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【TP-Link Deco X50 レビュー】自宅にメッシュWi-Fiルーターを導入してどこでも高速インターネット

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TP-LinkのDecoシリーズはメッシュWi-Fiシステムを搭載したWi-Fiルーターです。

自宅内にWi-Fi電波が届きにくい部屋がある場合は、自宅の広さに対してWi-Fiルーターのスペック不足かもしれません。

今はメッシュWi-Fiという技術があり、家中どこにいても途切れないインターネット環境を構築できます。

今回紹介するDeco X50もメッシュWi-Fi対応ルーターの1つ。

またWi-Fi6という最新の接続規格に対応。最大通信速度の向上と同時接続が多くても混雑に強く安定します。


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2022年4月に発売された新製品です。

比較対象としてDeco X60というモデルが発売されていますが、主な仕様変更としては5GHz帯のアンテナが2基に、ギガビットポートが1つ増えて3つになったくらいです。

どちらもはっきりとした性能差はないので安い方を購入するか、有線LAN接続する機器が多いならDeco X50がおすすめです。

またDeco X90というトライバンド対応の最上位モデルもあり、2パックで4万円後半とかなり高額。導入する理由なく一般家庭であれば、Deco X50で十分です。

TP-Link公式サイトを見る

Deco X50の仕様

規格 Wi-Fi 6
IEEE 802.11ax/ac/n/a(5GHz)
IEEE 802.11ax/n/b/g(2.4GHz)
速度 AX3000
5GHz:2402Mbps(802.11ax, HE160)
2.4GHz:574Mbps(802.11ax)
範囲 1~3LDK(1パック)
3~4LDK(2パック)
4~6LDK(3パック)
性能 デュアルバンド
2×2 MU-MIMO
OFDMA
4ストリーム
有線ポート ギガビットポート×3
IPv4 over IPv6 非対応
価格 13,800円(1パック)
24,800円(2パック)
36,800円(3パック)

※価格はamazon.co.jpを参照
※詳細な仕様はTP-Link公式サイトよりご確認ください。

Deco X50の特徴

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Deco X50の特徴を3つご紹介します。

・最新世代のWi-Fi6
・家中どこでも繋がるメッシュWi-Fi
・専用アプリで設定かんたん

最新世代のWi-Fi6

Wi-Fi6は最大通信速度の向上と多くの端末と通信ができるようになった最近のWi-Fi規格です。

同時接続の端末が多いと遅くなる原因の1つですが、Deco X50だと最大150台というとんでもない数でも対応できるという訳です。

元々自宅のインターネット回線が速い方だと実感しづらい部分ですが、インターネットに繋げる端末や家電が増えている今こそ時代に対応したWi-Fiルーターがおすすめです。

参考リンク:wifi6(11ax)とは

家中どこでも繋がるメッシュWi-Fi

メッシュWi-Fiは複数のアクセスポイント(親機+子機...)を配置することで、家中どこでもWi-Fi電波を届くようにできるシステムです。

従来の親機+中継機と同じような仕組みなのですが、通信速度を維持しながら使えるメリットが大きいでしょう。

また子機はWi-Fi電波の強度に応じて増やしたり、移動できるので柔軟に対応できます。

参考リンク:メッシュ(Mesh)Wi-Fiとは?

専用アプリで設定かんたん

Decoシリーズ用のアプリがあるので、あとはアプリ内に表示される手順通りなのでかんたんです。

機械操作が苦手な方でも分かりやすく、導入ハードルを下げるための企業努力が伝わってきます。

1点、プロバイダと契約した際に送付されるIDとパスワードが記載された書類の準備は必要でした。

TP-Link Deco
TP-Link Deco
開発元:TP-LINK
無料
posted withアプリーチ

Deco X50を使うべき条件と対象

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Deco X50を使うべき条件と対象をまとめてみました。

・Wi-Fi電波が弱い部屋やエリアがある
・2LDK以上のマンション、戸建にお住まいの方

主にこの2点だと思います。

現状のインターネット環境に不満がなく、回線速度もそれなりに速いならWi-Fiルーターを変えたところでメリットは少ないです。

また1Kや1LDKなど部屋数が少ない間取りに導入しても効果は限定的です。

「Wi-Fi電波が弱い部屋やエリアがある」これに尽きるので自宅の間取りとWi-Fiルーターのスペックが見合っていない場合は効果を見込めます。

目安としては2〜4LDK、戸建で2階や3階の部屋のWi-Fi電波が弱い場合に有効です。

Deco X50の良かった点

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Deco X50の良かった点は以下の2つです。

・設置と設定はかんたん
・速度も安定して速く、Wi-Fi電波も強い

インターネットを快適に利用する上で必要不可欠な点はクリアしています。

設置から設定までかんたんですし、3LDKの鉄筋鉄骨マンションのどの部屋でも速く安定した回線速度です。

Wi-Fiエリアの改善や拡張ならメッシュWi-Fiに対応したDecoシリーズは導入候補の1つになりますね。

あと導入してみて良かったのはHomeShield機能。

子供に使わせたくない時間帯の設定やネットワークの脆弱性診断、利用頻度の高いデバイスを優先的に帯域幅を与えるQoS機能などがあります。

昔のWi-Fiルーターと違って専用アプリで色々操作や設定ができるので管理しやすいメリットも感じました。

Deco X50の気になった点

Deco X50の気になった点は以下の1つです。

・IPv4 over IPv6非対応

少し専門的な話になるのですが、IPv4 over IPv6という接続方式に非対応です。

従来の接続方式と比較するとより快適なインターネット回線で使えてこの接続方式を提供しているプロバイダは増えています。

IPv4 over IPv6が非対応だと困るという方にはおすすめできません。またこの接続方式に関して分からない方は特に気にしなくても良いです。

Deco X50の外観と付属品

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Deco X50には1パック〜3パックで販売されています。

マンションの3LDKの間取りであれば2パックが適しているとのこと。

もし引越して広くなったり、戸建で2階、3階と広くなるなら1パック単位で追加購入してWi-Fiエリアを拡張できます。

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TP-Linkは業界最高水準である3年保証と10年連続で無線LAN世界シェアでNo1とのこと。

Wi-Fiルーターは不意に壊れたりするので長期保証があると安心です。

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シンプルなパッケージです。

LEDの状態説明やDecoアプリのDL案内が記載されていました。

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メッシュWi-Fiルーターは円形や円筒のデザインが多いイメージ。

ホワイトカラーなので部屋のインテリアにも合わせやすいデザインとなっています。

2つありますが親機と子機の区別はなく、モデムに接続した方が親機です。

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このWi-Fiルーターはギガビットポートを3つ搭載。

有線LAN接続する機器が多い環境には嬉しい仕様です。親機の場合はモデムで1つ使用しても2つ空きがあります。

わざわざスイッチングハブを購入することなく、NASやプリンターなどと接続できますね。

同スペック帯のDeco X60は2ポートなのでギガビットポートが多い方が良い方はDeco X50がおすすめです。

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底面に滑り止めのゴム足、排熱用のスリット、リセットボタンがあります。

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本体に加えて付属しているのはこれだけです。

ACアダプターが2つ、フラットタイプのLANケーブル、クイックスタートガイド、取説類。

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サイズ感のわかるものを探したのですが、良い比較対象がなく近くあった単語帳で代用。

小さいというのをアピールしたかったのですが、金フレをお持ちなら伝わるかなと。

110 × 110 × 114 mmなので大体手のひらサイズ、ソフトボールくらいといったところ。

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外観や付属品紹介はこれくらいにしておいて、さっそくモデムと接続。

専用アプリをDLすれば後は手順に従うだけとこちらもシンプルでかんたん。

付属のLANケーブルでは長さが足りなかったので余っていたものを代用しました。

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こんな感じで設定します。日本語対応かつアニメーションの図解なのですごく分かりやすい。

開封からインターネットに接続できるまで約10分程度でした。

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子機はWi-Fi電波が届きにくい部屋あたりに設置してください。

筆者の自宅ではリビングから離れた寝室の電波が弱いので、ちょうどコンセントのある玄関横の棚に設置しました。

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コンセントがあればどこでも設置できるので、手軽にWi-Fiエリアを拡張できるのは便利です。

また戸建の3階がある方やご自宅がものすごく広い方は1パックを追加購入すれば子機を追加できます。

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今は自宅のWi-Fiでも安心して使えない時代になっています。

セキュリティの観点からWi-Fiアシスタント機能を使って自宅ネットワークの脆弱性診断(カメラ検出やポートチェッカーなど)ができます。

またWi-Fi強度や回線速度も可視化され、自動でWi-Fi環境を最適化してくれるなど至りつくせりな機能付き。

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またアプリ内には各種設定、ゲストネットワークの構築、現在接続中の端末一覧が管理可能。

新規でWi-Fiに接続した端末があればPUSH通知が届くなど気が利きます。

Deco X50のスピードテスト結果

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Deco X50のスピードテスト結果です。
※ドコモ光+GMOとくとくBB(VDSL方式/下り最大100Mbps)で検証

今回はリビングにある親機からもっとも離れた寝室のWi-Fi強度改善目的で導入してみました。

結果的にどの部屋でもWi-Fi電波は3本(MAX)表示で80Mbps前後の回線速度に。

ネットに繋がる家電と家族の端末合わせると15端末くらいですが、混雑することなく使えています。

元々自宅回線がVDSL方式の下り最大100Mbps契約なので遅いながらも安定したインターネット環境となりました。

ちなみにお使いのプロバイダがIPv6 IPoE接続(v6プラスなど)に対応しているならTP-LinkのArcher AX73がおすすめです。
【関連】TP-Link Archer AX73 レビュー

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以上が「Deco X50」のレビュー内容です。

手軽にメッシュWi-Fiで快適なインターネット環境を構築できるWi-Fiルーターです。

今回開封から設置設定まで15分程度でした。機械操作が苦手な方でもアプリの表示される手順通りなのでかんたんです。

最近ネットの調子が悪いなとか、1世代以上前の古いWi-Fiルーターを使っている方は最新のWi-Fiルーターを導入してみてはいかがでしょうか。

もしプロバイダがIPv6 IPoE接続(v6プラスなど)に対応しているならTP-LinkのベストセラーであるArcher AX73をチェックしてください。

詳しくは以下の実機レビュー記事で紹介しています。
【関連】TP-Link Archer AX73 レビュー

TP-Link公式サイトを見る

AmazonでWiFiルーターをお得に安く購入する方法

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