InnoViewが販売する15.6型のモバイルモニターをレビューします。
スペックはフルHDで非光沢のIPSパネル。15.6インチのタッチパネルに対応しています。
またモバイルモニターとしては数少ないスタンド一体型を採用。モニターアームが使える75×75mmのVESAマウントも搭載。
ゲーム機器やノートPCをUSB-Cケーブル1本で繋いで使えるところも便利です。
在宅ワークでの作業用モニターとして、ゲーム用モニターとして、また動画エンタメ利用にもおすすめなモバイルモニターです。
・InnoView 15.6インチの主なスペック
・InnoView 15.6インチの良かった点と気になった点
・InnoView 15.6インチの外観と付属品
- InnoView 15.6インチの主なスペック
- InnoView 15.6インチの良かった点
- InnoView 15.6インチの気になった点
- InnoView 15.6インチの外観と付属品
- MacBook Pro13と繋いでみた
- InnoView 15.6インチ レビューまとめ
- ゲーミングモニター・PCモニターのまとめ記事
- 最大2.5%還元!ゲーミングモニターをお得に買い物する方法
InnoView 15.6インチの主なスペック
画面サイズ | 15.6型 |
---|---|
パネル | IPS |
解像度 | フルHD |
色域 | 45%NTSC/80%sRGB |
リフレッシュレート | 60Hz |
スピーカー | ○ |
タッチ機能 | ○ |
VESA対応 | ○ |
InnoView 15.6インチの良かった点
この項目では、InnoView 15.6インチの良かった点をご紹介します。
無段階調整できるスタンド一体型
モバイルモニター本体にスタンドがついており、無段階で角度調整できます。
よくあるカバータイプだと角度調整も2〜3パターンくらいしかできず、その点スタンド一体型は使い勝手が良いです。
またスタンド部分にインターフェースが集約されており、ケーブル類の取り回しがしやすく、ノートパソコンのディスプレイと隙間なく設置できる点もメリットです。
このモニターには専用カバーが付属しているため、追加購入の必要はありません。また、この専用カバーは 15.6 インチ以下のノートPCにも使えます。
USB-Cケーブル1本で映像出力できる
MacBook AirやPro、その他対応したデバイスであればUSB-Cケーブルのみで映像出力できます。他のノートパソコンもUSB-Cポートがあり、外部出力に対応していれば同様です。
HDMIポートもあるので、ニンテンドースイッチ、SteamDeckなどのゲーム機器にも使えます。
※USB-Cケーブル一本でも一応動作はするものの不安定になるため、充電器で給電することを推奨されています
モバイルモニターなのにVESA対応
モバイルモニターでは珍しいVESA対応です。
75×75mmのマウントがあり、モニターアームに取り付けることができます。
限られたスペースでモニターアームを併用しデュアルモニター化したい方におすすめです。
タッチパネル搭載
このモバイルモニターにはタッチパネルが搭載されているので、直で画面をタッチして操作できます。
タッチ、ズームイン、ズームアウト、スライド、ピンチ等に対応しています。
筆者の環境だとmacOS、SteamDeckでタッチ操作ができました。多機種に対応しているみたいです。
InnoView 15.6インチの気になった点
この項目では、InnoView 15.6インチの気になった点をご紹介します。
2週間程度在宅ワークで使用しました。特に作業していて気になるところはありませんでした。
タッチ操作もできるので、拡大したい時や直でタッチして操作したい時など意外と便利に使えていました。
またUSB-Cケーブル1本で使えますし、軽量なところも良いです。
必須機能ではないですが、あればいいなと思った機能は以下です。
・リフレッシュレート144Hz
・デイジーチェーン
ゲーム用途ならリフレッシュレートが高いと良いですよね。
USB-Cポートが少ないMacBook Pro13インチと使う時にデイジーチェーンに対応しているとパススルー充電できて便利だなと思いました。
InnoView 15.6インチの外観と付属品
まずはInnoView 15.6インチの外観からご紹介します。
ここからは外観とインターフェース周り、付属品などを紹介します。
一般的な24インチクラスのモニターまではいらないけど、作業スペースを増やしたい方はこの15.6インチはマッチするかもしれません。
また据え置きタイプの液晶モニターと比べて省スペースで使えたり、持ち運びや移動が容易な点はメリットです。
液晶はIPSパネルで発色が良く視野角は広め。非光沢液晶なので、光の反射や映り込みは少ないです。
15.6インチなので13インチのMacBookProを使っているとこの大きさで拡張できると便利でした。
狭ベゼルだとノートパソコンと並べて使う際に違和感なく使え、視線移動もスムーズです。
InnoViewさんのモバイルモニターは何度かレビューさせていただいていますが、最近ロゴが変わってデザイン性が良いです。
以前レビューした18.5インチはロゴがなくこの部分がスッキリしていたので良かったのですが、仕方なし。
専用カバーがスタンドになるタイプよりもこちらがおすすめです。
75×75mmのVESAマウントです。
ネジ穴が2箇所しかないですが、これくらい軽量薄型だと十分かもしれません。
底面部分にスピーカーが搭載。音質は普通でした。
90度に近い角度にしたり、少し寝かせ気味(完全フラットまで調整可能)で使うこともできました。
ヒンジがしっかりしているので角度調整は簡単です。
重さを測ってみると745gでした。
ちなみに15インチクラスのカバータイプだと本体のみで500g台、カバー込みで800g台です。
これだけ軽く薄型だと職場などにも持ち運びできるので、そのような用途で考えている方におすすめです。
右側のインターフェイスです。
・OSD操作ボタン
・電源ボタン
・オーディオジャック
操作にやや癖があり、電源ボタンは決定操作と戻る操作の2パターンあり、長押しだと戻る操作ができます。
左側のインターフェースです。
・USB-C×2
・HDMI
こちらのUSB-Cポートは映像出力と給電に対応しています。
筆者がUSB-Cケーブル1本で映像出力できたのは、MacBook Air、MacBook Pro13/15インチ、iPad Air4でした。
モバイルモニター本体に別途給電が必要になりますが、HDMIポートでも映像出力できます。※ニンテンドースイッチなど
カバータイプかスタンド一体化タイプで選ぶなら断然スタンド一体型です。
角度を無段階で調整できないとやはり使いづらいなと。
基本設定からオーディオ、言語、FreeSync、HDR、ブルーライト、信号ソースなど直感的に操作できました。
信号ソースはUSB-C1/2、HDMIです。基本的に自動で認識されるので、手動で切り替える手間はありません。
付属品についているケーブルは意外としっかりしていたので、ここは評価ポイント。
追加でケーブル類を購入せずとも使えました。
説明書にはデバイスに応じて接続方法が書いてあるのでわかりやすくて良いです。
・USB-C to C
・USB-A to C
・HDMI to HDMI
・専用ケース
・説明書、保証書
MacBook Pro13と繋いでみた
MacBook Pro 13インチ(M1)と繋いでみました。
15.6インチとなると1回り大きい画面サイズなので、13インチでは物足りない拡張性を補ってくれます。
モニターへの映像出力と給電がUSB-Cケーブル1本でできるのでこのモバイルモニターに限らず便利なところです。
繰り返しにはなりますが、スタンド一体型はとても良いですね。角度調整から移動、安定感が抜群です。
モバイルモニターはかなり競合、類似製品が多いですが、全体的に価格も下がってきています。
SteamDeckとUSB-Cケーブルで接続してみました。
本来ゲーム機側にも給電が必要ですが、このように画面拡張できるのは便利です。
ビジネス用途、ゲーム用途、エンタメ用途と幅広く使えるので軽量で薄型、15インチくらいのモバイルモニターならマッチする性能でした。
InnoView 15.6インチ レビューまとめ
以上が、InnoView 15.6インチのレビュー内容です。
ノートパソコンをメインで使っていて、省スペース(VESA対応)でデュアルモニター化したい方におすすめです。
15.6インチで60Hzと仕事や動画を見たりゲームができます。
モバイルモニターの相場はフルHDで1万円後半〜。本製品も2万円台と安く買えるモバイルモニターの1つです。
ゲーム用途であれば別の選択肢がありますが、ビジネス用途や動画鑑賞用には適したモバイルモニターでした。
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