最近、スタビライザーを使って動画撮影している人をよく見かけませんか?
YouTubeやInstagramなどのソーシャルメディアが台頭する現在、スマホで動画撮影というものがとても身近になりましたよね。
確かに最近のスマホは画質、音質ともにとても高品質であり、軽い撮影程度であれば全く問題ありません。
しかし、「スマホは手ブレにとても弱い」ということを知っていましたか?
そんな手ブレ問題を解消してくれるスタビライザー「MOZA Mini-MI」を開封、そして数日間しっかりと使用した上での感想や使い勝手をレビューしましたので、ぜひご覧ください。
- MOZA Mini-MI レビュー
- MOZA Mini-MIの良かった点と気になった点
- MOZA Mini-MIはこんなひとにおすすめ
- MOZA Mini-MI レビュー:まとめ
- Amazonでアクションカメラをお得に安く購入する方法
MOZA Mini-MI レビュー
MOZAとは?

MOZAとは、中国の深センに本社を構えるテクノロジーブランド「Gudsen Technology Co., Ltd.」の主力製品であるジンバルのシリーズ名称です。
「Gudsen」は、主にスタビライザーやそれに関するアクセサリーを販売しております。
日本では、株式会社リンクスインターナショナル様が国内公式代理店となっており、ECサイトや大手家電量販店にて購入可能です。
現時点で多くの知的財産権と特許を取得し、日本のみならず世界中でも高い人気と評判を誇っているため、Gudsenはこれからのカメラアクセサリー市場を賑わせてくれるメーカーのひとつと言えるでしょう。
さっそく開封

外箱はApple製品のようなシンプルな印象を受けます。
品名、そして商品のスタビライザーがデザインさせているだけなので、ひと目でどのような商品なのかが理解できるようになっています。
外箱を開けると、このようなポーチが同梱されていました。
形、質感ともに良く、作りもしっかりとしているためスタビライザーを運ぶ際や、傷を付けたくないものを入れるのにピッタリです。
先程の写真では少しわかりにくかったですが、ポーチの真ん中には「MOZA」のロゴが書かれております。
主張しすぎていないデザインがとても良いですね。
ポーチを開けると、本体が入っていました。
本体は全面マットブラックの塗装が施させており、見た目はとても1万円台で買えるスタビライザーとは思えない風格を漂わせています。
ここでひとつ注意です。
電源を入れる前に、必ずロックボタンを解除し全てのスクリューを調整してください。
これをせずにいきなり電源を入れてしまうと、スタビライザーの持ち手の部分が回転してしまいます。注意しましょう。
付属品はシンプル

付属品はこのような感じでした。
・説明書
・ロゴステッカー
・メッセージカード
・USBケーブル
・ミニ三脚
とてもシンプルで、必要最低限のものしか同梱されていません。
しかし、スタビライザーを快適に使うためのものは全て同梱されているため、十分と言えるでしょう。
操作方法
この[]を使うにあたってとても大切なのが、操作方法を覚えることです。
基本的な操作としては、上のジョイスティックと下のダイヤルを使用します。
その中でも覚えておいてほしい操作が2つあります。
・ダイヤルの下部をタブルクリック: 向きを正面に戻す
・電源ボタン長押し: 電源オフ
この2つさえ覚えておけば、問題なく撮影を行うことが可能です。
是非覚えておきましょう。
左にあるLEDに関しては、この「MOZA Mini-MI」本体のバッテリー残量を表示しているため、定期的に確認しておきましょう。
バッテリーレベルの確認
上部、下部ブルーの点灯 | 70-100% |
---|---|
下部のみのブルーの点灯 | 30-70% |
ブルーのライト点滅 | 0-30% |
赤点灯 | 充電中 |
また、充電は本体下部にMicro-USBポートがあるため、そこに付属のUSBケーブルを差し込めば充電可能です。
充電時間は約3.5時間とのことなので、寝ている間や暇なときなどに行っておきましょう。
スペック
ここからは「MOZA Mini-MI」のスペックについて解説していきます。
重量 | 543g |
---|---|
最大積載量 | 300g |
バッテリー容量 | 2100mAh |
ワイヤレス充電出力 | 5W |
軸制御範囲 | ヨー軸:±360° (連続) チルト軸:±165° (連続) ロール軸:±310° (連続) |
バッテリーに関してはとても大容量で、この2100mAhというのはAppleのiPhone XS のバッテリー容量に匹敵します。また、連続駆動時間は約10時間となっています。
そのため、長時間撮影や旅先での撮影でもあまりバッテリーを気にする心配はないでしょう。
実際に撮ってみました
説明をするよりも実際に比べたほうが分かりやすいと思うため、今回は iPhone SE(第2世代)を使用して、
動画撮影の際の手ブレやモーションを「MOZA Mini-MI」あり、「MOZA Mini-MI」なしで比較していきたいと思います。
MOZA Mini-MIなし(歩く)
MOZA Mini-MIあり(歩く)
「MOZA Mini-MI」なしのほうは若干動きがカクついており、見づらい映像となっています。
しかし「MOZA Mini-MI」ありは動きがとてもなめらかで、長時間でも見やすい映像となっています。
次は軽く走ってみました。
MOZA Mini-MIなし(走る)
MOZA Mini-MIあり(走る)
先程の動画よりも違いが分かりやすいのではないでしょうか。
「MOZA Mini-MI」なしは、手ブレのせいで何が起こっているのかほとんどわかりませんが、「MOZA Mini-MI」ありは手ブレや乱れなどがほとんどなく、シネマチックな映像が撮れています。
移動している映像、また走っている映像を撮りたいという方には「MOZA Mini-MI」はマストと言えるでしょう。
使ってみての感想
使ってみての感想としては「本格的なスタビライザー」を感じることができました。
実際に撮影した動画はもちろんのこと、本体の質感や操作感など「MOZA Mini-MI」自体にも満足感を感じました。
また、ケースから出して使う際のロック解除には手間取ってしまう可能性があります。
慣れてしまえばあまり問題はないのですが少しコツが必要なので、野外で使う前などには組み立て方を予習しておいたほうが良いかもしれません。
ワイヤレス充電が嬉しい

なかでも、個人的に嬉しかったのがこの「ワイヤレス充電」です。
スマートフォンを固定して撮影する際、スマートフォンの背面部分にQiチャージャーが埋め込まれており、動画撮影を行いながらスマートフォンを充電することができます。
動画撮影は思っている以上にバッテリーを消費するため、この機能はとても嬉しいです。
しかし、ワイヤレス充電を長時間行えば行うほど「MOZA Mini-MI」本体の充電の消費は早くなるので、その点の注意は必要です。
MOZA Mini-MIの良かった点と気になった点
■よかった点
・コスパがいい
・機能面でとても優れている
・使用する上での満足感がある
■気になった点
・重い、かさばる
・充電端子がType-Cではない
なかでも特に残念だったのは「充電端子」についてです。
最近のスマートフォンやパソコンは、充電端子がType-Cのものが増えています。
しかし、この「MOZA Mini-MI」は充電端子がMicro-USBなため、現在使っているスマートフォンやパソコンがType-C対応の場合、別途「MOZA Mini-MI」のためにMicro-USBケーブルを持ち運びしなければいけません。そのため、少し面倒であることは否めません。
また、Type-Cであれば高速充電も可能であるため、より充電時間の短縮も図ることができるはずです。
この点については、今後発売される新作のスタビライザーに期待ですね。
MOZA Mini-MIはこんなひとにおすすめ
・スマートフォンで外撮りをしたい人
・YouTube、Vlogを始めたい人
・コスパの良いスタビライザーを探していた人
特に、外撮りをよくするYouTube、Vlogクリエイターにはとてもおすすめです。
本体は少し大きめですが、シンプルな形、目立ちにくい色のため、あまり周りの人に威圧感を与えることなく撮影することが可能です。
MOZA Mini-MI レビュー:まとめ

以上が、「MOZA Mini-MI」のレビュー内容です。
私は今まで本格的なスタビライザーというものを今まで使用したことがなかったため、事前知識などはほとんどなく使用しましたが全く問題ありませんでした。
むしろ、初心者の私でも簡単に使えてなおかつ良い動画も撮影することができたため「今までスタビライザーを使ったことがない」という人にもおすすめです。
動画撮影に興味のあった人や良いスタビライザーを探していた方々、コスパ最強の「MOZA Mini-MI」是非いかがでしょうか。
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