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【AVIOT TE-BD21f レビュー】ハイブリッド・トリプルドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤホン

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AVIOT TE-BD21fは8月9日に発売したものの即完売に。何度か予約販売が行われましたが、現在も品薄状態が続いています。

運よくヨドバシカメラで予約購入できたので、レビュー記事を書くことができました。

今回もAVIOTクオリティで完成度の高いイヤホンに仕上がっています。

このイヤホンには2タイプあり、今回レビューするのはAVIOT TE-BD21fです。

※AVIOTの完全ワイヤレスイヤホンレビュー記事
AVIOT TE-D01d
AVIOT TE-D01b
AVIOT TE-D01g

※性能比較記事はこちら
【2019】AVIOTのおすすめ完全ワイヤレスイヤホン7選【性能比較・評判】 - +ログ

AVIOT TE-BD21f


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4.8



  • 音質はとても良い

  • 装着感がよくフィットする

  • シリコンストラップ付で首掛けできる

  • イヤホン単体で7時間の連続再生

  • AAC・aptXに対応

  • 低遅延かつ途切れにくい接続性

  • 高級感のある筐体デザイン

AVIOT TE-BD21f レビュー

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まずAVIOT TE-BD21fの特徴を紹介します。

私が知る限り、完全ワイヤレスイヤホンでは類例のないハイブリッド・トリプルドライバーを搭載。

低音はダイナミック型、中高音はバランスドアマチュア型で担当できるため、フラットでトーンバランスでオールジャンルに適した音質に。

またコーデックはAACとaptXに対応しており、iPhone・Androidの両ユーザーにおすすめです。

バッテリー持ちに関してもイヤホン単体で7時間、ケース込みで最大25時間、またIPX5防水に対応しています。

最新チップのQCC3020とアンテナ設計により、遅延や音飛びは他のモデルと同様に最適化されているとのこと。

ドライバー φ9mmダイナミック型×1
バランスドアマチュア型×2
感度 91dB±3db
インピーダンス 16Ω
最大入力 5mW
搭載SoC QCC3020
マイク cVc8.0ノイズキャンセリング
防水規格 IPX5
バッテリー容量 ケース500mAh
通話時間 最大5時間
再生時間 最大7時間
充電時間 約2時間
対応コーデック AAC,SBC,aptX
対応プロファイル A2DP,HFP,HSP,AVRCP
充電ポート USB Type-C
Bluetooth version 5.0
Bluetoothマルチペアリング 1デバイス

AVIOT TE-BD21fの外観

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こちらがAVIOT TE-BD21fのケース本体です。

AVIOTはモデル毎に異なるケースデザインを採用しています。

カラーはブラックとシルバー、バイオレットの3色展開。

1次予約から即完売が続き品薄が続いていましたが、ようやく3次予約で購入することができました。

9月8日現在、家電量販店(ヨドバシやビックカメラ等)で取り寄せ購入が可能のようです。


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ケースの大きさは手のひらサイズ。コンパクトな設計です。


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スライド式のケースを採用。奥側にスライドさせます。

個人的にはスタンダードなケースが良かったのですが、これもAVIOTのこだわりなのでしょう。

取り出すときはケースをひっくり返して手のひらでイヤホンを受け取ります。ただこれが正しい方法かはわかりません。


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イヤホンは5g、ケースは62gです。

どちらも完全ワイヤレスイヤホンとしては平均的なサイズだと言えます。


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イヤホンは耳栓のような形をしています。

ローレット加工部分にはジュラルミン(アルミ合金)を採用しており、質感と見た目の良さを両立。また外来ノイズを抑える効果も期待できるとのこと。

片側には3つのスピーカー(ダイナミック型×1、バランスドアマチュア型×2)を搭載。低音はダイナミック型が担当し、バランスドアマチュア型は中高音を担当する仕組みです。

これにより低音域や高音域の一部を強調することなく、フラットなトーンバランスで色付けのない音質が特徴となっています。


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耳の形にフィットするというより、挿し込むといったタイプ。装着してみたところ、意外とフィットし、装着感も良いです。

また遮音性も高く、周囲の音はあまり聞こえません。


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一般的な完全ワイヤレスイヤホンと大きさ比較です。

購入する前はもっと小さいイメージがあったのですが、意外と普通サイズ。

ただこれで3つのスピーカーを搭載していることを考えるとコンパクトなのかとも思います。
※バランスドアマチュアは小さいため複数搭載できるとのこと。

AVIOT TE-BD21fの同梱品

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AVIOT TE-BD21fの同梱品は以下です。

・本体
・USB-Cケーブル
・標準イヤーチップ(S/M/L)
・SpinFit CP355(SS/S/M)
・専用ポーチ、クリーニングクロス
・ユーザーマニュアル
・製品保証登録カード


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傷が付きやすいタイプのケースではないですが、専用ポーチが付いていると嬉しいです。

また高価なイヤホンなので、大事に使うためにクロスでメンテナンスできる点もいいですね。

AVIOT TE-BD21fのバッテリー持ち

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最近のスマホやタブレットに多く採用されはじめているUSB-C。

AVIOTの最新モデルにも採用されています。向きを気にせず使える利便性はとても便利です。


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同価格帯ではロングバッテリー化の傾向にありますが、まだ5時間未満のイヤホンが多い気がします。

AVIOT TE-BD21fは、イヤホン単体で7時間の連続再生、ケース込だと最大25時間、約3回フル充電できるのでバッテリー持ちは良いです。

バッテリー残量を示すインジケータは4段階で1段階あたり25%。ケースを開けたり、イヤホンを収納すると点灯します。

検証としてiPhoneXS(AAC接続)で音楽を聞いてみると6時間30分再生できました。(音量50%/バッテリー残量は1%)

※aptXコーデックを使用した場合に再生時間が2~3割程度短くなるようです。


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イヤーチップは2タイプ合わせて6ペア付属。

標準タイプはS/M/Lの3サイズ、SpinFit CP355はSS/S/Mの3サイズから選べます。


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左側の標準タイプのイヤーチップは軸が楕円形と個人的に初見でした。

右側のSpinFit CP355はSpinFitと共同開発のイヤーチップです。


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首掛けできるシリコンストラップが付属しています。

2WAYの使い方ができるため、使い方やシーンに応じて活用できるのは良いですね。

特にランニング時に外れても落下防止、会話する際にさっと首掛けできるといった場面で使えます。


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付け方は簡単。輪っか部分にイヤホンを挿し込むだけ。

しっかり装着できるので、首掛け時でも外れにくく安心です。

AVIOT TE-BD21fの操作性

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左右のロゴ部分が物理ボタンとなっています。

多少押し込まれる感じはありますが、タッチ式より反応が良く誤操作がないのでストレスフリーで操作が可能。音量調節を含む、基本的な操作はイヤホン側のみで行えます。

またマイクが搭載されているので、電話が掛かってきてもどちらかのボタンを1回押すだけでハンズフリー通話ができます。

電源ON どちらか1秒長押し
電源OFF どちらか4秒長押し
再生/停止 どちらか単押し
曲送り 右2回押し
曲戻し 右3回押し
音量+ 左3回押し
音量ー 左2回押し
通話/終話 どちらか1回押す
音声アシスタント どちらか2秒長押し

AVIOT TE-BD21fの初回ペアリング

以下の手順が初回のみ必要です。2回目以降は取り出すと自動ペアリングされます。

・ペアリング方法

1.蓋を開ける
2.左右のイヤホンを取り出す
3.スマホのBluetooth設定で「TE-BD21f_L」を選択
4.接続完了
5.次回以降は取り出すだけで自動ペアリング

・リセット方法

1.Bluetooth接続設定から削除
2.イヤホンのボタンを10秒以上長押し
3.LEDが赤色になったらリセット完了

AVIOT TE-BD21fの音質とコーデック

40時間ほど聞いてみた感想です。全体的には中高音寄りのフラットな印象を受けました。

中高域がとても解像度が高く、1つ1つ音が自然で明瞭に聞こえます。変な色付けがないところも良いです。

低域はズンズンくるタイプではありませんが、ちょうどよい厚みです。両方を合わせるとどのジャンルにも合うバランスの良い音質だと思います。

音場は広くライブハウスにいるような空間表現ができていると感じました。

お店でも試聴できるみたいなので、バランスドアマチュア型を搭載した完全ワイヤレスイヤホンに興味があるなら一度足を運んでみてください。

AVIOT TE-BD21fの接続の安定性

iPhoneXSで通勤ラッシュ時の新宿駅や東京駅などの電波干渉しやすいところで検証。

AVIOTはアンテナ設計など都度見直しなど改善されているようで、とても安定した接続性です。

満員電車や混雑した駅構内、乗り継ぎ時で1度も途切れることなく使うことができました。

AVIOT TE-BD21fの遅延

iPhoneXSとXiaomi MiMix3でYoutubeで検証。

iPhoneXS(AAC接続)、Xiaomi MiMix3(aptX接続)どちらもほぼ遅延なく動画視聴ができました。

aptXは圧縮率が低く、データ量が多くなると途切れやすかったり遅延の原因になるみたいですが、そういった心配はなさそうです。

映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。

AVIOT TE-BD21fを使ってみての感想

■よかった点
・音質は良い
・装着感がよくフィットする
・シリコンストラップ付で首掛けできる
・イヤホン単体で7時間の連続再生
・AAC・aptXに対応
・低遅延かつ途切れにくい接続性
・高級感のある筐体デザイン

■気になった点
・ケースから取り出しにくい

AVIOT TE-BD21fはこんな人におすすめ

・ワイヤレスでも音質に妥協したくない方
・低遅延かつ安定した接続性を求める方
・バッテリー持ちが良いものをお探しの方
・AVIOT製のイヤホンが気になっている方

AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン比較表

これまでレビューしたAVIOT 4機種のスペック比較です。

TE-BD21f TE-D01d TE-D01b TE-BD21f
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ドライバー φ6mmダイナミック型 φ6mmダイナミック型 φ6mmダイナミック型 φ9mmダイナミック型×1
バランスドアマチュア型×2
感度 91dB±3db 91dB±3db 91dB±3db 91dB±3db
インピーダンス 16Ω 16Ω 16Ω 16Ω
最大入力 5mW 5mW 5mW 5mW
搭載SoC QCC3020 QCC3026 QCC3026 QCC3020
マイク cVc8.0 cVc8.0 cVc8.0 cVc8.0
防水規格 IPX7 IPX4 IPX7 IPX5
バッテリー容量 ケース550mAh ケース1800mAh ケース800mAh ケース500mAh
通話時間 最大4時間 最大4時間 最大4時間 最大5時間
再生時間 最大10時間 最大9時間 最大9時間 最大7時間
充電時間 約2時間※1 約2時間 約2時間 約2時間
対応コーデック AAC,SBC,aptX AAC,SBC,aptX AAC,SBC,aptX AAC,SBC,aptX
対応プロファイル A2DP,HFP,HSP,AVRCP A2DP,HFP,HSP,AVRCP A2DP,HFP,HSP,AVRCP A2DP,HFP,HSP,AVRCP
充電ポート USB Type-C MicroUSB MicroUSB USB Type-C
Bluetooth version 5.0 5.0 5.0 5.0
Bluetoothマルチペアリング 3デバイス 3デバイス 3デバイス 1デバイス
価格 8,726円 11,794円 14,623円 18,900円
レビュー記事 TE-D01g TE-D01d TE-D01b TE-BD21f

※1:10分で3時間再生できる高速充電機能あり

AVIOT TE-BD21f:レビューまとめ

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この記事ではAVIOT TE-BD21fについてご紹介しました。

AVIOTのサウンドチューニングはどれも良く、オールジャンルに合うので万人受けするイヤホンだと思います。

楽しみにしていたハイブリッド・トリプルドライバーの実力は高く、完全ワイヤレスイヤホンの進化を実感しました。中でも中高域のクリアさ解像度はトップクラスです。

形状は耳栓タイプですが、フィット感はよく遮音性も高く、イヤホン単体で最大7時間のバッテリー持ちなら十分です。

動画を見ても低遅延、混雑する駅で使っても今の所音飛びは発生していません。

コスパ面で選ぶとAVIOT TE-D01gには勝てませんが、ハイブリッド・トリプルドライバーで音楽を聞いてみたい方におすすめです。

品薄ですが、お店などで試聴できるそうなので、足を運んで聴き比べしてみてください。

AVIOT TE-BD21fを購入する

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Amazonで完全ワイヤレスイヤホンをお得に安く購入する方法

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ギフト券の詳細は公式サイトでご確認ください。