4K・144Hzゲーミングモニター(HDMI2.1・120Hz対応)は、PS5の発売をきっかけに一気に需要の高まった大人気商品です。
気になっている方は、次のような疑問をお持ちではありませんか?
「どんな製品があるの?」
「どのくらいのグラボがあればいいの?」
「ハイスペックすぎて使い所がわからない・・・」
そこでこの記事では、次の3つに注目して徹底的に解説します。
・4K・144Hzを活用できるグラボはどれ?
・おすすめゲーミングモニター5選
購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
- 144HzモニターはフルHDと4Kどちらがいいの?
- 4K・144Hzを活用できるグラボ(GPU)は?DSCに注意!
- 4K・144Hzゲーミングモニターのおすすめ人気ランキング
- 【まとめ】迷ったらこの4K・144Hzゲーミングモニターがおすすめ
- 【参考】ゲーミングモニターの選び方
- 【参考】ゲーミングモニターを選ぶ際に注意すべき3つのポイント
- 【参考】ゲーミングモニターのおすすめメーカー
- ゲーミングモニター・PCモニターのまとめ記事
- 最大2.5%還元!ゲーミングモニターをお得に買い物する方法
▼もっともおすすめな万能タイプ
BenQ EX3210U
▼予算10万円の多機能モデルなら
ASUS VG28UQL1A
▼格安モデルなら
JAPANNEXT JN-280IPS144UHDR
▼Type-C入力が欲しいなら
Acer XB283KKVbmiipruzx
▼バランス重視なら
Dell G3223Q
144HzモニターはフルHDと4Kどちらがいいの?
結論を言うと、作業スペースと画質が優先で、色々なジャンルのゲームを楽しみたいのなら4K。
逆に、FPSゲームしかしないのなら、フルHDで23.8〜24.5インチ/240Hzのモニターがベストです。
フルHDはゲームには最適ですが、ネットショッピング、文書入力、写真・動画編集などの事務的な作業だとかなり作業スペースが狭いと感じるはずです。
また、4K・144Hzモニターは、WQHD/144HzやフルHD/144Hzのモニターとしても使えます。
※HDMI接続だとフルHDとWQHDでは120Hzまでしか対応していない製品もあります。
4Kでフレームレート144fpsを出すにはかなりのハイスペックGPUが必要なので、臨場感や美麗な映像を優先したい場合は4K、フレームレート優先の場合はフルHDで楽しむなど、解像度を切り替えて使うのもありでしょう。
解像度を下げるとフルHD(1920 x 1080)は4K(3840 x 2160)に拡大されて表示されますが、画質の劣化はほとんど感じません(個人差はあります)。
次の章で詳しく説明しますが、GPUがGeForce RTX 3060クラスであれば、多くのゲームで4Kでも60fps以上のフレームレートが出るので、十分に4K・144Hzモニターの性能を活用できる時代です。
以上の理由から、ゲーム以外のことを少しでもするのなら、迷わず4Kモニターをおすすめします。
PS5やXbox Series Xも考え方はPCと同じです。予算があれば4K 144Hz/HDMI2.1対応のモニターをゲットしましょう。
4K・144Hzを活用できるグラボ(GPU)は?DSCに注意!
PCで4K・144Hzの出力ができるグラボはDisplayPortのバージョンが1.4で、DSC(Display Stream Compression:圧縮転送技術)に対応している必要があります。
メーカー資料で確認したところ、GeForce GTX 1660以上、RTX 20XX以上、Radeon RX 5700以上であれば問題ありません。
DSC非対応のグラボは4K/120Hz止まりとなるので注意してください。
次に、現在主流のGPUでメジャーなゲームを4Kで動かした時の参考フレームレート(最高画質)を紹介します。
結論を先に言うと、軽〜中重系ゲームであれば60fps以上で快適に遊べ、画質を落とせばGeForce RTX 3060でも4Kで100fps以上を狙えます。
【軽量系】レインボーシックスシージ
GeForce RTX 3080 Ti:207fps
Radeon RX 6800 XT:167fps
GeForce RTX 3070 Ti:155fps
Radeon RX 6700 XT:118fps
GeForce RTX 3060:93fps
GeForce GTX 1660:54fps
【中量系】Apex Legends
GeForce RTX 3080 Ti:166fps
Radeon RX 6800 XT:133fps
GeForce RTX 3070 Ti:125fps
Radeon RX 6700 XT:90fps
GeForce RTX 3060:74fps
GeForce GTX 1660:47fps
【重量系】アサシンクリード ヴァルハラ
GeForce RTX 3080 Ti:58fps
Radeon RX 6800 XT:62fps
GeForce RTX 3070 Ti:48fps
Radeon RX 6700 XT:44fps
GeForce RTX 3060:24fps
GeForce GTX 1660:16fps
4K・144Hzゲーミングモニターのおすすめ人気ランキング
4K・144Hzモニターは10万円以上の予算が必要で、現在販売されている製品はすべて「応答速度1ms」「フリッカーフリー機能」「高い色再現性」などのゲーミングに重要な機能を標準装備しています。
ランキング形式で選りすぐりの5台を紹介しますが、どの製品を選んでも美しくカクつきのない「なめらか」映像でゲームを楽しめます。
製品独自の機能に注目して解説しますので、しっかり読んで購入時の参考にしてください。
【1位】BenQ EX3210U
サイズ | 31.5インチ |
---|---|
パネル | 量子ドットIPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
入力端子 | DisplayPort x 1 HDMI 2.1 x 2 |
スピーカー | 2W+5Wサブウーファー |
USBハブ | 4ポート |
VESAマウント | ◯ |
参考価格 | 139,394円 |
特徴 | 31.5インチハイスペック |
1位のゲーミングモニターは、BenQ EX3210Uです。
▼ポイント
・極めて発色の良い量子ドットIPSパネル
・DisplayHDR 600対応
・2W x 2 + 5Wサブウーファー内蔵
・多機能リモコン付属
・AIノイズキャンセリングマイク内蔵
▼主なゲーミングサポート機能
・暗闇に隠れた敵を見逃さない「Black eQualizer」
・ゲームコンテンツに最適化した「5つのサウンドモード」
・ゲームシーンに合わせた最適な色合いに切り替える「カラーモード」
画質や音質などの基本性能がライバル製品より飛び抜けて高く、入荷するとすぐに売り切れる大人気モデル。
時代を先取りした高性能モニターで、超美麗な映像を楽しみたい方におすすめです。
より詳しいスペックや使用感については関連の実機レビューを参考にしてください。
【関連】BenQ MOBIUZ EX3210U レビュー
【2位】ASUS VG28UQL1A
サイズ | 28インチ |
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パネル | IPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
入力端子 | DisplayPort x 1 HDMI2.1 x 2 HDMI2.0 x 2 |
スピーカー | 2W |
USBハブ | 2ポート |
VESAマウント | ◯ |
参考価格 | 84,964円 |
特徴 | ハイスペックでコスパ最強 |
2位のゲーミングモニターは、ASUS VG28UQL1Aです。
▼ポイント
・5つの入力ポート
・欲しい機能が全部入り
・多機能でも10万円以下
▼主なゲーミングサポート機能
・シャープな画像で高フレームレートを実現する「ELMB SYNC」
・明るい部分をおさえて暗い部分をはっきり表示させる「シャドウブースト」
・オーバードライブ設定を動的に変化させて遅延を防ぐ「可変オーバードライブ」
4K・144Hz対応モニターの相場は12万円程度なのですが、10万円を切るコスパの高さが魅力。
安いと機能もそれなりなのかと思いますが、かなりの高機能モニターです。
映像入力は5つもあるので、たくさんの機器を繋ぎたい人におすすめ。
美麗な映像表現ができるDisplayHDR 400に対応し、可動域の広い多機能スタンドが付属。
ハイスペックでコスパが良く、28インチクラスが好みならVG28UQL1Aが一番のおすすめです。
【3位】Acer XB283KKVbmiipruzx
サイズ | 28インチ |
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パネル | IPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
入力端子 | DisplayPort x 1 HDMI 2.1 x 2 USB Type-C x 1 |
スピーカー | 2W |
USBハブ | 4ポート |
VESAマウント | ◯ |
参考価格 | 108,000円 |
特徴 | USB PD 65W対応モデル |
3位のゲーミングモニターは、Acer XB283KKVbmiipruzxです。
▼ポイント
・PD 65W対応Type-C搭載
・薄くてスタイリッシュなデザイン
▼主なゲーミングサポート機能
・ジャンルに応じた8つの映像モード「Game View」
・眼精疲労を抑える「ブルーライトシールド・プロ」
・暗い部分をはっきり表示する「ブラックブースト」
入力端子にUSB Type-Cを搭載した4K/144Hzモニターで、映像入力はUSB Type-Cを含めて最大4台のデバイスと接続可能。
USB Type-Cポートは65WのPower Deliveryにも対応しているので、ハイスペックノートPCでも付属のケーブル1本だけで充電と映像/音声出力が可能です。
HDRはVESA DisplayHDR 400に準拠。安価なモニターに採用されているHDR10よりもリアルな映像を表現できます。
ハイスペックPCやPS5はもちろん、USB Type-C接続ができるゲーミングノートやMacとも相性が良いモニターです。
【4位】JAPANNEXT JN-280IPS144UHDR
サイズ | 28インチ |
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パネル | IPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
入力端子 | DisplayPort x 2 HDMI2.1 x 1 HDMI2.0 x 1 |
スピーカー | 2W |
USBハブ | なし |
VESAマウント | ◯ |
参考価格 | 67,131円 |
特徴 | 格安モデル |
4位のゲーミングモニターは、JAPANNEXT JN-280IPS144UHDRです。
▼ポイント
・格安4K/144Hz対応モデル
・安くても高性能!
・便利なリモコン付き!
▼主なゲーミングサポート機能
・リフレッシュレートの常時表示機能
・ゲームプレイ時間を表示する「スクリーンタイマー」
・明るい部分をおさえて暗い部分をはっきり表示させる機能
JAPANNEXTより2022年1月に発売されたAmazon専売の最新モデル。
ハイスペックな4K・144Hz対応モニターながら、10万円を大きく下回るという脅威のコスパが魅力のモニターです。
ゲーミングサポート機能は少ないですが、ゲーミングモニターとしての基本性能はしっかり押さえており、入力の切替や音量の調節ができるリモコンも付属。
4つの入力ポートなど、他メーカーの高性能モデルと比較しても劣る点は少なく、安く4K・144Hz環境を手にしたい方に一番のおすすめです。
JAPANNEXT JN-280IPS144UHDRを購入する
【5位】Dell G3223Q
サイズ | 32インチ |
---|---|
パネル | IPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
入力端子 | DisplayPort x 1 HDMI 2.1 x 2 |
スピーカー | なし |
USBハブ | 2ポート |
VESAマウント | ◯ |
参考価格 | 123,904円 |
特徴 | バランスの良い32インチ |
5位のゲーミングモニターは、Dell G3223Qです。
▼ポイント
・DisplayHDR 600に対応
・シンプルでスタイリッシュなデザイン
・強い保証サービス
ゲーミングサポート機能は少ないですが、高いリフレッシュレートと1msの応答速度といったゲーミングモニターとしての基本をしっかり押さえた一台。
パネルは反応の良いFast IPSを採用し、sRGBカバー率99%と極めて良い発色を実現。ゲームの他にクリエイティブな作業も得意です。
リアルな映像表現ができるDisplayHDR 600に対応するなど、32インチクラスでは価格と性能のバランスが最も優れています。
3年間の無輝点交換サービスなど、最大手メーカーならではの強いサービスも魅力のモニターです。
【まとめ】迷ったらこの4K・144Hzゲーミングモニターがおすすめ
4K・144Hzゲーミングモニター(HDMI2.1・120Hz対応)は、入荷直後に完売してしまうほどの大人気ゲーミングモニターです。
この記事で紹介した5機種はすべて2021年以降に発売された最新モデルで、どれを買っても間違いありませんが、迷ったら「BenQ EX3210U」がもっともおすすめです。
数ある4K/144Hzモニターの中でもトップクラスの性能で、価格は機能からすると安いと言える万能タイプ。
グラボは、GeForce RTX 3060以上なら多くのゲームで60fps以上を期待でき、PS5やXbox Series Xでも実用的に使えるゲーミングモニターです。
以上、購入を検討している方の参考になれば幸いです。
▼もっともおすすめな万能タイプ
BenQ EX3210U
▼予算10万円の多機能モデルなら
ASUS VG28UQL1A
▼格安モデルなら
JAPANNEXT JN-280IPS144UHDR
▼Type-C入力が欲しいなら
Acer XB283KKVbmiipruzx
▼バランス重視なら
Dell G3223Q
【参考】ゲーミングモニターの選び方
ここからは「そもそもゲーミングモニターって何?」と思われている方のために基本から解説します。
ゲーミングモニターを選ぶ際に抑えておきたい5つのポイントがこちらです。
・リフレッシュレート(144Hz以上)
・応答速度(1ms以下)
・入力端子の種類
・ゲーミングモードなどのモニター固有機能
この中でもゲームをプレイするうえで特に重要なのが「リフレッシュレート」と「応答速度」です。
動きの激しいゲーム系(FPSやバトロワ、レースゲームなど)は高リフレッシュレートかつ応答速度の速いモニターを選びましょう。
冒頭でもお伝えした通り、それ以外のゲームに関してはゲーミングモニターのようなハイスペックでなくても十分なケースが多いです。
ただ大きな画面、きれいな画質でプレイしたいなら27インチ以上の4Kモニターをおすすめします。
ゲーミングモニターのリフレッシュレートについて
出典:amazon.co.jp
リフレッシュレートとは、1秒間で画面が切り替わる回数のことです。
リフレッシュレートは通常Hz(ヘルツ)で表記されており、たとえば144Hzのゲーミングモニターでは1秒間に144回画面が切り替わっていることになります。
一般的なモニターの多くは60Hzですが、普段の利用で違和感がなければリフレッシュレートの重要性をいまいち認識しにくいかもしれません。
しかし、60Hzと144Hzでは大きな違いがあるのも事実で、特に動きの激しいFPSゲームでは144Hzゲーミングモニターが人気を集めています。
人気理由として挙げられるのが画面がなめらかに表示されて低遅延なため、敵の動きを認識しやすいということ。
イメージとしてはパラパラ漫画が近く、1秒間に60ページと144ページをめくるのでは漫画のなめらかさが全く違いますよね。
コンマ何秒間でも表示が速ければ有利となり、逆なら不利になるケースも。プロを目指していたり、遅れがシビアになるようなゲームをプレイする方は144Hz以上のハイエンドモデルを検討してください。
www.youtube.com
出典:YouTube(公式サイト)
NVIDIA GEFORCEによるスローモーション比較動画(240、144、60 Hz/FPS)
画像は移動を一定方向にしたスローモーションを撮影したもの。240Hzと144Hzは誤差レベルですが、144Hzと60Hzは敵キャラの位置が大きくずれていることが分かります。
つまり、リフレッシュレート+フレームレート数値が高ければ高いほど、単純に敵をいち早く見つけられるのです。
フレームレートについてはゲーミングモニターを探す前に注意すべきポイントにて後述していますので、あらためてそちらもチェックしてみて下さい。
ゲーミングモニターを探しているなら「144Hz」対応がおすすめですよ
ゲーミングモニターの応答速度
(←応答速度が遅い ────── 応答速度が早い→)
素早い動きの格闘ゲームや、スピード感を楽しむレースゲームでは応答速度が最重要ポイント!応答速度が早い方は色が即座に切り替わるので、”ブレ”はほとんど見えません。
一方で応答速度が遅いと色の写りが遅いため、少しボヤけて見えます。
応答速度とは文字通り、PCより出力された情報がモニターに表示されるまでの応答速度を指しています。
厳密には、モニター内の色が別の色へ切り替わるまでの速度のことで、この速度が遅いと残像となり、ゲームによっては不利になることも。
応答速度は◯msとして表記されています。1msのゲーミングモニターであればPCから出力された情報を0.001秒で切り替えて表示できるため、ほぼ遅延ナシでゲームをプレイすることができるのです。
人間の反射神経は0.2秒=200ms程度が限界とされていますが、デバイス側のタイムラグを最小まで抑えることで、ゲーム内で優位に立てることは間違いないでしょう。
応答速度でも、注目すべきはGtoG 〇msと表記されているゲーミングモニターです。
これは中間階調と呼ばれる色の切り替え速度のことで、黒や白以外の切り替え速度を表しています。こちらも残像に影響する部分ですので、プロを目指す方や残脳の少ない環境でゲームプレイしたい方は重要視してください。
・ms(応答速度)は数字が低ければ低いほど画面の反映が早い
・1ms以下は人が違いを認識できないレベル(1msで十分)
・GtoGの応答速度が速いゲーミングモニターを選ぶ
FPSやバトルロイヤル系など動きの激しいゲームなら「1ms以下」がおすすめ。それ以外なら「5ms」程度で十分です
ゲーミングモニターのおすすめサイズ・解像度
出典:amazon.co.jp
ゲーミングモニターのおすすめサイズは21インチ~27インチの範囲内だとされています。
画面サイズが小さすぎると見づらく、大きすぎると広い視野が必要=やりづらい、という点からプロゲーマーは24インチ前後のモニターを好んでいるとの噂も。
別名パネルサイズとも呼ばれますが、解像度とモニターのインチ数は全くの別物です。
解像度とは画面に写る小さい光”ピクセル”の数を指しています。ピクセルが多いほど画質はキレイかつ多くの情報を表示できるため、高い解像度=ピクセル数の多いゲーミングモニターがベストです。
解像度の表現ではHDや4Kといったほか、1920×1080という数字を見かけた方も多いでしょう。1920×1080の場合は横に1980、縦に1080のピクセルが存在するという意味になっており、この数値が高いほど画質は綺麗になります。
理想的なゲーミングモニターのスペックは画面サイズが21インチ~27インチ、解像度が1920×1080~2560x1440と言われています。
しかし、高い解像度になればなるほどPC側にもある程度のスペックが必要な点は注意しましょう。
高解像度のゲーミングモニターを買ったばかりにPCの動作が重くなっては元も子もないため、グラフィックボードなどのスペックを予め把握しておくことをおすすめします。
・快適に動作させるためにはグラフィックボードのスペックも重要
・解像度≠画面サイズ 解像度は画質の綺麗さ、画面サイズは画面の大きさ
個人的にはFPSやバトルロイヤル系は24〜27インチ、それ以外は好みで選んでいいと思います。MMORPGなどは32インチの4K画質だと迫力ある映像でプレイできますよ。
ゲーミングモニターの入力端子
ゲーミングモニターを選ぶ際は、入力端子を確認することも重要です。
接続したい機器に対応している端子が付いていないと、どれだけゲーミングモニターが高性能でも接続できません。
現在出回っている代表的な入力端子は「DVI」「HDMI」「Display Port」などがあり、端末の種類によっても対応している端子は異なります。
DVI
DVIはデジタルタイプのディスプレイケーブルで、事務作業用などの一般的なパソコンでよく利用されている端子です。ゲーミングモニターにも搭載されているものもありますが、HDMIやDisplay Portに比べると画質が落ちるため、ゲーミングPCに接続する場合はあまり使われません。
HDMI
HDMIは映像と音声、制御信号を1本のケーブルに集約して送信できるケーブルで、テレビとゲーム機器、PCとプロジェクターの接続などに利用されるケースが多いです。PS5やPS4、Nintendo Switchなどに利用するなら、HDMI端子があるゲーミングモニターを選びましょう。
Display Port
Display Portはディスプレイに特化した映像出力用ケーブルです。DVIやHDMIに比べて高解像度の映像を処理できるのが特徴で、4Kや8Kなども再現できるポテンシャルがある規格となっています。ゲーミングモニターやゲーミングPCは高解像度に対応しているものが多いため、基本的にはDisplay Port端子が用意されている製品が多いでしょう。
ゲームをプレイする目的なら、できるだけDisplay Port端子で接続することをおすすめします。
また、端子の数がいくつ確保されているかも注目すべきポイントです。
複数のゲーミングPCをDisplay Portで接続したり、PS5とPS4をHDMIで常時ゲーミングモニターと接続したりしたい場合は、毎回ケーブルを接続し直さなくて済むように、端子が複数あるものを選びましょう。
・PS4やPS5、Nintendo Switchと接続するならHDMIに対応しているか確認
・高い解像度を活かすにはDisplay Portの入力端子を使うのがベスト
ゲーミングモニターはDisplay Portで接続しておけば間違いありません。
ゲーミングモニターの固有機能
出典:amazon.co.jp
ゲーミングモニターの中には、ゲームをより快適にプレイしやすくするための「ゲーム支援機能」を搭載しているものもあります。
例えばゲームのタイトルに合わせて自動的におすすめの設定に切り替えてくれる機能などが代表的です。
FPSであれば「FPSモード」、格ゲーなどが遊びやすくなる「格闘ゲームモード」、その他にもさまざまなジャンルのゲームに対応しているものがあります。
また、ゲーミングモニターの形状が一般的な平面タイプではなく、両端が少し手前にせり出している曲面タイプになっているものも、ゲームの世界に入り込みやすくなるのでおすすめです。
・ベストな動作設定がよく分からないという方にもおすすめ
・没入感を高めるなら曲面タイプを選ぶ方法もある
細かい設定に悩まされずにゲームを遊びたいという方は、自動設定機能が付いているモニターがおすすめですよ。
【参考】ゲーミングモニターを選ぶ際に注意すべき3つのポイント
この記事で紹介しているおすすめのゲーミングモニターを買っても、”全く意味が無い”ケースがあります。
ゲーミングモニター選びで失敗しないためにも、購入前に注意すべき3つのポイントを見ていきましょう。
144Hzゲーミングモニターは144FPSが必須!
FPSとはフレームレートを表し、ゲームの映像が切り替わる回数を表しています。つまり、リフレッシュレートはゲーミングモニター側、フレームレートは出力側(パソコンやゲーム機)の切り替え回数です。
ここでポイントとなるが、リフレッシュレートとフレームレートは同じ数値にするのが好ましいという点でしょう。
リフレッシュレートの欄で説明した通り、144Hzゲーミングモニターの映像は画像が秒間144回更新されることでなめらかに描写しています。
しかし、肝心の映像データ(FPS)が秒間144回更新されていなければ、高いリフレッシュレートのメリットを活かせないのです。
フレームレートはゲーム内の設定で確認・変更することができます。144Hzゲーミングモニターのおすすめを探す前に、プレイしているゲームが144FPSに対応しているかチェックしておきましょう。
※最新のPCゲームはほとんどのケースで高いフレームレートに対応しています。
※注意:PS4/Proは現在60FPSが上限値です。PS4Proに使う目的でゲーミングモニターを買う場合は、応答速度や解像度に目を向けましょう。
ゲームタイトルにマッチしているか
144Hzゲーミングモニターを買えばすべてのゲームでパフォーマンスが向上する訳ではありません。ゲームタイトルによって求められるスペックの傾向が異なります。・MMOやアドベンチャーゲーム→高いリフレッシュレート(高解像度)
・格闘対戦ゲーム→早い応答速度(少ない入力遅延)
・レースゲーム→ウルトラワイドモニター(高いリフレッシュレート・早い応答速度)
・PS4Proなど家庭用ゲーム→(応答速度・高解像度)
ゲームジャンルに応じてゲーミングモニターのおすすめポイントが変わるため、上記のポイントを参考に自分にマッチしたゲーミングモニターを探しましょう。
もちろん全てにおいて最高級のゲーミングモニターを購入できる場合はそれがベストです。しかし、「予算を抑えて適切なパフォーマンスを発揮してほしい」という場合は、ゲームタイトルに合ったゲーミングモニターのおすすめ商品を購入しましょう。
PCスペック(グラボ・ビデオカード)は十分か
144HzゲーミングモニターをPCで使う場合は、同じく144FPSをPC側で出力する必要があります。ただし、画質設定を下げずに高フレームレートを出力するにはそれなりのグラフィックボードが必要です。せっかく144Hzゲーミングモニターを手に入れても、PCスペックが足りなければ悲しい思いをしてしまう可能性も……。
144HzゲーミングモニターにあわせてPCの購入も考えている場合は、ゲームごとの推奨スペックをチェックしておきましょう。
【参考】ゲーミングモニターのおすすめメーカー
ゲーミングモニターの開発に早くから参入しているメーカーも少なくありません。長年培ったノウハウにより、古参メーカーはスペックやコスト面に優れているとも言われています。
そんなゲーミングモニターのメーカーの中でも、特に人気のおすすめメーカーをご紹介します。
BenQ
BenQは台湾に本社を置く電気製品メーカーで、主にモニター製品やプロジェクター製品の開発を行っている企業です。BenQの作るゲーミングモニターはPJS(PUBG公式大会)などeSports大会でも利用されているほど。
コスパに優れているとゲーマーの中でも人気を集めています。
【関連】BenQ(ベンキュー)で選ぶ!ゲーミングモニターのおすすめランキング
ASUS
ASUSは同じく台湾に本社を置く電子機器メーカーで、PCのマザーボードからスマートフォンまで幅広く開発を手掛けている企業です。
ゲーミングデバイスをメインに周辺機器にも注力しており、ゲーミング用ブランド「ROG」を立ち上げるほど幅広く手掛けています。
【関連】ASUS(エイスース)で選ぶ!ゲーミングモニターのおすすめランキング
LGエレクトロニクス
LGは韓国に本社を置く電気業界大手の企業で、液晶テレビやモニターといったパネル製品に幅を利かせていることが1つの特徴でしょう。
中でもLG製品は”薄い”と言われており、デスクと背面の設置スペースが少ないといった環境でも設置可能な薄型モニターも販売されています。
【関連】LGで選ぶ!ゲーミングモニターのおすすめランキング
Acer
Acer(エイサー)は台湾のメーカーで、安価なエントリーモデルからハイエンドモデルまで多くのゲーミングモニターを展開しています。
画面サイズも豊富にラインナップされ、ゲーミングモニターながら全体的に安価という特徴も。
Amazonでは頻繁に割引クーポンが適用されるので、表示価格よりも10%程度安く買えるケースが多いです。
【関連】Acerで選ぶ!ゲーミングモニターのおすすめランキング
I-O DATA
I-O DATAは日本に本社を置く電気製品メーカーで、主にコンピューター関連の周辺機器を開発している企業です。フラッシュメモリやハードディスクなどのシェアも高く、液晶ディスプレイの技術も優れており、質の高いゲーミングモニターを製造しています。
コスパに優れた製品も数多く取り扱っているメーカーです。
MSI
MSIは台湾に本社を置くパソコンメーカーで、主にコンピューターやコンピューター関連部品の製造を行っている企業です。品質が良く安価なゲーミングモニターが揃っており、湾曲モニターなどの特徴のあるモニターも充実しています。
日本法人もあり、サポート体制も整備されています。
Dell
Dellはアメリカに本社を置く多国籍コンピュータテクノロジー企業で、主にコンピューター関連製品の開発を行っている企業です。ゲーミングモニター以外にゲーミングPCの開発も盛んで、さまざまな機種が発売されています。
コスパ重視からハイエンドモデルまで幅広く取り扱っています。
【関連】Dellで選ぶ!ゲーミングモニターのおすすめランキング
Pixio
Pixioは2016年にアメリカのカリフォルニア州で「ゲーマーのゲーマーによるゲーマーのためのモニターメーカー」として誕生した新興企業です。
販売ルートをオンラインに特化して中間マージンなどの余計なコストをカットすることで「ハイエンドモニターでも誰もが購入できる価格を実現」しています。
「安くて高性能」が特徴ですが、「3年保証・30日返品保証・オンライン問合せ」など、サポート体制もしっかりしたメーカーです。
【関連】Pixioで選ぶ!ゲーミングモニターのおすすめランキング
ゲーミングモニター・PCモニターのまとめ記事
他にもゲーミングモニターやPCモニターのまとめ記事を公開しています。
新製品や在庫切れ、モデルチェンジなど随時更新しているので、参考にしてください。
人気で売れ筋のおすすめゲーミングモニター
性能別のおすすめゲーミングモニター
【性能重視】4Kで選ぶ!ゲーミングモニターのおすすめランキング
【予算重視】4Kで選ぶ!ゲーミングモニターのおすすめランキング
ゲーム機におすすめゲーミングモニター
ゲーミングモニターのおすすめメーカー
動画編集や映画鑑賞、仕事におすすめのPCモニター
最大2.5%還元!ゲーミングモニターをお得に買い物する方法
普段からAmazonでよくお買い物をする方は、Amazonギフト券にお金をチャージして買い物することをおすすめします。
最大で2.5%還元となり、とてもお得です。積み重ねで見れば大きな額となるので、やらないと損です。
またギフトカードやギフト券という名前ですが、自分で買って自分で使えるのがポイント。
①何か購入する前にAmazonギフト券をチャージする
②最大2.5%分のポイントが貯まる
③チャージしたAmazonギフト券で支払いをする
ギフト券の詳細は公式サイトでご確認ください。