパ最強の安いおすすめのゲーミングノート選びに迷ったら、約19万円で購入できる「GALLERIA XL7C-R46」を候補として選んでみてください。
フォートナイトやApex Legendsなどの人気ゲームを快適に遊べるスペックで、もっともコスパの良いゲーミングノートPCです。
・【10万円以下】おすすめのエントリーモデル
GALLERIA RL5R-G165
・【10万円以下】インテル製グラボ採用
GALLERIA UL7C-AA3 US
・【15万円以下】格安高リフレッシュレートモデル
G-Tune P6-A7G50BK-A
・【20万円以下】コスパの高いゲーミングノート
GALLERIA XL7C-R45
・【20万円以下】高性能人気モデル
GALLERIA XL7C-R46
クレジットカード払いの場合は、本人名義のクレジットカードが必須となります。
ゲーミングノートPC選びに迷ったら筆者も使っている「GALLERIA XL7C-R46」がおすすめですよ
※デスクトップ型のゲーミングPCのおすすめはこちらの記事を参考にしてください。
【関連】ゲーミングPCおすすめランキング10選【デスクトップ】
安いゲーミングノートPCと高いのゲーミングノートPCの主な違い
安いゲーミングノートPCと高いのゲーミングノートPCの違いはどこにあるのか、3つの観点から詳しく解説します。価格
当たり前ではありますが、高いのゲーミングノートPCと比べて安価な価格で購入できます。
ミドルゲーマー向けの一般的なゲーミングノートPCは15万円~といった価格に設定されているケースも多く、「初めてゲーミングノートPCを使うので、まずは安価な機種を試しに購入したい」「ゲームを快適に遊べれば良いので、高すぎるスペックは必要としていない」という方にとっては高額に感じられる場合もあるでしょう。
そこで今回ご紹介しているような安価なゲーミングノートPCを選ぶことにより、大幅なコストダウンを狙えます。
スペック
15万円程度のゲーミングノートPCと比べると、スペックは控えめのパーツが搭載されているケースが多いといえます。
例えばCPUはCore-i5シリーズ、GPUはGTX 1650 4GB GDDR6など、すべてのパーツの中ではややランクが低めのものを使用している機種が比較的多く見受けられます。
「画質にこだわるよりも快適なプレイを優先したい」という方なら安いゲーミングノートPCでも十分に活躍してくれるでしょう。
高画質の環境でプレイするためにはスペックの高いGPUを搭載しているかどうかが重要になってくるため、激安~ローコストの価格帯では満足できない可能性もあります。
また、メモリの容量が8GBだったり、SSDがSATA接続だったりする機種もあります。
複数の作業を同時にこなしたり、大量のデータを保存したりする場合には動作の遅さが気になる場合もあるかもしれません。
拡張性
そもそもゲーミングノートPCは、デスクトップタイプのゲーミングPCに比べて拡張性がそれほど高くない場合が多いです。
例えばSSDやHDDを1つしか付けられない、CPUやGPUは最初に選んだものをずっと使い続ける必要があるなどの制約があります。
そのため、最初に選んだスペックが十分ではない場合でも後から付け足したり交換したりすることができず、結果的に買い換えなければならなくなるなどの可能性もあるでしょう。
安易に安いゲーミングノートPCを選んで結局スペックが足りなくなって新しいものを購入した、などの状況にならないためにも、最初の見極めが肝心です。
安いゲーミングノートPCを選ぶメリット
安いゲーミングノートPCを選ぶメリットは、単に新しいPCが安価に手に入るというだけではありません。そこで、どのようなメリットが考えられるのかについて簡単にまとめました。
出費を抑えてゲーミングノートPCが手に入る
ゲーミングノートPCが欲しいけれどとにかく出費を抑えたい、という方にとっては、単純に出費を抑えてゲーミングノートPCが手に入るというのが最大のメリットになるでしょう。
「15万円や20万円の価格だとちょっと手が出ないけど、10万円前後ならゲーミングノートPCを使ってみたい」などの場合には購入の後押しになってくれます。
通常のノートPCのスペックでは満足にゲームを動かせないケースが多いものの、ゲーミングノートPCならさまざまなゲームを外出先でも遊べるので、メイン機としてはもちろんサブ機を持ちたいという方にもおすすめです。
余計な機能が付いていないシンプル設計
安価なゲーミングノートPCにはゲームを遊ぶために必要な最低限の機能だけが搭載されている場合も多いため、「あれこれと余計な機能が付いているPCは必要ない」という方にはおすすめできます。
プリインストールのアプリが多くなると、使わないアプリにPCの容量を使うことになるためそれだけSSDやHDDを圧迫しやすくなります。
最初からさまざまなアプリが搭載されているPCほど価格は上がりやすくなるため、ゲームの専用機として使う場合や、ゲーム以外の作業はインターネットや文書作成くらいしかしないという場合にはシンプル設計の代わりに安くてスペックの高い機種を選ぶと良いでしょう。
特にメインで使っているPCが別にあるのであれば、ゲーム専用機として割り切って使うことを検討するのもおすすめです。
逆に、ゲーミングノートPCで動画編集や3DCGなど馬力の必要な作業を行いたい場合は、少し予算を上げてスペックが高めのゲーミングノートPCを選んだ方が結果的にコストパフォーマンスが良くなるケースもあります。
安いゲーミングノートPCを選ぶデメリット
安いゲーミングノートPCにはメリットがある一方でデメリットもあるため、双方の観点から見て購入するかどうかを検討することが大切です。そこで、どのようなデメリットが考えられるのかについても簡単に解説します。
プレイしたいゲームによっては動作が不十分な場合がある
10万円前後の安価な価格で購入できるゲーミングノートPCでも良いパーツを使っているものはありますが、どうしてもコストの関係でスペックには限界があるため、プレイしたいゲームによっては動作が不十分になる可能性があります。
フォートナイトやPUBG、FF14やApex Legendsなどの比較的動作が軽快な部類のタイトルであれば、安いゲーミングノートPCでも画質の調整で十分快適に動作させることができるでしょう。
一方で、FF15などの高いスペックが必要なタイトルではフルHDでもゲームをプレイするのが難しい場合も少なくありません。
特に10万円前後のゲーミングノートPCに使われているケースが多いGeForce GTX 1650 4GB GDDR6などのGPUでは、最大限に画質を落として容量を軽くしても描画が追い付かない可能性があります。
安いゲーミングノートPCの購入を検討する際は、「本当にそのスペックで遊びたいタイトルをプレイできるか?」を調べてから購入する必要があるでしょう。
ゲームのアップデートに従ってスペック不足になる可能性がある
あらゆるゲームのタイトルには「必要環境」と「推奨環境」が設定されているケースが多く、「最低限の設定でゲームをプレイするために必要なスペック」と「十分快適にゲームをプレイするために必要なスペック」が案内されています。
一般的には公式サイトなどで案内されている必要環境や推奨環境を参照して購入するゲーミングノートPCを決定しますが、大規模なゲームのアップデートなどが入ると、必要環境や推奨環境が引き上げられる可能性があります。
例えばこれまで推奨環境が8GBのメモリだったのに、アップデートによって必要環境が8GBになり推奨環境は16GBに引き上げられるなどのケースは十分に考えられるでしょう。
公式サイトで案内されているギリギリのスペックを選ぶと、アップデートが進むにつれてゲーミングノートPCがスペック不足になるリスクは安いゲーミングノートPCのデメリットといえます。
多少の専門知識が必要・排熱性能が少し低め
価格の安いゲーミングノートPCの中から使い勝手が良く十分なスペックを持った一台を探し出すためには、PCのパーツやスペックに関する専門知識を多少なりとも持っていなければなりません。
GPUの違いが分かっていれば遊びたいタイトルに適したパーツが搭載されているゲーミングノートPCを選べますが、分からないまま選ぶと「安かろう悪かろう」の一台を購入して後悔する可能性もあります。
また、GPUの性能が良くてもCPUのパワーが不十分だったということも十分に有り得ます。
他にもメモリが不足していて満足に動かない、SSDの容量が足りないことに後から気が付いたなど、拡張性が低いゲーミングノートPCでは後から付け足しができないので、結局使い勝手が悪くて損をしたと感じる場合もあるでしょう。
もう一点、安価なゲーミングノートPCは排熱性能に関わる部品にかけるコストが最小限に留められている機種もあるため、排熱性能が若干低めになっているケースも多いです。
普通に使用する分には問題のない範囲ですが、毎日長時間ゲームをプレイするなどの場合は注意が必要といえるでしょう。
安いゲーミングPCの選び方
安いゲーミングノートPCを購入するなら、各パーツにどのランクのものが使用されているのか見極めることが大切です。快適にプレイできてコスパの高い一台と出会うためにも、安いゲーミングノートPCを選ぶ際は次のポイントに注目してみましょう。
CPUは数字の大きいものを選ぶ
現在使われているCPUは、Intel社の「Core i」シリーズとAMD社の「Ryzen」シリーズが主流です。
全体ではIntel社の方が多くシェアを獲得していますが、近年ではAMD社の躍進も目覚ましく、大幅に売り上げを伸ばしています。
CPUの性能は、基本的に数字が大きくなるほど高くなっていきます。
例えば「Core i5」よりも「Core i7」の方が性能は良く、後ろに付く数字も「10700」より「11700」の方が高性能といったイメージです。
どちらも「3<5<7<9」と性能が良くなっていき、重いゲームも快適に動作させられるようになります。
・AMD Ryzen 3/5/7/9
※数字が大きいと高性能
ただCPUには世代があり、古い世代のCore i7よりも新しい世代のCore i5の方が高性能だという場合もあるので注意しておきましょう。
スペックが上がるほど価格も高くなるので、自分がプレイしたいゲームに合わせて機種を選ぶことが大切です。
10万円前後の安いゲーミングノートPCの場合は、この記事で紹介している機種にも見られるようにCore i5が組み込まれているケースが比較的多いです。
フォートナイトやPUBG、Apex Legends、FF14などであればCore i5でも十分快適に動作するでしょう。
一方で、FF15などの重いゲームの場合はCore i7やCore i9、Ryzen9などの高いスペックを要求されるため、10万円前後の格安ゲーミングノートPCでは動作させるのが難しい場合も少なくありません。
GPUはプレイしたいゲームのスペック表の確認を
ゲーミングPCにおいて、GPUはCPUと並んで重要なパーツです。
十分な処理能力のCPUを搭載していたとしても、グラフィックスの要となるGPUの性能が低いと快適なプレイはできなくなってしまいます。
GPUの選び方について
どの程度のGPUを選べばいいのかについてですが、基本的には自分のプレイしたいゲームと相談することをおすすめします。
例えばApexLegendsを快適にプレイしたいのであれば、まずApexLegendsの公式サイトにアクセスし、「推奨スペック」「必須スペック」を確認し、どの程度のGPUが必要かをチェックしましょう。
基本的に「推奨スペック」以上のGPUを用意すれば該当のゲームができないことはありませんが、まれにゲームメーカーの公開しているスペックでは快適にゲームができないこともあります。
そのため、基本的には「メーカーの推奨スペックを確認」「第三者のレビューを確認」することをおすすめします。
GPUの種類について
代表的なGPUは、NVIDIA社の「GeForce」とAMD社の「Radeon」の2種類です。両者とも、Intel製とAMD製のどちらのゲーミングPCにも搭載可能です。
主にGeForceシリーズが多くの機種に採用されています。
・GeForce RTX 3050
(エントリー)
・GeForce RTX 3060以上
(ミドルレンジ〜ハイエンド)
最近ではGPUの性能は日に日に進歩しており、GeForce RTX 3080などの最高クラスのものを使用すると、4K環境の美しいグラフィックで快適にプレイすることもできます。
画質にそれほどこだわりがなく、ゲームをプレイできれば十分という方はGTX1650などの安価なGPUを選ぶとコストパフォーマンスが高くなります。
「どんなゲームをどのくらいの画質でプレイしたいのか」を考えると、最適なGPUを選びやすくなります。
10万円前後の安いゲーミングノートPCにはGeForce GTX 1650やGTX 1650 Tiなどが搭載されているケースが多いものの、中にはRTX 3050などの比較的スペックが高めのGPUが搭載されている機種もあります。
FF15などの高い処理能力を必要とするゲームをプレイするなら、RTX 3060以上のGPUが搭載されているゲーミングノートPCを選ぶのが望ましいです。
メモリは最低でも8GB以上を選ぼう
メモリはCPUの演算結果を一時的に保存しておく装置のことで、容量が大きいほど多くのデータを一度に処理できます。
十分なメモリが搭載されていないと、処理の重いゲームは動作がもたついたり、フリーズしてプレイを続行できなくなる可能性もあるので注意が必要です。
容量が大きいほど価格は上がりますが、ゲーミングPC全体で見るとメモリが価格に占める割合はそれほど高くはありません。
できれば16GB以上のメモリが搭載された機種を選ぶと、プレイの際にストレスを感じにくいと言えます。気になっている機種のメモリだけが足りていないなどの場合は、オプションで追加も検討すると良いでしょう。
メモリ16GB:3Dゲーム、複数ソフトの立ち上げ
メモリ32GB:配信、動画編集、クリエイティブな仕事
安いゲーミングノートPCでも16GBのメモリが搭載されている機種が多く見受けられますが、中には8GBなどのやや少なめのメモリに設定されている場合もあります。
購入前に一部のパーツをカスタマイズできるメーカーも多いので、可能であれば16GBにアップグレードしておくとより快適にゲームをプレイできます。
ディスプレイのサイズは15インチ以上がおすすめ
ゲーミングノートPCは持ち運ぶ機会が多いので、あまり大きすぎるディスプレイを選ぶと負担になる場合があります。かと言って、小さすぎてもゲームの迫力が物足りなく感じられてしまうかもしれません。
15インチ以上のサイズを選択すると、バランスの良いサイズ感と言えるでしょう。
解像度にも注目
たいていのゲームは「フルHD」「WQHD」「4K」の3種類の解像度に対応している場合が多いので、最低でも「フルHD」に対応しているディスプレイを選ぶのがおすすめです。
また、ゲーミングの快適さには「リフレッシュレート」も大きく関わってきます。1秒間に何回画面を更新できるかを表した数値で、高いほど滑らかな表示が可能になります。
安いゲーミングノートPCの場合、解像度は「フルHD」に対応しているケースが多いでしょう。
WQHDや4Kに対応できるディスプレイが付属しているゲーミングノートPCはほとんどないので、画質にこだわりがある方は最低でも15万円~20万円程度の価格帯のミドルクラスより上位に位置するゲーミングノートPCを選ぶことをおすすめします。
リフレッシュレートが高いと画面の滑らかさがアップ
滑らかな画面表示には「リフレッシュレート」も重要。リフレッシュレートとは、1秒間に何回画面を描画できるかを表した数値で、高いほど滑らかな画面表示が可能になります。
リフレッシュレートが60Hzなら、1秒間に画面を60回描画できるという意味になり、一般的なディスプレイのリフレッシュレートは60Hzです。
ゲーミングノートPCの中では、60Hz以外にも120Hz、144Hz、240Hzに対応している製品があるため、画面の滑らかさにこだわりがある人はこれらもチェックしましょう。
ストレージは512GB以上がおすすめ
PCで保存したデータは、基本的にはすべてストレージに保存されます。
以前は磁気ディスクにデータを書き込むHDDのみが出回っていましたが、最近ではフラッシュメモリを活用して高速でデータを転送できるSSDが広く普及しています。
SSDは小型で衝撃にも耐性があるので壊れにくく、発熱も最小限に抑えられるのが特徴です。複雑な処理を必要とするゲーミングノートPCに向いているストレージと言えるでしょう。
ゲームによってデータの保存容量は変わるため、一概には言えませんが、512GB~1TBの容量が搭載されている機種であれば、大抵のタイトルはカバーできます。
また、SSDには「SATA接続」と「NVMe接続」の2種類があり、NVMe接続の方がSATA接続よりも高速な保存が可能になるという特徴があります。
安価なゲーミングノートPCはSATA接続のSSDも多いため、可能であればNVMe接続に対応しているSSDを探すとよりコストパフォーマンスが高く快適なプレイができるでしょう。
持ち運び利用が多いならバッテリーの持ち時間も要チェック
外出先でゲームや作業をする際は、いつも電源を確保できるとは限りません。そのため、バッテリーの駆動時間は重要な要素と言えます。
一般的に、高性能なパーツを搭載しているハイスペックモデルほどバッテリーの持ちは悪くなる傾向にあるので、その点を考慮した上で購入する機種を選びましょう。
RTX 2080 SUPERなどのグラフィックボードを搭載している機種では、数時間でバッテリー切れを起こしてしまう場合もあります。
本体の性能が高くなるほど消費電力が増えるため、普段から電源がない状態で使う時間に耐えうる機種を選ぶのがおすすめです。
キーボードの仕様も必ずチェックする
ノートPCに付属するキーボードは、基本的に後から変更できません。そのため、購入前に必ずキーボードの性能や仕様もチェックしましょう。
「キーボードなんか、どれも一緒じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は全く違います。
機能のチェック
まずは機能の確認です。例えば、ゲームで複数のキーを同時入力する場合、「同時に何個のキーを認識してくれるか」という点が重要であったり、正確に認識させるためには「アンチゴースト機能」と呼ばれるものの有無も確認したほうがいいでしょう。
キー配列も要チェック
テンキー(数字のキー)の有無や、矢印キーの押しやすさ、ファンクションキーの有無なども確認しましょう。ノートパソコンの場合、小型化のためキーボードもコンパクトに収納する必要があるため、無理やりキー配列を収納している製品もあります。例えば、矢印キーが非常に小さくなっていたりなどですね。
普段自分が頻繁に利用するキーが省略されていたり、押しにくくなっていないかなどは、後の操作感に強く影響されるため、必ず確認するようにしましょう。
メカニカルキーならタイピングの心地よさがアップ
タイピングの心地よさにこだわるのであれば、メカニカルキー搭載のゲーミングノートPCがおすすめです。ゲーミングノートPCのキースイッチには、メカニカルキーが採用されていることがあります。
ノートPCのキーボードには、一般的なPCに用いられている安価な「メンブレンキー」と、高級なPCやキーボードに用いられている「メカニカルキー」があります。
メカニカルキーのほうが入力精度が高く、タイピングの心地よさが抜群に高いです。
持ち運びの快適さ
長時間持ち運ぶ機会が多い方は、快適に持ち運べるかどうかを検討することが大切です。
17型などの大きなディスプレイはゲームをプレイする際には迫力がありますが、比較的大荷物になるので、常に持ち歩く場合は少し負担になるかもしれません。
本体の重量がどのくらいかも忘れずに確かめておきましょう。2kg以下であれば、それほど負荷はかかりにくいと言えます。
ノートPCだけを持ち運ぶことはほとんどないため、他の荷物と合わせると思ったよりも重さを感じる場合もあるので注意が必要です。
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