首にかけるだけの新しい音体験。Boseのウェアラブルネックスピーカー。
これまで2つのウェアラブルネックスピーカーを紹介してきましたが、JBL Soundgearは迫力ある低音とクリアな中高域で映画やドラマなど様々な映像コンテンツを楽しめるスピーカーで、AQUOS サウンドパートナーは88gという軽さで付け心地がよく、クリアで音場の広い音質は音楽を聞くのに最適なネックスピーカーです。
今回は3機種目。Boseから発売されているBose SoundWearをご紹介します。
Bose SoundWear:首にかけるだけ、迫力のサウンドが包みこむ
この記事ではBose SoundWearを使ってみた感想を踏まえてレビュー記事を作成しました。
ウェアラブルネックスピーカーは主要各社製品をまとめた記事もあるので一緒にご覧ください。
koreimakaidesuka.hatenablog.com
仕様と特徴について
サイズ | 178x190x44mm |
---|---|
重さ | 260g |
Bluetooth | ◯ |
内蔵マイク | ◯ |
音楽再生時間 | 約12時間 |
充電時間 | 約3時間 |
急速充電 | ○ |
充電端子 | MicroUSB |
コーデック | SBC |
防水性 | IPX4 |
Amazon価格 | 約29,700円 |
BOSEのウェアラブルネックスピーカーは独自のデジタル信号技術を採用し、耳元へサウンドを届ける上向きドライバーユニットを搭載。
本体は260gという軽量さ、独自のウェーブガイドテクノロジーはシリコンとワイヤーでできており、アームの可動域が広いため使う人に合わせて最適なフィット感で装着可能です。
バッテリー持ちは最大12時間、急速充電に対応し15分で2時間の再生、ノイズを除去するクリアな通話品質、着信時は振動による通知設定、IPX4準拠の防汗/防滴仕様などのスペックを兼ね備えています。
本体に装着できる専用カバーが付属。別売りで色違いのカバーも発売しています。
ここまでアーム調整が自由にできるのはBOSE製くらいでしょう。バッテリー持ちも良く、1日中映画を楽しむには十分です。
外観と付属品について






専用カバーを外した状態とつけた状態の写真を撮ってみました。
本体はグレーでシリコン製です。専用カバーは伸縮性があり、手触りも良好。首元にかけるので、汚れたら軽く水洗いができて衛生的。
ドライバーユニットは左右に1基づつ、合計で2基搭載。上向きについているので、耳元へしっかり音を届けます。
独自のウェーブガイドシステムのおかげでアーム部分の可動域も広め。装着した際、鎖骨くらいにくるボタン類の操作性も良いです。
BOSEらしいデザインもなかなかイケています。JBLのSoundGearとほぼおなじ大きさですが、260gと軽量な仕上がりです。
付属・同梱しているものは以下です。
・マイクロUSB充電ケーブル
・取扱説明書など
JBL SoundgearやAQUOS サウンドパートナーに付属していたBluetooth送信機はなし。
別途Bluetooth送信機を購入すれば、Bluetooth非対応のテレビやオーディオデバイスと接続できます。
外観チェック動画
youtu.be装着感について


BOSE独自のウェーブガイドテクノロジーはシリコンとワイヤーでできており、アームの可動域はかなり広いです。個人の首や肩の形に合わせて装着できます。
重さは260g台ですが、映画を見る分には問題なく使用できました。
また付属のカバーは洗濯可能。静電気を防ぐため、髪の毛や糸くずを寄せ付けにくい特徴があります。カラーもブラック以外にヘザーグレー、ミッドナイトブルー、ダークプラムのカバーも別売りで購入できます。
アームの可動域が広いので、しっくりくる位置に調整可能。
音質・遅延について

Bose SoundWearは期待していた迫力ある低音とは程遠く、ボケた感じが強くてガッカリ。音量をあげると音割れしているかのような音質です。
まだ音量を小さめにすれば聞けるレベルなのですが、それだとウェアラブルネックスピーカーの意味がないと思いました。
所有している個体だけであればいいのですが・・・。この音質ならJBL Soundgearが圧倒的に良かったです。
ただ評価できるのは通話音質でかなりクリアに聞こえました。車載用のスピーカー兼通話マイクとして使うなら良いかもしれません。
一方で遅延に関しては、スマホ+Bluetooth接続でネットフリックスやHulu、Youtubeを見ましたが、体感できるほどの遅延はありませんでした。
遅延なく、映像コンテンツを楽しめるウェアラブルネックスピーカーです。
操作、接続方法について


Bose SoundWearは3ボタンコントロールで再生・停止、音量調整、音声アシスタント、通話操作ができ、Bluetooth、電源ボタンも搭載しています。
またBoseConnectアプリからも操作可能です。ちなみに着信時には振動で知らせてくれるバイブレーション機能もあります。
ペアリングはBluetoothボタンを押し、ペアリングモードに。その後接続先デバイスでBose SoundWearを選択するだけです。
2回目以降は電源を入れるだけで自動ペアリングされます。
バッテリー持ちについて

Bose SoundWearは連続再生12時間、充電時間3時間です。充電は付属のMicroUSB経由で行いますが、充電アダブタはついていないのでスマホ用を使うといいでしょう。
検証として、iPhoneとBluetooth接続し、エンドレスで音楽を再生してみました。結果は10時間でバッテリー切れに。再生環境や音量で変わるみたいですが、十分実用的だと思います。(※音量は50%程度)
音漏れについて
ウェアラブルネックスピーカーを使う以上、音漏れは仕方ないですが、深夜など音に気を使う時間帯でもイヤーフリーで映画やドラマ、音楽を十分楽しめます。聞いてみても音漏れはテレビのスピーカーほど広範囲に広がる感じはありません。首元から耳元へ再生されるため、小さな音でも装着者には十分聞こえます。
BOSE独自のデジタル信号処理で周囲に漏れる低音を打ち消してくれる機能のおかげでしょうか。
また検証として少し大きめの音で聞いてみました。家族に音漏れを確認してもらいましたが、テレビのスピーカーよりは小さいという返答があったので、同じ音量で聞いてもネックウェアラブルスピーカーの方が周囲への影響が小さくなる結果でした。
使ってみての感想
■よかった点
・ウェーブガイドテクノロジーで付け心地は良い
・長時間付けていても辛くない
・最大12時間の連続再生
・15分の急速充電で最大2時間再生
・防滴仕様
・Bluetooth接続できて低遅延
■気になった点
・ボケた低音、期待はずれの音質
ウェアラブルネックスピーカーはこんな人におすすめ
・ウェアラブルネックスピーカーが気になっている方・周囲の音も聞きながら音楽や映像コンテンツを楽しみたい方
Bose SoundWearのレビューまとめ

ここまでレビューしてきましたが、まとめると。
・最大12時間の連続再生
・15分の急速充電で最大2時間再生
・防滴仕様
・Bluetooth接続できて低遅延
・音質はあまり良くない
BOSEのウェアラブルネックスピーカーには期待していたのですが、ボケた低音に中高音も印象も悪く感じました。
ここまでレビューしたJBLとSHARPとBOSEで順位付けすると以下です。
1位;JBL Soundgear
2位:SHARP AQUOS サウンドパートナー
3位:BOSE SoundWear
映画メインに使うならJBL Soundgear、低音にこだわりがなくドラマや映画を見たいならAQUOS サウンドパートナーが軽くておすすめです。
ウェアラブルネックスピーカーが気になっている方は以下の記事も参考に自分に合った良いものを選んでみてください。
【JBL SoundGear レビュー】この臨場感はすごい。迫力ある低音と高音質サウンドで映画やゲームを楽しむ【ネックスピーカー】 - +ログ
【AQUOSサウンドパートナー レビュー】高音質かつ低遅延!高コスパネックスピーカー - +ログ
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