徐々に日本市場でも目にする機会が多くなってきた家電メーカーのBaseus。
そんなBaseusから2021年最新モデルとなる完全ワイヤレスイヤホン「SIMU S1 Pro」が発売に。
ノイキャン、外音取り込み、ワイヤレス充電、防水、MCSyncなど全部入りスペック。
AirPods Proライクなデザインで価格は"5千円台"となっています。
この記事では、Baseus SIMU S1 Proの外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
- Baseus SIMU S1 Pro レビュー
- Baseus SIMU S1 Proを使ってみての感想
- Baseus SIMU S1 Proはこんな人におすすめ
- Baseus SIMU S1 Pro レビュー:まとめ
Baseus SIMU S1 Pro レビュー
スペックと特徴について
Baseus SIMU S1 Proのスペックと特徴について。
どの機能を見ても2021年のトレンドはしっかりと対応しています。
まず通信周りだとBluetoothは最新のv5.2、左右のイヤホンそれぞれで通信するMCSyncに対応。音楽再生中の途切れなどはほとんど発生しません。
音質は低音寄りで音量を上げなくても迫力あるサウンドです。
ノイキャン、外音取り込みも搭載。ノイキャンは周囲の騒音を最大35dBカットし、遮音性の高い環境で音楽などを楽しめます。
バッテリー持ちは最大7時間。ケース込で約28時間です。ワイヤレス充電にも対応。有線で約1.5時間、ワイヤレスで約2時間です。
その他IPX5防水とAACコーデック対応。惜しくもaptXコーデックには対応していませんが、機能としては全部入りです。
Bluetooth | Ver5.2 |
---|---|
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC、AAC |
連続使用時間 | 音楽再生:最大7時間 ANC ON:最大5.5時間 |
ケース込使用時間 | 最大28時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
片耳使用 | ○ |
防水性 | IPX5 |
充電ポート | USB-C |
操作 | タッチ式 |
その他 | MCSync左右同時伝送 ワイヤレス充電 |
・外音取り込み機能有
・AACコーデック対応
・イヤホン単体で最大7時間
・ケース込みで最大28時間
・ワイヤレス充電対応
・IPX5防水
詳しい仕様はこちらから確認してください。
外観
落ち着いたブルーカラー。持ったときの質感や細部の作りはしっかりとしています。
ケースはワイヤレス充電に対応しており、Baseusロゴ付近が充電認識エリアです。
イヤホンのカラーも同じくブルー。
このイヤホンは一度ペアリングすれば2回目以降は蓋を開けるだけでペアリングされるので便利です。
ケースと違って光沢感のあるイヤホン本体。
実物を手に取るとやや大きく感じますが、豆型タイプのイヤホンでしっかりとフィットする形状です。
PEEKとPUを組み合わせたハイブリッド仕様の10mmダイナミックドライバーとENC技術のMEMSマイクを採用し、聞くと話すどちらもクリアな出力を実現しています。
イヤホン本体の防水性はIPX5(生活防水)と小雨や汗などから故障を防げるレベルです。
ケース蓋のデザインが異なるだけでほぼ同じ見た目です。
イヤホン本体もほぼ同じ大きさでした。
付属品
Baseus SIMU S1 Proの付属品は以下です。
・充電ケース
・USB Type-C充電用ケーブル
・イヤーピース(S/M/L)
・取り扱い説明書類
イヤーピースは3サイズ。
形状はやや広がりのある浅めタイプ、硬さは柔らかめです。
バッテリー持ち
ケースのバッテリー残量はLEDインジケータの色で表示されます。
白色 | 20%以上 |
---|---|
赤色 | 20%以下 |
またイヤホンのバッテリー残量は、スマホのウィジェット画面等でも確認(0〜100%)できます。
連続再生時間は、イヤホン単体で最大7時間、ケース込みで約28時間(ケースで約3回フル充電可能)です。
ノイズキャンセリング機能をONにすると5.5時間程度と少し短くなります。これはどのイヤホンも同じ仕様なので仕方なし。音楽を聞いているときは周囲の音は聞こえないのでOFF推奨。
それでも7時間のバッテリー持ちは長いクラスです。外出中などイヤホンで音楽を聞いていることが多い方向けでもあります。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、6時間41分。ノイズキャンセリングONだと5時間58分でした。
操作性
イヤホン側から操作できるのは、再生停止、曲送り戻り、通話、モード切り替えです。
再生/停止 | どちらかを2回タップ |
---|---|
曲送り | 右側を3回タップ |
曲戻り | 左側を3回タップ |
音声アシスタント | 右側を2秒タップ |
モード切り替え | どちらかを2秒タップ |
※モード切り替えは、ノイキャン→外音取り込み→ノーマルモードの順
装着感
豆型のイヤホンなので、装着感は良いです。
イヤーピースは薄く柔らかな素材で3サイズあり、Mサイズがうまくフィット。
遮音性も高く、ランニングしたり階段の上り下りでも外れることなく使えました。
初回ペアリングの方法
初回のみ以下の手順でペアリングが必要です。2回目以降はケースを開けるだけで自動接続されます。
また片耳だけの使用(モノラル)も可能です。
2.Bluetooth設定で「Baseus SIMU S1 Pro」を選択
3.接続完了
4.次回以降は、ケースを開けるだけで自動ペアリング
音質とコーデック
低域の層が厚くどの曲を聞いても存在感が前面に出てくるチューニングです。
音量を上げなくてもそれなりにズンズンと音圧の高いサウンドを楽しめます。
低域に負けてしまう中高域ではなく、ボーカルもクリアに聞こえるのでいい感じ。
バランスタイプと比較するとどちらも良し悪しありますが、解像度はやや物足りないです。
音質の特徴からEDMやロック、洋楽をよく聞く方には相性が良いと思います。
コーデックはAACとSBCに対応。iPhoneやiPadユーザーにおすすめです。
点数で評価すると、5点中4.6点です。※iPhone 12 Proとの接続、Amazon Music HDの感想
ノイズキャンセリングについて
ノイキャンをOFFにした状態(パッシブ/ノーマルモード)でも遮音性は高く周囲の音は低減されます。
ノイキャンON時はエアコンの空調音や冷蔵庫のモーター音(低めの環境音)などは、静かな環境だとほとんど聞こえなくなります。
同クラスのイヤホンは28dB(デシベル)が多い印象ですが、最大35dBのノイズ低減と幅が広いのが特徴です。
地下鉄内では走行音など高めの音は普通に聞こえますが、低めの音はかなり低減されています。
やや圧迫感のあるノイキャンなので、通話時は外音取り込みモードにしたほうが使いやすかったです。
外音取り込みについて
モード切り替えで外音取り込み機能が使えます。
主に通話時に外音取り込みにすると相手の声が聞き取りやすく、自分も話しやすいです。
低価格帯なのでもろにマイク集音感がありますが、性能としては十分だと思いました。
接続安定性・音飛び
▲MCSync左右同時伝送対応
iPhone 12 Proと接続して、主に自宅、コワーキングスペースで使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。
駅構内や電車内など歩いていると、稀にブツっと音飛びしますが、復帰は一瞬。
その頻度も少なく目的地と家の往復で1回あるか程度です。
ちなみにMacBook ProやiPad Air4と接続してみると、途切れや接続不良はなく使うことができました。
動画視聴時の遅延
検証としてiPhone 12 ProでYoutubeとNetflixを見てみることに。
何本か視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。
ただしシビアな音ゲーなどには向いていないと思います。
Baseus SIMU S1 Proを使ってみての感想
■よかった点
・遮音性の高いノイキャン
・低音寄りの音質
・レスポンスの良い操作性
・AirPods Proライクなデザイン
・ワイヤレス充電対応
■気になった点
・カラーの選択肢がブルーのみ
Baseus SIMU S1 Proはこんな人におすすめ
・ノイキャン付きイヤホンが欲しい方
Baseus SIMU S1 Pro レビュー:まとめ
以上が、Baseus SIMU S1 Proのレビュー内容です。
低音寄りのサウンドが好きな方にとっては選択肢の1つとなる完全ワイヤレスイヤホン。
ノイキャン性能も良く、低予算でも十分いいイヤホンが買えるようになりましたね。
やた圧迫感強めのノイキャンですが、耳栓のような遮音性に慣れている方にとっては違和感なく使えると思います。
カラーがブルーしかないところは残念ですが、Amazonで15%オフクーポンを適用して購入できるので気になっていた方はお早めに。
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