完全ワイヤレスイヤホンはたくさんありますが、性能が良いと本体サイズも大きくなりがち。
今回紹介するSOUNDPEATS TrueMiniは名前の通りミニサイズ。
片耳3.5gという軽さで快適な装着感を実現。耳の小さな方でもフィットする形状とコンパクトさが特徴です。
小さいながらも音質は低音寄りで7.2mm径ドライバーからは迫力あるサウンドを楽しめます。
この記事ではSOUNDPEATS TrueMiniの外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
SOUNDPEATS TrueMini
SOUNDPEATS TrueMini レビュー
SOUNDPEATS TrueMiniの基本的なスペックを紹介します。
スペック的にはエントリークラスでこの程度の完全ワイヤレスイヤホンは比較的多め。違いは音質の特徴や操作方法程度と思って良いです。
このイヤホンはなんといってもミニサイズ。最小クラスのコンパクトさと3.5gという軽さから軽快な付け心地を実現しています。
イヤホン単体の再生時間は4時間、ケース込みで14時間です。短いといえば短いですが、通勤通学時の音楽再生には十分なバッテリー持ち。
防水性能はIPX5と小雨程度なら濡れても大丈夫。ただ完全防水ではないので長時間は避けたほうが良いです。
コンパクトなイヤホンながらも7.2mm径ドライバーを採用しており、低音寄りの迫力あるサウンドが特徴。
また実際に使ってみた結果からですが、スマホとイヤホンとの接続性は安定していると感じました。
チップセット | RTL8763BFR |
---|---|
対応コーデック | SBC※1 |
イヤホン単体の連続再生 | 約4時間 |
ケース込みの連続再生 | 約14時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約3.5回 |
充電時間 | 約2時間 |
防水等級 | IPX5 |
イヤホン重量 | 約3.5g |
※1 記載なしのため、SBCのみとしています。
これまでレビューしたSOUNDPEATSの完全ワイヤレスイヤホンのケース比較。
下段にあるSOUNDPEATS TrueMiniのコンパクトさが伝わるはず。
500円玉と比べてみました。実際手に取らないと分かりづらいですが、とてもコンパクトです。
SOUNDPEATS TrueMiniの外観
ケースは非光沢で丸みのあるシンプルデザイン。蓋はグレーでその他がブラックというツートンカラー仕様。
とにかく小さくて軽いというのが第一印象。数多くレビューしてきましたが、おそらく最小・最軽量クラスです。
このサイズながらも4時間(ケース込み14時間)というバッテリー持ちを実現しているのは中々なもの。
ケース内部に磁気がついているため、ケースからイヤホンが落下しない仕組みも実装済みです。
イヤホンもケースと同様に丸みのあるデザインです。こちらも軽く小さい作り。
これなら耳の小さい方やよくイヤホンが耳から外れるといった方にもフィットしやすいと思います。
これくらい小さいイヤホンだと4mm〜5mm程度のドライバーが採用されることが多いですが、7.2mm径ドライバーが採用されています。
イヤホンは3g、ケースはわずか22gと超軽量です。
SOUNDPEATS TrueMiniの同梱品
SOUNDPEATS TrueMiniの同梱品は以下です。
・イヤホン本体
・充電ケース
・MicroUSBケーブル
・イヤーチップ(S/M/L)
・取り扱い説明書
※イヤーチップMは装着済み
SOUNDPEATS TrueMiniのバッテリー持ち
イヤホン単体で4時間、ケース込みで14時間程度のバッテリー持ちです。
最新の完全ワイヤレスイヤホンと比較すれば、短いバッテリー持ちですが、通勤通学用途なら十分だと思います。
ミニサイズという点から妥協すべき所でしょう。約3回程度の充電ができるので、こまめに充電しておけば十分実用的です。
試しに音量50%程で音楽を聞いてみると、3時間45分間持ちました。その時のバッテリー残量は1%だったので、メーカーの公称値に近い数値でした。
気になった点はケースのバッテリー残量が分かりづらいこと。4段階のバッテリーインジケータを搭載して欲しかったです。
おそらくミニサイズにするにはこうした犠牲も必要なのかと。
SOUNDPEATS TrueMiniの操作性
操作はタッチ式。音量調整はできませんが、再生や曲送り戻りなどの基本操作には対応しています。
再生/停止 | R側を2回タップ |
---|---|
曲送り | R側を2秒タップ |
曲戻し | L側を2秒タップ |
音量 | 非対応 |
受話・終話 | R側を2回タップ |
着信拒否 | R側を2秒タップ |
音声アシスタント | L側を2回タップ |
SOUNDPEATS TrueMiniの装着感
完全ワイヤレスイヤホンとしてはミニサイズ、最軽量クラス。
イヤホン本体の軽さからライトなつけ心地でフィット感がよく、頭を振ったりしても外れません。
ランニングやジムでも使用してみましたが、自然なつけ心地で外れることなく使うことができました。
遮音性もよく、音楽や作業に集中したいときに最適なイヤホンです。音楽再生しなくてもある程度の雑音はカット可能です。
SOUNDPEATS TrueMiniの初回ペアリング
以下の手順が初回のみ必要です。2回目以降は取り出すとだけで自動ペアリングされます。
また左右個別にペアリングされ、どちらか片耳だけの使用(モノラル)も可能です。
1.蓋を開ける
2.左右のイヤホンを取り出す。
3.スマホのBluetooth設定で「SOUNDPEATS TrueMini」を選択
4.接続完了
5.次回以降は取り出すだけで自動ペアリング
SOUNDPEATS TrueMiniの音質とコーデック
現在、無名なメーカーでなければ音質のハズレを引くケースは低くなっています。
SOUNDPEATSに関しては長い実績と高いユーザー評価があるので、個人的に安心できるメーカーの1つです。
コーデックは記載なく不明。aptXには対応していないはずなので、SBCのみかSBC/AACだと思います。
iPhone11 Proで聞いてみました。低音寄りですが中域のクリアさもあるので、ボーカルなども聞きやすいです。その分高域の主張は弱めかなという印象も。
じっくり音楽を聞くというよりは、ながら聞き向きだと思います。
・TrueMini:低域寄り
・TrueFree+:中高域寄り(レビュー記事)
・Capsule:中高域寄り(レビュー記事)
SOUNDPEATS TrueMiniの接続安定性
iPhone11 ProとSOUNDPEATS TrueMiniの組み合わせで東京駅や新宿駅、人混みの多い場所で検証してみました。
まれ途切れますが、復帰は一瞬。すぐに再接続され、音楽再生への影響は少ないです。
自宅や職場、カフェなどでは一度も途切れなかったので、人混み以外は安定しています。
SOUNDPEATS TrueMiniの遅延
iPhone11 ProとペアリングしてYoutubeで検証。
iPhone11 Proで視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。この価格帯だとズレるイヤホンが多い中でかなり健闘しています。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。
使ってみての感想
■よかった点
・ミニサイズながら4時間のバッテリー持ち
・リスニング向けの音質(低音寄り)
・軽快な付け心地、フィット感も○
・片耳だけの使用可能(モノラル)
・途切れにくく、低遅延◎
・IPX5防水
■気になった点
・コーデックが不明
こんな人におすすめ
・動画視聴にも使える低遅延のイヤホンが欲しい方
・小さくて軽いイヤホンを探している方
・SOUNDPEATSの音質が好きな方
・初めての完全ワイヤレスイヤホンとして
SOUNDPEATS TrueMini レビュー:まとめ
SOUNDPEATSは他にも多くの完全ワイヤレスイヤホンを発売していますが、このイヤホンは装着感の良いミニサイズかつ音も良く3000円台で購入できる入門機の位置付けです。
これまでレビューしてきたSOUNDPEATSのエントリーモデル(TrueFree+、Capsule)と同様に性能自体はほぼ同じ。あとは見た目やその時の価格で決めると良いと思います。
今は安くて万人受けするバランス音質のSOUNDPEATS TrueFree+が個人的におすすめです。
低遅延なので動画視聴で使いたかったり、低音寄りのサウンドが好きな方、ミニサイズのイヤホンが欲しい方はSOUNDPEATS TrueMiniを選んでみてください。
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