完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つである通信や接続性の不安定さ。
人混みが多い駅や電波干渉しやすい場所へ行くと音楽が途切れたりしたことがあるでしょう。
それを改善してくれる技術「NFMI(通信方法)・QCC3026(チップ)」が完全ワイヤレスイヤホン界隈で期待されています。
QCC3026チップはTWS Plus(途切れにくい通信方法)ですが、現在発売されているスマホが非対応なため使えないのが現状です。
しかし省電力化というメリットもあり、今回紹介する「MAVIN Air-X」は連続再生再生10時間という弱点であったバッテリー持ちを改善することに成功しています。
しばらく使ってみましたので、レビューしていきたいと思います。
- MAVIN Air-X
- MAVIN Air-Xの特徴・機能
- MAVIN Air-X レビュー
- MAVIN Air-XとTW-7000の比較
- MAVIN Air-Xを使ってみての感想
- MAVIN Air-Xはこんな人におすすめ
- 【まとめ】バッテリー持ち、低音欲しい方へおすすめ「MAVIN Air-X」
- Amazonで完全ワイヤレスイヤホンをお得に安く購入する方法
MAVIN Air-Xの特徴・機能
イヤホンのみで連続再生10時間、充電ケース併用で最大50時間再生可能
Qualcomm社最新の省電力チップ QCC3026を採用し、片側4.5gの小型なイヤホンながら圧倒的なバッテリー持続時間を実現。
さらに、10分間の充電で1時間連続再生可能な急速充電に対応。バッテリー切れに頻繁に悩まされることなく、毎日快適にお使いいただけます。
ポケットにすっぽり収まるサイズの充電ケース
圧倒的なバッテリー持続時間をもちながら、充電ケースは手軽にポケットに入れて持ち運べるコンパクトサイズを実現しました。
VGP国内最大級のオーディオ・ビジュアルアワード VGP2019受賞
独自に構造設計を行ったExtra Bass Driverで、従来よりも広い音域の再生を実現。解像度の高いスムースな中高域はもちろん、ワイヤレスイヤホンとは思えない明瞭でパワフルな低音が魅力です。
スポーツ時の使用にも最適
人間工学に基づいたイヤホン形状と、装着を安定させるスタビライザーによって、様々な大きさの耳に快適にフィット。日常使いでも、激しいワークアウト中でも耳から外れることなく音楽を楽しめます。さらにナノコーティング技術による一時的な水没にも耐える防滴性能をもち、スポーツ時でも故障を気にすることなく安心してお使いいただけます。
その他
安定接続と低遅延はもちろん、TrueWireless Stereo Plusに対応
MAVIN Air-X レビュー
MAVIN Air-Xは低音強めが欲しい方にとって相性の良いイヤホン。独自に構造設計を行ったExtra bass speakerで従来よりも広い音域の再生を実現しています。
MAVIN Air-Xの外観
安っぽく見えるのも気になりました。またつるつるしているので、落としやすいかもしれません。サイズはコンパクト、軽くて良いです。
MAVIN Air-Xの同梱品
本体の他に入っていたのは、取扱説明書、保証書、充電ケーブル、イヤーピース各サイズとなります。
MAVIN Air-Xのバッテリー持ち
側面のボタンを押すと、赤色LED(左側)が複数回点滅し、その回数でバッテリー残量を確認できます。
少し分かりづらいですが、慣れれば問題ないでしょう。1回で残量少、2回で30%、3回で60%、4回で80%、5回で満充電です。
QCC3026の省電力化でイヤホン単体で10時間、ケース単体では連続再生40時間分のバッテリー量となり、併せると約50時間です。
さらに10分間の充電で約1時間再生可能な急速充電に対応しています。
ボリューム中くらいで朝10時〜19時まで再生したところ、残バッテリー量は34%でした。音量や再生環境にもよりそうですが、単体10時間は可能です。
まだまだMicroUSBで発売してくる製品が多いですね。開発時期とかが関係しているのでしょうか。
次の後継機ではぜひUSB-Cを採用してもらいたいです。
MAVIN Air-Xの装着感
形的に見るとJBLのFreeに似ていますね。ちなみにIPX5防水です。
デフォで付いてきた楕円型のイヤーピースは大きく感じましたが、意外とフィットしました。イヤホンの先端が少し太めなので使えるイヤーピースは限られそうです。
付属のスタビライザーをつけなくても安定感があります。
右側の写真に写っているのが、スタビライザーを装着した様子。よりフィット感が増すので、ランニング時に良さそうです。
どのイヤーピースでもケースに収納可能です。
イヤホンにはLEDが搭載されており、ケースに入れてる間に点灯することで満充電か充電中か確認することができます。
MAVIN Air-Xの操作性
操作は左右のロゴ部分で物理ボタンです。多少押し込まれる感じはありますが、押す際に工夫するとそれほど嫌な感じはしません。反応は良いのでストレスフリーです。
再生/停止 | どちらか1回押し |
---|---|
曲送り | 右2回押し |
曲戻し | 左2回押し |
音量+ | 右1回押し |
音量ー | 左1回押し |
外音取り込み機能 | なし |
受話 | どちらか1回押し |
終話 | どちらか長押し |
音声アシスタント | どちらか長押し |
MAVIN Air-Xの初回ペアリング
他のイヤホンと違い、以下の手順が初回のみ必要です。2回目以降は取り出すと自動ペアリングされます。
1.蓋を開ける
2.側面のボタンを押す
3.取り出さずにスマホのBluetooth設定を行う
4.接続後、ケースから取り出して使う
MAVIN Air-Xの音質とコーデック
ドライバーユニットは6mm径のダイナミック型、高音質コーデックのaptX 、AACに対応し、iPhoneやAndroidの両ユーザーにおすすめです。
音質は籠もる感じの低音でなく、明瞭かつパワフルさが鼓膜に伝わってきます。高音もまずまずでバランスが良く万人受けする音質だと思います。
購入後、すぐに6時間ほどぶっ通しで聞きましたが、聞き疲れしにくい印象を持ちました。
個人的にEDMやロックを好むのでこれくらいズンズン響く低音で聞くのは気持ちが良いです。
こうして執筆中にも聞いていますが、エージングすると変わりそうなので、後日追記しますね。
MAVIN Air-Xの接続の安定性
通勤ラッシュ時の新宿駅や東京駅、Uターンラッシュの人混みの中で試してみました。
ほぼ途切れることはなく、途切れても一瞬で復帰します。その回数も3日間で1回のみ。かなり安定している印象です。
これで今後TWS Plusを使えるスマホとなると、途切れ知らずになりそうですね。
MAVIN Air-Xの遅延
iPhoneXでYoutube視聴ですが、半テンポ程度遅れます。それほど気にならない遅延なので動画なら見れるレベルです。
音ズレがシビアになるゲームなどには使えないです。
MAVIN Air-XとTW-7000の比較
まず音質に関して好みになりますが、TW-7000の方が良いと思います。低音のパワフルさはMAVIN Air-Xが優勢。
低音好きならMAVIN Air-X、オールジャンルで聞くならTW-7000で選ぶといいでしょう。
遅延や安定性についてはどちらも人混みが多い場所でも途切れにくい、気にならない程度です。使用時間は短いですが、TW-7000は途切れたことなく使えています。
1度途切れたMAVIN Air-Xですが、復帰はかなり早いです。
※TW-7000のレビュー記事はこちら
【レビュー】9時間再生できる完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC Sound Air TW-7000」 - +ログ
(左:MAVIN Air-X 右:TW-7000)
NUARL NT01のケースはAirPod風、光沢のあるケースで指紋やホコリが目立ちやすく安っぽいです。
TW-7000は横長ですが、軽くてコンパクトさはあり。横長のおかげでポケット内の収納感は良好で、非光沢かつ傷も目立ちにくく、TW-7000ケースの方が扱いやすいです。
(左:MAVIN Air-X 右:TW-7000)
両方ともマグネット式。取り出し・収納時にあったほうが便利。ケースから取り出すときに落としそうになるので、マグネットには助けられています。
MAVIN Air-Xは大きくも小さくもないサイズ感でフィット感はまずまず。付属のスタビライザーをつけなくても安定感あり。
TW-7000はつけた瞬間にフィットしているのがすぐに分かり、外れにくいのも伝わってきます。さすがカナルワークス監修というところでしょうか。
MAVIN Air-Xを使ってみての感想
■よかった点
・最大10時間の長時間連続再生
・ケース込で50時間のバッテリー持ち
・10分で1時間再生の急速充電に対応
・高音質コーデックのaptX 、AACに対応
・明瞭でパワフルな低音再生が特徴的
・Qualcomm最新チップの採用
・途切れてもすぐに再接続される
・人混みが多い場所でも安定した接続性
■気になった点
・ケースが安っぽい
・光沢のあるケースでホコリや指紋が目立ちやすい
・初回ペアリングが少し面倒
MAVIN Air-Xはこんな人におすすめ
・予算1万円台の方
・低音重視で選びたい方
・連続再生時間の少なさがネックで買い控えしていた方
【まとめ】バッテリー持ち、低音欲しい方へおすすめ「MAVIN Air-X」
TWS Plusを使わなくてもMAVIN Air-Xの接続性はかなり安定していると言えます。
朝のラッシュ時、新宿駅や東京駅を歩き回っても途切れることなく音楽を楽しめました。人混みじゃないところで1度途切れましたが、復帰がかなり早いのも印象的です。
低音寄りで籠もる感じはなく、高音もまずまず。バランスが良く万人受けする音質だと思います。
もちろん、連続再生に関しても平気で8時間とか持ちます。これでも残りバッテリー34%でした。
今後TWS Plusの恩恵を受けるスマホに期待しつつ、先行して購入するメリットは大いにありますよ。
1万円台で価格的にも満足度の高い完全ワイヤレスイヤホンです。
これまで4つの最新型完全ワイヤレスイヤホンをご紹介していました。順位をつけるなら以下です。
1位:AVIOT TE-D01g
2位:TW-7000
3位:MAVIN Air-X
4位:AVIOT TE-D01b
気になっていた方や買い替えを検討されている方はぜひ参考にしてみてください!
※こんな記事もあります。
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Amazonで完全ワイヤレスイヤホンをお得に安く購入する方法
普段からAmazonでよくお買い物をする方は、Amazonギフト券にお金をチャージして買い物することをおすすめします。
最大で2.5%還元となり、とてもお得です。積み重ねで見れば大きな額となるので、やらないと損です。
またギフトカードやギフト券という名前ですが、自分で買って自分で使えるのがポイント。
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