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【GOOVIS G3 Max レビュー】映画館のような没入体験ができるヘッドマウントディスプレイ


巷では某有名VRゴーグルの最新モデルが発売開始となりましたが、コアなファンを持つヘッドマウントディスプレイ「GOOVIS」の最新モデルが登場しました。

シネマ級の感動をどこでも!というキャッチフレーズで、メーカーが公表するスペックだと1000インチ、5K映像、120Hz、0.01msの超低遅延、2D/3D切り替え可能となっています。

USB-Cケーブル1本で各デバイス(PC、スマホ、ゲーム機)と接続でき、最高の没入感と圧倒的な映像美による視覚体験が可能です。

今回メーカー様よりサンプル品を先行で体験する機会をいただきましたので、製品の特徴や良かった点、気になった点などご紹介します。

GOOVIS G3 Max レビュー


GOOVIS G3 Max」はGOOVISシリーズ最新モデルです。

2018年に初代が販売されてから今回で5世代目となり、これまで60カ国以上、7万台を販売してきた実績があります。

OLEDを搭載したヘッドマウントディスプレイで、高解像度かつ高リフレッシュレート、低遅延と映画やゲームなどエンタメ利用に最適な製品です。

現在makuakeにて先行購入することができ、標準セット、プレミアムセット、オールインワンセットの3タイプから選べます。

価格は最安で123,600円〜。

GOOVIS G3 Maxの詳細を見る

特徴


GOOVIS G3 Max」の特徴をご紹介します。

・シネマ級の映像体験
・5K有機EL(OLED)
・120Hz、超低遅延(0.01ms)
・2D/3D切替可能
・様々なデバイスと繋がる互換性
・DCI-P3カバー率95%
・高コントラスト

同型のヘッドマウントディスプレイの中では最上位クラスのスペックです。

上記で挙げたスペックからわかる通り、映画や映画などのエンタメに特化しており、自宅で映画館のような視覚体験ができます。

またスペックだけでなくその使い勝手の手軽さもこの製品のポイントの1つ。例えばMacBookやiPhoneであれば付属のUSB-Cケーブル1本で拡張/ミラー映像が表示できます。

ノートPCと繋いでしまえば、外部モニターと同じなのでYoutubeやNetflix、オンラインゲームなどもこのGOOVIS G3 Maxで楽しむことができます。

2D、3Dの切替もできるため、3D映像もこれ1台で対応可能、120Hzの高リフレッシュレート、0.01msの低遅延でゲーム利用もOKです。

良かった点


GOOVIS G3 Max」の良かった点をご紹介します。

・確かに映像は綺麗、エンタメ利用に最適
・様々な機器と繋がる互換性
・USB-Cケーブル1本でOK

まずもっとも気になる映像に関して。映像はメーカーがアピールしているポイントでもあり、実際使ってみたところ映像自体の解像度は高く、綺麗に映っています。

リフレッシュレートや遅延に関してもフォートナイトやApexをプレイしてみてもゲーミングモニターと変わらない滑らかさで遊べました。

なので映像や映像関連のスペックに関しては実用的です。あとは互換性が良いこと、ケーブル1本で出力できるところは評価ポイントでした。

付け心地に関してやや重い感じはありましたが、ベルトで固定できるので安定感はあり。調整周りも目の間隔の調整やピントなどもいい感じに設定できます。

気になった点


ヘッドマウントディスプレイ「GOOVIS G3 Max」の気になった点をご紹介します。

・挑戦的な価格設定
・GOOVISシリーズ愛用者なら...

気になる点2つ挙げてみました。まずは価格です。

標準タイプでも12万円台からとヘッドマウントディスプレイにしては挑戦的な価格だなと感じました。

GOOVISシリーズのコアなファン、ヘッドマウントディスプレイの特性や用途がわかっている方にはおすすめかなと思います。

また特性という意味でこの手のヘッドマウントディスプレイはVRゴーグルのようなトラッキング機能がないため、頭を動かすと映像も一緒に動いてしまい映像酔いする原因にも。

これを解決するにはソファなどにどっぷりを座って映画館のように映像を見ればOKです。初めは戸惑う部分でもありますが、使っているうちに慣れてきます。

外観&付属品チェック


GOOVIS G3 Maxの外観などを見ていきます。

まずは専用ケースの紹介から。ハードとソフトの中間くらいのケースで保護しつつ持ち運びできるようになっています。

ケーブル類も全てこのケースに収納できるので便利です。


サンプル機で同梱されていた付属品は以下の通り。

・GOOVIS G3 Max ヘッドセット本体
・HDMI to Type‐C変換アダプタ
・Android搭載 D4メディアプレーヤー
・メディアプレーヤー用リモコン
・ケーブル類
・説明書類


オプション品のD4メディアプレーヤーです。AndroidOS11を搭載しており、YouTube・Netflix・Amazon Primeなどのオンライン動画や映画を楽しめます。

HDMIとType-Cの2つのインターフェースを備えており、あらゆるテレビ、ヘッドセット、ホームシアター機器に接続できます。各操作はリモコンで行います。


次にケーブル類です。

映像出力用のUSB-Cケーブル、電源用のUSB-AtoCケーブル、HDMIケーブルです。

付属の変換アダプタと各種接続する際にもこの辺りのケーブルを使用します。


GOOVIS G3 Max本体です。

シルバーを貴重としたカラーリングで、見た目は先進的というよりは90年代に想像したクラシックなデザインという印象。

重さは340g程度と軽量かと思いますが、個人的はやや重さを感じました。


横から見た様子。


開封直後は装着方法が分からず苦労しましたが、深くかぶることでフィットしました。

この触覚みたいなところで頭部への固定感が増している感じです。


フェイスマスク部分はシリコン製でさらさらとした質感です。真夏だとベタつくかもしれません。

一応ところどころにスリットがあるので通気性は悪くなさそう。


ヘッドバンドはレザー素材と伸縮性のあるゴムでフィット感を良くしています。


マジックテープでサイズ調整できるので、頭部に合わせて安定感は増します。


頭部前方はクッション性の高い作り。


このヒンジがあるため、装着したままディスプレイ部分を取り外し(上部へ)も可能。


スイッチ類の紹介です。

上部には音量、明るさ、2D/3D切替ができます。


両サイドのダイアルスイッチで近視度数調整(ピント調整)ができます。


こちらは瞳孔間距離(目の間隔)の調整ができます。


中心部にあるのがセンサーで装着時だけヘッドマウントディスプレイ内に表示されます。

接続例&動作確認


MacBook Pro 13インチ(M1)だとUSB-Cケーブル1本で出力(拡張)できました。


iPhone 15 ProやAndroidスマホも手持ちの機種はUSB-Cケーブルのみで出力(ミラー)できています。


実際の出力をカメラで撮るのが難しく、覗き込んだ時の様子を掲載しておきます。

写真では伝わりづらいですが、解像度は高いです。


没入感としては、映画館で前よりの椅子に座ってみている感じが強いです。

メーカー公称値の1000インチという感じではないものの距離感はちょうど良く、映画とかは十分楽しめています。


オプション品のD4メディアプレーヤーとの接続例です。ここではモバイルバッテリーで充電していますが、D4メディアプレーヤーの内部にバッテリーを搭載しているので、最大6時間程度は外部電源なしで使えます。

GOOVIS G3 Maxまとめ


以上が「GOOVIS G3 Max」のレビュー内容です。

映画館を独り占めしているような最高の没入感で映画やゲームを楽しむのに適したヘッドマウントディスプレイです。

かなり高性能化、軽量化されているもののまだまだ発展途上な製品ジャンルであり、今後も同メーカーの最新モデルは要注目です。

11/22時点で3500万円を超える応援購入金額が集まっており、その注目の高さが伺えます。

先行の割引価格で買えるのも残り26日となっていますので、気になる方は検討してみてはいかがでしょうか。

GOOVIS G3 Maxの詳細を見る