Soundcoreシリーズの最上位モデルとなるSoundcore Liberty 2 Proが発売されました。
主な特徴として、独自の同軸音響構造(A.C.A.A)を採用することでライブ演奏を耳元で聞いているかのような音楽体験が可能とのこと。
これはダイナミック型(低音)とバランスドアマチュア型(中高音)ドライバーを組み合わせたハイブリッドタイプなため、より高音質なサウンドで音楽を楽しむことができます。
バッテリー持ちは8時間、IPX4防水、aptXコーデック、急速充電&ワイヤレス充電対応、イコライザー機能「HearID」と高機能な完全ワイヤレスイヤホンです。
この記事ではSoundcore Liberty 2 Proの外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
- Soundcore Liberty 2 Pro
- Soundcore Liberty 2 Proの特徴・機能
- Soundcore Liberty 2 Pro 完全ワイヤレスイヤホン レビュー
- Soundcoreシリーズとの比較
- 使ってみての感想
- こんな人におすすめ
- Soundcore Liberty 2 Pro レビュー:まとめ
Soundcore Liberty 2 Pro
Soundcore Liberty 2 Proの特徴・機能
独自の同軸音響構造(A.C.A.A)
バランスドアーマチュアドライバーとダイナミックドライバーを同軸上に配置したSoundcore独自の同軸音響構造(A.C.A.A)により、高音質を繊細に表現。高音と低音が高度に調和した臨場感溢れるサウンドを実現しました。
HearID機能搭載
Soundcoreアプリ上で特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定し、あなただけのHearing Profileを自動で作成します。またデフォルト設定の22種類のイコライザーからお好みの設定を選択することもできます。
グラミー受賞者推奨
Soundcore Liberty 2 Proは、グラミー賞を受賞した10名の音楽プロデューサーやエンジニアに推奨されている完全ワイヤレスイヤホンです。アーティストや音楽プロデューサー達が望んでいた、生演奏を耳元で聴いているかのような臨場感溢れるサウンド体験をご提供します。
最大32時間の長時間再生
イヤホン本体が満充電の状態で最大8時間、付属の充電ケースを合わせて使うと、最大32時間の音楽再生ができます。また、わずか15分間の充電で約2時間の音楽再生が可能です。
Soundcore Liberty 2 Pro 完全ワイヤレスイヤホン レビュー
まずはスペックを確認しましょう。
最新のBluetooth5.0に対応、イヤホン単体で8時間の連続再生、ケース込で32時間、AAC/aptXコーデック、急速充電&ワイヤレス充電、IPX4防水に対応。
音質は中高域の解像度が高く臨場感のある空間表現が得意、低域の厚みも程よくバランスが良い音質、ケースは53g・イヤホン本体は9gです。
Bluetooth | v5.0 |
---|---|
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
イヤホン単体の連続再生 | 約8時間 |
ケース込みの連続再生 | 約32時間 |
充電ケースをイヤホン充電可能回数 | 4回 |
充電時間 | 約1.5時間 |
急速充電 | 15分で2時間再生 |
ワイヤレス充電 | 〇 |
防水等級 | IPX4 |
イヤホン重量 | 約9g |
対応機種 | iOS/Android/Windows/Mac |
保証期間 | 技適認証済み、18ヶ月 |
グラミー賞を受賞した音楽プロデューサー推奨モデル
Soundcore Liberty 2 Proの外観
丸みのあるマットなブラックケース。これまでのSoundcoreシリーズのケースとは異なる形です。
ケース蓋はスライド式。ケース内マグネットもあり、逆さまにしても落下を防ぎます。
やや大きめですが、装着してみると耳と一体感があり、装着しなおすことなくフィットしました。
挿し込まれている感がなく、圧迫感もないので快適に音楽を聞くことができます。
付属しているイヤーチップやイヤーウイングも豊富にあり、好みの装着感から選べます。
イヤホンは9gと4~6gが多い中で少し重め。ただ重さによる装着感への影響はありませんでした。
ケースは53gと軽量で手のひらサイズです。
Soundcore Liberty 2 Proの同梱品
Soundcore Liberty 2 Proの同梱品は以下です。
・本体
・イヤーチップ(7サイズ)
・イヤーウィング(3サイズ)
・USB-C & USB-A ケーブル
・クイックスタートガイド
・安全マニュアル
・18ヶ月保証
※イヤーチップM+は装着済み
※イヤーウィングMは装着済み
Soundcore Liberty 2 Proのバッテリー持ち
イヤホン単体で8時間、ケース込みで32時間です。
8時間という長さは完全ワイヤレスイヤホンの中だと特にバッテリー持ちが良いと言えます。
また15分の充電で2時間の再生ができる急速充電に対応している点も評価ポイントです。
通勤通学時の使用は1週間程度ケースからの充電のみで使えるパワフルさとなっています。
試しに音量50%程で音楽を聞いてみると、7時間20分は持ちました。その時のバッテリー残量は4%だったので、メーカーの公称値に近い数値でした。
イヤホンへの充電は約1.5時間、ケースのバッテリーで4回ほどフル充電が可能です。またワイヤレス充電にも対応しています。
また充電ケースには3つのインジケーター搭載され、以下のバッテリー残量を示します。
1つ目点滅 | 30%以下 |
---|---|
2つ目点滅 | 30%~70% |
3つ目点滅 | 70%以上 |
全点灯 | 100% |
点滅 | ケースの充電中 |
Soundcore Liberty 2 Proの装着感
筐体は大きめですが、しっかりフィットします。そのため、頭を振っても落ちることはなく、運動時におすすめです。ただ遮音性が高いので、外でのランニング時は周囲に注意してください。
また複数サイズのイヤーウイングとイヤーピースがついているため、フィットするものを選ぶといいでしょう。
好みに応じてComply社やSpinFit社のイヤーピースをつけて音の変化を楽しむのもありです。
自己満の世界なので参考になりませんが、SpinFit CP100をつけるとフィット感はさらに良く、高い音が顕著に聞こえるようになりました。
Soundcore Liberty 2 Proの操作性
マルチファンクションボタンが左右の本体上部に配置。物理のため反応が良くストレスフリー。
個人的にはタッチ式より物理式が好きです。残念ながら音量調整はできませんが、再生・停止などの基本的な操作はできます。
再生/停止 | どちらか単押し |
---|---|
曲送り | 右2回押し |
曲戻し | 左2回押し |
音量調整 | 接続先デバイスから操作 |
受話・終話 | 着信時にどちらか単押し |
着信拒否 | 着信時にどちらか1秒押し |
音声アシスタント | どちらか1秒押し |
Soundcore Liberty 2 Proの初回ペアリング
以下の手順が初回のみ必要です。2回目以降は取り出すとAnker独自のPUSH AND GO機能により、自動ペアリングされます。
また左右個別にペアリングできるので、どちらか片耳だけの使用(モノラル)ができます。
1.蓋を開ける
2.左右のイヤホンを取り出す。
3.スマホのBluetooth設定で「Soundcore Liberty 2 Pro」を選択
4.接続完了
5.次回以降は取り出すだけで自動ペアリング
Soundcore Liberty 2 Proの音質とコーデック
コーデックはAACとaptXに対応し、iPhone、Androidユーザーにおすすめです。
50時間ほど聞いてみた感想です。中高音寄りのフラットな印象を受けました。
中高域の解像度が高く、1つ1つ音が明瞭に聞こえます。低域の厚みもあり、それぞれの音域がうまくバランスが取れているためリスニング向きの音質です。
また空間表現が良いのと音場は広いため、ライブハウスにいるような空間表現ができていると感じました。
アプリを使えば聞きやすい周波数帯で設定できるイコライザー機能「HearID」もあるので、試してみるのも良いでしょう。
これから普及すると思われるハイブリッドタイプ(ダイナミック/バランスドアマチュア)はかなり良いですよ。
Soundcore Liberty 2 Proの接続安定性
iPhone 11 ProとSoundcore Liberty 2 Proの組み合わせで東京駅や新宿駅、人混みの多い場所で検証してみました。
まれ途切れますが、復帰は一瞬。すぐに再接続され、音楽再生への影響は少ないです。
自宅や職場、カフェなどでは一度も途切れなかったので、人混み以外は安定しています。
Soundcore Liberty 2 Proの遅延
iPhone 11 ProとXiaomi MiMix3でYoutubeで検証。
iPhone 11 Pro(AAC接続)とXiaomi MiMix3(SBC接続)で視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。
ただしシビアな音ゲーなどには向いていないと思います。
Soundcoreシリーズとの比較
最後にSoundcoreシリーズを簡単に比較しておきます。
左から
・Soundcore Liberty
・Soundcore Liberty 2 Pro
・Soundcore Liberty Neo
スペック的にはスタンダード、ハイエンド、エントリーモデルの位置づけです。
Liberty 2 Pro | Liberty Neo | Soundcore Liberty | |
---|---|---|---|
最大使用時間 | 32時間 | 20時間 | 100時間 |
防水機能 | IPX4 | IPX7 | IPX5 |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX | AAC / SBC | AAC / SBC |
ドライバー | バランスドアーマチュア+ダイナミック | グラフェンドライバー | グラフェンドライバー |
ドライバーサイズ | 11mm | 6mm | 5.6mm |
価格 | 14,380円 | 4,999円 | 7,999円 |
Neoはコンパクト、Libertyはロングバッテリー仕様なためやや大きく、Liberty 2 Proは丸みのある軽量なケースです。
イヤホン本体の大きさはNeo、Liberty、Liberty 2 Proの順に大きいですが、装着感はどれも良く遮音性も高いです。
各モデルはレビュー記事がありますので、ご覧ください。個人的にはNeoがコスパ良くおすすめです。
Soundcoreの各モデルのレビュー記事は以下から。
・Soundcore Liberty Neo:エントリーモデル
・Soundcore Liberty:スタンダードモデル
使ってみての感想
■よかった点
・イヤホン単体で8時間の連続再生
・aptXコーデック対応
・ワイヤレス充電&急速充電
・フィット感がよく、遮音性が高い
・片耳だけの使用可能(モノラル)
・途切れにくく、低遅延
・イコライザー機能
■気になった点
・音量調整がイヤホン側からできない
こんな人におすすめ
・ワイヤレスでも音質に妥協したくない方
・低遅延かつ安定した接続性を求める方
・バッテリー持ちが良いものをお探しの方
Soundcore Liberty 2 Pro レビュー:まとめ
ハイブリッドタイプのドライバー構成なため、従来のSoundcoreシリーズと比較すると音の情報量が多くなり、有線イヤホンの解像度に近づいた印象です。
全体的に中高音寄りのフラットさがありつつ、中高域の解像度は高め。変に味付けしていない自然さも良かったです。
他の基本機能に関しても十分高性能ですし、気になるとすれば音量調整がイヤホン側からできないくらいかと。
1年足らずで急速に進化しつづける完全ワイヤレスイヤホンですが、今後も要注目なシリーズとなるでしょう。
Soundcoreの各モデルのレビュー記事は以下から。
・Soundcore Liberty Neo:エントリーモデル
・Soundcore Liberty:スタンダードモデル
※こんな記事もあります。
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