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1MOREはハイレゾLDAC対応のフラッグシップモデル「EVO」を発売しました。
国際的に有名なSGS認証機関からハイレゾ認証を受けており、グラミー賞を4度受賞したLuca Bignardi氏がチューニングを担当しています。
仕様は全部入りスペック。ANC、外音取込み、マルチポイント同時接続、装着感知、Qiワイヤレス充電、操作カスタマイズなどに対応。
ドライバーは、10mm DLCダイナミック型とBA型のハイブリッド設計により、再生周波数帯域40,000hzの高域まで実現しています。
- 1MORE ComfoBudsZとComfoBudsMiniとの比較
- 1MORE EVO レビュー
- 1MORE EVOの特徴
- 1MORE EVOはこんな人におすすめ
- 1MORE EVOの良かった点
- 1MORE EVOの気になった点
- 1MORE EVOの外観と付属品
- 1MORE EVOの機能
- まとめ:1MORE EVO レビュー
1MORE ComfoBudsZとComfoBudsMiniとの比較
ComfoBudsZとComfoBudsMiniは「寝ホン」と呼ばれ、TV番組で紹介されるくらい話題となっています。
寝ホンは2g〜3g台かつ超コンパクトなサイズ感であり、つけたままでも枕と干渉しづらいのが特徴です。
また睡眠導入向けのリラクゼーションサウンドを聴くことができ、周囲の雑音ノイズもノイズキャンセリング効果により軽減されます。
一方でEVOはハイレゾLDAC対応のフラッグシップモデルなので音楽向けのイヤホンです。
EVO | ComfoBudsZ | ComfoBudsMini | |
---|---|---|---|
音質 | ◎ | ○ | ○ |
着け心地 | ○ | ◎ | ○ |
ノイズキャンセリング | ◎ | ○ | ◎ |
バッテリー持ち | ○ | △ | ○ |
総合性能 | ◎ | ○ | ◎ |
・ComfoBudsZ/Miniは睡眠導入用イヤホンとして最適。
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1MORE EVO レビュー
この記事では「1MORE EVO」をレビューし、スペックや特徴、良かった点、気になった点などご紹介します。
スペック
Bluetooth | v5.2 |
---|---|
対応コーデック | AAC、LDAC |
連続使用時間 | 最大8時間 ANC最大5.5時間 ケース込み最大28時間 |
防水性 | IPX4 |
片耳使用 | ○ |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
ワイヤレス充電 | ○ |
急速充電 | ○ |
充電ポート | USB-C |
操作方法 | タッチ式 |
参考価格 | 19,990円 |
1MORE EVOの特徴
1MORE EVOの主な特徴は以下です。
・ハイブリッド型ドライバー採用
・マルチノイズキャンセリングモード搭載
・専用アプリ1MORE MUSIC
ハイレゾ音源対応
日本オーディオ協会によるハイレゾ音源に認証されたイヤホンです。従来のSBCコーデックと比較すると約3倍の情報量で伝送でき、ハイレゾ相当の音質で音楽を楽しめるLDAC(エルダック)コーデックに対応しています。
EVOの音質はクリアな高域、パンチのある低音、鮮明なボーカル、比類のないディテール、広く奥行きのある音空間です。
また4度グラミー賞を獲得したサウンドエンジニアのLuca Bignardi氏によるチューニングを担当しています。
ハイブリッド型ドライバー採用
低音の再生が得意なダイナミック型と中高域の再生が得意なBA型ドライバーを搭載したハイブリッド型ドライバーを採用。DLCコーティングしたドライバーユニットはダイヤモンドのように剛性が高く、非晶質の硬質炭素膜を振動板に被せることで高域特性を向上させる効果があります。
再生周波数帯域は従来品イヤホンの20Hz〜20,000Hzと比較すると、20Hz〜40,000Hzと広いのが特徴です。
マルチノイズキャンセリングモード搭載
環境に応じて使い分けできるマルチノイズキャンセリングモードを搭載。
最大42dBまでのノイズを軽減でき、周囲の雑音を自動で検知し低減します。
ANC機能は国際的に有名なSGS認証機関による認証済みです。
専用アプリ1MORE MUSIC
1MORE MUSICという専用アプリと連動しています。
リスニングモードの切り替え、操作カスタマイズ、SoundIDによるチューニングなどが設定できます。
SoundIDは好みのジャンルの音楽を選択し、AとBのパターンから音の好みを選ぶだけでチューニングできるというものです。
そのほかファームウェアのアップデートもアプリから行えます。
1MORE EVOはこんな人におすすめ
1MORE EVOはこんな人におすすめです。
・ノイズキャンセリング機能を重視したい方
完全ワイヤレスイヤホンではまだ数の少ないハイレゾ音源が楽しめます。
ハイレゾ相当の高音質で聴けるLDACコーデックに対応しているため、ワイヤレスで高音質を求めている方におすすめです。
またノイキャン性能もよく、環境に応じてノイズ軽減モードを選べるため性能重視な方にも満足できるイヤホンとなっています。
1MORE EVOの良かった点
1MORE EVOの良かった点は以下の3つです。
・モードを切り替えできるマルチANC
・全部入りのスペック
音質が良く、好みにチューニングできる
音質はとても良く、個人的にマッチしたイヤホンでした。SoundIDによるチューニングができるため、初期値で物足りなかった低域を強めにしたり、高域のシャリ感を抑えたりと好みの音質に近づけました。
またLDACコーデックに対応しているため、ハイレゾ音源で音楽を楽しみたい方に適したワイヤレスイヤホンでしょう。
モードを切り替えできるマルチANC
周囲の雑音ノイズはしっかりとカットされ、特有の圧迫感が少ないので耳が痛くなりません。6つのリスニングモードを切り替えできるため、電車内や街中、オフィスなどのシーンに応じて使い分けしています。
これまで数多くレビューしましたが、ANC搭載イヤホンとしては最上位クラスの性能だと思います。
全部入りのスペック
約2万円という高級機であり、そのスペックも上々。ノイキャン、外音取込み、LDAC、専用アプリ、マルチポイント同時接続、装着検知、Qiワイヤレス充電、操作カスタマイズなどと全部入りのスペックです。
1MORE EVOの気になった点
1MORE EVOの気になった点は以下の2つです。
・風切り音がやや気になる
操作割り当てが2つのみ
専用アプリで操作カスタマイズできるのはいいですが、2タップ、3タップの2パターンしか割り当てできません。そのため再生停止、音量を割り当ててしまうと、音声コントロールや曲戻り送りが設定できないという訳です。
またなぜか1タップの割り当てがないのが気になりました。今後アップデートで改善されることを願っています。
風切り音がやや気になる
室内利用であればなんの問題もないのですが、風が強い日や自転車に乗っていると風切り音が発生しやすいです。一応風切り音低減(WNRモード)をONにしてみたのですが、特に変わらず。不具合なのか個体差なのか許容範囲なのかは不明です。
1MORE EVOの外観と付属品
ファーストインプレッションはややずっしりとしたケースだなと。
ハイエンドらしいというか、さまざまな機能が詰まっているとそう感じました。
すべすべとした質感で、細部の作りはしっかりしています。
ホワイトだと指紋も目立たないので、カラーの選択肢としてはありだなと思いました。
ケース内部です。
イヤホンとケースの磁気はやや強め。落下防止にはなりますが、少し取り出しづらいなと。
中央にはペアリングボタンが設置されていました。マルチポイント同時接続に対応しているので便利です。
イヤホン本体には、10mm DLCダイナミック型ドライバーユニットを採用。
ダイナミック型とBA型のハイブリッド設計であり、再生周波数帯域は40,000hzの高音域まで実現しています。
また左右合計6つの内蔵マイクにより、クリアな音声通話ができます。
ケースはコンパクトで蓋の開け閉めなど扱いやすいです。
イヤホンも小さく軽量。人間工学アプローチによる適した形状となっており、つけ心地に癖なく快適に装着できました。
付属品は以下です。
・イヤーピース(XS/S/M/L/XL)
・USB-Cケーブル
・取扱説明書
イヤーピースは5サイズです。
軸は楕円で硬さは普通、傘は大きめで硬さは普通でした。
サードパーティ製のイヤーピースとの相性は手元になく不明ですが、ノズルが楕円なので使えない場合あり。
1MORE EVOの機能
1MORE EVOの各機能を紹介します。
バッテリー持ち
・ケース込みで最大28時間(フル充電2時間)
イヤホン単体で最大8時間、ケース込みで最大28時間です。
ただしANCをオンにすると最大5.5時間程度とややバッテリー持ちが悪くなります。
音楽再生のみであれば最大8時間のバッテリー持ちなので長め。テレワークなどの1日仕事でも良いパフォーマンスで使えます。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、7時間49分。ノイズキャンセリングONだと5時間12分でした。
置くだけのQiワイヤレス充電に対応。
操作性
基本的な操作は全て対応。専用アプリから操作方法のカスタマイズができます。
ただ2回タップ、3回タップの2つしか設定できないため、柔軟性に欠けます。
とりあえず再生と停止、音量調整だけ操作できるように設定しました。
タッチ操作は半テンポくらい遅れますが、そこまで気にならず使えています。
装着検知が使えるので、再生停止は別機能に割り当ててもいいなと思いました。
装着感
イヤーピースは5サイズあるので、耳のサイズに合うものを選べます。イヤホンが軽量なので、長時間つけていても大丈夫でした。
ジムやランニングしていても外れることなく使えており、ノイキャンをOFFでも遮音性は高いです。
音質とコーデック
コーデックはAACとLDACに対応してます。専用アプリからSoundIDを利用して、自分好みの音質にチューニング可能です。
音の粒度がはっきりしており、安価なイヤホンでは聞き取れない音まで再現できています。
ボーカルサウンドがクリアで低音と高音のバランスも良いです。ワイヤレスでこの音質が聞けるなら個人的に満足でした。
ハイレゾLDACも利用できるため、ワイヤレスでも高音質で聞きたい方におすすめです。
ノイズキャンセリング
結論から言うとノイキャン性能は良いです。ノイズキャンセリングは最大42dBのノイズ低減と幅は広く、国際的なSGS認証機関によりANC機能の認証を受けています。
ノイキャンON時はエアコンの空調音や冷蔵庫のモーター音(低めの環境音)などは、静かな環境だとほとんど聞こえなくなります。
ノイキャンをOFFにした状態(パッシブ/ノーマルモード)でも遮音性は高く周囲の音は低減されます。
また電車や車の走行音も軽減できており、周りが騒がしい環境でも集中して読書できました。
飛行機・電車・バスなど様々な環境に合わせて最大 42dBまでのノイズを低減
・マイルドモード
騒がしいカフェ、ショッピングセンター、オフィスなどの中音域の環境に最適
・WNRモード
強風時の騒音を低減したい時に最適
・スマートモード
環境ノイズに合わせ て自動的にカットし、バランスよく音源を再生
・環境パスモード
音楽を聴きながらでも、周りの音を聞き取りやすく調整
・ボーカルエンハンスモード
ボーカルを強調して聞きやすく調整
外音取り込み機能
ハイエンドモデルですが、外音取込みはやや自然さに欠ける動作でした。まだAirPods Proのようなイヤホンを外しているかのような動作にはほど遠い印象を受けました。
ただ周りの音を聞く分には十分な性能なので、イヤホンを外したくない方にはあると便利な機能です。
接続性&音飛び
iPhone 12 Pro Maxと接続して3日程度通勤時、ジム、コワーキングスペースで使用しました。どの環境でも途切れや接続不良はなく快適に使えました。
マルチポイント切り替えでiPad Air4やMacBook Proと繋いでみましたが、こちらも動作的に問題なかったです。
動画視聴時の遅延
検証としてiPhone 12 Pro MaxとMacBook ProでYoutubeとNetflixを見てみることに。共に何本か視聴しましたが、声と口とのズレは分かりません。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができます。
音ズレがシビアなゲームの場合は有線イヤホンが良いでしょう。
まとめ:1MORE EVO レビュー
この記事では「1MORE EVO」をレビューし、特徴やスペック、音質、良かった点、気になった点などご紹介しました。
さすがフラッグシップモデル。音質から使い勝手までパーフェクトなイヤホンでした。
全部入りスペックであり、ワイヤレスでハイレゾ音源を聞きたい方はEVOが適したイヤホンでしょう。
ノイキャン性能も良く、音楽再生だけなら8時間とバッテリー持ちも良し。
マルチポイント同時接続や装着検知などテレワーク需要にもしっかり対応できます。
通常19,990円のところ、発売から1か月限定16,990円で購入できるようですので、気になっている方はぜひ。
※2022年5月10日から6月10日までの1か月間限定特価