AUKEY EP-T21は3000円台のエントリーモデル。
この価格帯の中ではかなり健闘しており、スペック的にも十分実用的なイヤホンとなっています。
特に動画視聴時に最適な低遅延なところも評価ポイント。iPhone11 Proとペアリングしての検証ですが、以前と比べて低価格帯のスペックアップが目立ちますね。
この記事ではAUKEY EP-T21の外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
AUKEY EP-T21

AUKEY EP-T21 レビュー
AUKEY EP-T21の基本的なスペックを紹介します。
スペック的にはエントリーモデルの位置付けです。
イヤホン単体の再生時間は5時間、ケース込みで25時間。作業中や通勤通学時の音楽再生には十分なバッテリー持ちです。
コーデックは記載がないのでおそらくSBCのみ。イヤホン本体はIPX4相当の防水性能です。
スマホとの接続は安定しており、低遅延なので動画視聴にも向いているイヤホンです。※iPhone11 Proで検証済
最近の完全ワイヤレスイヤホンは1年前のものと違い、同じ価格でもかなり性能アップしています。
Bluetooth | 5.0 |
---|---|
対応コーデック | SBC※1 |
イヤホン単体の連続再生 | 約5時間 |
ケース込みの連続再生 | 約25時間 |
ケースでのフル充電回数 | 約4回 |
充電時間 | 約2時間 |
防水等級 | IPX4 |
イヤホン重量 | 約5g |
※1 記載なしのため、SBCのみとしています。
AUKEY EP-T21の外観
ケースはよくある一般的な形。サイズ感的には手のひらサイズでポケットにも入る大きさです。
イヤホンを収納すれば自動で充電開始、2回目以降は自動でペアリングされます。
ケース内部に磁気がついているため、ケースからイヤホンが落下しない仕組みも実装済みです。
AirPodsライクな見た目のイヤホンはかなり多く、そのうちの1つ。
カラーはブラックのみ。ロゴなどは一切なく、シンプルなデザインです。
イヤホン本体はIPX4防水に対応しており、汗や小雨程度なら短時間耐えれます。
イヤホンは5g、ケースは34gでした。
AUKEY EP-T21の同梱品
AUKEY EP-T21の同梱品は以下です。
・イヤホン本体
・充電ケース
・MicroUSBケーブル
・イヤーチップ(S/M/L)
・取り扱い説明書
※イヤーチップMは装着済み
AUKEY EP-T21のバッテリー持ち
イヤホン単体で連続再生5時間、ケース込み25時間程度のバッテリー持ちです。
5時間のバッテリー持ちなら、作業中や通勤通学用途に十分だと思います。
約4回程度のイヤホンへフル充電ができるので、1日5時間聞いても4日程度はケースからの充電のみで使うことができます。
試しに音量50%程で音楽を再生し続けると、4時間35分間持ちました。その時のバッテリー残量は1%だったので、ある程度公称値に近い数値でした。
気になった点はケースのバッテリー残量が分かりづらいことです。LEDは搭載されていますが、充電中かどうかの表示しかできません。
充電方式はMicroUSBケーブルです。
AUKEY EP-T21の操作性
操作はタッチ式。音量調整はできませんが、再生や曲送り戻りなどの基本操作には対応しています。
この価格帯は音量調整できないイヤホンが多いです。私はあまりイヤホン本体の操作で調整しない派なので気になりませんでした。
再生/停止 | どちらかを2回タップ |
---|---|
曲送り | R側を2秒タップ |
曲戻し | L側を2秒タップ |
音量 | 非対応 |
受話・終話 | どちらかを2回タップ |
着信拒否 | どちらかを2秒タップ |
音声アシスタント | L側を3回タップ |
AUKEY EP-T21の装着感
AirPodsはイヤーチップがないインイヤー型なので外れやすいですが、こちらはカナル型で耳から外れにくく、付属のイヤーチップでもフィットしました。
ちなみにカナル型はAirPods Proで採用されているタイプです。
遮音性も高く、音楽を流さなくてもある程度周囲の雑音をカットできます。
ランニングやジムでも使用してみましたが、自然なつけ心地で外れることなく使うことができました。
AUKEY EP-T21の初回ペアリング
以下の手順が初回のみ必要です。2回目以降は取り出すとだけで自動ペアリングされます。
また左右個別にペアリングされ、どちらか片耳だけの使用(モノラル)も可能です。
1.蓋を開ける
2.左右のイヤホンを取り出す。
3.スマホのBluetooth設定で「AUKEY EP-T21」を選択
4.接続完了
5.次回以降は取り出すだけで自動ペアリング
AUKEY EP-T21の音質とコーデック
AUKEYはあまりイヤホンのイメージが無いメーカーですが、音質面でかなり健闘しています。
以前レビューしたAUKEY EP-T10は隠れ名機として個人的に評価の高い完全ワイヤレスイヤホンです。
その前例がある中で3000円台のAUKEY EP-T21の音質ですが、低音の厚みが程よく低中音寄りタイプ。
その分高域の主張は弱めで他はフラット、ボーカルは近すぎず遠すぎない中間の印象。
じっくり聞くよりはながら聞き向き。この価格でこの音質なら十分だと思いました。
コーデックは記載なく不明。おそらくSBCのみでしょう。
AUKEY EP-T21の接続安定性
iPhone11 ProとAUKEY EP-T21の組み合わせで東京駅や新宿駅、人混みの多い場所で検証してみました。
まれ途切れますが、復帰は一瞬。すぐに再接続され、音楽再生への影響は少ないです。
自宅や職場、カフェなどでは一度も途切れなかったので、人混み以外は安定しています。
AUKEY EP-T21の遅延
iPhone11 ProとペアリングしてYoutubeで検証。
iPhone11 Proで視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。この価格帯だとズレるイヤホンが多い中でかなり健闘しています。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。
使ってみての感想
■よかった点
・AirPodsライクな見た目
・ロゴがなくシンプルなデザイン
・リスニング向けの音質(バランスが良い)
・軽快な付け心地、フィット感も○
・動画視聴向きの低遅延◎
・IPX4防水
■気になった点
・コーデックが不明
こんな人におすすめ
・AirPodsライクなカナル型イヤホンが欲しい方
・初めての完全ワイヤレスイヤホンとして
・音楽はもちろん、動画視聴用のイヤホンとして
AUKEY EP-T21 レビュー:まとめ
AUKEY EP-T21はAirPodsライクな見た目のイヤホンが欲しい方にオススメの1台です。
AirPodsはインイヤー型という耳から外れやすい特徴がありますが、このイヤホンはカナル型を採用しているため、ジムやランニング時でも使えます。
また3000円台という価格から購入しやすく、エントリーモデルとして候補の1つでしょう。セール時だと3000円以下で購入できることも。
見た目はロゴなど一切なく、シンプルなデザインなので主張しすぎないところも良いと思いました。
もし音質重視で購入したいなら個人的に1万円以下のベスト3に入るAUKEY EP-T10がおすすめです。
レビュー記事があるのでご覧ください。
【レビュー】AUKEY EP-T10
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