クラウドファンディングサイトMakuakeで500人以上の支援が集まったノイズキャンセリングヘッドホン「Mu6 Space1」の後継機が新登場!
Mu6 Space2は、1万円台という低価格帯に加えて外側と内側の集音マイクにより、最大で40dBの雑音をカットできるハイブリッド式ノイズキャンセリング機能を搭載しています。
・クアルコムチップとaptX LLコーデックによる高品質なオーディオ体験を実現。
・耳に心地よい快適な装着感&持ち運びに便利な折りたたみ収納ケース付き。
国内で販売している他社製と引けを取らないノイキャン性能で、飛行機や電車、人が多い場所でも快適なリスニング環境で音楽、動画、学習に使えます。
Mu6 Space1と比べてもヘッドホンパッドのクッション性が向上。側圧もちょうどよく、快適なフィット感で使うことができます。
この記事ではMu6 Space2の外観や音質、性能、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
- Mu6 Space2
- Mu6 Space2 レビュー
- Mu6 Space2の音質とコーデック
- Mu6 Space2のノイズキャンセリング性能
- Mu6 Space2の接続安定性
- Mu6 Space2の遅延
- Mu6 Space2を使ってみての感想
- Mu6 Space2はこんな人におすすめ
- Mu6 Space2 レビュー:まとめ
Mu6 Space2

※4/10よりMakuakeにて支援可能。本レビューはメーカー様より提供されたものを使用しています。
Mu6 Space2 レビュー
Mu6 Space2の仕様と特徴をご紹介。
まずメイン機能であるノイズキャンセリング機能は、ハウジングの外側と内側に集音マイクを搭載することで、最大40dBの騒音をカットすることができます。
ノイキャン強度は強と弱の2段階。実際に使ってみると室内では空調の音や冷蔵庫の動作音が消え、聴力測定用のボックスに入ったような感覚です。※ノイキャン強
また外音取り込み機能があり、音楽再生中にハウジングに手をかざすと、音量が小さくなりわざわざヘッドホンを外されなくても会話や周囲の音を聞くことができます。
ドライバーには40mmのダイナミックドライバーを採用、コーデックはAAC、aptX、高音質&低遅延のaptX-LLにも対応。音楽のみならず映画、ゲームなど幅広いエンタメ利用が可能です。
音質は、低音域~中音域をメインにフラットで自然なサウンドチューニング。遮音性も高く没入感や臨場感の高いリスニング体験ができます。
イヤーパッドには高密度合皮と低反発クッションを採用、最適な側圧で長時間のリスニングに適しています。
専用アプリもあり、低価格ながらも多機能さはポイントでしょう。
仕様
ノイキャン性能 | ハイブリット式ANC |
---|---|
ドライバー | ダイナミック40mm |
Bluetooth | v5.0 |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX-LL |
バッテリー持ち | 20時間(ANCオン) 25時間(ANCオフ) |
充電時間 | 4時間 |
充電方法 | USB Type-C |
有線接続 | ○ |
外音取り込み機能 | 〇 |
専用アプリ | 〇 |
サイズ | 171×200mm |
重量 | 290g |
同梱されていたものは以下です。
・Mu6 Space2本体
・充電用USB Type-Cケーブル
・2.5-3.5mmオーディオケーブル
・収納ケース
・ユーザーガイド
外観


Mu6 Space1のときもそうでしたが、1万円台ながら安っぽさはなく、細部までしっかり作りこまれた重厚感のあるデザイン。
より質感がアップし、高級感が増したように感じます。カラーはブラックのみ。


バランスの取れた中音域とハイレベルのアグレッシブな低音域の再生を実現したとのこと。
イヤーパッドに上質な高密度メモリフォームを採用。柔らかく肉厚の低反発タイプ。
質感と装着感ともに良く、遮音性も高いです。ただ暑い時期などはムレやすさもあり。
今メインで使っているBOSEのNCH700は側圧強めですが、Mu6 Space2はちょうど良く長時間使用しても頭が痛くなりづらいです。
これはヘッドホンを使用する上で重要なので、個人的に高い評価ポイントです。
柔らかく革製のヘッドバンド。クッション性が高く、曲げ伸ばしによる耐性も十分にあります。
スライダーは金属製で剛体も高そう。またスムーズに動くため、ヘッドフォン装着時にサイズ調整しやすいです。


そのため、コンパクトに折り畳めるので旅行や通勤通学など持ち運びに便利です。
イヤーカップ内側には赤外線センサーを搭載。
これにより、ヘッドフォンを外せば音楽や動画を停止、再び着けると再生が可能です。※アプリで機能のON/OFF可能
わざわざ操作することなく自動機能なため、使えるシーンは多いと思います。
左側のハウジングに操作インターフェイスが集約されています。
Mu6のロゴを中心として、上下左右にスライドすることで再生停止、音量調整、曲送り戻りに対応したタッチセンサー式。
またハウジングに手を覆うと音量が一時的に小さくなる外音取り込みモードに。
これは、音楽を止めることなく一時的な会話や周囲の音、機内アナウンスを聞くことができる機能です。
左側のハウジングには、電源ボタン、ANCボタン、USB Type-Cポート、オーディオポート、マイクが配置されています。
ANC切り替えはノイズキャンセルオン・ノイズキャンセルオフ・外音取り込みモードです。
Bluetoothペアリングは、電源ボタンを5秒長押し、ペアリング解除は2回押し、初回は電源ONでペアリングモードに。


バッテリー持ちはノイキャンONで約20時間(OFFで約25時間)とロングバッテリー仕様です。
電源ON時に、再度電源ボタンを押すと音声でバッテリー残量をアナウンスしてくれます。
オーディオケーブルでの有線接続もできます。
専用アプリ「Mu6 Connect」
専用アプリをDLすれば、ノイズキャンセリングの強度を2段階調整、自動電源OFFを無効、ヘッドホンの装着状態に応じて再生、停止など設定可能です。

Mu6 Space2の音質とコーデック
まずコーデックはAACとaptX、aptX-LLに対応しています。
iPhoneよりも、aptXコーデックに対応したAndroidスマホで聞いたほうがよりクリアで高解像度の音質で楽しめました。
またapt-LLに対応しているため、高音質かつ低遅延なサウンドで楽しむことができます。
特徴を挙げるとすれば、低域~中域が得意な印象。全体的にフラットでバランスのとれた音でもあります。
有線ヘッドフォンには勝てませんが、大型ドライバーで迫力あるサウンドを再生できるので、ワイヤレスで映画を見たい方におすすめです。
Mu6 Space2のノイズキャンセリング性能
Mu6 Space2を購入する上で気になるのがノイズキャンセリング性能です。
旧機種のMu6 Space1もなかなかのノイキャン性能でしたが、より性能が向上しているように感じました。
現在メインで使用しているBOSEのNCH700と比較してみたところ、差を感じられないほどの性能でした。
ノイズキャンセリングをONにした場合、防音室内にいる体験が可能。空調音や低い動作音などはほとんど聞こえなくなります。
目の前にいる人の話し声や金属音などの高音域に関しては聞こえます。ノイキャン性能が気になっている方も満足できる性能かと思いました。
ヘッドホン本体からだとONかOFFしかできませんが、一応アプリ経由で設定すれば2段階(弱・強)の切り替えができます。
先ほども紹介しましたが、左側のハウジングを手で覆えば外音取り込みができるので、切り替えの利便性も高いです。
Mu6 Space2の接続安定性
自宅ではMacBook Proと外ではiPhone 11 Pro、Xiaomi MiMix3と接続して検証してみました。
まず自宅では一切途切れなどは発生せず、パソコンが置いてある部屋から10mほど離れても音楽再生は止まることなく使えています。
駅構内や町中など人が多い場所でも途切れは発生しませんでした。
Mu6 Space2の遅延
低遅延コーデックであるaptX-LLに対応。Xiaomi MiMix3でYouTubeやNetflixで検証したところ全く声と口のずれは感じません。
これなら映画やアニメ、ゲームなど様々なコンテンツをノンストレスで楽しめるでしょう。
Mu6 Space2を使ってみての感想
■よかった点
・高いノイズキャンセリング性能
・外音取り込みモード搭載
・着け心地の良いイヤーパッド
・高級感のあるデザイン
・最長25時間のバッテリー持ち
・aptX-LLコーデックに対応
■気になった点
・ややタッチ操作の反応に癖あり
Mu6 Space2はこんな人におすすめ
・ノイズキャンセリングヘッドホンが欲しい方
・ワイヤレスで映画を楽しみたい方
・飛行機用のデジタル耳栓として
Mu6 Space2 レビュー:まとめ
この記事は、Mu6 Space2についてご紹介しました。
ノイズキャンセリング性能に関しては、3万円台のヘッドホンと同等の効果を感じました。
空調や低めのノイズ、車が通過する際の音、配管を通る水の音など普段気になる雑音をしっかりとカットしてくれます。
また小さめであればテレビの音など気にならない程度まで軽減可能でした。
音質面ではAACだと1万円以下のクオリティでしたが、aptXだと一気にクリアにそして解像度がぐっと上がり、空間表現が広がります。
低音もしっかりしており、中音寄りでボーカルがとても近く聞きやすいなと感じました。動画を見ていても遅延がわからない程度で再生できています。
スライドタッチによる操作はやや癖があるので、誤操作になりがちですが、手で覆うだけで外音取り込みモードにできたり、再生停止くらいなら問題なくできました。
価格は16,368円〜でMakuakeにて応援購入可能です。ノイズキャンセリング、aptX-LLコーデック対応のヘッドホンが欲しい方はぜひチェックしてくださいね。
BOSEの最新ノイズキャンセリングヘッドフォン「NCH 700」もレビューしているので、合わせてご覧ください。
【関連】BOSE NCH 700 レビュー
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