この記事ではGALLERIA RV5 Ryzen 5 3600（以下、ガレリア RV5）のスペック、外観、性能、ベンチマークを紹介します。
ガレリア RV5は第3世代RyzenのCPUとGeForce RTX2060 SUPER 8GBを搭載したミドルハイクラスのゲーミングPCです。
人気のPUBGやフォートナイト、Apex Legends、FF14などフルHD画質なら100fpsを超えるパフォーマンスで動作します。
またミニタワーケースなので省スペース設置可能。性能と価格からコスパの良いゲーミングPCと言えるでしょう。
記事下部では、各ゲームのベンチマークも測定しているので参考にしてくださいね。
・ガレリア RV5のスペック
・ガレリア RV5実機レビュー
・ガレリア RV5の性能・ベンチマーク測定
・ガレリア RV5のおすすめカスタマイズ
・ガレリア RV5実機レビュー：まとめ
- ガレリア RV5の製品仕様
- ガレリア RV5実機レビュー
- ガレリア RV5の性能・ベンチマーク測定
- ガレリア RV5のおすすめカスタマイズ
- ガレリア RV5実機レビュー：まとめ
- ゲーミングPCのおすすめ記事
ガレリア RV5の製品仕様
| OS | Windows 10 Home 64ビット |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 3600 (3.6GHz-4.2GHz/6コア/12スレッド) |
| CPUファン | AMD静音CPUファン |
| グラフィック機能 | NVIDIA GeForce RTX2060 SUPER 8GB (2スロット使用/DVI x1, HDMI x1, DisplayPort x1) |
| 電源 | 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE) |
| メモリ | 16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル)《無料アップグレード中》 |
| SSD | 256GB NVMe SSD (M.2 2280, 読込速度 3000MB/s, 書込速度 1000MB/s) 《無料アップグレード中》 |
| ハードディスク/SSD | 1TB HDD |
| カードリーダー | SDカードリーダー[SD / Micro SD (SDXC対応)]付属 |
| サウンド | オンボードHDサウンド |
| ケース | ガレリア専用 KTMミニタワーケース (MicroATX) |
| LAN | ギガビットLANポート x1 (マザーボードオンボード) |
| マザーボード | AMD B350 チップセット マイクロATXマザーボード PCI-Eｘ16 ｘ1, PCI-Eｘ1 ｘ1 / メモリスロット ｘ2(最大 32GB) / SATA3 ｘ4 / M.2 ｘ1 |
| 入出力ポート | 前面:USB3.0 x2, 背面:USB2.0 x2, USB3.0 x4 |
| サイズ | 185（幅）×395（奥行き）×370（高さ） mm |
| 重量 | 約8.2Kg |
GALLERIA RV5を元に作成しております。
※レビュー機はAMD Ryzen 5 3600X搭載モデルです。カスタマイズ選択可能
ガレリア RV5実機レビュー
ガレリア RVは、15万円以下という価格ながらもミドルハイクラスを実現したコスパの良いゲーミングPCです。
セール時で安くなっていたり、無料アップグレードパーツが複数設定されていたら、買いなゲーミングPCでしょう。
フルHDゲーミングならほとんどのゲームで快適に動作します。平均100fps以上、調整すれば平均144fpsも可能です。
またミニタワーケースなので省スペースでの設置ができるところもポイント。予算はそれほどないけど、高性能なゲーミングPCが欲しいなら候補の1台としておすすめです。
次の項目から外観やベンチマーク、おすすめのカスタマイズ方法などご紹介します。
外観
主にガレリアのRシリーズはKTMミニタワーケースが採用されています。
ブラックカラーで統一され重厚感も。剛性もしっかりしており、外部からの衝撃にも耐えれそうな作りです。
XやZシリーズのミドルタワーサイズと違い、ミニタワーケースはコンパクトで軽いです。デスク上に置いても圧迫感なく使えます。
| サイズ | 185（幅）×395（奥行き）×370（高さ） mm |
|---|---|
| 重さ | 約8.2Kg |
▲正面には5インチベイと3.5インチベイ、120mmのファン
▲フロントパネルのインターフェイス
・USB 3.0x2
・SDカードリーダー
・オーディオジャックIN
・オーディオジャックOUT
・リセットボタン
・電源ボタン
・HDDとPOWERのLEDライト
KTMミニタワーケースのフロントパネルは、どれも同じ構成です。USBポートにはスマホケーブルやUSBメモリなどを接続したり、SDカードリーダーは写真の取り込みで使えるので別途カードリーダーを購入する必要はありません。
ヘッドフォンやマイクはフロント側のオーディオジャックに挿すと付け外しが楽で便利です。
Steamクライアントはインストール済みなので、ゲームをダウンロードすればすぐにプレイできます。
▲正面から向かって右側（CPU裏）
特にこちら側には、エアフローのスリットはなし。
こちらは正面から向かって左側。120mmのファンを取り付けできるスリットが2つあります。
ファンには向きがあるので、吸気か排気でチェックが必要です。ホコリ対策として、防塵フィルターなども一緒に購入するといいでしょう。
▲背面には120mmファン1基とリアパネル、電源、グラボ端子
リアパネルのインターフェイスは9種類です。
・PS/2コネクター
・USB 3.1 Gen1 x2
・DVI-D端子
・D-Sub端子
・HDMI端子
・USB 3.1 Gen1 x4
・LANポート
・オーディオ入出力
リアパネル側は、キーボードやマウス、外付けHDD等を接続するには十分すきるUSB-Aポートの数です。へッドセット、マイク、外部HDDなどもたくさん接続できます。
ディスプレイへの出力はグラボから接続するので、こちらのDVI-DやD-sub、HDMI端子は使用しません。
余談ですが、この背面ファンにもホコリが結構つくので、エアダスター等で掃除したほうが良いです。
グラフィックボードの出力ポートはDVI-D x1, HDMI x1、DisplayPort x1の3つです。
最大3台まで同時出力可能。デュアルやトリプルディスプレイで楽しめます。
PC内部です。ケーブル類は結束バンドで整理され、まとまっています。
パソコンの大敵と言えばホコリですが、ゲーミングPC到着後すぐにフィルターを取り付けることで、ある程度ホコリの侵入を防ぐことができます。
メンテナンス性も高まるのでおすすめですよ。
【関連】ホコリをシャットアウト！デスクトップパソコンの掃除を劇的に楽にする方法
東芝の1TBハードディスクが搭載されています。オプションで2TB以上のHDDにアップグレード可能です。
SSDは256GB。転送速度も速いM.2タイプで、高速のNVMe接続です。
ゲームクライアントやソフトをたくさん入れる方は、512GBに変更した方が良いでしょう。
HDD、SSDともに格安で増量できます。
▲マザボはASRock B450M-HDV
インターフェイスは以下となります。
・PCI-Eｘ16ｘ1（グラボで使用中）
・PCI-Eｘ1ｘ1
・メモリスロットｘ2（最大32GB）
・SATA3ｘ4
・M.2ｘ1（SSDで使用中）
CPUファンはAMD静音CPUファンですが、夏場など室温が高くなる時期は少し心配です。
やや交換が面倒ですが、自分で高性能なCPUファンと交換するのもありだと思います。
その際は、SocketAM4に対応したCPUファンを選んでください。
▲Palit製のNVIDIA GeForce RTX2060 Super 8GB
RTX 2060（無印）の約15%ほど性能がアップした上位モデルが採用されており、RTX 2070（無印）と同等のスペックとも言われています。
フルHDゲーミングなら主要なFPSで平均100fpsを超える性能で、ゲーム設定次第では平均144fpsも。144Hzゲーミングモニターと一緒に使えます。
▲電源は650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)
SilverStone製の80PLUS規格に準拠した電源が採用されていました。
電源の種類やグレードはドスパラの公式サイトで詳しく説明されていますのでご覧ください。
【関連】80PLUSで消費電力はどう変化するのか？ STANDARDからTITANIUMの電源でチェック！
▲底面はゴム足付きで滑りにくいです
▲DDR4-2666 16GB（8GB x2）
最新のゲームタイトルに対応するため、これまでのDDR4メモリよりも断然早いとされる「DDR4-2666高速メモリ」を搭載。
メモリースロットは2つのデュアルチャネル。基本構成では8GBですが、無料アップグレードで16GBとなっています。
ディスプレイは別売りです。
144Hz/1msのゲーミングモニターならBenQ ZOWIE XL2411Pがオススメですよ。
ゲーミングモニターに関しては、以下の記事でまとめています。
付属品
付属していたのはキーボード、マウス、電源ケーブル、インストールディスクです。
※キーボード/マウスは別売り（オプションで追加）
キーボードはよくあるキートップが高めのもの。うち心地と打鍵音がよく、個人的に好きなキーボードです。
こだわるならロジクール等のゲーミングキーボードを購入した方がいいでしょう。
マウスはサイドボタン付き、DPIの調整もできます。とりあえずのマウスなら十分でしょう。
ガレリア RV5の性能・ベンチマーク測定
| OS | Windows 10 Home |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 3600X |
| メモリー | 16GB |
| ストレージ | 256GB NVMe SSD 1TB HDD |
| グラフィックス | GeForce RTX2060 SUPER 8GB |
※レビュー機のスペック
▲PUBG（ウルトラ設定/フルHD）：129.9fps
ガレリア RV5は、フルHDゲーミングなら高パフォーマンスでのゲームプレイが可能です。
人気のPUBGやフォートナイト、Apex Legends、FF14などフルHD画質なら100fpsを超えるパフォーマンスで動作します。144Hzゲーミングモニターとの使用もOK。
重めでも解像度＋ゲーム設定で調整すれば、平均60fpsで動作しました。
・PUBG：129.9fps
・フォートナイト：128.5fps
・Apex Legends：131.6fps
FF15：8475（快適）
FF15は解像度1920×1080の高品質で"快適"の評価になりました。
重めのゲームでも快適に動作します。
FF14：15533（非常に快適）
人気のFF14。解像度1920×1080、最高品質で"非常に快適"の評価に。
PSO2：56242（快適）
PSO2は、解像度1920×1080で"快適"の評価に。
ドラゴンクエストX：21278（すごく快適）
軽いゲームのドラクエXは解像度1920×1080、最高品質で"すごく快適"の評価に。
TIME SPY1.0：8298
上位18%の性能でした。
CrystalDiskMark
CドライブのSSD（NVMe接続）をCrystalDiskMarkで計測。
シーケンシャル速度は3092.6 MB/s（読み込み）、1046.1 MB/s（書き込み）という結果に。
OSやゲームクライアントの立ち上がりはかなり速いです。
HDDのシーケンシャル速度は209.3 MB/s（読み込み）、207.2 MB/s（書き込み）でした。
CPUZ
CPUのシングルスレッドは520.8、マルチスレッドは4208.1という結果に。
参考値としていろんなスコアを紹介しましたが、フルHDゲーミング用途なら高パフォーマンスを発揮できる性能です
ガレリア RV5のおすすめカスタマイズ
| OS | Windows 10 Home |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 3600 |
| GPU | GeForce RTX2060 SUPER 8GB |
| メモリ | 16GB DDR4 SDRAM 《無料アップグレード中》 |
| SSD | 256GB NVMe SSD 《無料アップグレード中》 |
| HDD | 1TB |
ガレリア RV5は、レビュー記事公開時点でいくつか無料アップグレードが設定されています。
メモリが8GBから16GBへ。256GB NVMe SSDが追加となっており、カスタマイズしなくても十分です。
ただゲームクライアントを多く入れるなら、512GBのSSDにしたほうが良いでしょう。
もし無料アップグレードがない場合は、メモリくらいは16GBに。またゲーム起動が早くなるNVMe SSDを追加してください。
・512GB NVMe SSD 4,700円(+税)
ガレリア RV5は最短翌日出荷です
ガレリア RV5実機レビュー：まとめ
・フルHD画質なら100fps以上で動作するゲームが多い
・144Hzゲーミングモニターと使用OK
・ミニタワーサイズのケースでコンパクト
・15万円以下で購入できるコスパ良し
ドスパラのガレリアシリーズはたくさんのモデル（機種）があり、悩むところです。
ただ15万円ほどの予算があり、ポイント還元なども考慮すると10万円前半で購入可能なガレリア RV5は、性能から見ても魅力的だと言えます。
実際にPUBGを最高設定＋144Hzゲーミングモニターでプレイしましたが、カクつきなくとても快適な環境（平均129.9fps）でプレイできました。
少し重めのゲームの場合は、ゲーム設定を調整する必要もありますが、フルHDゲーミングなら十分な性能、ミニタワーケースという省スペースでの設置ができる点もポイントでしょう。
パーツの無料アップグレードが充実していたり、セールなどで安くなっている場合は有力候補の1台となること間違いなしです。
人気オンラインゲームをフルHDでプレイできるコスパの良いゲーミングPCをお探しなら、ガレリア RV5を検討してみてくださいね。
もう少し安いゲーミングPCが欲しいなら以下のゲーミングPCがおすすめです。
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ある程度余裕を持ったスペックを求めるならガレリアXFやAXFを候補に入れた方がいいと思います。
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