ストレスゼロの装着感。約9.5時間再生&aptXコーデック対応の完全ワイヤレスイヤホン。
M-SOUNDS MS-TW21は、2月下旬に発売されたばかりの最新モデルです。スペックも良くユーザーニーズをしっかりと抑えています。
超軽量・小型設計で重さは約4g。バッテリー持ちは良く、音質もaptXコーデック接続時はバランスが良くクリアなサウンドが特長です。
カラーはブラック、ネイビー、ゴールド、ピンクと好みに合わせて選べます。
この記事ではM-SOUNDS MS-TW21の外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
- M-SOUNDS MS-TW21 レビュー
- M-SOUNDS MS-TW21を使ってみての感想
- M-SOUNDS MS-TW21はこんな人におすすめ
- M-SOUNDS MS-TW21 レビュー:まとめ
M-SOUNDS MS-TW21 レビュー
スペックと特長について
M-SOUNDS MS-TW21の基本的なスペックを紹介します。
6mm径ダイナミック型ドライバー、Bluetooth5.0、イヤホン単体の連続再生は約9.5時間、ケース込みで約47.5時間、SBCとAAC、aptXコーデック、IPX4防水対応のスペックです。
この中でも注目すべき性能としてはバッテリー持ちが良いこと、高音質コーデックのaptXに対応している点です。
また2種類のイヤーチップが付属し、遮音性の高い「ドームタイプ」と装着感の良い「ハーフタイプ」から選べます。
接続性に関しても最新方式のTrueWireless™ Stereo Plusに対応していたりと、2020年最新モデルとして相応しい性能です。
ドライバーユニット | ダイナミック型 φ6mm |
---|---|
Bluetooth | Ver.5.0 Class2 |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
連続使用時間 | 音楽再生/通話時間:約9.5時間 |
ケース込使用時間 | 約47.5時間 |
片耳使用 | ○ |
防水性 | ○ ※IPX4仕様 |
カラー | ブラックシルバー、ネイビー シャンパンゴールド、ピンクゴールド |
その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。
外観
ラメのような光り方をする塗装コーティング。光沢があり反射しますが、シックでかっこいいケースです。
ケース内部に収納されたイヤホン本体は磁石でくっつくので、ケースからの落下防止になります。
ケースの大きさが分かるようにiPhoneXSと並べてみました。
ズボンポケットだとやや気になるサイズですが、アウターポケットなら気軽に持ち運べます。
イヤホンの形状は一般的なタイプ。
各メーカー試行錯誤されて耳にフィットしやすい独自構造が多い中、個人的にはこのタイプが一番しっくりくる形状だったりします。
またイヤホンによっては、装着時耳からはみ出て見えるタイプがありますが、見えづらくスマートに装着可能です。
1点気になったこととすれば、ボタン部分がミラー光沢で指紋が目立つところでしょう。
同梱品
M-SOUNDS MS-TW21の同梱品は以下です。
・イヤホン本体
・チャージングケース
・抗菌イヤーピース ハーフタイプ(S/M/L)
・抗菌イヤーピース ドームタイプ(S/M/L)
・充電用ケーブル
・取扱説明書類
イヤーピースは2種類付属しており、どちらも抗菌仕様です。
上段は、遮音性が高くフィット感に優れた「ドームタイプ」。下段は、音が籠りにくく聴き疲れしにくい「ハーフタイプ」です。
好みやシチュエーションに合わせて使い分けることができて便利です。
発売記念として、「口コミを投稿して SpinFit®をもらおうキャンペーン!」も実施中。詳しくは以下のリンクで確認できます。
バッテリー持ち
▲汎用性の高いUSB Type-Cポート
イヤホン単体で約9.5時間、ケース込みで約47.5時間(ケースで約4回フル充電可能)です。
片道1時間の通勤通学なら約4日程度は持つ計算。ケースに収納すれば都度充電されるので、2週間以上はケースからの充電のみで使えます。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、8時間41分持ちました、ほぼ公称値通りの結果に。
仕様により、aptX接続時だと3時間程度バッテリー持ちが悪くなります。
ケースのバッテリーインジケータは4段階(25%毎)で残量を表示。ケースのフル充電は約2時間です。
インジケーター | 電池残量 |
---|---|
4つ点灯 | 76〜100% |
3つ点灯 | 51〜75% |
2つ点灯 | 26〜50% |
1つ点灯 | 25%以下 |
操作性
イヤホンのロゴ部分が操作ボタンです。クリックするタイプなので、操作時はやや押し込まれる感覚あり。
音量調整を含む、基本的な操作がイヤホン側のみで完結します。
再生/停止 | 左右どちらかを1回押す |
---|---|
曲送り | 右側を2回押す |
曲戻し | 左側を2回押す |
音量+ | 右側を長押し |
音量ー | 左側を長押し |
受話 | 左右どちらかを1回押す |
終話 | 左右どちらかを1回押す |
着信拒否 | 左右どちらかを長押し |
装着感
耳の内部構造に合わせてデザインされた「3次元ノズル」を採用しています。うまく耳のくぼみにもフィットしました。
女性など耳の小さな方でもフィットし、耳からはみ出て見えづらいイヤホンです。
階段の上り下り、ランニング、ジムでも使用してみましたが、外れることなく使うことができました。
初回ペアリングの方法
初回のみ以下の手順でペアリングが必要です。2回目以降はケースから取り出すだけで自動接続されます。
また片耳だけの使用(モノラル)も可能です。
1.蓋を開ける
2.左右のイヤホンを取り出す
3.スマホのBluetooth設定で「MS-TW21-R」を選択
4.ペアリングを承認して、接続完了
5.次回以降は取り出すだけで自動ペアリング
音質とコーデック
▲AAC&aptXコーデック対応
M-SOUNDS MS-TW21は、コーデックはAACとaptXに対応し、iPhoneやAndroidユーザーにおすすめです。
当サイトはiPhoneユーザーの訪問が多いため、iPhone 11 Pro(AAC)で各曲聞いた印象をまとめました。
まとめると中域がメインに鳴る音質です。そのため、音量を上げすぎても高域が刺さる感じもなく、シャリシャリ感も少ない音質です。
低域は厚みがあり迫力を感じる曲があるものの、ややぼやけた聞こえ方も。高域はやや奥寄りで、控えめな感想です。
以前レビューしたMS-TW3WSもそうでしたが、M-SOUNDSのサウンドチューニングは、ボーカル+ギター、ボーカルメインの曲との相性が良いと思いました。
・紅蓮華 / LiSA
ボーカルとの距離が近く、息遣いも伝わる
低音はややぼやけている、中音寄りで高域がやや後ろ
・白日 / King Gnu
各音域は少し被りがち。分離できていない
ただボーカルは聞き取りやすい
・さよならエレジー / 菅田将暉
ボーカルが近く聞きやすい
冒頭のエレキギターの音が繊細
・Perfect / エドシーラン
ボーカルが近い、聞きやすい
高域はやや奥の方に感じる、低中音に寄っている
・どろん / King Gnu
ボーカルがとても近く、迫力がある
各音域が分離できている
・パプリカ / Foorin
低域の迫力あり、ボーカルが近い
全体的にフラットな印象
一方でXiaomi MiMix3(aptX)で聞いてみると、低域のボケた感じがなく、高域もしっかり聞こえます。その結果とてもバランスが良くどの帯域もフラットな印象を受けました。
解像度もぐっと上がります。主にaptXコーデック対応のAndroidスマホにおすすめです。
※これまでレビューしたM-SOUNDSの完全ワイヤレスイヤホンは以下
【M-SOUNDS MS-TW3WS レビュー】10時間連続再生とaptX対応の完全ワイヤレスイヤホン【IPX7防水】 - +ログ
接続安定性・音飛び
iPhone 11 ProとM-SOUNDS MS-TW21の組み合わせで東京駅や新宿駅、人混みの多い場所で検証してみました。
往復1時間20分の電車内や駅構内の移動で使用しましたが、音飛びは一度もありませんでした。とても安定しています。
また移動以外の自宅や職場、カフェなどは途切れることなく使えました。
動画視聴時の遅延
iPhone 11 ProとXiaomi MiMix3を使用し、Youtubeで検証。
iPhone 11 Pro(AAC接続)とXiaomi MiMix3(aptX接続)で視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。
遅延が少ないので、動画視聴に向いているイヤホンです。
M-SOUNDS MS-TW21を使ってみての感想
■よかった点
・フラットでバランス良いの音質
・イヤホン単体で9.5時間のバッテリー持ち
・aptX&AACコーデック対応
・装着感が良く、遮音性も高い
・IPX4防水と小雨に耐えれる
・2種類の抗菌イヤーピース付属
■気になった点
・高めの価格設定
・ボタン部分に指紋が目立つ
M-SOUNDS MS-TW21はこんな人におすすめ
・1万円程度の予算で探している方
・aptXコーデック対応イヤホンが欲しい方
・M-SOUNDS製イヤホンの買い替えに
M-SOUNDS MS-TW21 レビュー:まとめ
以上が、M-SOUNDS MS-TW21のレビュー内容です。
まずオーソドックスな形状のイヤホンですが、フィット感や装着感、遮音性はとても良かったです。まさにストレスゼロの装着感。
音質に関してもaptXコーデックに対応しているため、Androidスマホだとより高音質なサウンドで音楽等を楽しめます。
AACコーデック接続だと、低域のこもり具合が気になりましたが、ボーカルメインの曲との相性は良いです。
どちらのコーデック接続時でも遅延が少なく動画視聴向きとも言えます。接続性に関しても安定しており、混雑した駅構内で途切れることもありませんでした。
その他、ロングバッテリーや防水仕様など2020年最新モデルとして相応しい完成度の完全ワイヤレスイヤホンです。
気になったことは、高めの価格設定(Amazonで9,900円)とイヤホン本体のボタン部分が光沢なので指紋が目立つくらい。
M-SOUNDSはこれまでいくつか完全ワイヤレスイヤホンを発売しており、旧機種からの買い替えがおすすめです。
※これまでレビューしたM-SOUNDSの完全ワイヤレスイヤホンは以下
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