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【EarFun Air Pro レビュー】3つのノイズコントロールに対応した完全ワイヤレスイヤホン

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多くの国際受賞歴があり、1万円以下の高コスパな完全ワイヤレスイヤホンと言えばEarFun。

そんなEarFunから初のアクティブノイズキャンセリング+外音取り込み機能を搭載した「Air Pro」が発売に。

このイヤホンはノイキャンを含む3つのノイズコントロールに対応しており、あらゆるシーンで活用できます。

今回も7,999円という価格ながらも、ユーザーニーズをしっかりと抑えたスペックに。

空調音などしっかり低減するノイキャン性能、最大9時間のバッテリー持ちに加えて急速充電対応、イヤホンを外さずに会話できる外音取り込み機能、パッシブで高い遮音性、6マイクによるクリアな通話品質。

以前レビューしたEarFun Airに引き続き、おすすめできる完全ワイヤレスイヤホンです。

この記事では、EarFun Air Proの外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。

EarFun Air Pro レビュー


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Air Pro

EarFun

完全ワイヤレスイヤホン


4.7



  • 5,999円と格安(セール時)

  • 価格の割にノイキャン性能良し

  • 最大9時間のバッテリー持ち

  • 外音取り込み機能付き

  • バランスの良いチューニング

  • 反応の良いタッチ式操作

スペックと特徴について

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EarFun Air Proのスペックと特徴について。

・ノイキャン(最大38dB)
・外音取り込み機能有
・バランスの良いチューニング
・AACコーデック対応
・イヤホン単体で最大9時間
・ケース込みで最大32時間
・急速充電対応(10分で最大90分)
・IPX5防水

通常7,999円ですが、セール時だと5,999円で購入可能でした。

従来のノイキャン搭載イヤホンは、1万円以上の価格帯が当たり前でしたが、最近は低価格帯でも搭載されています。

主に低周波数帯(空調音などの低めの環境音等)を低減(最大38dB)でき、室内では静寂と表現できるレベルの性能です。

ただAirPods Proなどのハイエンドイヤホンと比べるとその性能は劣るので過度な期待は禁物。

それでも室内で使う分には、気になりがちなノイズを低減できるので低価格帯でノイキャンイヤホンを探している方におすすめです。

バッテリー持ちは最大9時間、ANCをONにしていると最大7時間に。どちらも長めのバッテリー持ちなので、長時間音楽等を楽しめます。

防水規格はIPX5、コーデックはAACとSBCなので、iPhoneやiPadユーザー向きです。

Bluetooth Ver5.0
対応プロファイル A2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデック SBC、AAC
連続使用時間 音楽再生:最大9時間
ANC ON:最大7時間
ケース込使用時間 最大32時間
充電時間 約1.5時間
片耳使用
防水性 IPX5
充電ポート USB-C
操作 タッチ式
その他 ノイズキャンセリング※ANC

その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。

外観

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丸みのあるケース。黒で統一されており、中央にはEarFunのロゴがデザインされています。

ケース自体のクオリティは普通。大きさも扱いやすいサイズでズボンポケットにも入ります。


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ケース内部。縦の方がケース自体コンパクトな傾向がありますが、横の方が取り出しやすいです。

イヤホンの間にあるボタンは一度接続した端末とペアリングをリセットする用です。


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イヤホン本体はゲーミングデザイン。10mmのダイナミックドライバーを搭載。

豆型なので、耳のくぼみにフィットし、自分の耳に合うイヤーピースサイズがあれば遮音性はかなり高いです。また耳からはみ出て見えづらいイヤホンだと言えます。

イヤホンの外側と内側に合計6マイク搭載しており、ノイキャンや外音取り込み、クリアな通話品質を実現しています。

イヤホン本体の防水性はIPX5(生活防水)と小雨や汗などから故障を防げるレベルです。

また装着検出機能付きで、耳から外すと音楽は停止、つけると再生できます。


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イヤホンは少し重めの6g。参考としてイヤホン本体の軽いものだと3〜4g程度です。

ケースは41gでした。

付属品

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EarFun Air Proの付属品は以下です。

・充電ケース
・USB Type-C充電用ケーブル
・イヤーピース(S/M/L)
・取り扱い説明書類


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イヤーピースは3サイズ(S/M/L)付属。

傘が柔らかく、ソフトな付け心地。うまくサイズがあえば、遮音性も高いです。

耳が小さい方はSだけでなく、MやLのほうがしっくりくることもあります。

また左右違うサイズというのもありです。自分の耳にあったサイズを選ぶことで音質や装着感も大きく変わってきますよ。

バッテリー持ち

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ケースのバッテリー残量はUSB-Cポート横のLEDで確認可能です。

またイヤホンのバッテリー残量は、スマホのウィジェット画面等でも確認(0〜100%)できます。

赤色3回点滅 60%以上
赤色2回点滅 30%以上
赤色1回点滅 5%以上
赤色高速点滅 5%以下

連続再生時間は、イヤホン単体で最大9時間、ケース込みで約32時間(ケースで約3回フル充電可能)です。

ノイズキャンセリング機能をONにすると約7時間程度と少し短くなります。音楽を聞いているときは周囲の音は聞こえないのでOFF推奨。

それでも7〜9時間のバッテリー持ちは長いクラスです。外出中などイヤホンで音楽を聞いていることが多い方向けでもあります。

1回の充電で、片道1時間の通勤通学なら約5日程度は持つ計算。ケースに収納すれば都度充電されるので、1週間以上はケースからの充電のみで使えます。

バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、8時間41分。ノイズキャンセリングONだと6時間22分でした。

また急速充電に対応しており、10分間の充電で最大90分再生できます。


操作性

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イヤホン側から操作できるのは、再生停止、曲送り、通話、モード切り替え、音声アシスタントです。

1回のタップで切り替えできる割当がないのが不便でした。音量調整や曲戻りは非対応なので、端末側からの操作となります。

再生/停止 右側を2回タップ
曲送り 右側を3回タップ
受話 どちらかを2回タップ
終話/着信拒否 どちらかを3回タップ
音声アシスタント 左側を2回タップ
モード切り替え 左側を3回タップ

※モード切り替えは、ノイキャン→外音取り込み→ノーマルモードの順

装着感

豆型のイヤホンなので、装着感は良いです。やや大きめですが、外れやすい筆者の耳にも合っています。

イヤーピースは薄く柔らかな素材で3サイズあり、Mサイズがうまくフィット。

遮音性も高く、ランニングしたり階段の上り下りでも外れることなく使えました。

Spinfitなどサードパーティ製のイヤーピースも使えますが、ケースに収納できない場合もあるので注意です。

初回ペアリングの方法

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初回のみ以下の手順でペアリングが必要です。2回目以降はケースを開けるだけで自動接続されます。

また片耳だけの使用(モノラル)も可能です。

1.蓋を開ける
2.Bluetooth設定で「EarFun Air Pro」を選択
3.接続完了
4.次回以降は、ケースを開けるだけで自動ペアリング

音質とコーデック

コーデックはAACとSBCに対応。iPhoneやiPadユーザーにおすすめです。

バランス型のサウンドチューニング。EarFun Airと同様に音質は良いです。

実際にいろんなジャンルの曲を聞いてみましたが、「中低音寄り」かつ「聞きやすいボーカルの近さ」「音の伸び」が良く感じました。

ドラムから出る低音の迫力やアタック感、ギターやベースの弦音がしっかりと伝わります。

中高音をかき消す程の重すぎない低音なので、うまくチューニングされている印象です。

点数で評価すると、5点中4.7点です。※iPhone 12 Proとの接続、Amazon Music HDの感想 


ノイズキャンセリングについて

ノイキャンをOFFにした状態(パッシブ/ノーマルモード)でも遮音性は高く周囲の音は低減されます。

ノイキャンON時はエアコンの空調音など、静かな環境だとほとんど聞こえなくなります。

同クラスのイヤホンは28dB(デシベル)が多い印象ですが、このイヤホンは最大38dBのノイズ低減と幅が広いのが特徴です。

テレビをつけてノイズキャンセリングをONにすると声は認識できますが、離れると認識できないレベルです。

地下鉄内では走行音など高めの音は普通に聞こえますが、低めの音は低減されています。

・Quiet Smartデジタル技術

毎秒400回に、音楽やノイズ信号、およびドライバーユニットと耳の間の音響特性を感知して調整します。ANC処理過程で欠落した周波数を補間します。

外音取り込みについて

外音取り込みは、イヤホンの左側を3回タップすることで切り替えることができます。

イヤホンを外さずに周囲の音を聞ける便利な機能ではありますが、3タップで切り替えなので正直イヤホンを外した方が楽です。

性能としては、マイクで集音している機械的な音。まだAirPods Proのように自然に取り込めるイヤホンは数少ないですね。

おまけ程度と考えていいでしょう。

接続安定性・音飛び

iPhone 12 Proと接続して、主に自宅、コワーキングスペースで使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。

駅構内や電車内など歩いていると、稀にブツっと音飛びしますが、復帰は一瞬。

その頻度も少なく目的地と家の往復で1回あるか程度です。

ちなみにMacBook ProやiPad Air4と接続してみると、途切れや接続不良はなく使うことができました。

動画視聴時の遅延

検証としてiPhone 12 ProでYoutubeとNetflixを見てみることに。

何本か視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。

映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。

ただしシビアな音ゲーなどには向いていないと思います。

EarFun Air Proを使ってみての感想

■よかった点
・5,999円と格安(セール時)
・価格の割にノイキャン性能良し
・最大9時間のバッテリー持ち
・外音取り込み機能付き
・バランスの良いチューニング
・反応の良いタッチ式操作


■気になった点
・ケースの残バッテリーがわかりにくい

EarFun Air Proはこんな人におすすめ

・低予算で買えるノイキャンイヤホンを探している方


EarFun Air Pro レビュー:まとめ

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以上が、EarFun Air Proのレビュー内容です。

格安ながらもノイキャン、外音取り込みの両方に対応しており、バランスの良いサウンドチューニングで個人的に高評価としたいイヤホンでした。

ケースのバッテリー量が分かりづらい点やワンタップでの操作の割当がないのは惜しいですが、セール価格で5,999円まで下がると安いと思います。

同じ価格帯のノイキャン付きイヤホンと比べても安定していると言うか、以前レビューしたEarFun Air同様にクオリティは高いです。

AnkerやTaotronics、SoundPeatsに並ぶ高コスパオーディオメーカーとして、EarFunは今後も注目すべきでしょう。

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