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【M-SOUNDS MS-TW33 レビュー】遅延を改善するゲーミングモード搭載!ANC&外音取り込み機能あり

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M-SOUNDSは、高性能ハイブリットアクティブノイズキャンセリングを搭載したイヤホン「MS-TW33」を発売しました。

パッシブノイズアイソレーションとFF/FB方式を併用したノイズキャンセリング機能で、不要な周囲ノイズを大幅にカットします。

また音の遅延を改善するゲーミングモード(70ms)により、ゲームや動画用のイヤホンとしておすすめです。

テレワークなどの長時間使用にも安心な最大8時間連続使用、ケース込みでは最大27時間の連続使用に対応しています。


M-SOUNDS MS-TW33 レビュー

この記事では「M-SOUNDS MS-TW33」をレビューし、スペックや特徴、良かった点、気になった点などご紹介します。

スペック

Bluetooth v5.2
対応コーデック SBC、AAC
連続使用時間 最大8時間
ケース込み最大27時間
防水性 IP54
片耳使用
ノイズキャンセリング
外音取り込み機能
急速充電
ワイヤレス充電 -
充電ポート USB-C
操作方法 タッチ式
参考価格 8,800円

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カスタマーレビュー・評価を見る

M-SOUNDS MS-TW33の特徴

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M-SOUNDS MS-TW33の主な特徴は以下の3つです。

・最大8時間の連続使用
・遅延70msのゲームモード
・高性能ハイブリットANC搭載

最大8時間の連続使用

ANCやゲーミングモードをOFFにすれば、最大8時間の連続使用ができます。

このバッテリー持ちであれば、朝から夕方くらいまでは充電なしでテレワーク中のWeb会議や作業BGMを聞くためのイヤホンとして使用可能です。

ケース込みだと最大27時間なので、使わない時に充電ケースに入れておけば外出先でもバッテリー切れの心配はないでしょう。

注意点としてはANCとゲーミングモードがONの場合、3時間程度バッテリーが悪くなります。これは他のANC搭載イヤホンでも同様なので仕方ない部分です。

70ms程度のゲーミングモード

たまにこうした低遅延モードを搭載しているイヤホンが増えています。

その中でも本モデルの70msはさらに低遅延となっており、通常200ms(0.2秒)が70ms(0.07秒)まで短縮されるのはすごいです。

ただ普通に動画を見ている分には両者の差はほとんど分かりませんでした。使っていて遅延が気になる場合やゲームプレイする際はONにするといいでしょう。

高性能ハイブリットANC搭載

パッシブノイズアイソレーションとFF/FB方式を併用したハイブリッド型ノイズキャンセリングです。

どの程度ノイズをカットできるかdB(デシベル)では表記されていないのでわかりませんが、ANCオンにした時はしっかりと空調音などの低音ノイズは消えました。

また閉鎖感、圧迫感のないノイズキャンセリングなので、デジタル耳栓として長時間つけていても耳が痛くなりづらいです。

どうしても高い音や大きすぎる音は聞こえますが、周囲の音を軽減して勉強やゲームに集中したい時はかなり有効です。

M-SOUNDS MS-TW33はこんな人におすすめ

M-SOUNDS MS-TW33はこんな人におすすめです。

・ノイズキャンセリング機能が欲しい方
・動画やゲームを楽しみたい方
・バッテリー持ちが良いイヤホンが欲しい方

Amazonで定価8,800円で購入できます。カラーも4色あり好きな色を選べます。

1万円以下でノイキャンや外音取り込み、ゲーミングモードなど一通りの主要機能は搭載されており、セール価格で安くなっている時は狙い目です。

M-SOUNDS MS-TW33の良かった点

M-SOUNDS MS-TW33の良かった点は以下の3つです。

・周囲の雑音をカットするノイキャン
・最大8時間の連続使用、急速充電対応
・一通り揃った上位スペック

周囲の雑音をカットするノイキャン

ノイキャン性能は良いです。パッシブ(ANCオフ)でもある程度遮音性が高く、耳を澄ますと空気清浄機やデスクトップPCのファン音が少し聞こえます。

ただその音がANCオンにすることで消えます。たまに閉塞感や圧迫感を感じるANCがありますが、本モデルはそこまで強く感じないので長時間デジタル耳栓としても使えました。

地下鉄ではある程度カットできますが、聞こえる音も多いです。新幹線のように元から静かな車内だとかなり静寂になります。

総じてノイキャン性能は良いと思いました。

最大8時間の連続使用、急速充電対応

先ほどの特徴でもお伝えしましたが、最大8時間の連続使用ができます。

実際は6-7時間程度ですが、連続で使用することを考えると十分なバッテリー持ちです。

またケースでこまめに充電すれば、しばらくはケースからの充電で使えます。

万が一充電がなくなっても15分の充電で2時間程度使える急速充電にも対応しているので安心です。

一通り揃った上位スペック

低遅延モードやMCSync、外音取り込み、急速充電、IP54相当の防水・防塵設計と一通り便利な機能を搭載しています。

M-SOUNDS MS-TW33の気になった点

M-SOUNDS MS-TW33の気になった点は以下の1つです。

・aptXコーデックに非対応

イヤホンは4gと軽いが、やや大きめ

イヤホンの重さ4gというのは軽量なタイプです。つけていても軽くて耳が疲れにくい傾向にあります。

ただ他のイヤホンと比べると少し大きめなので、耳の形にフィットしないとつけ心地に影響するかもしれません。

耳の小さい方ならはみ出て見えることも。ただ軽いのでイヤーピースのサイズがあればランニングなどの運動目的でも使えると思います。

M-SOUNDS MS-TW33の外観と付属品

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カラーはピアノブラック調の光沢があります。

少しホコリが目立ちやすいかなとは思いますが、上質なデザインなのでかっこいいです。

サイズ感はやや大きめ。ただポケットに入れて嵩張るサイズではないです。


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イヤホンはシルバーカラーのアクセントデザイン。

ややプラスチック的なチープさがありますが、ツートンカラーは悪くないです。

一度ペアリングしてしまえば蓋をあけるだけで素早くペアリングされるので便利でした。


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イヤホン本体には、聴き疲れしないクリアでナチュラルなサウンドを生み出す「バイオセルロース・ドライバー」を採用。

また左右イヤホンそれぞれで信号受信し安定した通信ができるMCSync方式を採用しています。

高感度MEMSマイクによるクリアな通話環境、高性能ハイブリッドANCによるノイキャン性能、70msのゲーミングモードなどの機能を持っています。


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サイズ感をわかるようにと、AirPods Proと大きさ比較してみます。

縦はややスリムですが、横は少し長め。ワイヤレスイヤホンのケースとしてはスタンダードなサイズ感です。

イヤホン本体は少し大きめかなと。ただ4gと軽量タイプなので長時間つけていても耳が疲れにくい傾向にあります。


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付属品は以下です。

・イヤーピース(S/M/L)
・USB-C to Aケーブル
・取扱説明書


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イヤーピースは3サイズです。

傘や軸はスタンダードなタイプでした。耳に合うサイズでフィットすれば、遮音性は高いです。

M-SOUNDS MS-TW33の機能

M-SOUNDS MS-TW33の各機能を紹介します。

バッテリー持ち

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・イヤホン単体で8時間(フル充電2時間)

・ケース込みで最大27時間(フル充電2時間)

・15分の充電で2時間の音楽再生ができる急速充電に対応

イヤホン単体で最大8時間、ケース込みで最大27時間です。

最近のワイヤレスイヤホンとしてはバッテリー持ちが良いタイプ。

テレワークなどの長時間使用を想定しても使えますし、バッテリー切れもなっても急速充電に対応しているのですぐにまた使えます。

バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、8時間4分。ノイズキャンセリングONだと6時間11分でした。

※ANC/外音取込/ゲーミング機能を使用した場合、再生時間は3割程度短くなります。

操作性

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再生/停止 どちらかを1回タップ
曲送り 右側を3回タップ
曲戻り 左側を3回タップ
音量+ 右側を2回タップ
音量ー 左側を2回タップ
音声アシスタント 右側を2秒タップ
低遅延モード 左側を長めにタップ
機能切り替え 右側を長めにタップ

※機能切り替えは、ノーマルモード→ノイキャン→外音取り込みの順

タッチ操作で反応が良く、ほとんどイヤホン側からできます。ただ片耳使用の際は一部操作に制限があり。

機能切り替えは右側を2秒程度タップすると、順に切り替わります。

ゲーミングモードは左側を2秒程度タップで、ONの時だけアナウンスが流れます。

装着感

つけた時の安定感はとても良いです。自然で圧迫感のないつけ心地なので長時間つけていても耳が痛くなりづらいです。

階段の上り下り、ランニング、ジムでも使用してみましたが、外れることなく使うことができました。

遮音性はとてもよく、音楽や作業に集中したいときに最適なイヤホンです。音楽再生しなくてもある程度周囲の雑音はカット可能です。

音質とコーデック

まずコーデックですが、SBCとAACに対応しています。

音質はやや低域のもやっと感が気になりましたが、中高音寄りで曲によってはボーカルとの距離感がとても良く聞きやすかったです。

ロックやEDMなどの低音ガンガンタイプよりはボーカル主体のJ-POPが合うと思います。個人的によく聞くYOASOBIとの相性はいい感じでした。

点数で評価すると、5点中4.5点です。※iPhone 12 Proとの接続、Amazon Music HDの感想 

ノイズキャンセリング

ノイキャンをOFFにした状態(パッシブ/ノーマルモード)でも遮音性は高く周囲の音は低減されます。

ノイキャンON時はエアコンの空調音や冷蔵庫のモーター音(低めの環境音)などは、静かな環境だとほとんど聞こえなくなります。

地下鉄内では走行音など高めの音は普通に聞こえますが、低めの音はかなり低減されています。

外音取り込み機能

マイク集音感が強めですが、周囲の音を聞きたい分には十分な性能です。

音楽を大きめの音量だとほとんど聞こえませんが、小さめなら周りの人と話せます。

ノイキャンから数秒タップで切り替える面倒さはありますが、いちいちイヤホンを外したくない方にはあると便利な機能です。

接続性&音飛び

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▲MCSync左右同時伝送対応

iPhone 12 Proと接続して、主に自宅、コワーキングスペースで使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。

駅構内や電車内など歩いていると、稀にブツっと音飛びしますが、復帰は一瞬。

その頻度も少なく目的地と家の往復で1回あるか程度です。

ちなみにMacBook Pro(Intel)やiPad Air4と接続してみると、途切れや接続不良はなく使うことができました。

動画視聴時の遅延

検証としてiPhone 12 ProでYoutubeとNetflixを見てみることに。

通常モード、ゲーミングモード(70ms)共に何本か視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。

映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。

まとめ:M-SOUNDS MS-TW33 レビュー

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この記事では「M-SOUNDS MS-TW33」をレビューし、特徴やスペック、音質、良かった点、気になった点などご紹介しました。

M-SOUNDSは、VGPという国内最大級のオーディオビジュアルアワードで受賞するほど実績のあるメーカーの1つです。

本モデルもVGP2022にて受賞しており、プロが厳選して評価したイヤホンなのは間違いありません。

数多くのメーカーからこぞって様々なワイヤレスイヤホンが販売されており、中にはコスパが悪く粗悪品も。なのでこうした受賞イヤホンから選ぶという選択肢は個人的にありかなと思います。

M-SOUNDSのTWシリーズからの買い替えやセール時に安くなっていたら必見なイヤホンです。

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