掃除機とモップがけが同時にできる画期的なコードレス掃除機がさらに進化。
以前同社のS5をレビューしましたが、進化したS7 Proがmakuakeで登場しました。
吸引と水拭きの2in1仕様の掃除機であり、床掃除ならこの1台で完結します。
また掃除後のメンテナンスも便利なセルフクリーニング機能を搭載しているため、とても使い勝手の良いコードレス掃除機です。
この記事では、Tineco FLOOR ONE S7 Proの外観や性能、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
- Tineco FLOOR ONE S7 Pro レビュー
- Tineco FLOOR ONE S7 Proの特徴
- Tineco FLOOR ONE S7 Proの外観
- Tineco FLOOR ONE S7 Proを使ってみての感想
- Tineco FLOOR ONE S7 Proはこんな人におすすめ
- Tineco FLOOR ONE S7 Pro レビュー:まとめ
Tineco FLOOR ONE S7 Pro レビュー
Tineco FLOOR ONE S7 Proの特徴
この項目では、Tineco FLOOR ONE S7 Proの特徴を紹介します。
掃除機とモップがけが同時にできるコードレス掃除機
Tineco FLOOR ONE S7 Proは、掃除機と水拭きが同時にできるコードレス掃除機です。
従来機のS5と同じく洗浄液入りの水が入ったタンクと汚水タンク、そしてブラシローラーによってゴミの吸引と水拭きができます。
Tinecoの公式Youtubeで液体汚れの掃除動画が公開されています。
フローリングやビニール床などの掃除に適しています。特にフローリングが汚れやすいダイニングテーブル下やキッチン周りの掃除におすすめです。
また水拭きを同時にするメリットとしては、ホコリが舞いにくいところを挙げられます。ハウスダストが苦手な方にも良いでしょう。
本体は自走式で掃除が楽
コードレス掃除機の上位モデルに採用されることの多い自走式です。ヘッド部分が自走することで押す力を加えなくても前に進みます。
はじめは勝手に進んでいく動作になれないかもしれませんが、大型のコードレス掃除機は自走式の方が楽に掃除しやすいです。
掃除後はセルフクリーニングでメンテナンスが楽
掃除が終わった後は充電スタンドに戻してセルフクリーニングボタンを押すだけ。
後はブラシローラーが回転し、汚れを除去。その後冷風乾燥となります。
その後は汚水タンクに溜まった水を捨てるだけです。汚水タンクの水は満水以下なら毎度捨てる必要はありませんが、衛生面を考えると捨てたほうが良いです。
もし忘れていても音声アシスタントで教えてくれたり、専用アプリからスマホに通知が来ます。
iLoopスマートセンサーテクノロジー搭載
このコードレス掃除機には、iLoopスマートセンサー機能が搭載されており、センサーがフローリングの汚れ具合を検出して、適切な吸引力と水拭きに使う水量を調整してくれます。
汚れている場合はディスプレイに表示されている青い部分が赤く光るので、分かりやすいです。またバッテリー量や掃除機の状態を確認できるアイコンなども表示されます。
バッテリー持ちや動作音、専用アプリについて
バッテリー持ちについては、AUTOモードで最大40分、MAXモードで最大25分です。
一度のフル充電で164畳相当(約300平米)の掃除ができるとのこと。
動作音はそれほど大きくないので、集合住宅でも安心して使えます。静かが1として、うるさいが5とするならば、中間の3程度です。
またiOSとAndroidで対応している専用アプリとの連携ができ、充電量の確認やタンクの状況、掃除した日などを確認できます。音声アシスタントのON/OFFも必要に応じて設定できます。
メーカー保証も2年間ついているので、万が一故障してもサポートを受けられます。
Tineco FLOOR ONE S7 Proの外観
Tineco FLOOR ONE S7 Proの外観や付属品を紹介します。
本体はハンドル部分と分かれているだけなので、差し込むだけで組み立ては終わります。
付属品は以下です。
・専用洗浄液
・3in1クリーニングツール
・HEPAフィルター、ホルダー
・付属品ホルダー
・アダプター
・充電台
・説明書類
説明書も日本語に対応して図解で説明されているので分かりやすいです。
黒と白のツートンカラーでシンプルなデザイン。
上部のタンクに入れたきれいな水がブラシローラーに、回転と吸引することで汚水タンクに汚れやゴミ類が貯まる仕組みです。
充電スタンドがなくても自立します。掃除を一時中断したいときにわざわざ充電スタンドに戻す手間がないので便利。
ちなもに動作中に自立状態にすると動作が止まり、自立状態を解除すると動作を再開できます。
2つのタンクについて
本体の前と後ろにタンクが搭載されています。
本体後ろにあるのが、浄水タンクと呼ばれる洗浄液と水を混ぜた物を入れるタンクです。
従来機のS5より浄水タンクが大容量(850ml)になりました。
ちなみに水だけでも汚れは落ちます。他の洗浄液は非推奨となっていました。
こちらは汚水タンクです。やや大きめ(720ml)に作られており、ここに吸引したゴミや汚水が溜ります。
汚水にはゴミなども含まれているので洗面所等に流す際は詰まりに注意が必要です。
できれば毎回捨てた方がいいですが、先ほどの浄水タンクの水がなくなってからでも良いと思います。
ただ臭いの強い液体(ケチャップやソース、牛乳など)を掃除したときは臭いと衛生面的にも水洗いすべきです。
汚水タンクにはHEPAフィルターがついています。こちらも水洗いできます。水洗いした後は十分に乾燥が必要です。
汚水タンクを水洗いした後は必ず取り付けてください。一度取り付け忘れたのですが、その時はヘッド部分から汚水が漏れてしまったので忘れないように。
このように2つのタンクによって、水拭きできる仕組みとなります。
充電スタンドについて
充電スタンドには付属している予備のパーツ類を置くことができるので便利です。
また壁掛けでもないので、どこでも設置できるところもいいと思いました。
掃除が終わった後に充電スタンドへ戻すのも楽。掃除機のヘッド部分とほぼ同じ大きさなので、スリムな設計です。
ボタン類は必要最低限
ハンドルは大きく持ちやすい形状です。
ボタン類は操作ボタン、電源ボタン、セルフクリーニングボタンの3つ。
オートモードは、iLoopセンサーがフローリングの汚れを検出して吸引力や水拭きに使う水量を調整します。MAXモードはどちらも最大で動作します。
そのほかに、ウルトラモード、除菌モード、吸水モードで使い分けができます。セルフクリーニング機能は充電スタンドに置いた場合のみ動作します。
掃除後のメンテナンスついて
掃除後のメンテナンスについて。セルフクリーニング機能で十分な場合がありますが、ブラシローラーの汚れが気になった場合は取り外して水洗いします。ブラシローラーは予備としてもう1つ付属しているため、定期的に交換して使っています。
特に液体汚れ(ケチャップやソース、牛乳など)色や臭いの強い物を掃除をした場合は、臭いの発生原因にもなるので都度水洗い推奨です。
ブラシローラーの取り外しは簡単です。このレバーを手前に引くとヘッドカバーが外れます。
柔らかな毛糸のようなブラシローラー。こびりついた汚れでも何度か前後しているときれいになります。
この手のブラシローラーは髪の毛やペットの毛が絡むことがありますが、フローティングクレーバーを搭載しており、圧力をかけながら回転するので絡みにくくなっているとのこと。
Tineco FLOOR ONE S7 Proを使ってみての感想
専用アプリと連携可能。
ロールモップの運転スピードを自由に変えたり、音声案内の音量を調整したりなどもできます。
■よかった点
・1度に掃除機と水拭きができる
・ホコリが舞いにくい
・メンテナンス性が高く衛生的
・自走式で掃除が楽
・動作音はそこまで大きくない
・専用アプリと連携できる
・最大40分動作のバッテリー持ち
・2年間の保証付き
■気になった点
・セルフクリーニング機能にUV除菌が欲しい
Tineco FLOOR ONE S7 Proはこんな人におすすめ
・フローリングの汚れが気になる方・液体物やキッチン周りの掃除に
Tineco FLOOR ONE S7 Pro レビュー:まとめ
以上が、Tineco FLOOR ONE S7 Proのレビュー内容です。
これ一台あれば、掃除機がけとモップがけが同時にできるため、時短につながるところが最大のメリットでしょう。
まためんどくさいメンテナンス周りもハンドフリーなセルフクリーニング機能が使えますし、汚水タンクの捨てるタイミングはアプリや音声アシスタントで知らせてくれるため便利です。
吸引力や水拭き性能にも不満なく使えており、我が家では主にキッチンのフローリングの掃除に大活躍しました。
油や調味料がフローリングに落ちたり、洗い物している際に水がはねて濡れたりと汚れやすい場所でもあるので、助かっています。
気になった点や注意すべきポイントとしては、セルフクリーニング後の乾燥で雑菌が気になるのでUV除菌などが搭載されていればよかったかなと思いました。
掃除機とモップがけが同時にできるところに興味がある方はぜひTineco FLOOR ONE S7 Proを使ってみてくださいね。