Feiyu Pocket 3は、カメラヘッドと本体リモコンが分離したセパレート型のジンバルカメラです。
カメラヘッド単体で使えたり、最大10mほどの距離であればワイヤレスでの操作も可能。
1週間ほど使用しましたが、コンパクトで軽量、操作系もシンプルで使いやすく、手振れ補正も強いので動画撮影に不慣れでもそれなりにクオリティ高いものを撮影できました。
搭載された各モードによりVLOGや旅先での思い出撮影、自転車やバイクでのウェアラブルカメラ、PCと接続してWebカメラとしてもおすすめです。
この記事では、Feiyu Pocket 3の外観や使ってみて良かった点、気になった点についてご紹介します。
Feiyu Pocket 3 レビュー
Feiyu Pocket 3を実際に使ってみて思ったのは手軽にクオリティ高い撮影ができるという点です。
普段iPhoneで撮影していることが多い筆者ですが、撮影レベルは素人ながらも普段通り撮影した動画を見返すといい感じにそれっぽい撮影ができていました。
いくつか撮影モードが搭載されており、その中でもオブジェクトトラッキングで撮影すると動いているものを自動で追従してくれるので子供やペットの撮影に大変重宝しました。
カメラヘッドと本体リモコンがセパレートにしたり、カメラヘッド単体での撮影だったり、いつもの手持ちジンバルにしたり、ヘルメットにつけてウェアラブルな撮影をしたりと撮影の幅はとても広いです。
あと4K/60fpsの撮影もできますし、130度の広角レンズ、4倍デジタルズーム、1200万画素とスペックも十分。この後紹介しますが、webカメラとしても使える点は良かったです。
スペック
Feiyu Pocket 3の主なスペックです。詳細なスペックはmakuakeのプロジェクトページでご確認ください。
レンズ | FOV130°/F2.0 |
---|---|
ディスプレイ | 0.42/1.3インチ |
画素数 | 1200万 |
ズーム | 4倍デジタルズーム |
センサー | SONY製 1/2.3インチセンサー |
動画解像度 | 4K:24p/25p/30p/48p/50p/60p 2.7K:24p/25p/30p/48p/50p/60p FHD:24p/25p/30p/48p/50p/60p/120p |
写真フォーマット | JPG/JPG+DNG |
動画フォーマット | MOV/MP4 |
対応microSDカード | 最大512GB |
動作時間 | カメラヘッド単体: 1時間 本体リモコン併用時: 2時間 |
対応モード | 写真/動画/ファストモード/車モード ライディングモード/タイムラプス/フェイストラッキング オブジェクトトラッキング/スローモーション パノラマ/Webカメラ |
良かった点
この項目ではFeiyu Pocket 3の良かった点を4つ紹介します。
・手ブレ補正が強い
・撮影しながらモバイルバッテリーで充電できる
・Webカメラとしても使える
カメラヘッド単体でも使えるセパレート型ジンバル
Feiyu Pocket 3はカメラヘッド部分とリモコン本体が分離するセパレート型のジンバルです。
公式サイトを見ると世界初となっており、意外となかったんだなと。特にカメラヘッド単体でも使える点は様々なニーズの撮影にマッチしそうですね。
カメラヘッド単体だと1時間程度のバッテリー持ちです。86gと小型なので仕方ないですが、モバイルバッテリーと接続しつつ撮影できるので実際はもっと長時間撮影できます。
またカメラヘッドには強力なマグネットがあるので、くっつくところであれば場所問わず撮影アングルの幅が広がります。
セパレート型ですが、リモコン本体とドッキングできるので手持ちスタイルのジンバルカメラとしても使えます。
手ブレ補正が強い
youtu.beジンバルカメラなので手ブレ補正はしっかり効いています。
上記の動画をみてもらうとわかると思いますが、手持ちでランニングしてみてもこのブレない撮影ができました。
公式サイトでは悪路を走るバイクで撮影した様子が公開されており、手ブレ補正の高さがわかります。
撮影しながらモバイルバッテリーで充電できる
カメラヘッド単体で約1時間、本体リモコンとドッキングして約2時間のバッテリー持ち。
ただ撮影しながらモバイルバッテリーで充電できるので、モバイルバッテリー次第では長時間撮影ができます。
充電ポートはUSB-Cです。
Webカメラとしても使える
これは地味に良かった点です。USB-Cケーブルでの有線接続にはなりますが、PCと接続するとWebカメラとしても使えます。
ノートPCの内蔵カメラより圧倒的に画質は良いので、高画質Webカメラとして使っています。
Bluetooth接続できない点は惜しいなと思いました。
気になった点
この項目ではFeiyu Pocket 3の気になった点を2つ紹介します。
・ワイヤレス距離が少し物足りない
・ジンバル本体でプレビューできない
防水性能はない
別売りの防水ケースがないと水中の撮影はできません。
ワイヤレス距離が少し物足りない
カメラヘッドと本体リモコンとの距離は最大で10m程度です。
子供の自転車に付けて撮影していたところ、いつの間にか10m以上離れていたらしく接続が切れていたことがありました。
撮影スタイルにもよるとは思いますが、もう少しワイヤレス距離が広いと良かったかなと。
ジンバル本体でプレビューできない
撮影した動画をジンバル本体でプレビューできませんでした。
確認したいニーズがあったのですが、現状筆者が確認したところでは見れませんでしたので、気になった点として挙げておきます。
また方法がわかりましたら追記します。
外観&付属品チェック
ここからFeiyu Pocket 3の外観を見ていきます。
カメラヘッドとスマートリモコンのセットが標準となるようで、一般販売価格は71,000円。
現在makuakeでは早期割引28%オフの50,990円で購入可能です。
カメラヘッドだけの購入もできますので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
付属品は以下の通り。
・拡張ベース×1(カメラヘッドに装着済)
・ミニ三脚×1
・保護ケース×1
・USB Type-C充電ケーブル×1
・装着ベルト×2
・専用ポーチ×1
・取扱説明書×1
ハードケースも付属。これならカバンに入れても安心です。
86gと軽量コンパクト仕様。カメラヘッド単体でも撮影できます。
カメラはSONY製1/2.3インチ、4倍デジタルズーム、1200万画素、4K/60fps、130度広角、F2.0です。
背面にはUSB-Cポートがあります。スマートリモコンとの接続、充電用で使います。
小さいながらディスプレイも搭載。0.42インチで最低限の情報が表示されます。
その他本体には3つのボタンがあり、撮影ボタン、電源ボタン、モード切り替えボタンです。
側面にはmicroSDスロットがあります。
最大512GBのUHS-I U3のmicroSDカード推奨です。
スマートリモコン(Remote Handle)の付属品です。
・専用ポーチ×1
・取扱説明書×1
・USB Type-C充電ケーブル×1
・ストラップ×1
ディスプレイは1.3インチ。タッチ操作対応です。
モードの切り替えや各方向の調整、ズームなどシンプルな操作性で無駄がないです。
側面には充電用のUSB-Cポート。
もう一方には電源ボタンと内蔵マイクです。残念ながら外付けマイクは非対応。
この部分の耐久性にはやや不安があり、USB-Cポートがポキっとなると終了です。。。
ちなみにカメラヘッドを取り付けると自立できないので注意。
セパレートが売りですが、手持ちスタイルの撮影もバッチリです。
ドッキングすることで撮影時間が倍の最大2時間となります。
2時間だと物足りない方はモバイルバッテリーや電源と繋げば撮影しながら充電できます。
この場合カメラヘッドとスマートリモコン本体どちらも充電します。
カメラヘッド単体の場合でも同様です。
・延長ロッド
・スマホアダプター
この他に防水ケースとUSBカードリーダーもあります。
Feiyu Pocket 3 レビューまとめ
以上がFeiyu Pocket 3のレビュー内容です。
Feiyu Pocket 2Sから進化した完全セパレート型のジンバルカメラ。カメラヘッドが分離するので撮影アングルは無限大。
オブジェクトトラッキングやフェイストラッキングを使えば撮影に不慣れでも良い感じの撮影ができますし、ジンバルカメラなので手振れ補正はしっかり効きます。
ただジンバルカメラを最大限有効活用、セパレート型の恩恵を受けるのはアクティビティなシーン(自転車やバイク、スケボー、スノボー、その他スポーツ)がメインになりそうです。
このカメラ自分の撮影スタイルに合いそう!と思われた方はぜひチェックしてみてくださいね。
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