マウスコンピューターの「G-Tune PM-A」は、コストを抑えてゲームを楽しみたいライトゲーマー向きゲーミングPCです。
CPU、グラフィック共にミドルクラスのパーツが採用されており、メモリやストレージ構成共にバランスが良く、フルHD環境でのゲームプレイには十分なスペック。
流行りのバトロワ系やFF14などのMMORPGなどをプレイしたい方、低予算でゲーミングPCを探している方におすすめの1台です。
マウスならではのユーザー目線でデザインされたPCケースも必見。また構成のカスタマイズも自由度が高く、10万円以下ならまずこのモデルを候補にチェックすべきです。
この記事では、G-Tune PM-Aのスペック、外観、性能、ベンチマークを紹介します。
・G-Tune PM-Aのスペック
・G-Tune PM-A実機レビュー
・G-Tune PM-Aのベンチマーク測定
・G-Tune PM-Aのおすすめカスタマイズ
・G-Tune PM-A実機レビュー:まとめ
- G-Tune PM-Aのスペック
- G-Tune PM-A 実機レビュー
- G-Tune PM-Aのベンチマーク測定
- G-Tune PM-Aのおすすめカスタマイズ
- G-Tune PM-A 実機レビュー:まとめ
- ゲーミングPCのおすすめ記事
G-Tune PM-Aのスペック
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | AMD Ryzen™ 5 3500 |
グラフィックス | GeForce® GTX 1650 SUPER™ |
メモリ | 8GB PC4-21300 |
M.2 SSD | 256GB NVMe対応 |
ハードディスク | 1TB |
電源 | 500W 【80PLUS® BRONZE】 |
※スペックはG-Tune PM-A(基本構成)を元に作成しております。
AMD第3世代のCPUである「Ryzen™ 5 3500」を搭載。単体で購入すると1万円台ながらも6コア6スレッドで動作するミドルクラスCPUです。
グラフィック機能は、GeForce® GTX 1650 SUPER™を搭載。フルHD環境であれば、流行りのFPSやTPS、MMOなど快適にプレイできるミドルクラスのグラフィックボードです。
メモリは8GB、ストレージは256GB(M.2接続/NVMe対応)、1TB HDD、電源は500W(80PLUS BRONZE)の基本構成となっています。
エントリーモデルとしては、とてもバランスの良い構成となっており、フルHD環境でのゲームプレイにおすすめです。
なおかつ、税抜79,800円〜で買えてしまうところも魅力的なゲーミングPCだと言えるでしょう。
もちろん用途に合わせてCPUやグラフィックス、メモリ、ストレージのアップグレードカスタマイズもできます。
G-Tune PM-A 実機レビュー
外観
黒を基調としながらも無骨さはなく、シンプルでスタイリッシュなケースです。
マット仕上げが無骨さを打ち消しているように感じました。
ケースの大きさは大きく分けて、フル、ミドル、ミニ、スリムとありますが、こちらはミニタワークラスのサイズです。
机の上にも置けるサイズなので、机の下にスペースが取りづらくでも設置できます。
サイズ | 188.8×410.5×400mm |
---|---|
重さ | 約10.9kg |
▲フロントパネルのインターフェイス
・パワースイッチ(前面)
・USB 3.0×2(上面)
・オーディオ入出力(上面)
・HDMI端子(上面)
ケース上面にインターフェースを設置することで、デスク下に配置することを想定された作りです。
傾斜をつけることでデバイスの接続が簡単にできる構造に。
フルサイズのUSB3.0が2つ、オーディオ(マイク+ヘッドフォン等)もあるため、必要最低限揃っています。
HDMI端子は、VR向けヘッドマウントディスプレイやキャプチャーボードなどの接続も簡単です。
天面にあるHDMI端子は、背面にあるHDMI端子に繋がっています。
メスとオスのHDMIケーブルが内装されているイメージです。VR向けヘッドマウントディスプレイ用などフロント部分にHDMI端子があると便利な場合もあるでしょう。
※フロントHDMI端子はケース背面のHDMIケーブルを搭載しているグラフィックスのHDMI端子に接続をすることで使用可能となります。
BTOオプションでケース内部が見える強化ガラスサイドパネルに変更が可能です。
▲背面には120mmファン1基とリアパネル、電源、グラボ端子
電源はケース上部に配置。CPUやグラボからの熱もリアファンから効率的に排気します。
先程紹介した天面のHDMI端子は電源左付近にあるHDMIと繋がっています。
▲リアパネルのインターフェイス
・PS/2コネクター
・USB−A 3.0 x4
・USB−A 3.1 x2
・LANポート
・オーディオ入出力
これだけUSBポートがあれば、キーボードやマウス、外部HDD/SSD、USBメモリ、ヘッドセット、マイクなどたくさん接続できます。
ディスプレイ出力端子にDisplayPort、HDMI、DVI-Dを搭載し、最大3画面出力をサポートしています。
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▲サイドパネルの取り外しにはプラスドライバーが必須
BTOメーカーの中でもマウスのG-Tuneシリーズのケースはかっこいいと思います。
PC内部です。ケーブルは裏側で配線されており、見た目もスッキリしています。
また電源を上部に持ってくることでより広く、熱影響を最小限に。
このケースのエアフローは、底面から吸気してグラボをダイレクトに冷却。その後CPUや大きなコンポーネント類を効率的に冷却しながら後方の120mmリアファンから排気します。
公式サイトによると、エアフローを最優先した内部構造は理想的な冷却を実現。優れた拡張性とメンテナンス性により快適なゲーミング環境を構築とのこと。
正面向かって右側(マザボ裏)もきれいなコードマネージメント。
背面ケーブルに対応することで、グラボやメモリ、ストレージの増設等は対応しやすいです。
右上に配置されている電源は500W。電力変換効率は80PLUS BRONZEで変換効率の良い電源です。
この構成であれば、500Wで十分余裕があり、安定動作が見込めます。
電源とCPUの熱を効率的にリアファンから排熱。
▲グラフィックボードは、GeForce GTX 1650 SUPERを搭載
ミドルレンジクラスで、軽量〜中程度の重さのゲームならフルHD+高設定で平均60fpsを超える動作ができます。
ビデオメモリが4GBと重いゲームのプレイや高リフレッシュレート動作には物足りませんが、PUGBやフォートナイト、Apex Legendsなどを高設定でプレイするには十分なスペックです。
フォートナイトだとフルHD+最高設定で平均90fpsを超えるフレームレートで動作しました。
▲8GB DDR4 SDRAM (PC4-21300 DDR4)
メモリースロットは4つ。うち1本を使用しており、最大64GBまで増設できます。
▲マザーボードは、マウスOEMの「B450M-A」
ツールレスのストレージベイは、3.5型×1台と2.5型×2台を同時搭載することができます。
▲M.2 SSDは256GB
底面からの吸気するケースなので、スライドしてワンタッチで脱着&水洗い可能なマグネット式ダストフィルターが搭載。
ホコリが溜まりやすい場所ですが、メンテナンス性も高いです。
G-Tune PM-Aのベンチマーク測定
▲プレイヤーが少ない場所では90fps超え(PUBG/ウルトラ設定)
G-Tune PM-Aは、AMD Ryzen 5 3500とGeForce GTX 1650 SUPERを搭載しており、PUBGやフォートナイト、FF14などフルHD+高設定での動作は平均で90fpsを超える結果なので、税抜8万円以下という安いゲーミングPCでも普通にプレイ可能です。
フォートナイト:98.1fps
Apex Legends:94.9fps
FF15:フルHD+高品質(やや快適)
FF14:フルHD+最高品質(非常に快適)
SSD:Read 3086.2MB/s、Write 1081.4MB/s
HDD:Read 210.5MB/s、Write 197.1MB/s
CINEBENCH R20:Single 441cb、Multi 2512cb
G-Tune PM-Aのおすすめカスタマイズ
G-Tune PM-Aは、エントリーモデルとしてはとてもバランスの良い構成なのでカスタマイズ不要です。
たくさんソフトを立ち上げて使いたいならメモリを16GBに、ゲーミングモニターを使って高リフレッシュレートで遊びたいならGeForce GTX 1660 SUPERにするといいでしょう。
また最近のゲームクライアントは、容量が大きいのでSSDを512GB以上にすると安心です。
・メモリ:16GB(8GB×2)
・グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER
・SSD:512GB NVM Express
G-Tune PM-A 実機レビュー:まとめ
・税抜8万円以下で購入可能
・AMD第3世代Ryzen™ 5 3500搭載
・GeForce GTX 1650 SUPER搭載
・PUBGやフォートナイトが平均90fps以上で動作
・用途に合わせて選べる高いカスタマイズ性
以上が、G-Tune PM-Aのレビュー内容です。
基本構成で税抜8万円以下という価格ながらも、PUBGやフォートナイト、Apex Legendsなどを平均90fps以上(高設定・フルHD)で動作するゲーミングPCでした。
人気どころのゲームをプレイするにはこの程度のスペックで動作することが多く、エントリー向け、初めてのゲーミングPCとしておすすめです。
144Hzのゲーミングモニターと使いたい方や、動画編集、実況配信、VRとなるともう少し高性能なゲーミングPCを選ぶべきでしょう。
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ケースの冷却性や使い勝手もユーザー目線で開発されており、見た目もシンプルでかっこいいです。
また主要パーツすべてのアップグレードカスタマイズができるので、用途に合わせて購入できる点も良いと思いました。
まとめると、10万円以下の予算でゲーミングPCを探しているならまず候補の1台となるゲーミングPCです。
マウスは最大36回までの分割金利が0%なので、分割手数料は0円です。月々1,000円~の支払いでデスクトップPCを購入できますよ。
⇒詳しくは公式サイトのジャックスショッピングローンを参照
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