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【Bose Noise Cancelling Headphones 700 レビュー】業界最高クラスのノイズキャンセリング搭載のワイヤレスヘッドホン

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この記事では、BOSEの最新ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「Bose Noise Cancelling Headphones 700」(以下、NCH700)についてご紹介します。

BOSEのノイズキャンセリングイヤホンと言えば、QuietComfrot 35 wireless headhones II(以下、QC35 II)が有名ですが、デザイン面や操作方法、NCなど進化しているポイントが多々あります。

QC35 IIからNCH700に買い替えしばらく使ってみましたので、ノイズキャンセリング性能や音質、使い勝手などをレビューしていきます。

Bose Noise Cancelling Headphones 700


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Bose Noise Cancelling Headphones 700

Bose

ノイズキャンセリングヘッドフォン


4.8



  • BOSEらしい迫力の重低音サウンド

  • 可変ノイズキャンセリング

  • 15分で3.5時間再生ができる急速充電

  • スタイリッシュな筐体デザイン

  • 最大20時間の連続再生

  • タッチ式の快適操作

  • 自動オフ機能によるバッテリーセーバー

  • クリアに聞こえる通話品質

Bose Noise Cancelling Headphones 700 レビュー

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まずはスペックを確認しましょう。

基本的な仕様の中でおさえておきたいポイントは、最大20時間のバッテリー持ち、11段階の可変ノイズキャンセリング、急速充電対応、タッチ式コントロール、USB-C接続です。

Bluetooth v5.0
対応コーデック 記載なし
バッテリー持ち 最大20時間
充電時間 約2.5時間
急速充電 15分で3.5時間再生
サイズ 約20cm×16.5cm×5cm
重量 約250g
対応機種 iOS/Android/Windows/Mac

Bose Noise Cancelling Headphones 700の外観

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持ち運ぶ際にあると嬉しいキャリングケース付き。

BOSEらしい黒を貴重としたシックなデザインがかっこいいです。


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NCH700は、QC35 IIのようにコンパクトにならないので、その分ケースがやや大きくなっています。

ちなみにヘッドホン折りたたんでコンパクト化することを、3Dフォールディング機構というらしいです。

最近の機種には多く採用されていますが、NCH700に採用されておらず残念。。。


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同梱されていたものは以下です。

・NCH700本体
・音声ケーブル
・充電用USB-Cケーブル
・キャリングケース
・クイックスタートガイド


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NCH700のデザイン面に関しては、QC35 IIと比較して大きく変更されています。

マットなブラックカラーで光が当たるとツヤのあるような上品な色味に。アーム部分はシームレスに、またイヤーカップの方になるほど細くなりスタイリッシュさを感じます。


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見た目は良くないですが、イヤーカップ内側にL/Rと表記されていると、スムーズに装着できるので便利です。


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QC35 IIをお持ちの方、この外観はいかがでしょうか。

筆者は製品写真を見たときはどこか微妙な印象を受けましたが、実際に手をとるとNCH700の方が今風なデザインで悪くないなという印象に変わりました。

無駄な凸凹をなくしてスリムなシンプルデザインながらも高級感も併せ持っていると思います。


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QC35 IIよりも厚みがあり、やや硬めのイヤーパッドクッション。

少し側圧が高いと感じました。ただこのあたり使っているうちに気にならなくなったので、慣れかなと。


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こちらもスリムになったヘッドバンド。さらさらとした革やゴムのような素材です。そのため汚れたときのメンテンス性も良いです。

クッション性が高く、曲げ伸ばしによる耐性も十分にありそう。

QC35 IIと比べて耳を覆いかぶさる感じが強く、フィット感が良いです。遮音性も高く感じます。


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BOSEと言えば、重低音サウンドと業界最高クラスのノイズキャンセリングに定評がありますが、マイクシステムに関しても性能が良いです。

写真の箇所なのかは不明ですが、4マイクシステムを搭載することでユーザーの声と周囲のノイズを分離し、ノイズをキャンセル。

周りが騒がしくてもクリアな通話品質を実現しているとのこと。


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NCH700には、3つの物理ボタンと右側のイヤーカップにあるタッチ式ボタンが搭載されています。

こちらのボタンは以下の操作に対応。

・右上:電源ボタン、ペアリング
・右下:音声アシスタント起動
・左下:カスタムノイズキャンセリング

電源ON/OFFも単押しできるので、QC35 IIのスライド式よりは楽かなと思いました。

カスタムノイズキャンセリングは、11段階の可変ノイズキャンセリングから強さを3つ選択、専用アプリから登録することでヘッドホン側からワンボタンで切り替えができます。

デフォルトは0/5/10で、以下のNC強度です。

0 ノイズキャンセリングが最も弱い状態で、ヘッドホンを着用していない時と同様に周囲の音を聞くことができます。
5 電車の走行音や掃除機の音など、ほとんどの低域ノイズがブロックされますが、周囲の音を少し聞き取ることができます。
10 業界最高クラスのノイズキャンセリングで、周囲のノイズをほとんど抑制します。

またカスタムノイズキャンセリングボタンを長押しすることで会話モードに。音楽再生の停止+NCOFFとなり、周りの音を聞きたいときにすぐ切り替えが可能です。

会話モードはどれかのボタンまたはタッチセンサーをタップすることで解除されます。


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NCH700のペアリング方法はまず電源ON,その後3秒間押すことでペアリングモードに。

後は接続先端末で「Bose NC 700 HP」を選択するだけです。

マルチポイント機能に対応しており、複数台の同時ペアリングが可能。接続先デバイスで再生や停止をするだけで自動で切り替えとなるため、利便性として優れています。

手順1:1台目の機器の再生を一時停止します。
手順2:2台目の機器で音楽を再生します。


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充電用のUSB−C端子と有線接続できるヘッドホン端子が搭載。

どちらもイヤーカップの下側に配置されているため、正面から見えないので良いです。


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バッテリー持ちは最大20時間。フル充電まで約2.5時間、15分のクリック充電で最大3.5時間分の再生ができます。

バッテリー残量は音声アナウンスで確認できますが、USB-C端子横にあるバッテリーインジケーターでも知ることができます。

またバッテリーセーバーとして、自動オフ機能も。ヘッドホンの動きを検出し、10分間動きがないと電源OFFになります。
※設定で電源OFFまでの時間変更可能(5/20/40/60/180/OFF)

白の点灯 十分に充電されている
赤の点灯 バッテリー残量低下
赤の点滅 充電が必要


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右側のイヤーカップはタッチセンサーが搭載されており、タッチコントロールに対応しています。

・再生/停止:2回タップ
・音量アップ:上にスワイプ
・音量ダウン:下にスワイプ
・曲送り:右にスワイプ
・曲戻り:左にスワイプ
・通話/終話:2回タップ
・通話拒否:長押し

どれも直感的な操作かつ反応が良いので快適な操作ができました。特に音量調整が楽です。

またタッチセンサーの長押しはバッテリー残量の案内(デフォルト)と音声アシスタント起動のどちらかを設定できます。


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Bose Musicアプリを使用すると、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器からヘッドホンのセットアップや操作を行うことが可能です。

またGoogleアシスタントやAmazon Alexaの設定、音声ガイドの言語の選択、ノイズキャンセリングレベルの調整、ヘッドホンの設定の管理を行うことができます。

Bose Music
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開発元:Bose Corporation
無料
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Bose Noise Cancelling Headphones 700の音質とコーデック

コーデックは公式サイトに記載がなく不明ですが、調べたところSBCとAACに対応しているとのこと。

確かにAndroid端末ではSBCが選択されていたので、aptXには非対応でしょう。

音質に関してはBOSEらしい低音にクリアで伸びの良い中音域。低域よりかは中音域が得意で鮮明かつバランスのとれた音という印象を受けました。

ズンズンくる重低音サウンドではないので、とても聞きやすく万人受けする音質だと思います。

QC35 IIと聞き比べしてみましたが、印象はほぼ同じですがややNCH700の方がクリアさを感じました。

NCH700が登場したもののQC35 IIは販売終了とはならないようなので、家電量販店などで聴き比べしてみてください。


Bose Noise Cancelling Headphones 700のノイズキャンセリング

NCH700を購入する上で気になるのがノイズキャンセリング性能です。

まず音楽再生なしでの感想。NCレベル10(最大)を職場で試してみると、キーボードのタイピング音が周りから聞こえる程度、3m以上離れた場所にいる人の会話は聞き取れません。

逆に近くにいる人の声は聞き取ることができ、静寂の中で話しかけられている感じです。0から10にしたときに静寂さはさすがBOSEの業界最高クラスのノイズキャンセリング性能だなという印象です。

またNCレベル5にした場合は、よりタイピング音、椅子のギシ音、足音、紙を捲る音、遠くから聞こえる咳払い、笑い声が聞こえるようになります。

コンビニや駅のアナウンスなど会話や周囲の音が聞きたいときはNCレベル5でも十分です。

さらにNCレベル0にした場合は空調の音が良く聞こえるようになり、ヘッドホンを着用していない時と同様に周囲の音を聞くことができます。

可変ノイズキャンセリングであることから、外音取り込み機能のような使い分けができる点は良いと思います。

音楽再生時は音量次第ではありますが、周りの音を聞くことはほぼありません。ドラマや映画などたまに静かになるときはたまに聞こえる程度でした。

これまで愛用していたQC35 IIと比較すると、NCH700の方が耳にフィットし、その分遮音性が高いので、NCH700の方が良く感じました。

Bose Noise Cancelling Headphones 700の接続安定性

iPhone 11 ProとNCH700の組み合わせで東京駅や新宿駅、人混みの多い場所で検証してみました。

一度も途切れることなく、とても安定しています。

Bose Noise Cancelling Headphones 700の遅延

iPhone 11 Proを使って、Youtubeの動画再生で検証したところ、声と口とのズレはほぼ感じません。

映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。

使ってみての感想

■よかった点
・BOSEらしい迫力の重低音サウンド
・可変ノイズキャンセリング
・15分で3.5時間再生ができる急速充電
・スタイリッシュな筐体デザイン
・最大20時間の連続再生
・タッチ式の快適操作
・自動オフ機能によるバッテリーセーバー
・クリアに聞こえる通話品質

■気になった点
・コンパクトに折りたためない
・音質やNCの差があまりなかった
※BOSE QC35 IIと比較

こんな人におすすめ

・ノイズキャンセリングヘッドホンが欲しい方
・可変ノイズキャンセリング機能が欲しい方
・BOSE製のヘッドホンが気になっている方


Bose Noise Cancelling Headphones 700 レビュー:まとめ

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この記事は、Bose Noise Cancelling Headphones 700についてご紹介しました。

11段階の可変ノイズキャンセリング、スタイリッシュな筐体デザイン、タッチ式の操作方法、最大20時間のバッテリー持ち、急速充電など満足できる点が多かったです。

継続販売されるQC35 IIとどちらを選ぶべきかですが、デザイン(見た目)と可変ノイズキャンセリングが必要か、予算だと思います。

操作性や細かい部分のブラッシュアップはあるものの、音質やNCの差は明確にあるわけではないので、価格差的にもQC35 IIが良いかなと。

またQC35 IIはAmazonの大型タイムセールで安くなったりするので、その時に買うべきです。

それでもNCH700は、スタイリッシュかつ高級感のある筐体デザイン、外音取り込み機能としても使える可変ノイズキャンセリングはなかなかのものですよ。

ノイズキャンセリングヘッドホンは飛行機や電車など、耳障りなノイズを消してくれるので、海外旅行好きや出張が多い方の強い味方となるでしょう。

少しでもこの記事が参考になれば幸いです。

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