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マウス G-Tune EP-Z Core i9 12900KF+RTX 3080 実機レビュー!スペックやベンチマーク紹介


この記事では、マウスコンピューターのG-Tune EP-Z(Core i9-12900KF+RTX 3080モデル)をレビューします。

・EP-Zの実機レビューが見たい
・ゲームとクリエイティブな作業が快適なPCが欲しい
・ハイスペックで動作音が静かなPCが欲しい
・メリット・デメリットを知りたい

上記のような疑問を持つ方や購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。


G-Tune EP-Zの特徴とスペック

OS Windows 11 Home
CPU Core i7-12900KF(水冷)
GPU GeForce RTX 3080 10GB
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4x4 NVMe SSD
4TB HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
電源 1000W 80PLUS GOLD
参考価格 434,800円(税込)

G-Tune EP-Zは、CPUに16コア24スレッド最大5.2GHzで動作する第12世代Core i9を搭載。

GPUはフルHD〜4K解像度まで楽々こなせる、GeForce RTX 3080 10GB。

ハイエンドなCPUとGPUに厳選された高品質パーツで武装したハイエンドゲーミングPCです。

主な特徴は次の5つです。

・圧倒的パワー
・所有感の高いケース
・超高速SSD搭載
・大容量4TB HDD搭載
・24時間365日の電話サポート

マウスコンピューターを選ぶメリットとして、1年間の無償保証のほか、24時間365日の電話サポートが大きなポイント。

最近のゲーミングPCの中では珍しく、4TBのHDDと光学式ドライブ(DVD)を搭載しており、ゲームだけでなくクリエイティブな作業など多目的に使える一台です。

実際に使ってみたところパワフルかつ静かで、かなり満足度の高い一台ですが気になったデメリットもあります。

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EP-Zの外観と内部


黒を基調としたケースに存在感を増すレッドのカラーリング。凹凸の少ないフラットデザイン。

フロントパネルはアルミパネル×ダーククロム強化ガラスで高級感のあるケースです。

これまでレビューしたミドルタワーサイズのBTOパソコンケースと比較するとやや大きめ。

その分重さもあり、約19kgとかなりの重さなのでデスク上というよりは床置きが良さそうな感じがしました。

幅 x 奥行 x 高さ 215 x 490 x 481
重さ 18.9kg


▲フロントパネルのインターフェイス

・パワースイッチ
・アクセスランプ
・USB 3.0×2
・USB 2.0×2
・オーディオ入出力

フロント上部にインターフェイスが集中しているので、床置きした際のアクセスが容易です。

PC本体の設置場所によっては、マイクやヘッドホンは正面から挿すとケーブルの長さ的にベストだったりするので、オーディオジャックがあると使いやすいですね。


スロットイン方式の光学ドライブを採用。

ディスクのセットや取り出しもしやすく、使い勝手にも配慮されています。

またフロントパネルとの一体化デザインなので、見た目もスッキリしたフォルムです。


ケース側面です。どちらの上部にもエアスリットデザインが施されています。

BTOオプションでガラスサイドパネルに変更が可能です。


背面には120mmファン1基とリアパネル、電源、グラボ端子

電源はケース上部に配置。CPUやグラボからの熱をリアファンから効率的に排気します。

リアパネルのインターフェイスは次のようになっています。

・USB Type-C x 1
・USB 2.0 x 2
・USB 3.0 x 4
・LANポート
・オーディオ入出力

これだけUSBポートがあれば、キーボードやマウス、外部HDD/SSD、USBメモリ、ヘッドセット、マイクなどたくさん接続できます。

ディスプレイ出力端子はDisplayPort×3、HDMIを搭載し、最大4画面出力をサポートしています。

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▲サイドパネルの取り外しにはプラスドライバーが必須


黒を基調としたPCケースは多いですが、G-Tuneフラグシップ伝統の赤色とガラスパネルを採用したことでゲーミングらしさと高級感が増したデザインです。


PC内部です。ケーブル類は結束バンドで整理され、キレイにまとまっています。

このケースのエアフローは、底面から吸気してグラボをダイレクトに冷却。その後CPUや大きなコンポーネント類を効率的に冷却しながら後方の120mmリアファンから排気します。

RTX 3080以上の大型グラボを搭載してもケース内に余裕があるため、カスタマイズ性も高いケースです。ドライブベイが反対側に搭載できるため、かなりスッキリとしています。

また簡易水冷のCPUファンを採用し、240mm長の大型ラジエーター(2連ファン)で冷却します。

公式サイトによると、エアフローを最優先した内部構造は理想的な冷却を実現。優れた拡張性とメンテナンス性により快適なゲーミング環境を構築できるとのこと。


空きドライブベイは2.5インチが2つのみです。


反対側には4TBのHDDとDVDスーパーマルチドライブを配置。

HDDはWestern DigitalのWD Blue(5400 rpm)でした。

3.5インチの空きドライブベイはありません。


マザーボードはMSIのOEM仕様で、チップセットはハイグレードなZ690を採用。

メモリースロットは4本あり、DDR4-3200 16GB x 2枚の構成となっています。

注文時のカスタムで128GBまで増設可能です。


▲グラフィックボードは、トリプルファン仕様のGeForce RTX 3080 10GBを搭載

BTOメーカーのハイエンドモデルに採用されることが多く、ヘビーゲーマー・プロゲーマーに人気のグラフィックボードです。

重量のあるグラボのため、補助ステーでがっしりと固定されています。


▲グラフィックボードの上と下にヒートシンク付きのM.2スロットが1つずつあり。(計2個、うち1つは1TBが装着済み)


電源ユニットは専用エリアに縦置き配置。

出力は1000Wで電力変換効率は80PLUS PLUTINUM。

この構成であれば1000Wで十分余裕があり、安定動作が見込めます。

プラグイン式なので、使用しないケーブルを外せばかなりスッキリした見た目になります。


底面のゴム足は4箇所。フローリングに置いた場合はグリップ効果で滑りにくかったです。

底面から吸気するケースなので、スライドしてワンタッチで脱着が可能な大型ダストフィルターを搭載。

EP-Zの性能をチェック

以下の項目をテストしたので参考にしてください。

・CPU性能
・グラフィック性能
・ストレージ性能
・ゲーム性能
・消費電力
・動作音

CPU性能チェック


EP-Zに搭載されている第12世代 Core i9-12900KFは、動作クロックが姉妹モデルのCore i9-12900より高いフルスペック版です。

水冷クーラーで安定した冷却環境にもかかわらず、ベンチマークスコアは下位モデルのCore i9 12900より下という結果となりました。

マルチスコアは27000前後を期待していたのですが、本機はかなりパワーを抑えています。

計測時のCPU温度は67〜69℃を維持しており、危険と言われる80〜90℃よりもかなり余裕があります。

パフォーマンス的にはプロレベルのクリエイティブ作業もできる性能です。

グラフィック性能チェック


3DMarkのグラフィックススコアは「41531」でした。

RTX 3080だと44000前後のスコアを期待できるのですが、CPUと同じくGPUも控えめの結果です。

とはいえほとんどのゲームを超快適に遊べる性能です。

計測時のGPU温度は72〜75℃を維持しており、適正と言われる80℃以下なので、長時間の安定したゲームプレイを期待できます。

ストレージ性能チェック


Cドライブの1TB SSDをCrystalDiskMarkで計測。

超高速なGen4x4 SSDを搭載しており、読み込み6733MB/s、書き込み5003MB/sでした。

OSやゲームの立ち上がりは爆速です。

また、初期状態のストレージ空き容量は951GBでした。

また、本機は4TBのHDDも搭載していますが、ゲームやアプリのインストール先に使うとパフォーマンスが落ちます。動画など大きなファイルの保管場所として使うのが良いでしょう。

ゲーム性能チェック

ゲームプレイ時の処理を「軽い・普通・重い」の3つのタイプに分けてチェックしました。

【軽量級】VALORANT
【中量級】Apex Legends/FF14
【重量級】FF15

【軽量級】VALORANT


e-SportsタイトルのVALORANTは、フルHD〜4Kまで非常にサクサク動きます。

軽いゲームなので、フルHDだとフレームレートは400fpsを軽々と超える性能です。

ヘビーゲーマーだけでなく、プロゲーマーも納得のマシンと言えるでしょう。

【中量級】Apex Legends


中量級のApex Legendsも、フルHDのグラフィック最高設定で240fpsに張り付いて遊べる性能です。

FPSゲームをがっつりやり込みたい人にかなりおすすめできます。

【中量級】ファイナルファンタジー14


人気MMORPGのファイナルファンタジー14は、フルHD〜4Kまで快適に遊べます。

解像度 スコア 評価
フルHD最高品質 30226 非常に快適
WQHD最高品質 24802 非常に快適
4K最高品質 15724 非常に快適

【重量級】ファイナルファンタジー15


重たいゲームであるファイナルファンタジー15もWQHDまでなら十分で、4Kでも設定を少し調整すれば「とても快適」に遊べる性能です。

解像度 スコア 評価
フルHD高品質 15075 非常に快適
WQHD高品質 11658 とても快適
4K高品質 7269 快適

ゲーム性能まとめ

その他の主なゲームのフレームレートはこちらです。

タイトル 重さ フルHD WQHD 4K
VALORANT 軽量級 440fps 370fps 321fps
Apex Legends 中量級 250fps 190fps 113fps
フォートナイト 中量級 245fps 185fps 105fps
PUBG 中量級 201fps 152fps 105fps
アサシンクリードバルハラ 重量級 103fps 89fps 60fps
サイバーパンク2077 重量級 105fps 97fps 63fps

ほとんどのゲームは中量級までで動作するので、遊びたいゲームの参考にしてください。

ゲームの快適度をまとめると次のようになります。

解像度 軽量級 中量級 重量級
フルHD
WQHD
4K

総合的にあらゆる解像度で快適に遊べる性能です。

消費電力チェック

EP-Zの消費電力をチェックしました。目安として参考にしてください。

状態 消費電力
電源OFF 1.1W
電源ON
アイドリング状態
78.9W
動画視聴 90.3W
ゲーム 525W

ウルトラハイスペックPCとしては、かなり省電力だと思います。

動作音チェック

EP-Zの動作音をチェックしました。

【通常時:41db】
ネット閲覧やNetflix動画視聴などの日常使い

【ゲームプレイ時:47db】
高い負荷をかけた時

騒音の目安はこちらを参考にしてください。

0〜20db 無音室など
21〜35db ささやき声
36〜40db 日常の生活音
41〜45db 扇風機の弱
46〜50db 扇風機の中
51〜55db 扇風機の強
56以上 かなりうるさい

静音性はかなり優秀です。

デスクの下にPCを設置する場合は、まったく気にならないレベルでした。

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EP-Zの気になった点

実際に使って感じたEP-Zのデメリットは1つだけでした。

・CPUとGPUのパワーが控えめ

ウルトラハイスペックなCore i9とRTX 3080の本来のパワーを体感できない点は残念です。

ただし、長時間の安定動作と静音性はトップクラスと言えます。

動作音がうるさいPCや、長時間のゲームプレイで熱暴走を起こしたり、パフォーマンスが落ちるPCは使っていてかなりストレスを感じます。

安定動作と静音性を重視する人にとっては大きなデメリットではないでしょう。

EP-Zのおすすめカスタマイズ

たくさんのゲームを遊びたい方はSSDの容量を増やすことをおすすめします。

・2台目のNVMe SSDを追加

ゲーム専用に2台目のNVMe SSDを増設すると使い勝手が向上します。

【まとめ】G-Tune EP-Zはこんな人におすすめ


以上がG-Tune EP-Z Core i9-12900KF+RTX 3080モデルのレビュー内容です。

本製品は次のような人におすすめします。

・長く現役で使えるPCが欲しい人
・動作音が静かなPCが欲しい人
・あらゆるジャンルのゲームを遊び尽くしたい人
・所有感の高いハイグレードなPCが欲しい人
・ゲームの他にクリエイティブな作業もする人

強力なCPUとGPUを搭載し、フルHD〜4K解像度まで強いゲーミングPCです。

厳選されたパーツ構成なので、数世代に渡って最新ゲームを遊び続けられる安心のスペック。

ゲーム実況や動画編集PCとしても使えるので、ストリーマーやYoutubeに動画をアップしたい方に最適と言えます。

セール時は3万円以上の値引きも期待できるので狙い目です。

気になる方は、ぜひチェックしてください。

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