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【dyplay ANC-Shield Pro レビュー】1万円ちょっとで買えるノイキャン&外音取り込み機能付き完全ワイヤレスイヤホン

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dyplay ANC-Shield Proは、ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。

これまで2万円〜3万円台のハイエンド機種にしか搭載されてこなかった同機能ですが、最近は低価格化の傾向にあります。

もちろんハイエンド機種に比べると若干性能は落ちますが、環境音や空調音の低音ノイズは十分カットされているので、低予算でもノイキャン、外音取り込み機能が欲しい方におすすめです。

この記事では、dyplay ANC-Shield Proの外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。

dyplay ANC-Shield Pro レビュー


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ANC Shield Pro

dyplay

完全ワイヤレスイヤホン


4.8



  • まずまずのノイキャン性能

  • 自然な外音取り込み性能

  • 安定した接続性、途切れが少ない

  • 2種類のイヤーピース付き

  • 最大8時間再生のバッテリー持ち

  • 低遅延で動画視聴向き

  • 1万円前半と低価格帯


スペックと特徴について

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dyplay ANC-Shield Proの特徴は以下です。

・アクティブノイズキャンセリング対応
・外音取り込み機能付き
・最大8時間連続再生
・2種類のイヤーピース付属
・低遅延環境での動画視聴
・1万円前半の低価格イヤホン

ノイズキャンセリングは最新のFW/FB方式を採用。耳からイヤホンを外さずに周囲の音が聞ける外音取り込み機能付です。

バッテリー持ちもよく、シリコンとウレタンの2種類のイヤーピースから自分の耳に合うタイプと3サイズから選べます。

9.2mmの大型ドライバーを採用し、低音よりのパワフルなサウンド再生が可能。低遅延な環境で動画視聴にも最適です。

スペック的には高めながら1万円台前半という価格も魅力的だと思いました。

Bluetooth Ver5.0
対応プロファイル A2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデック SBC、AAC
連続使用時間 音楽再生/通話時間:最大8時間
ANC ON時は最大6時間
ケース込使用時間 最大32時間
片耳使用
防水性 記載なし
充電ポート USB-C
操作 タッチ式
音声アシスタント
ノイズキャンセリング
外音取り込み

その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。

外観

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こちらがチャージングケース。大きさ的には小さく軽い部類です。

特徴やこれといった目新しさはありませんが、マットブラック塗装なので指紋や埃は目立ちにくいです。

数多くレビューしてきた中で、思ったのは値段の割に安っぽいデザインだなと。

以前レビューした1万円のノイキャンヘッドホンは良いデザインだったので、新モデルの際はこだわって欲しいなと思いました。


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ケース内部です。

イヤホンは左右決まった位置にしか収納できませんが、特に不便さはなく、程よい磁気で落下防止&取り出しやすさも良いです。


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イヤホンのサイズは少し大きめの部類です。耳が小さい方やイヤホンが外れやすい方だとフィットしづらいかもしれません。

本体はマットブラック塗装でShield ProのSロゴがデザインされています。ゲーミングっぽさも少しありますね。

9.2mmのダイナミックドライバーと独自のダイアフラムにより、深みのあるサウンドを再現したとのこと。

操作はロゴ付近をタッチするセンサー式です。


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イヤホンは5g。ケースは38gです。参考としてイヤホン本体の軽いものだと3〜4g程度です。

付属品

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dyplay ANC-Shield Proの付属品は以下です。

・充電ケース
・USB Type-C充電用ケーブル
・シリコンイヤーピース(S/M/L)
・ウレタンイヤーピース(S/M/L)
・取り扱い説明書類


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イヤーピースはシリコン、ウレタンの2タイプが3サイズ(S/M/L)付属。シリコンのMサイズは元からイヤホン本体に装着されています。

シリコン製で柔らかく、ソフトな付け心地。うまくサイズがあえば、遮音性も高いです。

低反発のウレタンも遮音性が高く、密着度が高いため、低音の厚みがぐっと増します。

どちらも自分の耳に合うタイプ・サイズを選ぶことでノイズキャンセリング性能を最大限得る重要なポイントです。

バッテリー持ち

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充電ポートはUSB Type-C。

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イヤホン単体で最大8時間の連続再生に対応。ケース込みだと32時間程度です。約4回フル充電できます。

ノイズキャンセリングをONにしていると2時間短い最大6時間となります。

一般的に4時間〜6時間程度のイヤホンが多いので、少し長めのバッテリー持ちです。

バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、7時間24分でした。またノイズキャンセリング時は5時間11分でした。

ケースのバッテリー残業は、4段階のLED(25%)で確認できます。


操作性

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操作は反応の良いタッチセンサー式ボタンです。

音量調整を含む基本的な操作に対応しています。タップ反応も問題なく、操作性は良いです。

左側を1回タップすることでノイキャン、外音取り込み機能の切り替えができます。

再生・停止 右側を1回タップ
音量+ 右側を2回タップ
音量ー 左側を2回タップ
曲送り 右側を2秒タップ
曲戻り 左側を2秒タップ
受話/終話 どちらかを1回タップ
音声アシスタント どちらかを3回タップ
機能切り替え※1 左側を1回タップ

※1 ANC ON/OFF、外音取り込み機能

装着感

イヤーピースが2タイプ、3サイズあるので、ほとんどの方の耳にマッチするでしょう。もちろん、サードパーティ製(Spinfit、Comply)も使えます。

自分の耳に合うかどうかは初回のつけ心地で大体わかるのですが、やや大きい分少し不安定な感じがしました。

ランニングしても外れることなく使えましたが、少し浮いている、隙間があるような感じです。

ただ遮音性はよく、音楽や作業に集中したいときに最適なイヤホンです。音楽再生しなくてもANCだけの使用もでき、デジタル耳栓としても使えます。

初回ペアリングの方法

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最近はケース蓋を開けるだけでペアリングできる機種もありますが、こちらはケースから取り出してペアリングするタイプです。ペアリング速度も良く、すぐに音楽を聞くことができます。

また左右個別にペアリングされ、どちらか片耳だけの使用(モノラル)も可能です。

1.蓋を開ける
2.左右のイヤホンを取り出す。
3.Bluetooth設定で「dyplay ANC Shield Pro」を選択
4.接続完了
5.次回以降は、取り出すだけで自動ペアリング

音質とコーデック

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まずコーデックですが、AACに対応しているので、iPhoneをお持ちの方におすすめです。

低音寄りですが、中高音のクリアさもあり、バランスが良いとも言えます。

ただ曲によっては低音と中音のメリハリがなくなり、フラットになるためややボケたような印象も受けました。

男性ボーカルより声の高い女性ボーカルの曲と合うと思います。

※聞いた曲:ME!(Taylor Swift)、Never Really Over(Katy Perry)、Wake Me Up(Avicii)、king Gnu(白目)、Pretender(Official髭男dism)、back number(花束)

点数で評価すると、5点中4.6点です。※iPhone 11 Proとの接続、Amazon Music HDの感想 

ノイズキャンセリング、外音取り込み性能について

まずノイズキャンセリング性能ですが、100点満点だと70点くらいです。決して悪くない性能です。

室内での使用の場合、エアコンやサーキュレーターの動作音は消えます。またドラム洗濯機の乾燥音も同様です。

外に走っている車のエンジン音(低音)もかなり軽減しているように感じました。屋外だと健闘しているものの、一部の低音ノイズは拾っている部分もあったので、AirPods Proなどのハイエンド機種には劣ります。

飛行機内で試せていないので、現状自宅とオフィス、電車内での評価となりますが、音楽なしで作業に集中したいときにデジタル耳栓としても良いでしょう。


外音取り込み性能ですが、マイクで集音しているような機械的な音ではなく、直接耳で聞いているような自然さがありました。

タッチ式操作なので切り替えが早く、コンビニでの会計時や駅構内のアナウンスを聞く時、会話するときにあると便利です。

接続安定性・音飛び

iPhone 11 Proと接続して、駅構内や街中、自宅、オフィスと使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。

途切れ具合ですが、一瞬ブツッと音飛びする程度で頻度はかなり少なく、復帰も一瞬です。※頻度でいうと1日に1回あるかないか程度

ノートパソコンやBluetooth対応テレビと接続してみても、途切れや接続不良はなく使うことができました。

動画視聴時の遅延

iPhone 11 ProとXiaomi MiMix3、iPad Mini4、MacBook Proなどで遅延具合を検証してみました。

低遅延コーデックには対応していませんが、口とセリフがズレている感じはなく、遅延は少ないと言えます。

この機種に限らず、最新機種の遅延は少ない傾向です。

dyplay ANC-Shield Proを使ってみての感想

■よかった点
・まずまずのノイキャン性能
・自然な外音取り込み性能
・安定した接続性、途切れが少ない
・2種類のイヤーピース付き
・最大8時間再生のバッテリー持ち
・低遅延で動画視聴向き
・1万円前半と低価格帯


■気になった点
・イヤホンサイズがやや大きめ

dyplay ANC-Shield Proはこんな人におすすめ

・ノイキャン+外音取り込み機能が欲しい方


dyplay ANC-Shield Pro レビュー:まとめ

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以上が、dyplay ANC-Shield Proのレビュー内容です。

以前にもdyplayのノイキャンヘッドホンをレビューしましたが、このメーカーさんの製品クオリティは安い割には高めだなという印象がより強くなりました。
【関連】dyplay Urban Traveller 2.0 レビュー

評価のまとめとしては、ノイキャン性能はまずまずでデジタル耳栓としてあり。外音取り込みはマイク集音ぽさをそこまで感じさせない自然さが良かったです。

音質は、好みで分かれそうですが、数曲聞いたところだと女性ボーカルとの相性が良いかなと思います。男性ボーカルでも声が高い方だと聞きやすいです。

見た目のクオリティが少し低いのとイヤホンがやや大きめなので耳の小さい方はイヤーピースで工夫が必要です。

低遅延コーデックに対応していないものの、Netflixでの動画視聴はまったく遅延は気にならず、電車の中でも途切れもなかったので安定していると思います。

1万円前半でノイキャン+外音取り込みに対応していて、音質も悪くないので、低予算で探しているなら候補に入れてもいい完全ワイヤレスイヤホンです。

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