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【レビュー】Logicool(ロジクール)K840 | しっかりとした打ち心地を体感!メカニカルキーボード

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今お使いのキーボードに満足していますか。打鍵感や押下圧などが自分の好みでないキーボードを長時間使用していると、知らず知らずのうちにストレスになっていることがあります。

今回ご紹介するキーボードはLogicloolのメカニカル有線キーボード「Logicool K840」です。

このキーボードはひとつひとつのキーにしっかりと立体感があり、ノートPCのような平らなキーボードが苦手な方に特におすすめです。またボディがにアルミニウムを採用されており、全体的にごつごつとした堅牢な印象を受けます。

お使いのキーボードの打鍵感では物足りないと感じている方、初めてのメカニカルキーボードをお探しの場合は、この記事を参考にしてみてください。

Logicool K840 メカニカルキーボード


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4.8



  • 明確な打鍵感が魅力

  • 強い耐久性

  • 正確なキーストローク

  • 専用アプリケーションでカスタマイズ可能

  • キーがやや高く、単体だと手が疲れやすい

  • 重く幅を取る

  • 打鍵音が大きい

Logicool K840の特徴

有線メカニカルキーボード

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反応の良いキーストロークと明確な打鍵感、静かな操作音による上質なタイピングを楽しめるロジクール初の本格メカニカルキーボードです。

ROMER-G メカニカルスイッチ

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日本で設計されたRomer-G メカニカルスイッチは、7,000万回以上のキーストロークをテスト済み。明確で軽いタッチの非常に反応の良いキーストローク。明確な打鍵感と静かな操作音、高耐久を実現しています。

丈夫なアルミニウムボディ

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厳しい使用環境に耐える陽極酸化アルミを採用。要求の厳しいプロジェクトを考慮した丈夫な構造と、あらゆる環境にマッチするモダンな表面加工を施したデザインです。

26キーロールオーバー

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精確なキー入力を実現。プログラム可能なF1~F4キー、Winロック機能、メディアキーとショートカットキーへの簡単アクセスなど、高度な機能も搭載しています。

Logicool K840を使ってみて、よかったところ

明確な打鍵感が魅力

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Logicool K840は明確な打鍵感が魅力のひとつです。

押下圧は45gと一般的ですが、押下した際に「スコッ」という小気味よい音が鳴り、指を話したときに感じる強めの反発から確かな打鍵感を感じることができます。

特に強くキーを押下した際には、アルミニウムのボディから金属を叩くような音が鳴り、他のキーボードにはない独特の音色を奏でます。

またキー自体が立体的で厚みのあるブロックになっているため、指で触れているも一つ一つのキーの独立性を強く感じることができます。

キーキャップはごつごつしていながらも中心部は指の形に合わせて丸みを帯びており、やさしい指ざわりになっています。

キーストロークはやや浅め

キーストロークは、以外にも3mmと標準的なキーボードよりもやや浅い方ですが、キー自体がごつごつとした触感であり、キーを押下した後の反発も強めのためか、それほど底が浅いようには感じません。

キーピッチは19mmとこれまた一般的な長さであり、キーの立体感からタイプミスが生じにくい印象があります。

実際にLogicool K840を使用している方の中にはタイプミスが劇的に減ったという声も聞かれる通り、一つ一つのキーが独立していることがタイプミスを減少させる要因になるようです。

このように、Logicool K840はどのキーを押下しても明確で心地よい打鍵感を感じることができるので、薄いキーボードや打鍵感のないキーボードではタイピングしている感じがしないという方にはうってつけのキーボードです。

強い耐久性

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Logicool K840は陽極酸化アルミニウムのボディが特徴的で、モダンでおしゃれな雰囲気でありながら非常に重厚で堅牢です。

表面を触るとなめらかでひんやりとしており、安価なプラスチック製のキーボードなどとは異なります。表面は傷がつきにくく、ハードユースにも数年間耐えてくれそうです。

Romer-G採用

また、キー自体も日本で設計されたRomer-Gというメカニカルスイッチを採用しており、7,000万回以上のキーストロークに耐えうることが実証されています。

筆者は発売年である2017年から2年ほど職場で使用していましたが、強いタイピングにも耐えてくれます。

生産性を高める機能:キーロールオーバー

Logicool K840は、26キーロールオーバーによって正確なキーストロークを実現できます。

キーロールオーバーとは、複数のキーが同時に押された場合、その押された順番に従ってすべてのキーが認識されるという機能のことを言います。

具体的には、先に押したキーから指が離れる前に次のキーを押下しても入力を受け付けてくれるため、前のキーから指が離れるのを待つ必要がないのです。

この技術は高機能な電卓などにも備わっており、特に素早くキーを入力する際に効果を発揮します。

Logicool K840は26キーまでのキーロールオーバーが可能ですので、仕事での素早い文字入力などの際にも生産性の向上に貢献してくれるでしょう。

自分の使い方にマッチしたカスタマイズができる

筆者は企業で事業の企画担当であったときに、このキーボードを利用していました。1日に多い時では2万字書くこともあったため、素早い入力が行えるこのキーボードで生産性が向上したと感じています。

また、Logicool K840にはその他にも、F1~F4キーのプログラム、Winロック機能やメディアキー、ショートカットキーへの簡単アクセスなど、業務効率を向上させる細かな機能が実装されています。

ショートカットキーはホームやメール、検索などの基礎的なショートカットのほかに、ウェブブラウザ、電卓、音楽再生、前のトラック、再生/⼀時 停止、次のトラック、ミュート、音量ダウン、音量アップ、パソコンのロックまで割り当てることが可能です。

筆者はよく音楽を聴きながら作業をするため、再生や一時停止などの機能をキーに割り当てています。

なお、ファンクションキーのプログラムは「Logicool Options」というLogicool専用のアプリケーションをダウンロードすれば利用することができますので、自分の使い方にマッチしたカスタマイズを行いましょう。

このように、Logicool K840は標準的な機能を備えながらも、カスタマイズ性が高く、職場や自宅の環境に合わせてお好みの機能を実装できる点が魅力のひとつです。

Logicool K840を使ってみて、きになったところ

打鍵音が大きいため、静かな場所での使用には向かない

Logicool K840を使ってみて、最もきになったところは、打鍵の際にかなり大きな音が鳴ってしまうことです。

独特で明確な打鍵感と相まって打鍵音自体は心地よいものですが、静かな職場などで利用する際にはやはり周囲の目が気になります。

また、Logicool K840はもともとキーストローク時の反発が強めなため、他のキーボードより強めに押下してしまいます。

このため、押下する力が強くなり、打鍵音が大きくなってしまうのです。

Logicool K840の打鍵音は比較的高い音がするため、職場などでは目立ってしまいます。

下敷きを敷くなどである程度消音することは可能ですが、劇的な改善には至りませんので、静かな職場などでの使用には注意したほうが良いでしょう。

重く幅を取る

Logicool K840は堅牢であるがゆえに重さや厚み、幅があり、決してコンパクトなキーボードではありません。

重量は998gもあるため、手軽に持ち運ぶことはできません。

また、108フルキーのため、横幅をとり、通常の文字タイピングをしながらマウスを操作する際には右手の移動距離がどうしても長くなってしまいます。

Logicool K840を使用する際には、ある程度スペースに余裕のあるデスクでどっしりと構えて作業する際に向いているようです。

キーがやや高く、単体だと手が疲れやすい

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Logicool K840は、写真のようにキーが本体から浮き出しており、通常のキーボードに比べてかなり高さがあります。

このことから、このままデスクに置いて作業すると、手の甲と指の高さが合わず、腕全体に疲労が溜まってしまいます。

筆者は長時間の使用にも耐えうるよう、市販のパームレストをLogicool K840の手前に置いて使用しています。

できるだけ腕の位置とキーの位置を近づけ、疲労が溜まらないように工夫しましょう。


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また、Logicool K840は裏側で高さ調節が可能であり、バーを手前に引くと約8度本体に角度をつけることが可能です。

筆者はそのままの状態だとファンクションキーなど奥側のキーが押しづらいと感じたため、1段高くして利用しています。

まとめ:初めてのメカニカルキーボードに。Logicool K840

○こんな方におすすめ

・初めてメカニカルキーボードを検討されている方

・静かで確かな打鍵感と耐久性を求められる方

・デザイン性と生産性向上の両方を求められる方

Logicool K840は、スタンダードなキー配列でありながら、しっかりとした打鍵感と堅牢なボディが特徴的で、長く使用する上で安心感のあるキーボードです。

このように機能や外観が洗練されていながら、1万円以下の価格で購入できる点では、大変コストパフォーマンスが高い商品と言えるでしょう。

有線でUSBポートに接続するだけで簡単にセットアップできるため、仕事場への導入も容易です。

現在使っているノートPCやデスクトップキーボードに物足りなさを感じている方は、Logicool K840のしっかりとした打ち心地を体感してみてください。


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・この記事を書いた人
虚数パン。専業ライターとして、音楽、アート、ガジェット、IT系の記事を多数執筆。Web発の表現を紹介するWebマガジン『SETUZOKU』を運営。