こんにちわ。ORIH(@orih_k517)です。今日は『+ログ』の記事を読みに来ていただきありがとうございます。
SONYのWF-1000X、BOSEのSoundSport Free、B&O PlayのE8に引き続きハイエンドモデルの4機種目となります。
今回はErato社から発売されているApollo7から進化を遂げた後継機である「Apollo7s」、独自で開発したDSP(Cigital Sound Processing)により、レコーディング現場の音を出来るだけ忠実に再現した3Dサラウンド機能を搭載し、高品質な音質はもちろん、たった4gの超軽量、超小型の完全フルワイヤレスイヤホンです。
※この記事では個人的に購入した製品を使用しています。
- ERATO Apollo7S 完全ワイヤレスイヤホン
- 特徴
- Apollo 7から更に進化を遂げた、「Apollo 7s」をレビュー
- オーディオビジュアルアワード「VGP 2017 SUMMER」の金賞受賞した実力派
- 使ってみて
- こんな人におすすめ
- まとめ
- 最大2.5%還元!Amazonでお得に買い物する方法
ERATO Apollo7S 完全ワイヤレスイヤホン
特徴
3Dサラウンド搭載搭載
「まるでコンサートホールのような立体感」サウンド空間の距離感を再構築する“ERATOSURROUND(TM)”により、3Dサラウンドを可能にしました。オリジナルDSP(Digital Signal Processing)の搭載、ドライバーや筐体内のチャンバーの調整などにより音像定位感をアップさせたことで、立体感のある音が聴こえてきます。ボタン一つで切り替えが可能で「3Dノーマル」「3Dワイド」「3D無効」の3パターンから、シーンや気分に合わせて音を楽しむことができます。
圧倒的な長時間再生
省電力機能により、音楽再生は連続3時間+ケース側にフル充電2回分の容量=合計9時間。通話時間は連続4時間+ケース側にフル充電2回分の容量=合計12時間を実現しました。また、特許を取得したチャージングシステムで、Apollo7sの充電ケースはイヤホンを 360°どの角度でもセットすることができます。
IPX5 防水性能
ナノ・コーティングされた Apollo7s のワイヤレスイヤホンは、スポーツの汗やシャワーなどの水しぶきに耐えうる防水機能を備えており、汗を気にせず、思いっきりスポーツを楽しむことができます。
超軽量・超小型
わずか 重量4.0g, 直径 15.4mm x 高さ 22.2mm な コンパクトサイズ。 本体内部には、ワイヤレス用のBluetooth用チップ・アンテナを実装した基盤、 充電式のリチウムイオンバッテリー(容量50mAh)、マイクロスピーカードライバーが収められています。
Apollo 7から更に進化を遂げた、「Apollo 7s」をレビュー
ERATOの最上位モデルである「Apollo 7s」、価格も約4万円台と完全ワイヤレスイヤホンの中でも一番高くなっています。
主な特徴して、独自の3Dサラウンド、4gの最軽量クラス、AACとaptXの音声コーデック、連続再生時間は3時間、ケース込みで9時間、IPX5防水と日常使いからスポーツなど様々なシーンでの使用に適しています。
7sとなり、前モデルであるApolloからの変更点は以下となります。
・3Dサラウンド機能の搭載
・Blackカラーの追加とGoldカラーの廃止
・GALAXYで音が出なかった不具合の修正
とマイナーアップデートですが、GALAXYで音が出ないという致命的なバグが改善されています。
付属しているのはケース、イヤホンの他にスタビライザ(S/M/L)、シリコン製チップ(S/M/L)、コンプライT-600(S/M/L)、充電用ケーブル、取扱説明書となり、コンプライ製が付属するなどイヤーチップが充実した内容となっています。
イヤホンとケース共にコンパクトなApollo7s。ERATOの3Dサラウンド機能が採用されました。解像度はもちろん、鼓膜までしっかり届く迫力ある低音、男性や女性ボーカル、ピアノなど迫力かつ良質なサウンドを楽しむことができます。
3Dサラウンドは「3Dノーマル」「3Dワイド」「3D無効」の3段階でデフォルトで3Dノーマルとなります。騒音など外部環境に応じてうまく切り替えるとそのシーン毎に最適な音楽を聴くことができます。
ケースも軽くポケットサイズ。シルバーカラーのアルミボディは高級感がある仕上がりに。これまでのハイエンドモデルと比較しても小さい部類となり、ポケットに入れても余裕があるくらいの大きさです。
ケースは横にスライドさせるとイヤホンを収納する部分が出てきます。
イヤホンは360度、どの角度でセットしても充電できるように充電端子が円状になっており、向きを気にせずケースに入れるだけと便利。
ケース自体は満充電まで2.5時間、イヤホンを2回分充電可能なバッテリー容量。イヤホンと合わせると9時間となり出先でのちょっとした作業や通勤、通学時の音楽視聴なら十分でしょう。
まだ完全ワイヤレスイヤホンにパワフルさを求めて購入するには少し早いです。
側面にはmicro-USB端子と充電状況が分かるインジケータが搭載。イヤホンとケースを充電時には白く光るようになっています。段階的に示してくれるわけでないので残量がわかりにくいのは少し残念です。
シルバーカラーと金色で円の形をした充電端子が見た目の高級感を演出しています。ERATOのロゴが印字されており、ロゴの向きで左右の判断ができる点もいいでしょう。
15.4mm*22.2mmと小型なボディは完全ワイヤレスイヤホンとしては最小・最軽量クラスです。この小ささからは想像できないほどの迫力ある低音とクリアな中高域には圧巻です。
また小さめの物理ボタンがついており、電源ON/OFF、音量調整、3Dサラウンドの切り替え、通話などができ、装着したままのアクセスや操作も問題なく行えます。
以前レビューしたERATOのVERSEもそうですが、耳栓とほぼ同じサイズでかなりコンパクトなのがわかると思います。
またコンプライのイヤーチップをつければ遮音性はかなり高くなり、周囲の雑音が小さくなるのでノイズキャンセリングとまではないですが、集中したい時に耳栓代わりとしても使えるレベルです。
イヤーチップは充実しており、コンプライのT-600が3サイズセットに。またイヤホン自体が小型なので装着感をアップさせ、耳のくぼみにフィットさせるスタビライザーも付属しています。
マイクの下には青く光るLEDライトがあります。
ケースは50g。イヤホン本体の重さは実測値で4gとなります。イヤホンとケース共にコンパクトで軽くとても良いです。
オーディオビジュアルアワード「VGP 2017 SUMMER」の金賞受賞した実力派
音質について
ERATOのVERSEと違い、低音がありつつ中高域の解像度もなかなかのもの。コンプライのイヤーチップをつければ遮音性をさらにアップさせ、ズンズンと低音が鼓膜に届き、細かい1つ1つの音も聞き取ることができます。
男性・女性ボーカルともに伸びがあり、3DサラウンドをONにすればライブ会場にいるかのような音質で楽しむことができました。どんなジャンルの曲にも合うイヤホンだと思いました。
装着感について
コンプライのMサイズが自分の耳にジャストフィットしましたが、耳栓のようなつけ心地で遮音性がかなり高く、イヤホンをつけているとは思えない軽さ。スタビライザーがなくてもランニング時に落ちたりせず安定しています。
操作性について
個人的にはタッチ式が好きですが、イヤホン本体が小型ながら1mmほどの物理ボタンを採用しており、装着したままの操作やアクセスに問題なし。音量調整ができる点も便利でいいと思います。
遅延と安定性について
早速1日色んな場所に出かけて音楽を聴いてみましたが、自宅や会社、電車での通勤、人混みが多い場所での音飛びはありません。ただ動画の遅延はワンテンポほどあるので、動画視聴には向いていないでしょう。
場合によっては動画を見たい時があると思います。そうした時は3DサラウンドをOFFにすると若干ましになります。
使ってみて
■よかった点
・耳栓サイズでイヤホンと思えない軽さとつけ心地
・迫力ある低音で解像度も高い
・IPX5防水に対応
・AACとaptXに対応
・遅延もほぼ無く、安定感抜群の接続性
・遮音性がかなり高い
■気になった点
・約4万円という価格設定
こんな人におすすめ
・完全ワイヤレスイヤホンに興味がある方
・ハイエンドモデルから選びたい方
・遅延や接続性の心配をしたくない方
・コーデックはAACに対応し、iPhoneユーザーにおすすめ
まとめ
これまで4機種ハイエンドモデルを紹介しましたが、どれもそれぞれの良さがあり、なかなかの出来。
順位付けは難しいですが、低音重視ならBOSE、ERATO。バランスならB&OPLAY、SONYと言ったところでしょうか。どれか1つ選ぶなら私はERATOのApollo7Sが一番いいかなと思いました。
耳栓レベルの小さい本体なのに迫力ある低音サウンドに申し分ないクリアな音質には満足です。電車内や人が多い場所での音飛びや接続切れはなく、接続性も安定しています。
新品で買えば3万円後半とお高めですが、中古相場では2万円後半で買えるのでおすすめですよ。
ERATOのVERSEが気に入った方はApollo 7sも気にいるはず。気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
※ハイエンドモデルの完全ワイヤレスイヤホンはこちらからどうぞ!
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