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【AfterShokz Aeropex レビュー】音漏れ軽減、高音質!骨伝導イヤホンのベストバイ

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骨伝導イヤホンのパイオニアメーカーであるAfterShokz(アフターショックス)。フラグシップモデルのAeropex(エアロペクス )をレビュー。

耳を塞がないオープンイヤーデザインで周囲の音を聞きながら使えるため、ランニングやスポーツ時に最適です。

このAeropexは従来モデルよりも音質の向上、音漏れ軽減、小型化軽量化、最大8時間バッテリー駆動、IP67防塵防水とユーザーニーズを反映した性能に。

結論から言うと、50%くらいの音量であれば静かな部屋でもほとんど聞こえないレベル。骨伝導イヤホンの弱点でもある音漏れはかなり軽減されています。

また低音はマイルドに、中高音はクリアに聞こえるのでリスニングに適した高音質を実現しています。

柔軟性と耐久性に優れたチタンフレームに加えて、サラサラとしてシリコン素材のおかげでランニング中でもズレずに快適な装着感です。

骨伝導イヤホンをお探しならまずこれを検討してみてください。Amazonでも人気で1万件を超える評価、星4.5を獲得しています。

この記事ではAfterShokz Aeropexの外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。

骨伝導イヤホンの仕組み

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骨伝導イヤホンは、音の振動を骨などを通じて、聴覚神経に届けることで聞こえる仕組みです。

耳を塞がずに音を聞くことができるため、周囲の音を聞きつつ楽しめるのが最大の特長でしょう。

主な利用シーンだと屋外ランニングです。耳をふさぐと車や自転車などに気づきにくく事故につながることから、周囲の音を聴きながら音楽も楽しめるという使い方ができます。

AfterShokz Aeropex レビュー


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Aeropex

AfterShokz

骨伝導イヤホン


4.8



  • 音漏れが少ない

  • 中高音がクリアで音質が良い

  • 軽量でつけ心地が良い

  • ランニング中でもズレない

  • 水洗いできるIP67防水

  • 最大8時間のバッテリー持ち

  • 日本語のアナウンスに対応

  • 2年間の保証付き

スペックと特長について

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AfterShokz Aeropexの基本的なスペックを紹介します。

国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワードVGP2020とVGP2020SUMMERで金賞を受賞した骨伝導イヤホンです。

メーカーによると最も先進的な骨伝導技術により、振動をより小さくすることに成功。

また振動ユニットが頬骨に対して最適な角度を維持。より深みのある低音と、より少ない振動の両立を可能にしたとのこと。

コーデックはSBC、バッテリー持ちは最大8時間、Bluetooth5.0、IP67相当の防塵防水、約26gの軽量仕様、オールチタンフレーム。

カラーはブラック、ブルー、グレー、レッドの4色。価格は19,998円(税込)です。

スピーカータイプ 骨伝導変換器
対応プロファイル A2DP, AVRCP, HSP, HFP
対応コーデック SBC
バッテリー駆動時間 最大8時間
待機時間 最大10日
充電時間 2 時間
重量 26 g
保証期間 2年間
防水規格 IP67
カラー ブラック、ブルー
グレー、レッド
価格 19,998円

その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。

外観

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2万円のハイエンドモデルともなると外装からこだわりを感じます。


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オールチタンフレーム、軽く強度が高い金属を採用。柔軟性もあるので、様々な頭の大きさにフィットします。

頭部と耳の形にフィットするように作れた形状デザイン。表面はサラサラとしてシリコン素材で質感と見た目ともに高級感あり。

全体的に作りと強度はしっかりしている印象を受けました。

装着してみると耳と一体感があり、装着しなおすことなくフィット。こめかみの下付近に骨伝導部分がくるようなイメージです。

首側にくるヘッドバンド部分は細くてしなやか。デザイン性もよく、ブラックとブルー、グレー、レッドの4色あるので、男女共に選びやすいと思います。

イヤホン本体は防水性(IPX7)、水洗いができるのでメンテナンス性も良いです。


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重さは実測値で25gでした。

これまでAfterShokzが発売したAirが30g、Titaniumが36gなので、20g台と軽くなっています。

同梱品

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AfterShokz Aeropexの同梱品は以下です。

・Aeropex本体
・マグネット充電ケーブル ×2
・専用収納袋(シリコン製)
・イヤープラグ(耳栓)
・ユーザガイド(日本語を含む12言語対応)
・保証書(2年保証)

バッテリー持ち

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充電はマグネット式の専用充電ケーブルを使用します。

充電ケーブルは付属しますが、ACアダプターはスマホ用などを代用ください。


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バッテリー持ちは8時間。待機時間は10日間です。イヤホン本体のフル充電まで約2時間程度。

バッテリー持ちの検証として音楽を再生(音量50%)しつづけたところ、7時間39分持ちました。

音楽再生していないときに音量ボタンのどちらかを押すと残バッテリー量がアナウンスされます。

操作性

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本体の左側にマルチボタン、本体右側のバッテリー部分に音量調整ボタンと電源ボタンが配置されされています。

これらのボタンで音量調整や通話などを含む基本的な操作に対応。

物理ボタンなので反応がよく、ランニングしながらも簡単に操作ができました。

再生/停止 マルチボタンを1回押す
曲送り マルチボタンを2回押す
曲戻り マルチボタンを3回押す
音量+ +ボタンを1回押す
音量ー ーボタンを1回押す
通話/終話 マルチボタンを1回押す
保留応答 マルチボタンを2秒押す
着信拒否 マルチボタンを2秒押す
リダイヤル マルチボタンを2回押す
ミュート +とーボタンを2秒押す
イコライザー切り替え +とーボタンを3秒押す
バッテリー残量確認 +かーボタンを1回押す

装着感

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骨伝導イヤホンは、耳に引っ掛けるように装着します。圧迫感や側圧は少なく、フィット感は良好です。

従来モデルと比較して30%の小型化、13%の軽量化に成功。不思議と耳に引っ掛けているような感覚はなく、長時間装着していても快適です。

首を振っても、ランニングしてみても、階段を上り下りしてもズレたり、外れることなく使えました。

コンパクトで軽く、また耳を塞がないため、長時間の使用でも耳に負担がかかりにくいと言えます。


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▲装着イメージ

初回ペアリングの方法

電源ボタン長押しでON。その後ペアリングモードになるので、接続先端末から操作してください。

2回目以降は本体の電源を入れるだけでペアリングされます。接続速度も早くすぐに使えて便利です。

1.電源ONでペアリングモード
2.Bluetooth設定で「Aeropex by AfterShokz」を選択
3.ペアリングを承認して、接続完了
4.次回以降は電源ONで自動ペアリング

音質とコーデック

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まずコーデックですが、SBCのみです。スマホのOSやパソコン、テレビなどBluetooth接続できる端末であればどれでも使えます。

音質ですが、低音がマイルドで中高音はクリア。骨伝導イヤホンはややこもったり、あまり音質面で期待できないと思っていましたが、これには驚きました。

どちらかというとインイヤー型(遮音性が低い)と同じで低音は控えめで中高音が良いタイプです。

音量を上げても劣化せず、音楽以外にも映画なども楽しめます。騒がしい外でも聞こえますし、50%程度の音量なら音漏れもかなり少ないです。

大音量時の振動はやや気になりますが、振動が気にならない程度の音量がベストな使い方かなと思います。

音漏れ

テレビもつけていない部屋で音量50〜100%で試してみました。

1m以上離れていると、70%付近まで上げてわずかに聞こえる程度。それ以上だとそれなりに聞こえます。

50%くらいであれば、音漏れの心配はほとんどないと思います。エレベーター内など狭い空間だとまた違うとは思いますが。

骨伝導イヤホンなので、多少の音漏れは仕方ないでしょう。

接続安定性・音飛び

iPhone 12 ProとXiaomi MiMix3、iPad Air4、MacBook Proで接続性を検証してみました。

主にジム内とランニングで使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。

途切れ具合ですが、一瞬ブツッと音飛びする程度で頻度はかなり少なく、復帰も一瞬です。※頻度でいうと1日に1回あるかないか程度

動画視聴時の遅延

iPhone 12 ProとXiaomi MiMix3、iPad Air4、MacBook Proと接続して遅延具合を検証してみました。

YoutubeとNetflixで動画を見てみましたが、遅延は気になりませんでした。

遅延が少ないので、動画視聴に向いているイヤホンです。

AfterShokz OpenMoveとの比較

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エントリーモデルのOpenMoveとサイズ等を比較してみます。

サイズ的にはAeropexの方がコンパクト。価格も倍違うので、全体的な質感や品質はAeropexが上です。

3〜4g程度しか重さは変わりませんが、AeropexのあとにOpenMoveを装着すると重く感じます。


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またAeropexの方がバッテリー部分が短くなっており、アームバンド側とのつなぎ目もスマートです。

振動部分も同様にAeropexの方がコンパクトに。耳に引っ掛ける部分もAeropexの方が細くシリコン製なので、装着感も良いです。


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OpenMoveはヘッドバンド部分のみがチタンですが、Aeropexはオールチタンです。

充電ポートはマグネット式のAeropex、USB-CのOpenMoveと仕様が異なります。

どちらがいいかですが、ランニングメインであればAeropex。室内利用やジムメイン、とりあえず試してみたいならOpenMoveを選ぶと良いでしょう。

Aeropex OpenMove
装着感
音質
音漏れ
操作性
防水性
価格

AfterShokz Aeropexを使ってみての感想

■よかった点
・音漏れが少ない
・中高音がクリアで音質が良い
・軽量でつけ心地が良い
・ランニング中でもズレない
・水洗いできるIP67防水
・最大8時間のバッテリー持ち
・日本語のアナウンスに対応
・2年間の保証付き

■気になった点
・専用の充電器が必要

AfterShokz Aeropexはこんな人におすすめ

・骨伝導イヤホンが気になっている方
・初めての骨伝導イヤホンに
・周囲の音を聞きながら音楽を楽しみたい方に

AfterShokz Aeropex レビュー:まとめ

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以上が、AfterShokz Aeropexのレビュー内容です。

これまで他社製の骨伝導イヤホンを2つレビューしましたが、どちらもいい製品であるものの音漏れが気になっていました。

Aeropexが他と大きく違う点は、音漏れしにくく音質も良いところです。

後は装着したときの重さや大きさなど気にならず、とても軽く快適なつけ心地です。なのでジムでランニングしたり、HIITで激しく動いてもズレたり外れたりすることなく使えました。

表面はシリコン素材でサラサラとしており、汚れや汗がついても水洗い(IP67防水)でき、清潔に使えるところも良かったです。

約2万円と高めではあるものの、品質と性能は格安機と比べ物にならないレベルなのは間違いなし。2021年1月現在、”ベストバイ”です。

スポーツ用イヤホンをお探しなら骨伝導イヤホンのパイオニアメーカーであるAfterShokzのAeropexがおすすめですよ。

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