アーバンスポーツ向けのオーディオブランドとして展開しているSOUNDPEATS。
イヤホン本体の水洗いができるIPX7防水を兼ね備えたタフな完全ワイヤレスイヤホンを紹介します。
主な特徴として、イヤホン単体で6時間、ケース込で最大100時間のモバイルバッテリー仕様ケースを採用。
またAACコーデック&6mmのダイヤモンドコーティングドライバーを搭載し、低域から高域までバランスに良いクリアなサウンドです。
他にも音飛びや音ズレを軽減するMCSync技術採用するなど、低価格帯ながらも基本性能は高めとなっています。
この記事ではSOUNDPEATS TrueShift2の外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
- SOUNDPEATS TrueShift2 レビュー
- SOUNDPEATS TrueShift2を使ってみての感想
- SOUNDPEATS TrueShift2はこんな人におすすめ
- SOUNDPEATS TrueShift2 レビュー:まとめ
SOUNDPEATS TrueShift2 レビュー

スペックと特徴について
▲SOUNDPEATSの人気イヤホン
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SOUNDPEATS TrueShift2の基本スペックと特徴を紹介します。
<IPX7グレードの防水性>
ー完全防水設計で水洗いや雨でも大丈夫
ースポーツやエクササイズなどのアクティブシーンで活躍
<革新的なMCSync技術>
ーAiroha AB1536Uチップを採用
ー音飛びや音途切れがしにくい接続性能、音ズレなどを感じにくい低遅延性能などを実現
<イヤホンフック構造、快適なフィット感>
ーやや大きめだが、形状とイヤホンフックのおかげで良好なフィット感
<AACコーデック対応>
ーiPhone向け
ーバランスの良い音質
ーダイヤモンドコーティングの6mmドライバー搭載
<Bluetooth5.0 第3世代>
ー第1〜2世代に比べて性能アップ
<モバイルバッテリー仕様ケース>
ー3000mAhの容量
ーイヤホン単体で6時間、ケース込みで100時間(約16回)
ーケースはUSB Type-Cで充電できる
ーUSB-Aポート搭載でスマホなど充電可能
ー4段階LEDで残量も分かりやすい
<その他>
・片耳使用OK
ドライバーユニット | 6mm |
---|---|
Bluetooth | Ver5.0 |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC、AAC |
連続使用時間 | 音楽再生/通話時間:約6時間 |
ケース込使用時間 | 約100時間 |
充電ポート | USB Type-C |
防水性 | ○ ※IPX7仕様 |
ノイズキャンセリング | ー |
外音取り込み機能 | ー |
急速充電 | ー |
カラー | ブラック |
その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。
外観


モバイルバッテリー仕様のケースなのでやや大きめ。ズボンポケットには入れづらいサイズです。
サイズ比較としてAppleのMagic Mouseを横に置いてみました。
SOUNDPEATSのロゴが大きくデザインされたイヤホン本体。こちらも非光沢のブラックカラーでシンプルです。
こちらもサイズ的にはやや大きく感じました。ドライバーは、ダイヤモンドコーティングで6mmを搭載。
防水性はIPX7相当。推奨しませんが、シャワー中やプール内でも使える防水レベルです。※雨程度なら余裕


同梱品
SOUNDPEATS TrueShift2の同梱品は以下です。
・イヤホン本体
・チャージングケース
・イヤーピース(S/M/L)
・イヤーフック(S/M/L)
・充電用ケーブル
・取扱説明書類
イヤーピースは3サイズ(S/M/L)、イヤーフックは3サイズ(S/M/L)付属しているので、自分の耳に合ったサイズを選んで装着できます。
隙間が開くと低音が抜けたり、フィット感に影響するのでサイズ選びは必須。素材はシリコン製で柔らかいです。
バッテリー持ち
ケース前面にはカバー付きで2つの充電ポートが搭載されています。
ケース本体の充電に使うUSB Type-Cとモバイルバッテリーとして使う際のUSB-Aです。
イヤホン単体で約6時間、ケース込みで約100時間(ケースで約16回フル充電可能)です。
イヤホンへのフル充電には約2時間、ケースのバッテリー残量は4段階で確認できます。
1回の充電で、片道1時間の通勤通学なら約3日程度は持つ計算。ケースに収納すれば都度充電されるので、1ヶ月程度はケースからの充電のみで使えます。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、5時間21分でした。
操作性
イヤホン側からできる操作は、再生停止、曲送り戻り、受話終話、音声アシスタントです。
音量調整には対応していません。そのため、スマホ側から操作することになります。
操作反応はよく、タッチ操作のため耳に押し込まれる感覚もなく、ノンストレスでした。
再生/停止 | どちらかを2回タップ |
---|---|
曲送り | 右側を2秒押し |
曲戻し | 左側を2秒押し |
音量調整 | - |
受話終話 | どちらかを2回タップ |
音声アシスタント | どちらかを3回タップ |
装着感
完全ワイヤレスイヤホンはたくさん購入しており、そのメーカーによって大きさや形は様々です。
その中だと、やや大きめ。ただイヤーフックとイヤホン本体の形状からフィット感は良好。
3サイズのイヤーピースから選べ、うまく合えば遮音性も高いです。
階段の上り下り、ランニングでも使用してみましたが、外れることなく使うことができました。
初回ペアリングの方法
初回のみ以下の手順でペアリングが必要です。2回目以降はケースから取り出すだけで自動接続されます。
手動でペアリングモード(リセット)にする場合は、ケースに入れた状態で両方のイヤホンのタッチパネルを10秒長押しです。
1.蓋を開ける
2.左右のイヤホンを取り出す
3.スマホのBluetooth設定で「SOUNDPEATS TrueShift2」を選択
4.ペアリングを承認して、接続完了
5.次回以降は取り出すだけで自動ペアリング
音質とコーデック
音質に失敗したくないならSOUNDPEATSはおすすめできるメーカーの1つです。
数多くの有線イヤホン、無線イヤホンを販売しており、音質や品質面での人気には定評があります。
実際にいろんなジャンルの曲を聞いてみましたが、バランス良くクリアなサウンドで万人受けするでしょう。
低音も程よく厚みがあるので、ドラムバスやベース音も比較的力強く感じます。
若干曲によっては高音のシャリシャリ感あり、空間表現はそこまで広くない印象を持ちました。
全体を見れば、5点中3.8点です。aptXコーデックには対応していないので、iPhoneユーザーにおすすめです。
※AAC接続、Amazon Music HDの感想
接続安定性・音飛び
このイヤホンは、スマホなどの機器から伝送される信号に両側のイヤホンが直接通信するMCSync技術を採用しており、従来製品と比較しても接続性が向上および低遅延を実現しています。
また両耳使用から片耳使用へのスムーズな切替も可能です。
iPhone 11 ProとXiaomi MiMix3と接続して、駅構内や街中、自宅、オフィスと使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。
途切れ具合ですが、一瞬ブツッと音飛びする程度で頻度はかなり少なく、復帰も一瞬です。※頻度でいうと1日に1回あるかないか程度
動画視聴時の遅延
iPhone 11 ProとXiaomi MiMix3、iPad Mini4、MacBook Proなどで遅延具合を検証してみました。
YoutubeやNetflixでいくつか動画を見てみましたが、口とセリフがズレている感じはなく、遅延は少ないと言えます。
この機種に限らず、最近のモデルは以前と比べて遅延は少ない傾向ですね。
SOUNDPEATS TrueShift2を使ってみての感想
■よかった点
・音質は良い(バランスタイプ)
・モバイルバッテリー仕様のケース
・AACコーデックに対応
・イヤホン単体で最大6時間の再生
・遅延や途切れが少ない
・水洗いできる防水性
・片耳使用OK
■気になった点
・aptXコーデック非対応
SOUNDPEATS TrueShift2はこんな人におすすめ
・バランスの良い音質が好きな方
・バッテリー持ちを重視する方
・防水性を重視する方(IPX7)
・遅延や途切れが少なさを重視する方
SOUNDPEATS TrueShift2 レビュー:まとめ
以上が、SOUNDPEATS TrueShift2のレビュー内容です。
総評としては、防水性やバッテリー持ちを重視するなら買い。
IPX7防水なので、急な雨や汚れたときの軽い水洗い程度なら十分耐えれる仕様。
また3000mAhのモバイルバッテリーとしても使えるので、スマホなど急なバッテリー切れでも安心です。
音質に関しては定評のあるSOUNDPEATSクオリティで、バランス良くクリアなのでオールジャンルの音楽で楽しめます。
やや大きめのイヤホンですが、その形状とイヤーフック構造から装着感は良好でした。
他にもMCSync技術により、ワイヤレス特有の音飛びやズレはかなり改善されていると思いました。
高い接続性、低遅延、ロングバッテリーと基本性能が高いので、低価格帯でおすすめできる完全ワイヤレスイヤホンの1つです。
価格はAmazonで4,980円、カラーはブラックのみ選べます。
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