次世代パワー半導体素材の窒化ガリウム(GaN)による小型化、USB Power DeliveryやQuick Chargeなどの急速充電が主流となり、各メーカーから採用製品が続々と登場しています。
その中でも業界トップクラスのメーカーであるRAVPower(ラブパワー)に注目してみました。
世界最小・最軽量のUSB充電器や、Lightningケーブルで充電できる大容量モバイルバッテリー、多機能カードリーダーなどユーザー目線で作られた製品は多くのユーザーから支持されています。
今回は、そんなモバイルアクセサリーメーカーのRAVPowerから発売されているUSB急速充電器をご紹介します。
スマホの急速充電器、スマホとタブレットの同時充電、MacBookなどのノートパソコン用などにおすすめのUSB充電器をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
RAVPowerから選ぶ!おすすめのUSB急速充電器まとめ
RAVPowerはいち早く今注目の窒化ガリウム(GaN)を採用したUSB充電器をAmazonで発売したメーカーであり、その後も革新的な製品を多く発売されています。
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その中でも50W以上のUSB充電器では世界最小・最軽量となる「RAVPower RP-PC112」は話題になった製品の1つ。またモバイルバッテリー兼USB充電器の「RAVPower RP-PB125」も人気です。
最近だと最大90W出力でMacBook Pro15インチの2台同時充電ができる「RAVPower RP-PC128」も要注目です。
この項目では、各USB充電器に「おすすめの使い方」を記載しているので、お持ちの端末構成から参考にしてください。
スマホとタブレットなどのモバイル端末の同時充電なら
・RAVPower RP-UC11
スマホやタブレットなどのコンパクト充電器なら
・RAVPower RP-PC104
MacBookシリーズなどノートパソコンの充電なら
・RAVPower RP-PC128
スマホとノートパソコンの同時充電なら
・RAVPower RP-PC133
荷物を減らしたい方
・RAVPower RP-PB125
【RAVPower】RP-PC128
「RAVPower RP-PC128」は最新の高出力USB-C急速充電器です。
PD3.0対応のUSB-Cポートを2つ搭載。最大90Wの高出力に対応しており、MacBook Proの2台同時充電も可能な性能です。
2ポート同時使用でも片ポート最大60W出力を維持。自動で接続した端末に最適な出力で充電するため、常にフルスピード充電が実現できます。
またGaN(窒化ガリウム)を採用することで、優れた耐久性と電力効率により、GaN非採用の同等製品と比較しても大きさと重さが約34〜50%の小型化に成功しています。
MacBook Proを2台同時充電できる高出力。60W以上で充電するPDデバイスをお持ちならこれ一択です
USB-PD対応 | 〇 |
---|---|
サイズ | 幅65mm×高さ65mm×奥行き32mm |
重さ | 195g |
充電ポート | USB‐C×2 |
最大出力 | 90W※2ポート利用時は片ポート最大60W |
おすすめの使い方 | モバイル端末の同時充電 MacBook 12 MacBook Pro 13 MacBook Pro 15 |
・最大90Wの高出力。※片ポート最大60W
・MacBook Proを2台同時充電可能
【RAVPower】RP-PC133
「RAVPower RP-PC133」はUSB-CとUSB-Aを充電ポートに備えたUSB急速充電器です。
USB-Cポートは最大65Wの高出力のため、MacBook Pro15インチの充電器としても使えます。もちろんUSB-C対応のスマホやタブレット、ゲーム機器への急速充電ができます。
USB-Aポートは最大18W出力でUSB-Cポートを使えば2台同時充電(スマホ+タブレット、スマホ+ノートパソコン)も可能です。
「RAVPower RP-PC133」はMacBookとスマホ、タブレット等の同時充電におすすめのUSB充電器と言えるでしょう。
USB-PD対応 | 〇 |
---|---|
サイズ | 幅55mm×高さ55mm×奥行き31.5mm |
重さ | 120g |
充電ポート | USB‐C×1、USB-A×1 |
最大出力 | 65W 2ポート使用時(合計65W) |
おすすめの使い方 | モバイル端末の同時充電 MacBook 12 MacBook Pro 13 MacBook Pro 15 |
・USB-CとUSB-Aを各1ポート搭載
・最大65Wの高出力
【RAVPower】RP-PC120
「RAVPower RP-PC120」は30W出力の窒化ガリウム採用充電器として世界最小サイズです。
例えると卓球ボールサイズで重さは卵1つ分。USB-Cポートを1つ搭載し、最大出力は30Wとスマホやタブレット、モバイルノートなど幅広いモバイルデバイスを急速充電できます。
プラグは折り畳み式で持ち運びしやすく、AC100-240Vのユニバーサル仕様に対応しているため、海外旅行先でも充電可能です。
「RAVPower RP-PC120」は超コンパクトなため、荷物を減らしたい方や出先でモバイルノートを充電したい方におすすめです。
USB-PD対応 | - |
---|---|
サイズ | 幅42mm×高さ42mm×奥行き30mm |
重さ | 60g |
充電ポート | USB-C×1 |
最大出力 | 30W |
おすすめの使い方 | スマホやタブレット MacBook 12 |
・最大30W、世界最小サイズ
・折りたたみプラグ採用
【RAVPower】RP-UC11
「RAVPower RP-UC11」は幅53㎜のコンパクトなボディに、USB-Aを2ポート備えているUSB急速充電器です。汎用性が高く、Amazonでベストセラー1位の充電器となります。
RAVPower独自技術となるiSmart2.0を採用することで、接続されたデバイスに応じて適切な電流を出力でき、各ポート最大2.4A、合計で5V/4.8Aの高出力性能でスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどさまざまなモバイル端末を同時に急速充電することができます。
また充電保護システムを組み込んでいるので、過充電や過熱などの充電トラブルからデバイスを保護します。
「RAVPower RP-UC11」はスマホやタブレットなど2台同時充電したい方におすすめなコンパクトUSB充電器です。
USB-PD対応 | × |
---|---|
サイズ | 幅53mm×高さ53mm×奥行き27mm |
重さ | 83g |
充電ポート | USB-A×2 |
最大出力 | 12W+12W(24W) |
おすすめの使い方 | モバイル端末の同時充電 |
・最大24W、5V/4.8Aの高出力
・折り畳み式プラグ採用
【RAVPower】RP-PC112
「RAVPower RP-PC112」は、次世代パワー半導体素材の窒化ガリウム(GaN)を採用しており、50W以上の出力を持つUSB充電器で世界最小・最軽量です。(※2019年9月時点)
最大61Wの高出力充電で、MacBook Pro13インチなら約1.8時間、MacBook Pro15インチなら約2.5時間、iPhone XSなら約2時間でフル充電できます。
プラグは折り畳み式で持ち運びしやすく、AC100-240Vのユニバーサル仕様に対応しているため、海外旅行先でも充電できます。
「RAVPower RP-PC112」はMacBook/ProシリーズやUSB-Cポート搭載のノートパソコンを使っているユーザーにおすすめのUSB充電器です。
USB-PD対応 | - |
---|---|
サイズ | 幅49mm×高さ49mm×奥行き32mm |
重さ | 105g |
充電ポート | USB-C×1 |
最大出力 | 61W |
おすすめの使い方 | MacBook Pro13 MacBook Pro15 |
・MacBook Proを1.8時間でフル充電
・最大61Wの高出力
【RAVPower】RP-PB125
「RAVPower RP-PB125」はUSB-Aを2ポート備えた汎用的なUSB充電器に見えますが、モバイルバッテリーとしても使えるハイブリッドな製品です。
モバイルバッテリーとしては6,400mAhの容量を持ち、iPhone XSなら1.5回のフル充電が可能です。
USB充電器としては各ポート2.4A、合計で3Aの高出力仕様なので、スマホやタブレットはもちろん、モバイルルーターやBluetoothイヤホンなどのデバイスと同時充電できます。
コンセントで使う場合はスマホの充電が優先され、余った電力でモバイルバッテリーも同時充電ができるなど利便性に優れています。※モバイルバッテリーの充電は約4.5時間
「RAVPower RP-PB125」は持ち物を減らしたい方向けの充電器でしょう。コンセントがない場所でもモバイルバッテリーとして使えるので、場所を選ばず充電できます。
USB-PD対応 | × |
---|---|
サイズ | 幅81mm×高さ75mm×奥行き27mm |
重さ | 195g |
充電ポート | USB-A×2 |
最大出力 | 12W+12W 2ポート使用時(合計15W) |
おすすめの使い方 | モバイル端末の同時充電 モバイルバッテリー |
・USB-Aを2ポート搭載し、同時充電可能
・最大15Wの急速充電に対応
【RAVPower】RP-PC104
「RAVPower RP-PC104」はUSB-Cポートを備えたUSB急速充電器です。
こちらも次世代パワー半導体素材の窒化ガリウム(GaN)を採用しており、最大45Wで急速充電できます。
USB-CポートはPower Delivery 3.0に対応し、MacBookをはじめとしたノートパソコンはもちろん、iPad ProやiPhone、Galaxyなどのスマホ、ニンテンドースイッチのようなUSB-C対応のゲーム機などの急速充電も可能です。
窒化ガリウム充電器の中では薄型のスリムデザインになっており、カバンやスリーブケースのポケットなど収納スペースが小さくても楽に収納できます。
「RAVPower RP-PC104」はコンパクトなUSB-C充電器が欲しい方にピッタリの充電器でしょう。
USB-PD対応 | 〇 |
---|---|
サイズ | 幅80mm×高さ16mm×奥行き56mm |
重さ | 82g |
充電ポート | USB‐C×1 |
最大出力 | 45W |
おすすめの使い方 | スマホやタブレット MacBook 12 MacBook Pro 13 |
・USB-CポートはUSB PDに対応
・最大45Wの高出力
【RAVPower】RP-PC060
「RAVPower RP-PC060」はUSB-Cポートを1つ、USB-Aポートを2つ搭載したUSB急速充電器です。
USB-CポートはPower Delivery 3.0に対応。MacBookのようなUSB-C対応ノートパソコンはもちろん、iPad Pro、Huawei mate 9などのタブレット、iPhoneやAndroidスマホなどを急速充電できます。
USB-Aポートは最大5V/3Aの出力でスマホとタブレットの同時充電が可能。またUSB-Cポートも使用すれば3台同時に急速充電することもできますよ。
※3ポート合計で33W出力(18W+15W)
「RAVPower RP-PC060」はUSB-CだけでなくUSB-Aも2ポートあるのでスマホやタブレット、モバイルルーターなど多くの端末を持ち歩くモバイラーにピッタリの充電器でしょう。
USB-PD対応 | 〇 |
---|---|
サイズ | 幅66mm×高さ51mm×奥行き29mm |
重さ | 110g |
充電ポート | USB‐C×1、USB-A×2 |
最大出力 | 18W+15W 3ポート使用時(合計33W) |
おすすめの使い方 | モバイル端末の同時充電 MacBook 12 |
・USB-CポートはUSB PDに対応
・最大33Wの高出力
USB急速充電器の選び方
その1:急速充電規格(PDポート)について
まず気にしたいところは急速充電に関する規格です。モバイルバッテリーも含めて急速充電は現在のトレンドと言えます。その一方で、急速充電に関してはいくつかの規格があり、それぞれに特徴があります。
今後、主力となりそうなのがUSB PDという規格です。これはUSB Type-Cをベースに開発されたもので、USB Type-Cでは5V/3Aの15Wで充電するのが標準規格になっていますが、上位規格として最大20V/5Aの100Wで充電できるようにしたものがUSB PDで、出力W数が大きいほど早く充電できます。
スマホやタブレットはもちろん、ノートPCの充電まで可能な規格ですが、充電器・ケーブル・デバイスの3つすべてが対応していなくては使えません。
MacBookシリーズやiPhone 8以降のiPhone、新型のiPad Proや一部のAndroid端末が対応していますが、iOSデバイスに関してはケーブルがアップル純正かMFi認証を受けたものしか使えないことに注意が必要です。
充電器本体や対応している汎用のケーブルなどは数が揃っているので悩むことなく購入できます。
メーカー独自の急速充電規格もあり
一方でメーカー独自に開発した急速充電規格もあります。RAVPowerはiSmart2.0という急速充電規格を持っています。こちらは接続した機器に最適な充電スピードで充電できるというものです。もうひとつ、スマホのCPUなどでおなじみのクアルコムが開発したQuick Chargeという規格があります。以前からある規格なのでバージョンがあり、現在の最新バージョンは4となっています。
こちらはデバイス側でも対応している必要がありますが、Android端末でクアルコム製のCPUを搭載していれば対応していると考えて間違いありません。
バージョン4に関してはUSB PDの互換規格になっていますが、3.0までに対応したデバイスに関しては下位互換性がないので、通常の充電速度になることに注意が必要です。
急速充電器の中にはQuick ChargeとUSB PDの両方に対応したものもありますが、この場合はUSB PDを使う方がより速く充電ができます。
その2:同時に充電する台数を考える
急速充電器の多くは複数デバイスの同時充電ができるようになっています。中には充電ポートが1ポートしかない製品もありますが、スマホの2台持ちやスマホとタブレットの併用などをしているのであれば、充電ポートは複数あった方が便利です。
USB PDに対応していればノートPCの充電も可能なので、そういったことを考えると1ポートだけの製品は心許ないところがあります。
ご自身がお持ちのデバイスが何台あり、同時に何台充電するか考えて、充電器を選ぶといいでしょう。
迷う方は「お持ちのデバイス+1」で選ぶ方法がおすすめです。ただポート数が多くなるほど、充電器本体が大きく・重く携帯性は失われます。
充電器を選ぶ際のポイントの1つとして携帯するか、家で使う据え置き用と考慮するといいです。
その3:充電器側の出力が小さいと同時充電で遅くなることも
充電器の充電ポートが複数ある場合に気をつけたいのが、充電器自体の充電能力です。急速充電器側の最大出力が小さいと、1台目の充電は問題なくできますが、2台目以上接続したときに充電速度が低下する可能性があります。
なかなかスペック上では確認しづらいところではありますが、スマホ2台持ちの人やスマホとタブレットを併用している人は注意して確認した方がいいでしょう。
では充電するデバイス1台あたりどれくらいの最大出力があればいいのかですが、大きければ大きいほど早く充電できます。
一般的に18W程度あれば良いと考えます。2台の場合は1つの充電器で36W以上出力できるものを選びましょう。
※Apple公式:iPhoneを高速充電するを参考
その4:充電器の大きさに注意
充電器にはプラグ自体が本体に収納されてコンパクトなものがありますが、充電器本体が大きいとコンセントの差し込み部分を2つ分占領することがあるので注意です。
またコンセントにそれぞれ個別のONOFFスイッチがある場合も干渉して差し込みができないトラブルも起こりやすいです。お持ちのコンセントを事前に確認するといいでしょう。
まとめ:迷ったらこのUSB充電器を選ぼう
冒頭でもお伝えした通り、お持ちの端末の種類や台数によって選ぶべきUSB充電器は変わってきます。
USB充電器選びの参考にしてくださいね。
スマホとタブレットなどのモバイル端末の同時充電なら
・RAVPower RP-UC11
スマホやタブレットなどのコンパクト充電器なら
・RAVPower RP-PC104
MacBookシリーズなどノートパソコンの充電なら
・RAVPower RP-PC128
スマホとノートパソコンの同時充電なら
・RAVPower RP-PC133
荷物を減らしたい方
・RAVPower RP-PB125
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