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【Mpow M20 レビュー】100時間再生&QCC3020搭載の完全ワイヤレスイヤホン

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コスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンならMpowも1つの選択肢です。

Mpow M20は、Qualcommの最新チップを搭載し、高音質で低遅延な環境でのリスニングが可能なイヤホンです。

イヤホン単体で6時間、ケース込みで106時間のモバイルバッテリー仕様、さらに急速充電対応、IPX7の高い防水などスペックは高め。

ケースはスマホスタンド機能付きという便利さもあり。また技適認証、PSE認証、MSDS認証と国内基準もしっかりと満たしています。

この記事ではMpow M20の外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。

Mpow M20 レビュー


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M20

Mpow

完全ワイヤレスイヤホン


4.6



  • イヤホン単体で最大6時間の再生

  • 高音質コーデックAAC/aptXに対応

  • aptX接続だとかなり音が良い

  • IPX7相当の防水性

  • 遮音性が高くつけ心地が良い

  • イヤホン側で音量調整ができる

スペックと特長について

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Mpow M20の基本的なスペックを紹介します。

Qualcomm社のチップ QCC3020を搭載。このチップはAVIOTなど人気メーカーも採用しており、主に1万円台の完全ワイヤレスイヤホンに搭載されることが多いです。

従来のチップと比較して省電力設計でロングバッテリー化、接続の安定性が向上しています。

他には高音質コーデックのaptX、IPX7防水、急速充電、モバイルバッテリー仕様のケース、低域寄りながらも中高域とのバランスが良いサウンドが特長でです。

チップ Qualcomm QCC3020
ドライバーユニット ダイナミック型
Bluetooth Ver.5.0
対応プロファイル A2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデック SBC、AAC、aptX
連続使用時間 音楽再生/通話時間:約6時間
ケース込使用時間 約106時間
片耳使用
防水性 ○ ※IPX7仕様
急速充電 ○ ※10分で1時間
カラー ブラック

その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。

外観

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ケースは、横長の丸みのある形です。重さもそれなりにあります。

基本はカバンに入れても持ち運びに。ズボンポケットに入れての持ち運びは厳しいと思っていいです。

表面はすべすべとしたプラスチック製で非光沢。引っかき傷はやや目立ちます。


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完全ワイヤレスイヤホンの中でもコンパクトなサイズ、一般的なサイズと比較してみます。

コンパクトタイプと比較するとかなり大きいことが分かりますね。一般的なサイズと比較しても大きいです。

スマホを充電できるモバイルバッテリー仕様のケースだと大きくなってしまうので、この辺り用途や好みかと思います。

※一般的なサイズの完全ワイヤレスイヤホン「Mpow T5」
【Mpow T5レビュー】5000円台のベストバイ!安くて高音質な完全ワイヤレスイヤホン【aptX・QCC3020】 - +ログ

※コンパクトサイズの完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC Sound Air TW-6000」
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耳の形にフィットするように作れた形状デザイン。

やや大きめですが、装着してみると耳と一体感があり、装着しなおすことなくフィットしました。

挿し込まれている感がなく、圧迫感もないので快適に音楽を聞くことができます。

いつものことながら、好みに応じてサードパーティ製を取り付けることもできますが、ケースに収納できない可能性があるので注意です。


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イヤホンは5g。ケースは105g。ケースのみやや重めです。

同梱品

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Mpow M20の同梱品は以下です。

・イヤホン本体
・チャージングケース
・イヤーピース(S/M/L)
・充電用ケーブル
・取扱説明書類


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▲イヤーピース(3サイズ)

イヤーピースは3サイズ(S/M/L)付属しているので、自分の耳に合ったサイズを選んで装着できます。

隙間が開くと低音が抜けたり、フィット感に影響するのでサイズ選びは必須。素材はシリコン製で少し厚みがあり硬めです。

このイヤーピースのおかげで遮音性は高く、音楽を止めていてもテレビの音はかなり聞こえなくなります。周りの雑音を消して音楽や作業に集中したい時に使えるイヤホンです。

バッテリー持ち

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▲従来のmicroUSBポート


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▲10分充電すれば1時間の再生が可能

イヤホン単体で約6時間、ケース込みで約100時間(ケースで約16回フル充電可能)です。

モバイルバッテリーにもなるケースのため、バッテリー切れになる心配はありません。

片道1時間の通勤通学なら約3日程度は持つ計算。ケースに収納すれば都度充電されるので、1ヶ月以上はケースからの充電のみで使えます。

バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、5時間39分持ちました、ほぼ公称値通りの結果に。

仕様により、aptX接続時だと3時間程度バッテリー持ちが悪くなります。

ケースのバッテリーインジケータは4段階(25%毎)で残量を表示。ケースのフル充電は約4時間です。

インジケーター 電池残量
4つ点灯 76〜100%
3つ点灯 51〜75%
2つ点灯 26〜50%
1つ点灯 25%以下


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フルサイズのUSBが搭載されているため、充電ケーブルを使えばiPhoneも充電できます。

ただ2600mAhしかないため、スマホのフル充電はできませんが、急なバッテリー切れの際などに使えます。

操作性

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操作は指でイヤホンを軽くタッチする方法です。

音量調整を含む、基本的な操作がイヤホン側のみで完結します。カバンやポケットからスマホを取り出さなくても大丈夫なのは便利です。

タッチ式は反応が悪いものがありますが、Mpow M20に関してはスムーズに操作できました。

再生/停止 左右どちらかを1回タップ
曲送り 右側を2回タップ
曲戻し 左側を2回タップ
音量+ 右側を長押し
音量ー 左側を長押し
音声アシスタント 右側を3回タップ

装着感

イヤホン本体はやや大きめですが、耳に合う形状を採用しているために装着感と遮音性は高いです。

また耳の小さな方でもフィットし、耳からはみ出て見えづらいイヤホンです。

階段の上り下り、ランニング、ジムでも使用してみましたが、外れることなく使うことができました。

初回ペアリングの方法

初回のみ以下の手順でペアリングが必要です。2回目以降はケースから取り出すだけで自動接続されます。

また片耳だけの使用(モノラル)も可能です。

1.蓋を開ける
2.左右のイヤホンを取り出す
3.スマホのBluetooth設定で「Mpow M20」を選択
4.ペアリングを承認して、接続完了
5.次回以降は取り出すだけで自動ペアリング

音質とコーデック

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▲AAC&aptXコーデック対応

Mpow M20は、コーデックはAACとaptXに対応し、iPhoneやAndroidユーザーにおすすめです。

まずはiPhoneXS(AAC接続)で聞いてみたところ、低域寄りながらも中高域とのバランスがとても良いです。

少しボーカルが遠いかなと感じましたが、ジャンルを選ばない万人受けする音質と言えるでしょう。

次にXiaomi MiMix3(aptX接続)で聞いてみたところ、解像度の高さに驚きました。コーデックが違うだけでここまで変わるのかと。

低域の厚みもあり、中高域のクリアさも抜群です。音量を上げても音割れすることなく、比例して迫力あるサウンドを楽しめます。

解像度もぐっと上がります。主に、aptXコーデック対応のAndroidスマホにおすすめです。

※これまでレビューしたMpowの完全ワイヤレスイヤホンは以下
【Mpow T5レビュー】5000円台のベストバイ!安くて高音質な完全ワイヤレスイヤホン【aptX・QCC3020】 - +ログ

接続安定性・音飛び

iPhone 11 ProとMpow M20の組み合わせで東京駅や新宿駅、人混みの多い場所で検証してみました。

往復1時間20分の電車内や駅構内の移動で使用しましたが、音飛びは一度もありませんでした。とても安定しています。

また移動以外の自宅や職場、カフェなどは途切れることなく使えました。

動画視聴時の遅延

iPhone 11 ProとXiaomi MiMix3を使用し、Youtubeで検証。

iPhone 11 Pro(AAC接続)とXiaomi MiMix3(aptX接続)で視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。

遅延が少ないので、動画視聴に向いているイヤホンです。

Mpow M20を使ってみての感想

■よかった点
・イヤホン単体で最大6時間の再生
・高音質コーデックAAC/aptXに対応
・aptX接続だとかなり音が良い
・IPX7相当の防水性
・遮音性が高くつけ心地が良い
・イヤホン側で音量調整ができる


■気になった点
・大きめのケース

Mpow M20はこんな人におすすめ

・aptXコーデック対応のイヤホンが欲しい方
・Androidスマホをお持ちの方
・遮音性が高いイヤホンが欲しい方
・途切れの少ないイヤホンが欲しい方

Mpow M20 レビュー:まとめ

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以上が、Mpow M20のレビュー内容です。

ケースはモバイルバッテリー仕様のためにやや大きめですが、スマホスタンドとしても使えるので利便性の面で評価すると良いです。

イヤホン本体も大きめであるものの、装着感は良く、遮音性も高いです。音質は低音寄りで力強い音を感じつつ、中高域とのバランスもかなり良かったです。

またaptX接続時はさらに解像度がアップするので、主にAndroidスマホユーザー向きとも言えるでしょう。

どちらのコーデック接続時でも遅延が少なく動画視聴向きとも言えます。接続性に関しても安定しており、混雑した駅構内で途切れることもありませんでした。

Mpowはマイナーメーカーであるものの、品質や音質面では上位に入るのでおすすめしたいメーカーの1つです。

※Mpow T5も非常にコスパの良いイヤホンなのでおすすめです。
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