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【SOUNDPEATS T2 レビュー】ノイキャン効果が高く、そして安い完全ワイヤレスイヤホン

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「ノイキャンの効果が高く、安いイヤホンを探している方必見!」

まさに価格破壊。ノイキャン、外音取り込み、10時間連続再生、IPX6防水とハイスペながらも5000円台(セール時は4000円台)の完全ワイヤレスイヤホン。

数多くのイヤホンを世に送り出し、多くのユーザーから評価を得ているSOUNDPEATSの新作です。

筆者はノイキャンや外音取り込みよりも"音質の良さ"に注目。中高音寄りのサウンドで、目を閉じればライブハウスの最前列で聞いているような間隔に。

音のクリアさ、ボーカルの近さはかなりの出来。個人的に好きなサウンドチューニングでした。

この価格帯のイヤホンは激戦区なのですが、ベスト3に余裕で入るイヤホンです。

この記事では、SOUNDPEATS T2の外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。

SOUNDPEATS T2 レビュー


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T2

SOUNDPEATS

完全ワイヤレスイヤホン


4.8



  • ライブハウスにいるような高音質サウンド

  • ノイキャン効果が高く、そして安い

  • 10時間再生とバッテリーが良い

  • IPX6防水やMCSync左右同時伝送対応

  • メーカー1年間保証

.

スペックと特徴について

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SOUNDPEATS T2のスペックと特徴について。

・ノイキャン(最大35dB)
・外音取り込み機能有
・中高音寄りのサウンド
・AACコーデック対応
・イヤホン単体で最大10時間
・ケース込みで最大30時間
・IPX6防水

これまで高級機にしか付いていなかったノイキャン+外音取り込みですが、5000円台でも搭載される時代に。

主に低周波数帯(空調音などの低めの環境音等)を低減(最大35dB)でき、室内では静寂と表現できるレベルの性能です。

それでも室内で使う分には、気になりがちなノイズを多少低減できるので低価格帯でノイキャンイヤホンを探している方におすすめです。

バッテリー持ちは最大10時間。長めのバッテリー持ちなので、長時間音楽等を楽しめます。

防水規格はIPX6、コーデックはAACとSBCなので、iPhoneやiPadユーザー向きです。

Bluetooth Ver5.1
対応プロファイル A2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデック SBC、AAC
連続使用時間 音楽再生:最大10時間
ケース込使用時間 最大30時間
充電時間 約2時間
片耳使用
防水性 IPX6
充電ポート USB-C
操作 タッチ式
その他 ノイズキャンセリング(最大35dB)
外音取り込み
MCSync左右同時伝送

その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。

外観

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カラーはつや消しブラック。シンブルでかっこいいデザインです。

サイズ的にはそれなりに小さく、AirPods Proと比べてみるとほぼ同じか少し大きい程度。

細部の作り込みを見ても安っぽさはなく、作りは良いです。


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ケース内部です。ケースの開け閉めや取り出しやすさなどは問題ありませんでした。

後から説明しますが、ケースを開けるだけでペアリングモードになるので便利です。


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独自開発した音質向上技術を使用。12mmのダイナミックドライバーで透明感のある立体サウンドを再現しているとのこと。

イヤホンの外側と内側に合計4マイク搭載しており、ノイキャンや外音取り込み、クリアな通話品質を実現しています。

イヤホン本体の防水性はIPX6(生活防水)と小雨や汗などから故障を防げるレベルです。

付属品

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SOUNDPEATS T2の付属品は以下です。

・充電ケース
・USB Type-C充電用ケーブル
・イヤーピース(S/M/L)
・取り扱い説明書類


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イヤーピースは3サイズ(S/M/L)付属。

傘が柔らかさは普通、付け心地は良いです。ノイキャン付イヤホンなのでパッシブ(つけただけでも十分な)の遮音性が高くなるように選ぶといいでしょう。

耳が小さい方はSだけでなく、MやLのほうがしっくりくることもあります。また左右違うサイズというのもありです。

自分の耳にあったサイズを選ぶことで音質や装着感も大きく変わってきますよ。

バッテリー持ち

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充電ポートはUSB-C。

お持ちのスマホ充電ケーブルも使うことができます。
※USB−Cケーブルに限る


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ケースのバッテリー残量はケース前面のLEDで確認可能です。

0-19%以上
●● 20-69%以上
●●● 70%以上

またイヤホンのバッテリー残量は、スマホのウィジェット画面等でも確認(0〜100%)できます。

連続再生時間は、イヤホン単体で最大10時間、ケース込みで約30時間(ケースで約3回フル充電可能)です。

ノイズキャンセリング機能をONにすると少し短くなります。音楽を聞いているときは周囲の音は聞こえないのでOFF推奨。

それでもバッテリー持ちは長いクラスです。外出中などイヤホンで音楽を聞いていることが多い方向けでもあります。

1回の充電で、片道1時間の通勤通学なら約5日程度は持つ計算。ケースに収納すれば都度充電されるので、1週間以上はケースからの充電のみで使えます。

バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、9時間11分。ノイズキャンセリングONだと7時間34分でした。

操作性

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イヤホン側から操作できるのは、再生停止、音量調整、曲送り、通話、モード切り替え、音声アシスタントです。

音量が1回タップで調整できるところが便利。

再生/停止 どちらかを2回タップ
曲送り 右側を1.5秒タップ
音量+ 右側を1回タップ
音量ー 左側を1回タップ
受話/終話 どちらかを2回タップ
着信拒否 左側を1.5秒タップ
音声アシスタント どちらかを3回タップ
モード切り替え 左側を2秒タッチ

※モード切り替えは、ノイキャン→外音取り込み→パッシブの順

装着感

カナル型でやや大きめですが、装着感は良いです。

階段の上り下り、ランニング、ジムでも使用してみましたが、外れることなく使うことができました。

遮音性はとてもよく、音楽や作業に集中したいときに最適なイヤホンです。音楽再生しなくてもある程度周囲の雑音はカット可能です。

Spinfitなどサードパーティ製のイヤーピースも使えますが、ケースに収納できない場合もあるので注意です。

初回ペアリングの方法

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初回のみ以下の手順でペアリングが必要です。2回目以降はケースを開けるだけで自動接続されます。

また片耳だけの使用(モノラル)も可能です。

1.蓋を開けてイヤホンを取り出す
2.Bluetooth設定で「SOUNDPEATS T2」を選択
3.接続完了
4.次回以降は、ケースを開けるだけで自動ペアリング

※接続されない場合はケースから取り出してください

音質とコーデック

コーデックはAACとSBCに対応。iPhoneやiPadユーザーにおすすめです。

このイヤホンは中高音寄りのサウンドチューニング。

YOASOBIの怪物やBTSのButterなどいろんな曲を聞きましたが、ボーカルとの距離が近くクリアな音質。

響きや広がりもいい感じです。曲によっては息遣いも感じられ、ライブハウスの最前列で聞いているような感覚になりました。

もちろん有線イヤホンのようにすべての音を再現できているわけではないですが、聞いていると自然と良い音だなーと思えるイヤホンです。

点数で評価すると、5点中4.8点です。※iPhone 12 Pro Maxとの接続、Amazon Music HDの感想 

ノイズキャンセリングについて

ノイキャンをOFFにした状態(パッシブ/ノーマルモード)でも遮音性は高く周囲の音は低減されます。

ノイキャンON時はエアコンの空調音など、静かな環境だとほとんど聞こえなくなります。

室内だと良いのですが、外に行くとパッシブとほとんど変わりません。風切り音もやや気になりました。

ノイキャンは、AirPods Proの方が良いです。

ただ最大35dBのノイズ低減性能を搭載しているイヤホンは比較的効果が高い傾向にありますね。

外音取り込みについて

外音取り込みは、イヤホンの左側を約2秒間タップすることで切り替えることができます。

イヤホンを外さずに周囲の音を聞ける便利な機能ではありますが、約2秒間で切り替えなので正直イヤホンを外した方が楽です。

性能としては、悪くないレベルでマイク集音感がやや強め。AirPods Proのように自然に取り込めるイヤホンは数少ないですね。

ここがクリアできているこの価格帯のイヤホンが少ないので、今後出てくるとベストバイになりえます。

接続安定性・音飛び

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▲MCSync左右同時伝送対応

iPhone 12 Pro Maxと接続して、主に自宅、コワーキングスペースで使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。

駅構内や電車内など歩いていると、稀にブツっと音飛びしますが、復帰は一瞬。

その頻度も少なく目的地と家の往復で1回あるか程度です。

ちなみにMacBook ProやiPad Air4と接続してみると、途切れや接続不良はなく使うことができました。

動画視聴時の遅延

検証としてiPhone 12 Pro MaxでYoutubeとNetflixを見てみることに。

何本か視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。

映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。

ただしシビアな音ゲーなどには向いていないと思います。

SOUNDPEATS T2を使ってみての感想

■よかった点
・ライブハウスにいるような高音質サウンド
・ノイキャン効果が高く、そして安い
・10時間再生とバッテリーが良い
・IPX6防水やMCSync左右同時伝送対応
・メーカー1年間保証

■気になった点
・なし

SOUNDPEATS T2はこんな人におすすめ

・ノイキャンの効果が高く、安いイヤホンを探している方


SOUNDPEATS T2 レビュー:まとめ

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以上が、SOUNDPEATS T2のレビュー内容です。

筆者は冒頭で"音質の良さ"を挙げましたが、もちろんノイキャン性能も良いですよ。

惜しい点は外音取り込みで、もう少しAirPods Proのような自然さ、マイク集音ぽくなければパーフェクトだったなと。

現状5000円台、セール時はなんと4000円後半で購入できるのでかなりコスパがいいイヤホンです。

1年以上前に発売した完全ワイヤレスイヤホンを使っている方や低予算でノイキャン付きが欲しい方は必見です。

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