この記事では、POKITTERから発売されているAndroid TV10.0搭載のプロジェクター「POKITTER Relaks」をレビューします。
Netflix公式ライセンス認証を取得したプロジェクターで、Nexflixをこれ1台で楽しめます。
他にもAndroid TV 10.0を搭載しているので、YouTubeやHulu、Disney+、Prime videoなど、8000以上のアプリをDLして使えます。
プロジェクターとしての性能はフルHD解像度で明るさは400ANSIルーメン、投影に関しても自動で台形補正してくれるため、難しい操作や設定はありません。
またBluetooth接続にも対応しているので、お持ちのスピーカーやヘッドホン、イヤホンとも接続できます。
次の項目からスペックや外観、付属品、実際に使ってみたレビューをご紹介します。
POKITTER Relaks レビュー
POKITTER RelaksはAndroid TV10.0を搭載したポータブルプロジェクターです。
Fire TV Stickなど購入しなくともYoutubeやNetflix、Amazonプライムビデオのアプリがインストールされています。
また使い方はとても簡単です。白い壁があればスクリーンなしで投影でき、オートフォーカスによる自動調整ですぐに動画コンテンツを楽しめます。
投影サイズは最大200インチ、400ANSIルーメンと昼間でも少し暗い部屋であれば視認性も良いです。
スペック
機種名 | POKITTER Relaks | POKITTER Go |
---|---|---|
解像度 | フルHD1080p | フルHD1080p |
明るさ(ANSIルーメン) | 400 | 200 |
搭載OS | Android TV 10.0 | Android TV 10.0 |
スピーカードライバー | 10W×2 | 3W×2 |
投影サイズ | 最大200インチ | 最大200インチ |
フォーカス | オートフォーカス | 手動フォーカス |
台形補正 | 垂直/水平 | 垂直方向のみ |
Netflix公式ライセンス認証 | ◯ | ◯ |
価格 | 55,800円 | 39,800円 |
POKITTER Relaksのスペックです。POKITTER Goと比較表にしてみました。
スペック差をみるとPOKITTER Relaksの方が上位です。
筆者的にはオートフォーカス機能はあると便利で投影距離に応じて自動調整できると手間がなくなります。
また明るさも400ANSIルーメンなので多少明るくとも、映像の視認性は良く昼夜問わず使えます。
価格差はありますが、POKITTER Relaksがおすすめです。
良かった点
POKITTER Relaksの良かった点を紹介します。
・動画アプリがプリインストールされている
・高画質で設定いらずのオートフォーカス搭載
まず解像度については100インチ超えの投影でも鮮明に綺麗に映っています。
多少明るい部屋でも見ることができるので昼間でも使えますし、向きを変えれば天井に投影することも可能です。
またAndroidTVが搭載されているのでGooglePlay上から対応アプリをダウンロードして使えたり、メジャーどころの配信サービスはほとんど対応しています。
プロジェクターといえば排気音がうるさいケースがありますが、現状使っている分には気にならず静かと言ってもいいでしょう。
設置や設定についてもプロジェクターと壁との距離に合わせて自動補正なので、機械操作が苦手な方でも安心です。
気になった点
POKITTER Relaksの気になった点を紹介します。・初回起動時が爆音
内蔵スピーカーの音質は普通です。高音質で映画など楽しみたい方はBluetooth接続できるので外部スピーカーやイヤホンで楽しむといいでしょう。
あとは初回起動時のシステム音量が最大になっているので、予めリモコンを用意して音量を下げた方がいいです。
外観、付属品
本体はB5用紙くらいのサイズ感でコンパクトだと思います。
シルバーとブラックのツートンカラーで高級感のある見た目です。
横から撮影してみました。
サイズは21 x 14 x 17cmです。重さは約1.5kg。
背面は排気用のスリットがあります。
各種端子はこちらに集約されており、10Wスピーカーが2つ内蔵されています。
TVと書かれているところを開けてみるとHAKOMINIというNETFLIX認定TVボックスが搭載されていました。
背面のインターフェイスは下記です。
・DC端子
・USB-A端子
・HDMI端子
・AUX端子
HDMI端子経由でパソコンやスマホ、ゲーム機などの拡張、ミラーリングに対応しています。
投影性能は解像度1080P、輝度400ANSIルーメン、投影サイズ最大200インチ※1、投影距離1m〜3m、投影スケール4:3/16:9です。
投影距離が1.35m〜なので狭い部屋でもこれくらい距離があれば設置可能です。
筆者の部屋で投影した際は、プロジェクターから壁まで約1.7mで投影サイズが横120cm、縦70cmでした。55インチテレビくらいです。
※1 amazon販売ページの表記
本体上部には電源ボタン。
本体底面には、三脚用のネジ穴がありました。
サイズ比較として2リットルペットボトルと撮影してみました。
付属品です。電源アダプタはやや大きめ。
本体でもリモコンで一通り操作ができます。
リモコンは単四電池2つ必要でした。付属はしていません。
使ってみた
まずは昼間にカーテンを開けて撮影してみました。
明るい時間帯でも視認性は高いです。ただ写真よりも実際はもう少し薄く投影されています。
設定画面です。Android TV10.0が搭載されています。
Netflix公式ライセンス認証プロジェクターなので、Netflixで映画やドラマなどこれ1台で楽しめます。
ホーム画面はシンプルでプリインストールのアイコンが並んでおり、GooglePlay経由で他のアプリをDLして使えます。
夜になって真っ暗な部屋で投影しました。真っ暗だとかなり高画質に鮮明に投影できています。
今回投影している壁紙は少し柄が入っておりザラザラしているのですが、おそらく真っ白の壁紙だったりスクリーンへの投影だともっときれいに映るはずです。
大画面サイズで映画やドラマ、アニメなど楽しむのにプロジェクターは良いですね。
投影しているところをわかりやすいように撮影してみました。
短い距離でも大きく投影できると多少狭い部屋や設置場所が限られた環境にもマッチしそうです。
距離を取れば最大200インチの投影ができるプロジェクターです。
良かった点でも取り上げましたが、2時間程度映画を見ていても排熱音やファン音が静かで静音性に優れています。
ヘッドホンやイヤホンをつけていると気にならない部分ですが、安いプロジェクターだとかなりうるさいものもあるのでその点いいなと思いました。
POKITTER Relaks レビューまとめ
この記事では、Android TV10.0搭載のプロジェクター「POKITTER Relaks」をレビューしました。
高級感のあるデザインで使っていない時もインテリアになるプロジェクターです。
映画やドラマ、アニメをみる分には満足できるスペックであり、オートフォーカス機能付きで面倒な設定要らず。
1万円程度の格安プロジェクターよりは高めですが、静音性や高画質、AndroidTV10.0搭載などを考えると妥当な価格だと思います。
動画アプリメインで紹介しましたが、HDMIケーブルでパソコンやゲーム機器と接続できるので、外部出力としても使えますよ。