映画鑑賞におすすめしたいウェアラブルネックスピーカー。
これまで3つのウェアラブルネックスピーカーを紹介してきましたが、
・JBL Soundgearは迫力ある低音とクリアな中高域で映画やドラマなど様々な映像コンテンツを楽しめるスピーカー
・AQUOS サウンドパートナーは88gという軽さで付け心地がよく、クリアで音場の広い音質は音楽を聞くのに最適
・Bose SoundWearはウェーブガイドテクノロジーで付け心地は良く、12時間の連続再生に急速充電、とてもクリアな通話品質
などそれぞれの長所が分かりました。
今回は4機種目。元祖ウェアラブルネックスピーカーと言えるSONYのSRS-WS1をご紹介します。
SONY SRS-WS1:音に包まれるような臨場感と振動による新たな音体験

この記事ではSONY SRS-WS1を使ってみた感想を踏まえてレビュー記事を作成しました。
ウェアラブルネックスピーカーは主要各社製品をまとめた記事もあるので一緒にご覧ください。
koreimakaidesuka.hatenablog.com
仕様と特徴について
サイズ | 210mmx75mmx205mm |
---|---|
重さ | 335g |
Bluetooth | ×※独自の規格 |
内蔵マイク | ◯ |
音楽再生時間 | 約7時間 |
充電時間 | 約3時間 |
充電端子 | AC電源、充電台を使用 |
Amazon価格 | 約21,000円 |
元祖ウェアラブルネックスピーカーのSONY SRS-WS1。
スピーカー開口部から放射状に音が広がるソニー独自のボディー構造とデジタル音声処理により、包まれるような音場を生成。
音が回り込むように響くスリット構造、音の方向性を整えるスロープ形状のディフューザーの組み合わせにより、立体的に響かせ包まれるような感覚、臨場感を実現しています。
また専用に開発されたΦ30mm口径のフルレンジスピーカーユニットは首回りに配置することで小型ながらもパワフルに、低音を増強する振動板「パッシブラジエーター」を搭載したことで、映画のアクションシーンやライブ映像のドラム・ベースの低音部分が振動として再生されます。
付け心地に関しても人間工学デザインで体にフィットするように設計、小さな音でも十分聞こえるので周りに配慮しながら様々なコンテンツをイヤーフリーで楽しめます。
クリアな音質、パワフルな低音で、迫力かつ臨場感のある映画視聴ができます。
外観と付属品について




これまで紹介してきた中で少し大きめのボディで重さは335g。カラーはグレーのみ。
メーカーいわく長時間の使用やラフな姿勢でも、快適かつ安定した装着感を実現するとのこと。
内側のインナークッションは柔らかいわけでなく、さらさらとした肌触りの良い布素材です。
個人的にSONYらしいデザインで気に入ってます。
付属・同梱しているものは以下です。
・送信機
・充電台
・ACアダプター
・マイクロUSBケーブル
・音声ケーブル
・光デジタルケーブル
・専用オーディオケーブル
外観チェック動画
youtu.be装着感について
約335gという重さですが、装着はまずまず。ソファに座ってラフな姿勢でもズレにくいです。またアームの可動域は広めに作ってあるので装着はしやすいです。
その他、装着感について特筆すべき点はなく、映画を見る分には何ら問題なく使えました。
特に重く感じたり、ズレやすいなどといったことはありませんでした。
音質・遅延について

ドラマ、映画、音楽といろんなコンテンツで使ってみましたが、映画を見るならSRS-WS1はおすすめです。
とにかく高音質で振動する低音がGood!アクション映画やカーレース、SFなど迫力あるサウンドに感動しました。
振動は低音に沿って連動し、強・中・弱の3段階で調整が可能です。
首元から音が再生されているのに、頭の前後方向から包まれるような立体感を感じることができ、セリフも目を閉じればすぐそこに居るかのような感覚に陥ります。
これは新たなシアターシステムと言っても過言ではありません。
一方で遅延に関しては、テレビ+光デジタルケーブル+送信機接続でネットフリックスやHulu、Youtubeを見ましたが、遅延はありませんでした。
遅延なく、映像コンテンツを楽しめるウェアラブルネックスピーカーです。
操作、接続方法について


SONY SRS-WS1は電源ボタン、振動ボタン、音量調整ボタンが搭載されています。Bluetooth接続はできないので、Bluetoothボタンはありません。
振動ボタンは3段階で調整可能、音量調整、操作音のON/OFFができます。
接続方法はテレビ+送信機の組み合わせに光デジタルケーブルを組み合わせて接続します。もしテレビ側に光デジタル端子がない場合は、付属の音声ケーブルでテレビのヘッドホン端子と送信機を接続することができます。
テレビ側の光デジタル端子と接続
送信機の電源はACアダプタかUSB-A-MicroUSBケーブルを使う方法があります。たまたま所持しているテレビにUSB-Aポートがあったため、後者で接続しています。
これで準備は完了。簡単です。
2.テレビの電源をON
3.充電器からSONY SRS-WS1を外す
4.接続されたら送信機のLEDランプが緑に点灯
5.音声が再生される
送信機側のLEDランプが緑になれば接続済みです。
もし5の工程で音がならない場合は、テレビ側の音声出力設定で光デジタルを選択してください。
1つの送信機に対してスピーカーは2台まで接続可能。また付属の専用オーディオケーブルを使えば、スマホやパソコンと有線接続もできます。
パソコン+オーディオケーブル+送信機の組み合わせで楽しむこともできます。
バッテリー持ちについて


SONY SRS-WS1は連続再生7時間、充電時間3時間です。充電は置くだけの簡単充電。テレビの横に充電台を置いておいていつでも使えるようにすると便利です。
検証として、映画を3本連続(計6時間程)で再生してみましたが、バッテリー切れにはなりませんでした。再生環境や音量で変わるみたいですが、十分実用的だと思います。(※音量は50%程度)
音漏れについて
ウェアラブルネックスピーカーを使う以上、音漏れは仕方ないですが、深夜など音に気を使う時間帯でもイヤーフリーで映画やドラマ、音楽を十分楽しめます。聞いてみても音漏れはテレビのスピーカーほど広範囲に広がる感じはありません。首元から耳元へ再生されるため、小さな音でも装着者には十分聞こえます。
また検証として少し大きめの音で聞いてみました。家族に音漏れを確認してもらいましたが、テレビのスピーカーよりは小さいという返答があったので、同じ音量で聞いてもネックウェアラブルスピーカーの方が周囲への影響が小さくなる結果でした。
使ってみての感想
■よかった点
・まずまずの装着感
・厚みのある低音と振動で迫力あり
・映画を見るのに最適なウェアラブルネックスピーカー
・映画3本を連続で見れるバッテリー持ち
・独自の通信規格で遅延なし
■気になった点
・Bluetooth接続ができない
ウェアラブルネックスピーカーはこんな人におすすめ
・ウェアラブルネックスピーカーが気になっている方・周囲の音も聞きながら音楽や映像コンテンツを楽しみたい方
・映画を見るためにウェアラブルネックスピーカーをお探しの方
SONY SRS-WS1のレビューまとめ

ここまでレビューしてきましたが、まとめると。
・元祖ウェアラブルネックスピーカー
・映画を見るのに最適なネックスピーカー
・クリアな音質、振動を伴う迫力ある低音
・テレビやPS4との接続も簡単
・装着感やフィット感も良し
独自の通信規格のみですが、遅延なく高音質サウンドを楽しめるウェアラブルネックスピーカーでした。映画を見る方におすすめしたいです。
また映画だけでなく、テレビ+PS4+送信機でゲームサウンドもかんたんに再生できます。
ここまでレビューした4機種で順位付けすると以下です。
1位;JBL Soundgear
1位;SONY SRS-WS1
3位:SHARP AQUOS サウンドパートナー
4位:BOSE SoundWear
映画メインに使うならSONY SRS-WS1、Bluetooth接続が必須ならJBL Soundgear、低音にこだわりがなくドラマや映画を見たいならAQUOS サウンドパートナーがおすすめです。
残念ながらBOSE製は音質面で良くなかったので、おすすめには入りませんでした。
ウェアラブルネックスピーカーが気になっている方は、以下の記事も参考に自分に合った良いものを選んでみてください。
【JBL SoundGear レビュー】この臨場感はすごい。迫力ある低音と高音質サウンドで映画やゲームを楽しむ【ネックスピーカー】 - +ログ
【AQUOSサウンドパートナー レビュー】高音質かつ低遅延!高コスパネックスピーカー - +ログ
【Bose SoundWear レビュー】ボーズらしさを兼ね備えたウェアラブルネックスピーカー - +ログ
【2019】ウェアラブルネックスピーカーおすすめ機種5選【最新人気モデル】 - +ログ
↓格安でレンタルできます↓