この記事ではマウスコンピューターとPlusLOGのコラボノートPC「G-Tune P5-AF」をレビューします。
通常モデルのG-Tune P5をベースに、ストレージ容量を調節して価格を大幅に抑え「テレワーク」「普段使い」「ゲーム」に強いスペシャルモデルです。
・テレワーク、普段使い、ゲームができる安いノートPCが欲しい
・メリット・デメリットを知りたい
上記のような疑問を持つ方や購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- G-Tune P5-AFの特徴とスペック
- G-Tune P5-AFの外観をチェック
- G-Tune P5-AFの性能をチェック
- G-Tune P5-AFのおすすめカスタマイズ
- 【まとめ】G-Tune P5-AFはこんな人におすすめ
- おすすめゲーミングPCのまとめ記事
- おすすめゲーミングモニターのまとめ記事
- ゲーミングPCが買えるおすすめのBTOメーカー
G-Tune P5-AFの特徴とスペック
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | Core i5-11400H |
GPU | GeForce GTX 1650 Laptop |
ディスプレイ | 15インチ |
解像度 | 1920 x 1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 60Hz |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB NVMe SSD |
幅 x 奥行 x 高さ | 359 x 238 x 22.8 |
重量 | 2.05kg |
参考価格 | 119,900円(税込) |
CPUに6コア12スレッドで動作する第11世代Core i5、GPUにGeForce GTX 1650を搭載。
多くのゲームをフレームレート60fpsで遊べるゲーミングノートPCです。
対戦ゲームで上位ランクを狙うヘビーゲーマー向けではありませんが、普段使いやテレワークが中心で、たまにゲームを楽しむ方には十分なスペックとなっています。
また、普段はデスクトップPCを使っている人で、安価なサブPCを探している人にもおすすめです。
本機の主な特徴は次の5つです。
・普段使いもサクサク動作
・薄型軽量ボディー
・使いやすいキーボード
・豊富なカスタマイズオプション
通常モデルの「G-Tune P5」のストレージ容量は512GBで、価格は149,800円です。
本記事でご紹介するPlusLOGスペシャルモデルは、ストレージを256GBに減らしているものの、日常使いやテレワークでは十分な容量となっています。
注文時のカスタムでストレージを512GBに増やしても通常モデルより2万円も安い(129,900円)のでかなりお買い得です。
また、マウスコンピューターを選ぶメリットとして、1年間の無償保証のほか、24時間365日の電話サポートも大きなポイント。
これから詳しく解説しますので、自分の利用スタイルに合っているかチェックしてください。
G-Tune P5-AFの外観をチェック
付属品は極めてシンプル。
箱も薄型軽量で、片手で軽々と運べます。
15.6インチのフルHD液晶にテンキー付きのフルサイズキーボードを搭載。
重量は2.02kgとゲーミングノートとしては軽量です。
最大6.5時間駆動するバッテリーを内蔵し、長時間の移動やサブのノートPCとしても使いやすくなっています。
カラーはブラックでシンプルかつ高級感のあるデザイン。
CPUとGPUを効率的に冷やす強力なクーリングシステムを内蔵しています。
キーボードはテンキー付きの日本語配列です。
キーピッチは一般的なデスクトップPCと同じ19mmを確保。キーストロークは1.8mmでタイプ音も静かです。
スペースキー横の「無変換」「Alt」などのキー幅が小さめですが、タイピングに支障をきたすような使いにくさはありません。
タッチパッドは広く、タップ操作や滑りなどの反応は良好です。
キーボードはカラー表示に対応したバックライトを搭載しています。
専用のアプリ(CONTROL CENTER)を使用して好きな色に変更可能。
右側面のインターフェイスです。
・SDカードリーダー
・USB Type-C(10Gbps)
・USB Type-A(5Gbps)
・有線LAN
ネットワークは有線接続のほか、高速なWi-Fi 6にも対応しています。
左側面のインターフェイスです。
・USB Type-A(5Gbps)
・USB Type-A(480Mbps)
・マイク入力
・ヘッドフォン出力
背面にはMini DisplayPort、HDMI、電源入力があります。
インターフェイスについてまとめると、この価格帯のPCとしては充実していて不足なものは無いと思います。
本体の厚みは約2.2cmの薄型仕様。ディスプレイ部分はこの角度まで開きます。
液晶は15.6インチのフルHD(1920 x 1080)です。
ノングレアの液晶で写り込みも少なく、ゲームやエンタメ利用に最適でしょう。
視野角の広い液晶で斜めから見ても色合いにムラがなく、非常に鮮やかな発色です。
ディスプレイのフレームレート、リフレッシュレートを確認できる通称UFOテストの結果です。
本機の液晶はリフレッシュレート60Hzなので、フレームレートは60fpsが上限となります。
競技性の高いFPSゲームには向いていませんが、アクションゲームやシミュレーションゲームなどなら十分な性能です。
残像感も強く無いので、ゲーム向けの液晶と言えます。
ディスプレイの上部にビデオ会議等で使える100万画素のWEBカメラとデュアルマイクを搭載。
充電アダプターは薄型で軽量です。
ゲーム機のコントローラーよりも薄く、重さは約490g。
ゲームプレイだと充電アダプターはほぼ必須ですが、持ち運びも苦にならない大きさ、重さです。
スピーカーは底面の左右に配置されています。
低音の響きは弱いものの、音が割れることなく必要十分な音質です。
G-Tune P5-AFの性能をチェック
以下の項目をテストしたので参考にしてください。
・グラフィック性能
・ストレージ性能
・ゲーム性能
・動作音
なお、本機の性能を100%発揮できる「パフォーマンスモード」にて計測しています。
CPU性能チェック
G-Tune P5-AFに搭載されているCPUは、6コア12スレッドで動作する第11世代Core i5-11400Hです。
ビジネス向けの薄型ノートPCに採用される最新の第12世代 Core i5-1240Pよりも高い処理能力がポイント。
価格が高い上位CPUには劣るものの、コスパ重視のゲーミングノートPC用のCPUとしては、最も優れたパフォーマンスです。
もちろんWordやExcelなどのオフィスアプリはサクサク動作する性能です。
グラフィック性能チェック
3DMarkのグラフィックススコアは「9916」でした。
本機のGPUは入門者向けのGTX 1650ですが、CPUに内蔵されているグラフィック機能よりもはるかに高いパフォーマンスが特徴です。
FF14や原神といった人気のアクションゲームでも快適に遊べる性能となっています。
ストレージ性能チェック
Cドライブの256GB SSDをCrystalDiskMarkで計測。
読み込み2490MB/s、書き込み977MB/sでした。
10万円前後のPCとしてはかなり良いスコアで、OSやゲームの立ち上がりは爆速です。
また、初期状態のストレージ空き容量は236GBです。
大きめのゲームを3本ほどインストールすると、ほぼ一杯になってしまいます。
たくさんのゲームで遊びたい人は、注文時のカスタムで512GB以上に交換可能です。
ゲーム性能チェック
ゲームプレイ時の処理が「軽い・普通・重い」の3つのタイプに分けてチェックしました。【中量級】Apex Legends/FF14
【重量級】FF15
【軽量級】マインクラフト
軽いゲームの「マインクラフト」は60fpsで安定して遊べる性能です。
【軽量級】原神
激しい動きが特徴の「原神」も60fpsで遊べます。
残像感も無く、キレイな映像で非常に快適です。
【軽量級】VALORANT
e-SportsタイトルのVALORANTも60fpsに張り付いて遊べます。
外付けのゲーミングモニターをつなげれば、200fps前後で遊べます。
軽いFPSゲームに限って言えば、ヘビーゲーマーも満足できる性能です。
【中量級】Apex Legends
中量級のApex Legendsはかなり画質を落とせば60fpsで遊べますが、中量級のFPSゲームをがっつりやり込む人向きのPCではありません。
人気のフォートナイトやPUBGなども中量級なので、同じくらいのフレームレートになります。
【中量級】ファイナルファンタジー14
人気MMORPGのファイナルファンタジー14は、高品質設定で「とても快適」に遊べる性能です。
フレームレートは60fpsに張り付いていたので、まったく問題ない性能と言えるでしょう。
【重量級】ファイナルファンタジー15
重たいゲームであるファイナルファンタジー15は「やや快適」に遊べる性能です。
少し設定を下げれば「快適」で遊べます。
解像度 | スコア | 評価 |
---|---|---|
標準品質 | 4843 | やや快適 |
軽量品質 | 6335 | 快適 |
ゲーム性能まとめ
ゲームの快適度をまとめると次のようになります。軽量級 | 中量級 | 重量級 |
---|---|---|
◎ | ○ | △ |
ほとんどのゲームは中量級までで動作するので、遊びたいゲームの参考にしてください。
重たいゲームはグラフィックスの設定を調節すれば快適指標である60fpsで遊べます。
動作音チェック
G-Tune P5-AFの動作音をチェックしました。ネット閲覧やNetflix動画視聴などの日常使い
【ゲームプレイ時:52db】
高い負荷をかけた時
騒音の目安はこちらを参考にしてください。
21〜35db | ささやき声 |
---|---|
36〜40db | 日常の生活音 |
41〜45db | 扇風機の弱 |
46〜50db | 扇風機の中 |
51〜55db | 扇風機の強 |
56以上 | かなりうるさい |
高負荷時には冷却音が大きくなりますが、不快な音ではないです。
ヘッドホンをすれば全く気にならないレベルでした。
G-Tune P5-AFのおすすめカスタマイズ
より快適な環境を求める方には、次のオプションがおすすめです。
・外付けゲーミングモニター
たくさんのゲームをインストールしたい方は、注文時に512GBのSSDへ交換しておくことをおすすめします。
512GBへ増量しても価格は127,490円と、通常モデルのG-Tune P5より2万円も安いです。
また、本機のディスプレイは60Hzなので、より高いフレームレートで遊びたい方は外付けモニターをつなげるとFPSゲームも快適に遊べます。
安くて高性能なおすすめのゲーミングモニターについては関連記事を参考にしてください。
【まとめ】G-Tune P5-AFはこんな人におすすめ
以上がG-Tune P5-AFのレビュー内容です。
本製品は次のような人におすすめします。
・普段使い、テレワーク、ゲームができるPCを探している人
・サブのゲーミングPCを探している人
たまにゲームを楽しむライトゲーマーな人には「ちょうどいい」性能です。
気になる方は、ぜひチェックしてください。
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