M-SOUNDSから業界最小クラスの完全ワイヤレスイヤホンが発売。小さなポーチにも入るミニマムなサイズです。
イヤホンは装着時に「美しく見える」こと考えてプロダクトデザイナーの矢原 拓さんがデザイン。
イヤホンのボタンは三次元曲面で構成されており、どの角度からも光を反射しアクセントになるように設計されているとのこと。
基本仕様はAACとaptXコーデック対応、8時間再生、日本人エンジニアによるサウンドチューニング、最新チップ搭載と性能がよく、メーカーのこだわりが詰まったイヤホンです。
実際に音楽を聞いてみましたが、バランスの良いチューニングで音が自然でマイルドなので聞き疲れしにくい印象を受けました。
この記事では、M-SOUNDS MS-TW22の外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
- M-SOUNDS MS-TW22 レビュー
- M-SOUNDS MS-TW22を使ってみての感想
- M-SOUNDS MS-TW22はこんな人におすすめ
- M-SOUNDS MS-TW22 レビュー:まとめ
M-SOUNDS MS-TW22 レビュー

スペックと特徴について
M-SOUNDS MS-TW22のスペックと特徴について。
・ケース込みで最大32時間
・バランス型のマイルドサウンド
・日本人にあったサウンドチューニング
・4色のカラーバリエーション
・ケース蓋を開けるだけでペアリング可
・IP54防水防塵
・SBC、AAC、aptXコーデック対応
・2種類のイヤーピース付属
価格は7,200円+税。
本体の直径が15mmで重さ約4gと業界最小クラスの完全ワイヤレスイヤホンです。
小型、軽量ながらもパワフルなバッテリー持ち。最大8時間、ケース込みで最大32時間使うことができます。
日本人の音響エンジニアが日本人向けにサウンドチューニング。バランスが良くマイルドな音質なので万人受けするでしょう。
またケースを開くだけでペアリングできる機能を搭載。ストレスを感じない操作性も特長です。
コーデックはAACとaptXに対応。IP54相当の防塵防水、2種類のイヤーピース付属、Qualcommの最新チップ搭載で音飛びも軽減します。
Bluetooth | Ver5.1 |
---|---|
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
連続使用時間 | 音楽再生:最大8時間 |
ケース込使用時間 | 最大32時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
片耳使用 | ○ |
防水性 | IP54 |
充電ポート | USB-C |
操作 | ボタン式 |
その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。
外観
カラーは4色あり、ミッドナイトブルー×ネイビーを選びました。
角の丸いミニマムなケース。大きさとしてはマカロンくらいのサイズでしょうか。
シンプルなデザインでチープ感がまったくない、むしろ細部もしっかりデザインされているので品質共に良い印象を受けました。
ケースのバッテリー持ちが良い(最大32時間)ので外出先で何度かフル充電できます。
ケース内部です。小さいながらもうまく収納されていますね。
ケースの開け閉めや取り出しやすさなどは問題ありませんでした。
後述となりますが、ケースを開けるだけでペアリングできる機能も搭載しています。
イヤホンは約4gと軽量仕様。鼓膜の近くまで音を伝える3Dロングノズルを採用しています。
装着時に耳からはみ出す面積が少ないので、マスクや髪にもひっかかりづらい形状でオシャレの一部として楽しめるイヤホンです。
6mmのダイナミックドライバーを搭載。また本体の防水性はIPX4(生活防水)と小雨や汗などから故障を防げるレベルです。
付属品
M-SOUNDS MS-TW22の付属品は以下です。
・充電ケース
・USB Type-C充電用ケーブル
・ハイブリッドイヤーピース ショート(S/M/L)
・Ag⁺抗菌材入りイヤーピース(S/M/L)
・取り扱い説明書類
イヤーピースには芯部分と傘部分で異なる硬度のシリコンを採用。
優れたフィット感と-15dbの高い遮音性を実現するハイブリッドイヤーピースと、+Ag抗菌剤を添加したイヤーピースが2種類付属。
サイズはどちらもS、M、Lの3つから選べます。
遮音性や装着性、音質にも影響するので慎重に。左右で違ったサイズでしっくりくる場合もありますよ。
バッテリー持ち
充電ポートはUSB-C。
スマホと同じ充電ポートの方はケーブルと充電器を併用できて便利ですね。
ケースのバッテリー残量はケース前面のLEDで確認可能。
4色のLED表示できるのは数少なく、ぱっと見で分かるので便利です。
4つ点灯 | 76%以上 |
---|---|
3つ点灯 | 51%以上 |
2つ点灯 | 26%以上 |
1つ点灯 | 6%以上 |
1つ点滅 | 1%以上 |
イヤホンのバッテリー残量は、スマホのウィジェット画面等でも確認(0〜100%)できます。
連続再生時間は、イヤホン単体で最大8時間、ケース込みで約32時間(ケースで約3回フル充電可能)です。
aptXコーデック使用時は約3時間程度と少し短くなります。それでもバッテリー持ちは長いクラスです。
1回の充電で、片道1時間の通勤通学なら約4日以上は持つ計算。ケースに収納すれば都度充電されるので、2週間程度はケースからの充電のみで使えます。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、7時間46分。aptXだと5時間3分でした。
操作性
イヤホン側から操作できるのは、再生停止、曲送り戻り、音量調整、通話、音声アシスタントです。
クリックするボタンタイプなので操作時は耳奥に差し込まれる感じがありますが、反応はタッチ式より確実におこなえます。
音量調整が長押しだったので、1回押しに割り当ててほしかったです。
再生/停止 | どちらかを1回押す |
---|---|
曲送り | 右側を2回押す |
曲戻り | 左側を2回押す |
音量+ | 右側を長押し |
音量ー | 左側を長押し |
受話/終話 | どちらかを1回押す |
着信拒否 | どちらかを長押し |
音声アシスタント | どちらかを3回押す |
装着感
装着感は良いです。女性など耳の小さな方でもフィットします。
装着時に耳からはみ出す面積が少ないので、マスクや髪にもひっかかりづらい形状です。
階段の上り下り、ランニング、ジムでも使用してみましたが、外れることなく使うことができました。
ノイキャンがなくても遮音性はとてもよく、音楽再生しなくてもある程度周囲の雑音はカット可能です。
初回ペアリングの方法
このイヤホンには初回ペアリングからケース蓋をあけるだけでスマホ側とペアリングできる機能が搭載されています。
2回目以降はBluetooth設定の必要がなく、ケース蓋をあけるだけで即ペアリングされます。
初回のみ以下の手順でペアリングが必要で、最大4台の機器までペアリング登録可能です。
※片耳だけの使用(モノラル)も可。
2.Bluetooth設定で「M-SOUNDS MS-TW22」を選択
3.接続完了
4.次回以降は、ケースを開けるだけで自動ペアリング
音質とコーデック
コーデックはAACとaptXに対応。iPhoneやAndroidユーザーにおすすめです。
JapanTunedの日本人向けにチューニングされた音質。傾向としてはバランスが良くマイルドな音質でした。
変にどこかの音域が主張してくることもなく、音に角のない丸みのある柔らかさが印象に残りました。
どのジャンルでも聞きやすく、長時間使っていても聞き疲れしにくい傾向にあると思います。
個人的に聞いていて相性のよかった曲は「YOASOBIの怪物」です。
点数で評価すると、5点中4.6点です。※iPhone 12 Proとの接続、Amazon Music HDの感想
接続安定性・音飛び
iPhone 12 Proと接続して、主に自宅、コワーキングスペースで使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。
駅構内や電車内など歩いていると、稀にブツっと音飛びしますが、復帰は一瞬。
その頻度も少なく目的地と家の往復で1回あるか程度です。
ちなみにMacBook ProやiPad Air4と接続してみると、途切れや接続不良はなく使うことができました。
動画視聴時の遅延
検証としてiPhone 12 ProでYoutubeとNetflixを見てみることに。
何本か視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。
ただしシビアな音ゲーなどには向いていないと思います。
M-SOUNDS MS-TW22を使ってみての感想
■よかった点
・ケースとイヤホンともにミニマム
・イヤホン単体で8時間のバッテリー持ち
・日本人向けのサウンドチューニング
・AAC、aptXコーデック対応
・2種類のイヤーピースから選べる
・パッシブでの遮音性が高い
・ケース蓋を開けるだけでペアリング可
・人混みの多い場所でも途切れにくい
■気になった点
・なし
M-SOUNDS MS-TW22はこんな人におすすめ
・安くて高性能なイヤホンが欲しい方
・バランス型のサウンドが好きな方
M-SOUNDS MS-TW22 レビュー:まとめ
以上が、M-SOUNDS MS-TW22のレビュー内容です。
ケースとイヤホン共に小さく軽いので、持ち運びはもちろん、長時間の使用でも耳への負担も少ないように感じました。
付属のイヤーピースも2種類と複数サイズから選べるので、好みに応じて付け替えられるところもいいです。
音質も日本人向けに調整されており、バランス型のサウンドチューニングとトゲのないマイルドさも聴いていて心地よかったです。
またイヤホンのノズルが細長く、形耳奥に差し込みやすいのでパッシブでの遮音性も高いです。
万が一の故障や紛失に対応できるあんしん補償サービス付きなので、サポート面でも優れています。
ノイキャンはついていませんが、iPhone、Android共におすすめの完全ワイヤレスイヤホンですよ。
M-SOUNDSの完全ワイヤレスイヤホンは他にもレビューしています。
【関連】M-SOUNDS MS-TW11 レビュー
※こんな記事もあります。
【2021年最新版】完全ワイヤレスイヤホンおすすめまとめ14選【左右分離型・左右独立型・トゥルーワイヤレス】 - +ログ
【2020】1万円以下で選ぶ!完全ワイヤレスイヤホンおすすめ機種10選【最新人気モデル】 - +ログ
【2021年最新版】高音質で安いおすすめの完全ワイヤレスイヤホン10選【5000円以下】 - +ログ
【NFMI / QCC3026 / QCC3020】長時間再生できて、途切れにくい完全ワイヤレスイヤホンおすすめまとめ - +ログ
⇒ Amazonで売れている完全ワイヤレスイヤホンを見る
⇒ 楽天市場で売れている完全ワイヤレスイヤホンを見る
⇒ Yahoo!ショッピングで売れている完全ワイヤレスイヤホンを見る