人気テレビ番組であるアメトーークの家電芸人でも取り上げられたウェアラブルネックスピーカー。
身につけるスピーカーでハンズフリーかつ、イヤーフリーの首かけ式デザイン採用しています。
SONYが発売したSRS-WS1から始まり、BOSE・シャープ、LG、JVC、JBLなどのメーカーから続々と登場。
今回SONY、BOSE、JBL、SHARPの4製品を購入して、それぞれ使ってみました。
第一弾としてJBLから発売されているJBL Soundgearをご紹介します。
ウェアラブルネックスピーカーをまとめた記事もあるので一緒にご覧ください。
JBL Soundgear(サウンドギア):テレビで使えるウェアラブルネックスピーカー
写真に写っている女性が身につけているのがウェアラブルネックスピーカーです。
肩にのせる、首にかけるようにして装着する新しいタイプで、首元から耳の方向へ音が再生され、周囲の音を聞きながらスマホの音楽やテレビの音声を楽しむことができます。
ウェアラブルネックスピーカーで映画を見ると、より臨場感を楽しめますよ
仕様と特徴について
重さ | 350g |
---|---|
Bluetooth | 4.2 |
ドライバー | 31mm |
スピーカー出力 | 3W x 2 |
感度 | 1.0dB |
インピーダンス | 32Ω |
対応Bluetoothプロファイル | HFP v1.6, HSP v1.2 A2DP v1.3, AVRCP v1.5 |
再生周波数帯域 | 100Hz-20kHz |
充電時間 | 2時間 |
連続通話時間 | 6時間 |
Amazon価格 | 本体のみ(約14000円) BTA版(約18000円) |
コーデック | SBC、aptX |
JBL Soundgearは本体のみとBTA版(トランスミッター付)の2パターンで発売されています。
重さは350gと付けていても重く感じない程度、首元に搭載した31mm径スピーカー4基とバスブーストのユニットはクリアかつ迫力あるサウンドを再生します。
連続再生は約6時間と映画を3本程度楽しめる長さで、人間工学デザインに基づいて作られた形状はフィット感が良く、長時間の使用でも快適です。
基本的にBluetooth接続なので、パソコン、スマホ、タブレットなどと接続できます。
市販されているBluetoothトランスミッターやJBL Soundgear BTA版(トランスミッター付)を購入すれば、Bluetooth非対応のテレビやオーディオ機器とのワイヤレス接続もかんたんにできます。
JBLらしい迫力ある低音とクリアな中高音がアクション映画などと相性抜群です
外観と付属品について
今回購入したJBL SoundgearはBTA版でトランスミッター付きです。Bluetooth非対応のテレビと接続したい方におすすめです。
カラーは2色あり、ブラックとグレーです。どちらもシックでオーディオ製品らしさを感じます。オレンジ色のJBLロゴがかっこいいですね。
アーム部分にはボタンと31mm径スピーカー4基とバスブーストのユニット(Quadトランスデューサー)が搭載されています。
ウェアラブルネックスピーカーの中では一番デザインが良いです
JBL Soundgear BTA版(トランスミッター付)に付属されているのは以下です。
・充電ケーブル×2
・光学ケーブル
・オーディオケーブル
・クイックスタートガイド、保証書など
トランスミッターは光デジタルケーブルやオーディオケーブルを使って、テレビと接続可能です。テレビのスピーカーより音は良いので、ドラマ好きや映画好きの方におすすめです。
Bluetooth接続なので、多少離れても(例えばトイレ)接続は切れにくいです。コードレスは何かと便利ですよね。
Bluetoothトランスミッターをお持ちの方は本体のみを購入すると良いです
外観チェック動画
装着感について
本体表面はソフトな肌触りのファブリック仕上げ、首周りは肌触りの良いサラサラとしたゴム素材です。
首まわりの形状に合わせて作ってあるので、フィット感は良いです。
私は週末に映画1本見るために購入したので、2時間程度の視聴なら問題なく使えました。
装着時は左右のアームをやや外側に開いて首の後ろから首に掛ける感じです。ただほとんど可動しないので、無理に開くと破損の原因になりそうです。
ちなみにBOSEやシャープ製はアーム部分が可動し、サイズ調整できます。
映画1本分の長さであれば、不満なく使えます
音質・遅延について
JBL SoundgearはしっかりとJBLサウンドを継承され厚みがあって迫力ある低音を再生できます。
ドラマや映画を見ていても登場人物の話し声がかなり近くに感じられ、クリアで聴き取りやすく、映画館のような臨場感を味わえます。爆発シーンなどではスピーカー自体が振動するため、迫力満点です。
遅延は映画(テレビ+トランスミッター)、動画(スマホ+Bluetooth)を見ていても気になりませんでした。これは低遅延コーデックであるaptX Low Latency対応のおかげもあるでしょう。
はじめは首元から音が聞こえる不思議な感じもありますが、慣れればイヤホンやヘッドホンと同じ感覚です
操作、接続方法について
JBL Soundgearは再生・停止、音量調整、Bluetoothボタン、マルチファンクションボタン、電源ボタンが搭載されており、スピーカー側で音量調整ができる点は便利です。ボタンまでのアクセスも良く押しやすいです。
着信時はマルチファンクションボタンを押すことにより受話可能で、クリアな通話音声を実現するエコーキャンセル機能搭載のデュアルマイクを搭載しているため、高品質な通話ができます。
ペアリングはBluetoothボタンを3秒以上押し続け、接続先デバイスでJBL Soundgearを選択するだけです。
またBluetooth接続では複数デバイス間のシームレスな切り替えができるため、スマホとタブレット、またテレビなどシーン合わせて使い分けできます。
バッテリー持ちについて
JBL Soundgearは連続再生6時間、充電時間2時間です。充電は付属のMicroUSB経由で行いますが、充電アダブタはついていないのでスマホ用を使うといいでしょう。
検証として2時間程度の映画をフル充電状態から3本見ましたが、バッテリー切れにはなりませんでした。(※音量は50%程度)
3本以上連続で映画を見ることもないので、6時間のバッテリー持ちは十分実用的だと思います。
音漏れについて
ウェアラブルネックスピーカーを使う以上、音漏れは仕方ないですが、深夜など音に気を使う時間帯でもイヤーフリーで映画やドラマ、音楽を十分楽しめます。
というもの首元で再生されるので、音量を上げる必要がないからです。音量を小さめに絞っても十分聞こえますし、音に気を使う時間帯で迫力を求めるなら日中やそれこそヘッドホンやイヤホンがいいと思います。
また検証として少し大きめの音で聞いてみました。家族に音漏れを確認してもらいましたが、テレビのスピーカーよりは小さいという返答があったので、同じ音量で聞いてもネックウェアラブルスピーカーの方が周囲への影響が小さくなる結果でした。
使ってみての感想
■よかった点
・SONYやBOSEと比べて安くコスパが良い
・Bluetooth接続とトランスミッター接続ができる
・シアターシステム変わりになる
・迫力かつ臨場感あるサウンドで楽しめる
・十分すぎる連続再生時間(6時間)
・低遅延のaptX Low Latency対応
■気になった点
・アームに可動部分が小さい
ウェアラブルネックスピーカーはこんな人におすすめ
・シアターシステム変わりに・ウェアラブルネックスピーカーが気になっている方
・臨場感かつ迫力あるサウンドで映画を楽しみたい方
・映画やゲームが好きな方に
・周囲の音も聞きながら音楽や映像コンテンツを楽しみたい方
JBL Soundgear(サウンドギア)のレビューまとめ
ここまでレビューしてきましたが、まとめると。
・付け心地かつフィット感は良好
・音質はとても良い
・臨場感かつ迫力あるサウンドで楽しめる
・ゲームや映画におすすめ
・6時間の連続再生
・Bluetooth接続できて低遅延
・トランスミッター使えば、テレビと接続できる
映画鑑賞用としてはJBL Soundgearを購入しましたが、スピーカーやヘッドホン、イヤホンと違った迫力や臨場感で楽しめました。
特に爆発音などのSEは本体を振動させるので、ワイルドスピードやミッションインポッシブルなどのアクション、カーレース映画との相性がとても良いです。
またセリフも聴きやすく、目を閉じればそこで話しているかのように感じることも。音楽に関してもライブ会場のような臨場感があります。
ケーブルの煩わしさ、ヘッドホンの蒸れなどから解放され、週末の映画鑑賞のシアターシステム代わりに使いたいと思います。
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