年々注目度が高まっている紛失防止タグ。国内では主にMAMORIOとTileが普及かつ人気です。
鍵や財布と一緒にしておくことで万が一落とした場合でもスマホアプリで場所を確認できたりと、早期発見に繋がります。
紛失防止タグはキーボルダーとして鍵に付けれるタイプや薄型でいろんな物に貼り付けができるシールタイプなどランナップも増えてきています。
この記事ではカードサイズで財布やパスポートケースに収納可能な薄型タイプの「Tile Slim」をレビューしたいと思います。
- Tile Slim 落とし物トラッカー 紛失防止
- Tile Slimでできること
- Tile Slimでできないこと
- Tile Slim レビュー
- Tile Slimの使い方・設定方法
- Tile Slimを使ってみた感想
- Tileの種類と選び方
- Tile Slimの良かった点と気になる点
- こんな人におすすめ
- Tile Slim レビュー:まとめ
- 最大2.5%還元!Amazonでお得に買い物する方法
Tile Slim 落とし物トラッカー 紛失防止

Tile Slimでできること
スマホからTile Slimを鳴らす
こちらの動画はTileシリーズ共通の機能です。そのため以前撮影したスタンダードモデルのTile Mateで紹介します。
動画を見てもらうと分かりますが、スマホアプリからTileを鳴らすことができます。
音量に関しては大きく電子音のため、かばんの奥に合っても聞こえるので見つけやすいです。通知音はプリセットで8種類あるので、鍵や財布などで分けることもできますよ。
Tile Slimからスマホを鳴らす
逆にTile Slimからスマホを鳴らすこともできます。良い点はマナーモードにしていても鳴ること。
音量もMAXボリューム近くになるので、すぐに見つけることができます。
たまにスマホをどこに置いたかわからないときがありますが、そんなときに使える機能です。
PCサイトからスマホを鳴らす
万が一スマホを落とした場合でもTileのPCサイトからスマホを鳴らしたり、スマホ画面にメッセージを表示して拾得者に対して通知することもできます。
iPhoneだと類似の機能がありますが、Tileにもあるので備えとしてあると便利な機能です。
Tile Slimを最後に落とした場所が分かる
Tile Slimは最大通信距離が最大60mです。
すなわち60m以内であればTile Slimと接続できるので、地図上や音を鳴らして探すことができます。
また60m以上離れた場合は接続が切れて、アプリで最後に落とした場所を特定することができ、地図で表示されます。
ピンポイントの位置ではないですが、およそ半径50m程度。店に置き忘れたりした場合は分かりやすいと思います。
注意としては専用アプリを常時起動している必要があります。※バックグラウンドでOK
Tileコミュニティーで探す
Tileを持っている人が多いほど、落としたものが見つかりやすくなる仕組みがあります。
自分が落としたTileの付近を別のTile保持者が通ると通信し、通知してくれるというもの。
もし専用アプリを起動していなくて最後に落とした場所が分からないときはTileコミュニティによって見つかる可能性があるということです。
しかしこればかりは最後の手段というか、Tile保持者が居れば(かつアプリを起動)という話になってくるので、それほど期待値の高い機能ではないと思います。
AmazonEcho対応!声で探す
「アレクサ、タイルでスマホを鳴らして」と言えば、音声アシスタントで呼び出すことも。Amazon Alexaの他にGoogleHome、Siriにも対応しています。
Tile Slimでできないこと
接続が切れても通知してくれない
Tileとの距離が60m離れて落とした状態になってもアプリ通知してくれないことです。
他の紛失防止タグで言えばMAMORIOがその機能搭載しており、落とした時に分かるので便利なのですが、Tileは非搭載となります。
この辺り今後のアプリアップデートで対応してくれないかと期待しています。
Tile Slim レビュー
簡易パッケージに梱包されています。
Tile Slimを使い始めるまでは簡単です。専用アプリをDLし、案内に沿ってTile Slimを登録(アクティベート)、財布や鍵に取り付けるだけ。
Tile Slimはカードサイズの薄型モデルです。色はブラックのみ。
最大通信距離は60m、IPX7防水なので短時間なら水没しても大丈夫な防水性能です。
電池交換はできませんが、約3年間の電池寿命なのでコスパは良いと思います。
左下のロゴ部分は物理ボタンとなり、2度押すことでスマホを呼び出すことができます。
サイズは85.5 x 53.9 x 2.7mmです。厚みはカード2~3枚分程度。
カードサイズなので財布やパスポート、定期入れ用の紛失防止タグとして使えます。
重さは16gでした。
私は主に財布やパスポートケースに入れて使っています。TileシリーズはスマホとBluetooth接続するだけなので海外でも使用可能です。
Tileは落としたときの保険、普段は貴重品が手元にあるかアプリや双方の呼び出しで確認する使い方がメインとなります。
紛失防止タグはないよりまし程度のイメージで使っています。物の管理ツールの1つですね。
Tile Slimの特徴まとめです。
・最大通信距離は60m
・カードサイズの薄型モデル
・電池交換は不可、約3年の電池寿命
・IPX7相当の防水性能
Tile Slimの使い方・設定方法
アプリをDLし、新規登録する


登録はメールアドレス、FaceBookでも可能です。
Tile Slimのロゴを押して起動・登録
Tile Slimを1回押すと、スマホとペアリングできます。アプリの案内に従うだけなので簡単です。
Tile Slimの動作テスト


スマホ⇔Tile双方で音が鳴るかテストしましょう。スマホがマナーモードになっていても音がなるので安心です。
アプリで複数個のTileを管理できる
登録したTileはアプリのホーム画面で一覧表示されます。
接続範囲内にある場合は「探す」ボタンが表示。地図と音で探すことができます。
もし接続範囲にない場合は、最後に接続できた場所が時間と共に表示されます。
また現在位置の周りにいるTileユーザー数も表示されます。この人数が多いほど、落とした時に発見しやすい仕組みも。
各Tileの名称や通知音を変えれる


Tileの通知は8つ用意されており、複数個所持するときは通知音を変えておくと便利です。
Tile Slimを使ってみた感想
これはTileシリーズの製品に言えることですが、通知音で今どこにあるのか確認できる利便性は良いと思いました。
例えば自宅で財布をどこに置いたか分からない時でも通知音で場所を特定できる機能はとても便利です。
各Tileはアプリ登録時に名称を付けれるので「鍵・財布・定期入れ・社員証」とし、通知音もそれぞれ違うものを設定するだけで聞き分けもできます。
まだ落とした事はないですが、地図で表示される範囲もある程度詳細なので分かりやすいです。
一方でアプリを常時起動、落とした時に通知されない点は改善してほしいところ。常時起動ですが、スマホの電池持ちはあまり変わらないです。
Tileの種類と選び方
Tileシリーズには4つの種類から選ぶことができます。
今回紹介したTile Slimは薄型カードサイズなので財布やパスポートケース、定期入れなどにおすすめです。
鍵ならTile MateやTile Pro、カメラやリモコン、充電器、モバイルバッテリーなら小型でシールタイプのTile Stickerが良いでしょう。
音を鳴らす機能をメインに使うなら旧型のTile Mate(最大45m)が1つ2,000円程度と安く、身の回りの物にTileを紐付けたい方におすすめです。
Tile Mate | Tile Pro | Tile Slim | Tile Sticker | |
---|---|---|---|---|
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|
音を鳴らす | ○ | ○ | ○ | ○ |
スマホを鳴らす | ○ | ○ | ○ | ○ |
クラウドGPS | ○ | ○ | ○ | ○ |
スマートスピーカー対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ストラップホール | ○ | ○ | × | × |
音量 | 1.5x | 3x | 1.0x | 1.0x |
通信距離 | 最大45~60m | 最大120m | 最大60m | 最大45m |
サイズ(mm) | 35.0×35.0×6.2 | 41.6×41.6×6.5 | 85.5 x 53.9 x 2.7 | 27 x 7.3 |
重さ(g) | 7.5 | 12.8 | 14 | 5 |
電池交換 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
電池寿命 | 1年 | 1年 | 3年 | 3年 |
特徴 | スタンダードモデル | 通信距離が120m 音も大きい |
財布やパスケースに | リモコンやカメラに |
価格 | 2,000円(旧型) 3,193円(新型) |
4,294円 2個7,597円 |
3,854円 | 2個5395円 |
購入リンク | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
※価格は執筆時点のもの、異なる場合あり
Tile Slimの良かった点と気になる点
■よかった点
・薄型カードサイズ
・電池寿命は約3年
・IPX7防水性能
・専用アプリが使いやすい
・Tile Slimからスマホを鳴らせる(マナーモードでも)
・通知音が大きいので見つけやすい
■気になった点
・接続が切れた時に通知されない
こんな人におすすめ
・紛失防止タグが気になっている方
・忘れ物防止アイテムとして
・財布やパスポートケース、定期入れに
Tile Slim レビュー:まとめ
Tile Slimはカードサイズかつ薄型なので、財布やパスポートケース用の紛失防止タグとしてオススメです。
他にもノートパソコンのスリープケース、定期入れなど薄型のメリットを活かして様々な物の紛失リスクを下げる役割を担ってくれるでしょう。
主な使い方は「音を鳴らして場所を確認できる」「アプリから手元にあるか確認できる」がメインとなりますが、万が一落としたときも無いよりはましなので、こうした紛失防止タグを持っておくと便利ですよ。
Tileシリーズは現在4種類あり、管理したい物によって最適な物を選ぶことができます。この記事が紛失防止タグ選びの参考に慣れば幸いです。
※こんな記事もあります。
【関連】Tile Sticker レビュー
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