革新的な製品を多く展開するGenHigh Techより、耳をふさがないオープンイヤー型のワイヤレスヘッドセット「Mu6 Ring」が新たに登場しました。
オープンイヤー型のワイヤレスヘッドセットのメリットとしては、主に屋外ランニング中など周囲の音を聞きながら音楽を楽しめることです。
また長時間つけていても耳への負担も少なく、程よい側圧と軽量設計によりつけ心地がよく、比較的激しく動いてもずれることなく装着できます。
音漏れは多少なりともありますが、低音はマイルドに、中高音はクリアに聞こえるのでリスニングに適した高音質を実現しています。
この記事ではMu6 Ringの外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
Mu6 Ringレビュー
スペックと特長について
Mu6 Ringの基本的なスペックを紹介します。
オープンイヤー型のワイヤレスヘッドセットにはいくつかの方式がありますが、こちらは「空気伝導式」を採用。
骨伝導式だと骨への振動で鼓膜に音を伝えるため一定の音質劣化や振動が気になることがありますが、空気伝導式は振動がなく、より自然に指向性のあるクリアな音質で音楽を楽しめます。
屋内外で長時間使用できるように軽量設計ながらも大容量バッテリーを搭載。フル充電状態だと最大9時間程度の再生が可能です。※音量70%程度の場合
もちろんハンズフリーの通話にも対応し、テレワークなどの需要にも使えます。
カラーはダークブルーのみ。価格は7,980円(税込)です。
スピーカータイプ | 空気伝導式 |
---|---|
対応コーデック | ー |
バッテリー駆動時間 | 最大9時間 |
待機時間 | 最大200時間 |
充電時間 | 1.5時間 |
重量 | 35g |
保証期間 | 1年間 |
カラー | ダークブルー |
価格 | 7,980円 |
その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。
外観
表面のカラーはダークブルーでネイビーに近い色合い。見えない内側はブラックです。
首側にくるヘッドバンド部分を軽く曲げ伸ばししてみたところ、十分な柔軟性と強度があり、様々な人の頭にフィットするように設計されています。
この部分をフィットする角度に調節して装着します。
最大120度まで調整でき、またメガネフレームにも干渉しにくい作りです。
防水性の表記がなかったのでわかりませんが、汗や短時間の小雨程度なら現状で壊れることなく使えています。
重さは実測値で33gでした。
オープンイヤー型のヘッドセットとしては標準的な重さで、骨伝導式で一番軽いものだと20g前半という製品もあります。
同梱品
Mu6 Ringの同梱品は以下です。
・Mu6 Ring本体
・microUSB充電ケーブル
・専用収納袋
・反射シール
・説明書(日本語あり)
・保証書(1年保証)
夜間ランニングなどで使われる場合は、反射シールを貼るといいでしょう。
専用の収納袋付きです。
バッテリー持ち
1点残念だった点は旧式となりつつあるmicroUSB端子だったことです。
次回の製品アップデートの際は、USB-Cで設計してほしいところ。
充電ケーブルは付属しますが、ACアダプターはスマホ用などを代用ください。
バッテリー持ちは最大9時間。待機時間は最大200時間です。ヘッドセット本体のフル充電まで約1.5時間程度。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(音量50%)しつづけたところ、9時間12分持ちました。
このバッテリー持ちであれば、サイクリングやランニング、アウトドアなどの屋外使用でも大丈夫ですね。
操作性
本体右側部分に音量調整ボタンと電源ボタンが配置されています。
これらのボタンで音量調整や通話などを含む基本的な操作に対応。
物理ボタンなので反応がよく、ランニングしながらも簡単に操作ができました。
再生/停止 | 電源ボタンを1回押す |
---|---|
曲送り | +ボタンを長押し |
曲戻り | ーボタンを長押し |
音量+ | +ボタンを1回押す |
音量ー | ーボタンを1回押す |
通話/終話 | 電源ボタンを1回押す |
着信拒否 | 電源ボタンを2秒押す |
装着感
首を振っても、ランニングしてみても、階段を上り下りしてもズレたり、外れることなく使えました。
コンパクトで軽く、また耳を塞がないため、長時間の使用でも耳に負担がかかりにくいと言えます。
▲装着イメージ
初回ペアリングの方法
電源ボタン長押しでON。その後ペアリングモードになるので、接続先端末から操作してください。
2回目以降は本体の電源を入れるだけでペアリングされます。接続速度も早くすぐに使えて便利です。
1.電源ONでペアリングモード
2.Bluetooth設定で「Mu6 Ring」を選択
3.ペアリングを承認して、接続完了
4.次回以降は電源ONで自動ペアリング
音質とコーデック
コーデックは記載がなく不明です。スマホのOSやパソコン、テレビなどBluetooth接続できる端末であればどれでも使えます。
気になる音質は中高音がクリアで音楽など聞きやすい印象を受けました。ただ低音は控えめなので、ロックやEDMなどは迫力にやや欠けます。
安い製品にありがちな音質が悪くスカスカみたいなことは一切なく、むしろ良い音質です。机の上においてスピーカー代わりにしてもいいくらいです。
音量を上げても劣化せず、音楽以外にも映画なども楽しめました。
音漏れ
テレビもつけていない部屋で音量50〜100%で試してみました。
1m以上離れていると、50%付近まで上げてわずかに聞こえる程度。それ以上だとそれなりに聞こえます。
40%くらいであれば、音漏れの心配はほとんどないと思います。エレベーター内など狭い空間だとまた違うとは思いますが。
オープンイヤー型では、多少の音漏れは仕方ないでしょう。
接続安定性・音飛び
iPhone 12 ProとXiaomi MiMix3、iPad Air4、MacBook Proで接続性を検証してみました。
主にジム内とランニングで使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。
途切れ具合ですが、一瞬ブツッと音飛びする程度で頻度はかなり少なく、復帰も一瞬です。※頻度でいうと1日に1回あるかないか程度
動画視聴時の遅延
iPhone 12 ProとXiaomi MiMix3、iPad Air4、MacBook Proと接続して遅延具合を検証してみました。
YoutubeとNetflixで動画を見てみましたが、遅延は気になりませんでした。
遅延が少ないので、動画視聴に向いているイヤホンです。
Mu6 Ringを使ってみての感想
■よかった点
・空気伝導式で振動やこもった感じがない
・中高音がクリアで音質が良い
・軽量でつけ心地が良い
・ランニング中でもズレない
・最大9時間のバッテリー持ち
・1年間の保証付き
■気になった点
・microUSB端子
・防水規格とコーデックの記載がない
Mu6 Ringはこんな人におすすめ
・Mu6 Ringが気になっている方
・周囲の音を聞きながら音楽を楽しみたい方に
Mu6 Ringレビュー:まとめ
以上が、Mu6 Ringのレビュー内容です。
これまでいくつかオープンイヤー型のヘッドセットをレビューしましたが、空気伝導式は初でした。
個人的には骨伝導式も良かったのですが、空気伝導式の方が音質はいいなという印象を受けました。
どちらにもそれぞれメリット、デメリットはありますが、屋外使用がメインで多少の音漏れを許容できるなら空気伝導式がおすすめです。
価格は約8千円。Amazonだと800円オフクーポンが使えるのでもう少し安く買えますよ。
また10%クーポン【mu6ring10】を発行してもらったので、購入する際は使ってください。
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