「今人気の完全ワイヤレスイヤホンってどれ?」
「ノイズキャンセリング機能付きが欲しい」
「音質が良いおすすめの完全ワイヤレスイヤホンは?」
5000円以下など、安い部類に入る完全ワイヤレスイヤホンは高性能となっており、比較的どれを選んでも失敗しづらくなっています。
その中でもコスパが良い10機種を厳選。音質に関しては、万人受けするバランスが良いものをピックアップしました。
この記事では、50機種以上の完全ワイヤレスイヤホンをレビューし、その中から現状ベストな「高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン」を選んでいます。
また10機種の中からより厳選した3機種を記事の最後で紹介しているので、合わせてご覧ください。
・高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン10選
・完全ワイヤレスイヤホンについて
・完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ6つのポイント
・迷ったらこの完全ワイヤレスイヤホンを選ぼう
- 【2023年最新版】高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン10選【5000円以下】
- 完全ワイヤレスイヤホンについて
- 完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ6つのポイント
- 迷ったらこの完全ワイヤレスイヤホンを選ぼう:まとめ
- 定額音楽聴き放題サービス「Amazon Music Unlimited」
- Amazonで完全ワイヤレスイヤホンを安く買う方法
【2023年最新版】高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン10選【5000円以下】
現在の完全ワイヤレスイヤホンは、以下のメーカー製であれば音質面や機能面でハズレを引くことは少なく、安心して購入できると思います。
理由としては、長年の実績のあるメーカーであることと、完全ワイヤレスイヤホンの分野で人気かつコスパの良い機種を販売、ユーザーからの支持がある点です。
実際に私も購入してみて音質や機能面をチェックし、レビュー記事等で紹介するケースが多いという理由もあります。
ただ音質に関しては好みがあるので、特長があるよりはオールジャンル、万人受けするイヤホンを選んでいます。
安くてコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンは以下です。
SOUNDPEATS T2

チップセット | ー |
---|---|
対応コーデック | SBC/AAC |
イヤホン単体の連続再生 | 約10時間 |
ケース込みの連続再生 | 約30時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約3回 |
イヤホン充電 | 約2時間 |
ケース充電 | 約2時間 |
防水性能 | ○ |
イヤホン重量 | 約4g |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 5,580円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン1つ目は、SOUNDPEATS T2です。
「ノイキャンの効果が高く、安いイヤホンを探している方必見!」
まさにこれは価格破壊。ノイキャン、外音取り込み、10時間連続再生、IPX6防水とハイスペながらも5000円台(セール時は4000円台)の完全ワイヤレスイヤホン。
数多くのイヤホンを世に送り出し、多くのユーザーから評価を得ているSOUNDPEATSの新作です。
筆者はノイキャンや外音取り込みよりも"音質の良さ"に注目。中高音寄りのサウンドで、目を閉じればライブハウスの最前列で聞いているような間隔に。
音のクリアさ、ボーカルの近さはかなりの出来。個人的に好きなサウンドチューニングでした。
この価格帯のイヤホンは激戦区なのですが、ベスト3に余裕で入るイヤホンです。
ノイキャンの効果が高く、安いイヤホンを探している方におすすめです。
■よかった点
・ライブハウスにいるような高音質サウンド
・ノイキャン効果が高く、そして安い
・10時間再生とバッテリーが良い
・IPX6防水やMCSync左右同時伝送対応
・メーカー1年間保証
■気になった点
・なし
SOUNDPEATS Mini

チップセット | AIROHA AB1562A |
---|---|
対応コーデック | SBC/AAC |
イヤホン単体の連続再生 | 約7時間 |
ケース込みの連続再生 | 約27時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約3回 |
イヤホン充電 | 約1.5時間 |
ケース充電 | 約1.5時間 |
防水性能 | ○IPX5 |
イヤホン重量 | 約4g |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 4,580円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン2つ目は、SOUNDPEATS Miniです。
SoCという集積回路には、Airoha社の「AB1562M」を採用。
安定した通信品質を実現する「MCSync」に対応しており、左右別で信号を受信する方式です。
最近何かとAIが話題となっていますが、このイヤホンにもAI技術が使われており、「ELEVOC AIノイズキャンセリング」機能にとって周囲の雑音をカットしたクリアな通話品質を実現しています。
バッテリー持ちも最大7時間と長く、ケース込みで最大27時間。また雨や汗に強いIPX5相当の防水規格に対応しています。
低音と中高音のバランスが良く、音質に過度なこだわりがなければ普通に良い音だなと感じると思います
■よかった点
・軽やかなつけ心地
・厚みのある低音とクリアな高音質
・動画視聴にも適した低遅延
・イヤホンのみで最大7時間再生
・雨や汗に強いIPX5防水
・空調音などのノイズをカットする通話品質
■気になった点
・なし
AVIOT TE-D01gv

チップセット | QCC3040 |
---|---|
対応コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive |
イヤホン単体の連続再生 | 約11時間 |
ケース込みの連続再生 | 約50時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約4回 |
イヤホン充電 | 約1.5時間 |
ケース充電 | 約2時間 |
防水性能 | ○IPX4 |
イヤホン重量 | 約5g |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 7,920円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン3つ目は、AVIOT TE-D01gvです。
大人気だったTE-D01gの後継モデル。AACとaptX Adaptiveの高音質コーデックに対応し、iPhone・Androidの両ユーザーにおすすめ。
aptX Adaptiveは、動画再生やゲームで力を発揮する「低遅延性能」を併せ持つ新しいコーデックなのでエンタメ利用に最適です。
AVIOTの中では最長クラスとなるイヤホン単体で11時間の連続再生とロングバッテリー仕様。
最先端チップセットQCC3040を採用しており、接続性や途切れにくさはアンテナ設計から見直し改善されているとのこと。
音質面はフラットな音の特長に、日本人に合うサウンドチューニングをすることでワイヤレスと思えない音質を実現しています。
AVIOTは声優さんを起用し、日本語のボイスアナウンスを搭載している点もポイントでしょう。
超高性能でコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンです。
■よかった点
・イヤホン単体で11時間の連続再生
・高音質コーデックのaptX Adaptiveに対応
・日本人向けにチューニングされた音質
・低遅延かつ途切れにくい接続性
・高級感のある筐体デザイン
・10分充電で3時間再生の急速充電機能
・フィット感抜群
・USB-Cポート搭載
■気になった点
・ケースに指紋が目立ちやすい
EarFun Free Mini

チップセット | - |
---|---|
対応コーデック | SBC/AAC |
イヤホン単体の連続再生 | 約5時間 |
ケース込みの連続再生 | 約24時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約4回 |
イヤホン充電 | 約1.5時間 |
ケース充電 | 約2.5時間 |
防水性能 | ○IPX7 |
イヤホン重量 | 約4g |
ワイヤレス充電 | - |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 3,799円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン4つ目は、EarFun Free Miniです。
EarFunは、国際的な評論会や著名なメディアで絶賛されるほどの実力を持ったワイヤレスイヤホンを多く販売しており、日本ではまだ認知度が低いものの製品のクオリティはAnkerやSoundPeatsなど有名メーカーと同じく高いです。
基本的なスペックは第2世代と呼ばれる最新モデルで高性能。音質やバッテリー持ちもよく、最高レベルの防水性能も兼ね備えています。
ワイヤレスイヤホンによくありがちな音飛びや途切れもかなり少なく、低遅延で安定した接続性もポイントです。
音質は、バランスが良く解像度も高め。高域が刺さりそうな曲を聞いてもしゃりしゃり感は少なめでした。
低域や中高音がうまく分かれており、ボーカルの距離感や聞きやすさ、ドラムから出る迫力も伝わり個人的にはとても聞きやすいサウンドチューニングです。
個人的に5000円以下の予算ならEarFun Free Miniをおすすめしたいですね。
■よかった点
・3000円台で買える安さ
・ボーカルが近く中低音寄りの音質
・イヤホン単体で最大5時間の再生
・IPX7防水(イヤホン本体のみ)
■気になった点
・なし
Soundcore Liberty Neo 2

チップセット | - |
---|---|
対応コーデック | SBC/AAC |
イヤホン単体の連続再生 | 約5時間 |
ケース込みの連続再生 | 約20時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約3回 |
イヤホン充電 | 約1.5時間 |
ケース充電 | 約2時間 |
防水性能 | ○IPX7 |
イヤホン重量 | 約4g |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 5,990円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン5つ目は、Soundcore Liberty Neo 2です。
発売時期はかなり前ですが、リニューアルされ最新機種と張り合える安定した製品クオリティ。9000件の評価があり、Amazonでも売れに売れているベストセラーなイヤホンです。
音質は中高域の解像度が高く、低域の厚みも程よくバランスが良い音質なのでオールジャンルに合います。
【関連】Soundcore Liberty Neo 2 レビュー
イヤホン単体で5時間のバッテリー持ちを実現しているため、通学通学、スポーツ、ジムなどあらゆるシーンで長時間音楽を楽しめる万能な完全ワイヤレスイヤホンです。
装着感も良く、遮音性が高いので作業や音楽に集中できます。ケースは44g・イヤホン本体は6gという軽量な仕上がり。
正直どれ買えば良いのか分からない、コスパが良くて人気のワイヤレスイヤホンが欲しい方におすすめです。
■よかった点
・ミドルスペック以上の高音質
・フィット感がよく、遮音性が高い
・イヤホン単体で5時間の連続再生
・片耳だけの使用可能(モノラル)
・途切れにくく、低遅延
・IPX7防水
■気になった点
・なし
M-SOUNDS MS-TW21

チップセット | QCC3020 |
---|---|
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
イヤホン単体の連続再生 | 約9.5時間 |
ケース込みの連続再生 | 約47.5時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約4回 |
イヤホン充電 | 約1.5時間 |
ケース充電 | 約2時間 |
防水性能 | ○IPX4 |
イヤホン重量 | 約4g |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 8,640円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン6つ目は、M-SOUNDS MS-TW21です。
6mm径ダイナミック型ドライバー、Bluetooth5.0、イヤホン単体の連続再生は約9.5時間、ケース込みで約47.5時間、SBCとAAC、aptXコーデック、IPX4防水対応のスペックです。
この中でも注目すべき性能としてはバッテリー持ちが良いこと、高音質コーデックのaptXに対応している点です。
また2種類のイヤーチップが付属し、遮音性の高い「ドームタイプ」と装着感の良い「ハーフタイプ」から選べます。
接続性に関しても最新方式のTrueWireless™ Stereo Plusに対応していたりと、定番モデルとして相応しい性能です。
最近トレンドのノイキャンはついていませんが、iPhone、Android共におすすめの完全ワイヤレスイヤホンです。
■よかった点
・フラットでバランス良いの音質
・イヤホン単体で9.5時間のバッテリー持ち
・aptX&AACコーデック対応
・装着感が良く、遮音性も高い
・IPX4防水と小雨に耐えれる
・2種類の抗菌イヤーピース付属
■気になった点
・ボタン部分に指紋が目立つ
EarFun Air Pro

チップセット | - |
---|---|
対応コーデック | SBC/AAC |
イヤホン単体の連続再生 | 約9時間 |
ケース込みの連続再生 | 約32時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約3回 |
イヤホン充電 | 約1.5時間 |
ケース充電 | 約2時間 |
防水性能 | ○IPX5 |
イヤホン重量 | 約6g |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 7,999円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン7つ目は、EarFun Air Proです。
従来のノイキャン搭載イヤホンは、1万円以上の価格帯が当たり前でしたが、最近は低価格帯でも搭載されています。
主に低周波数帯(空調音などの低めの環境音等)を低減(最大38dB)でき、室内では静寂と表現できるレベルの性能です。
ただAirPods Proなどのハイエンドイヤホンと比べるとその性能は劣るので過度な期待は禁物。
それでも室内で使う分には、気になりがちなノイズを低減できるので低価格帯でノイキャンイヤホンを探している方におすすめです。
バッテリー持ちは最大9時間、ANCをONにしていると最大7時間に。どちらも長めのバッテリー持ちなので、長時間音楽等を楽しめます。
防水規格はIPX5、コーデックはAACとSBCなので、iPhoneやiPadユーザー向きです。
EarFun AirのPro版です。ノイキャン機能が欲しい方はこちらがおすすめです
■よかった点
・価格の割にノイキャン性能良し
・最大9時間のバッテリー持ち
・外音取り込み機能付き
・バランスの良いチューニング
・反応の良いタッチ式操作
■気になった点
・ケースの残バッテリーがわかりにくい
Baseus SIMU S1 Pro

対応コーデック | SBC/AAC |
---|---|
イヤホン単体の連続再生 | 約7時間 |
ケース込みの連続再生 | 約28時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約3回 |
イヤホン充電 | 約1.5時間 |
ケース充電 | 約1.5時間 |
防水性能 | ○ |
イヤホン重量 | 約4g |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 6,999円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン8つ目は、Baseus SIMU S1 Proです。
どの機能を見ても2023年のトレンドはしっかりと対応しています。
まず通信周りだとBluetoothは最新のv5.2、左右のイヤホンそれぞれで通信するMCSyncに対応。音楽再生中の途切れなどはほとんど発生しません。
音質は低音寄りで音量を上げなくても迫力あるサウンドです。
ノイキャン、外音取り込みも搭載。ノイキャンは周囲の騒音を最大35dBカットし、遮音性の高い環境で音楽などを楽しめます。
バッテリー持ちは最大7時間。ケース込で約28時間です。ワイヤレス充電にも対応。有線で約1.5時間、ワイヤレスで約2時間です。
その他IPX5防水とAACコーデック対応。惜しくもaptXコーデックには対応していませんが、機能としては全部入りです
■よかった点
・遮音性の高いノイキャン
・低音寄りの音質
・レスポンスの良い操作性
・AirPods Proライクなデザイン
・ワイヤレス充電対応
■気になった点
・カラーの選択肢がブルーのみ
EarFun Free2

チップセット | QCC3040 |
---|---|
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
イヤホン単体の連続再生 | 約7時間 |
ケース込みの連続再生 | 約30時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約4回 |
イヤホン充電 | 約1.5時間 |
ケース充電 | 約2時間 |
防水性能 | ○IPX7 |
イヤホン重量 | 約6g |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 4,999円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン9つ目は、EarFun Free2です。
VGP 2021SUMMER受賞しており、オーディオに精通したプロが評価したイヤホン。
最新のチップを搭載しており、低遅延で高音質な環境で使うことができます。
まだまだ搭載しているイヤホンが少ない、低遅延モードを搭載。動画視聴やゲームプレイ用として最適です。
バッテリー持ちは最大7時間。長めのバッテリー持ちなので、長時間音楽等を楽しめます。
防水規格はIPX7とかなり高いレベルを採用。コーデックはAACとaptXなので、iPhoneやAndroidユーザー向きです。
■よかった点
・aptXコーデック対応
・ワイヤレス充電ができる
・7時間再生のバッテリー持ち
・IPX7防水
・低遅延モード搭載
・片耳使用可
・メーカー18ヶ月保証
■気になった点
・なし
SOUNDPEATS TrueFree2

チップセット | Realtek8763VHC |
---|---|
対応コーデック | SBC |
イヤホン単体の連続再生 | 約4時間 |
ケース込みの連続再生 | 約20時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約4回 |
イヤホン充電 | 約1.5時間 |
ケース充電 | 約2時間 |
防水性 | IPX7 |
イヤホン重量 | 約5g |
片耳使用 | ○ |
参考価格 | 3,980円(税込) |
高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン最後は、SOUNDPEATS TrueFree2です。
TrueFree2は、ロープライスで必要な機能だけを搭載したシンプルイズベストなイヤホンです。
後継機となるため、いくつか変更点があります。
イヤーフックの採用、ケースにバッテリー残量表示、IPX7防水、ケースは軽くスタイリッシュに、TrueFree+をベースにサウンドチューニングの実施です。
性能面はエントリークラスですが、安くて音質のいいワイヤレスイヤホンが欲しいならfree2がぴったりでしょう。
■よかった点
・安くて音質はそこそこ
・つけ心地、遮音性良し
・雨でも大丈夫な防水性
・ケースが軽い
・USB-Cで充電可能
■気になった点
・対応コーデックがSBCのみ
完全ワイヤレスイヤホンについて
イヤホンには有線タイプ、無線タイプ(Bluetooth)と大きく分けることができますが、無線タイプでもコードレスなものが完全ワイヤレスイヤホン、左右分離型、左右独立型、トゥルーワイヤレスと呼ばれます。
iPhone7からイヤホンジャックが廃止され、無線タイプを選ぶ機会が多くなりましたが、国内外の有名メーカーが続々と販売している完全ワイヤレスイヤホンが主流となりつつあります。
これまでの完全ワイヤレスイヤホンにはバッテリー持ちが悪いという弱点がありましたが、2019年以降に発売された新モデルは大幅にスペックアップし、イヤホン単体で連続再生10時間以上というイヤホンも登場しています。
また不安定だった接続性や動画音声の遅延に関しても、最新チップQCC3026等を搭載することで改善されており、不満なく音楽を楽しめるようになっています。
その他、音質やスペック面、携帯性を考えても差がなくクオリティもとても高いものが多く販売されています。今やコードレスかどうかの違いと思ってもいいです。
完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ6つのポイント
完全ワイヤレスイヤホンの購入を考えているけど選び方がわからないという方の為に、簡単に選ぶポイントをご紹介します。
コーデックについて
コーデックとはBluetoothで音声を伝送するときに音声を圧縮する方式の名前で「SBC」というコーデックが標準として採用されています。実際、SBCは圧縮効率や転送速度を優先するので音質が良くありません。
お使いのスマートフォンに合わせて、高音質コーデックに対応している完全ワイヤレスイヤホンを購入しましょう。以下で挙げたコーデックは高音質・低遅延な音楽を楽しむ事ができます。
だた送信側と受信側の両方が同じコーデックに対応している必要があり、各製品のコーデックをメーカーサイトなどで確認してください。
※aptXは、SBCやAACと比較して再生時間が短くなるケースがあります。
コーデック | 音質や対象スマホ |
---|---|
SBC | 標準音質 |
AAC | SBCより高音質で、iPhone/iPadにオススメ |
aptX | SBCより高音質で、Androidにオススメ |
aptX HD | aptXより高音質で、Androidにオススメ |
aptX LL | aptXより低遅延で、Androidにオススメ |
aptX Adaptive | 高音質で低遅延。Androidにオススメ |
LDAC | ハイレゾ音源で、Xperiaスマホにおすすめ |
連続再生時間の長さ
格安モデル(1万円以下)はイヤホン単体で4〜7時間のバッテリー持ちが多く、1万円以上のミドルスペックなら5〜10時間、最新モデルなら10〜15時間というイヤホンもあります。
イヤホン単体で再生時間が少なくてもケースで充電できるため、合わせて45時間以上使えるイヤホンが多く、急速充電に対応していれば、数分の充電で1〜2時間の連続再生が可能です。
連続再生時間は音量や楽曲、電波状況により増減する場合があり、再生コーデックにより、再生時間が短くなる場合もあります。例)SBC/AACで10時間、aptXで7時間
3~4時間:格安モデルや2017〜2018年中頃発売モデルはまだこの辺りが多い
5時間:NUARL NT01、Jabra Elite Active 65tなど
7時間:AUKEY EP-T10、SOUNDPEATS Truengine 3SEなど
9時間:AVIOT TE-D01b、GLIDiC TW-7000など
10時間: SOUNDPEATS T2、AVIOT TE-D01gなど
15時間:オーディオテクニカ ATH-CKS5TWなど
Bluetoothのバージョン
何気なく使っているBluetoothですが、実はバージョンがあり、現在は5.2まであります。
ほとんどが4以上に対応しており、省エネかつ安定した通信が可能なので、購入する際は4.0以降かチェックしましょう。
4.0以降なら「Battery Service Profile」というプロファイルでiPhoneのウィジェット画面でBluetooth機器のバッテリー残量が表示可能で便利です。
最近Bluetooth5.0対応が増えているので調べたところ、iPhone8以降で対応しているものの、音楽を聞く分には4.0以降と変わりないようです。
バージョン | 特徴 |
---|---|
4.0 | 大幅な省エネ対応 |
4.1 | 自動再接続およびLTEとBluetooth機器間での通信干渉を削減 |
4.2 | 転送速度の高速化とセキュリティの強化 |
5.0 | 通信範囲が4倍、データ転送速度が2倍 |
5.1 | 方向探知機能が追加 |
5.2 | LE Audio機能が追加 |
イヤホンとスマホの接続性
完全ワイヤレスイヤホンはスマホとの接続が不安定になることがあります。たとえば人混みの多い場所などの電波干渉が起こりやすいところです。
途切れる頻度が多くなったら、再ペアリングしたり、その場から移動すれば直ることが多いです。
最近はNFMIという仕組みやQCC3026、QCC3020、QCC3040というチップを搭載することで途切れにくくなっており、搭載モデルを購入するといいでしょう。
他には動画視聴時に遅延(音ズレ)を感じることが多いです。ゲームプレイには不向きと言えるでしょう。こちらもNFMIやQCC3026、QCC3020で低遅延になりつつあります。
QCC3040は最新チップでノイキャンやaptX Adaptiveを搭載できる規格です。
QCC3026:AVIOT TE-D01b、MAVIN Air-Xなど
QCC3020:AVIOT TE-D01gなど
QCC3040:AVIOT TE-D01gvなど
NFMI:Bang & Olufsen E8、Jabra Elite Active 65tなど
装着感・フィット感
メーカーによってサイズや重さ、形状はさまざまです。家電量販店などで試聴し、自分の耳にあったものを選ぶと最適ですが、各モデル大差ないので人気モデルなら失敗しづらいと思います。
ミドルスペック以上のモデルなら高機能イヤーピース「SpinFit」が付属していたりするので、その辺りもチェックしてみるといいでしょう。
個人的に一番つけ心地が良かったのは、カナルワークス監修のGLIDiC TW-7000やTaoTronics SoundLiberty 97です。
ノイズキャンセリング機能・外音取り込み機能
これまで3万円以上のハイエンドモデルにしかノイキャン機能が搭載されていませんでした。
ただ2020年後半から1万円以下のイヤホンにも標準搭載されるようになり、低予算でもノイキャン付きを選ぶことができます。
1点注意としてノイキャン性能は各メーカーや価格に比例するケースがあり、過信は禁物です。
低価格でも性能の良いノイキャンを搭載しているのはAnkerやAVIOT、EarFunなので参考にしてください。
また周囲の音をマイクで拾い聞くことができる「外音取り込み機能」もあります。会話したり、駅構内のアナウンスを聞く際に便利です。
ノイズキャンセリング:EarFun Air Proなど
外音取り込み機能:SOUNDPEATS T2など
迷ったらこの完全ワイヤレスイヤホンを選ぼう:まとめ
この記事では、完全ワイヤレスイヤホンおすすめの安い機種10選についてご紹介しました。
それぞれ良い特徴を持った完全ワイヤレスイヤホンだったので選定が大変でしたが、その中でTOP3を選んでみました。
安くてコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンは以下です。
「せっかく買うならある程度予算を出して良いものを買いたい」と思われているなら以下の記事も参考にしてください。
AVIOTのおすすめ完全ワイヤレスイヤホン9選【性能比較・評判】 - +ログ
SOUNDPEATS T2がおすすめですが、2位のEarFun Free Miniも個人的に推したいイヤホンです
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