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【EarFun Free Pro 3 レビュー】コスパ最強レベル!1万円以下で買える高音質ワイヤレスイヤホン


VGP常連のEarFunから今年も金賞を獲得した完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。

この記事でレビューする「Free Pro3」は前モデルのFree Pro2の後継機で各性能アップ。

高性能チップのQCC3072を搭載し、最大24bit/96kHzのデータレートを実現。Snapdragon Sound互換機器であれば、ワイヤレスでもハイレゾ音質が楽しめます。

またノイズキャンセリング性能も43dB軽減に、低遅延モードは55ms、1回の充電で7.5時間再生と高性能なワイヤレスイヤホンです。


EarFun Free Pro3 レビュー

この記事では「EarFun Free Pro3」をレビューし、スペックや特徴、良かった点、気になった点などご紹介します。

スペック

Bluetooth v5.3
対応コーデック SBC、AAC、aptX Adaptive
※LE Audio対応予定
連続使用時間 最大7.5時間
ケース込み最大33時間
防水性 IPX5
片耳使用
ノイズキャンセリング
外音取り込み機能
ワイヤレス充電
充電ポート USB-C
操作方法 タッチ式
参考価格 9,480円

Amazonで使える割引クーポンがあります。9,480→7,680円で購入できるので、ぜひご使用ください。

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EarFun Free Pro3の特徴


EarFun Free Pro3の主な特徴は以下の3つです。

・VGP 2024金賞
・最大43dBまで低減するノイズキャンセリング
・55ms程度の低遅延モード

VGP 2024金賞

VGPは国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワードです。

国内外の有名企業が参加しており、プロの厳選なる審査によって評価、表彰されます。

EarFunはVGP受賞の常連であり、今回もVGP 2024金賞を受賞しています。

プロが認めた優秀なイヤホンであることは間違いないので、イヤホンを選ぶ際の1つの指標として見るのは良いと思います。

最大43dBまで低減するノイズキャンセリング

前モデルのFree Pro2は最大40dBまでノイズ軽減でしたが、最大43dBと性能アップ。

実際に聞いてみると、エアコンや扇風機などの音がすっと消え、低めの動作ノイズはほとんど聞こえません。

また閉鎖感、圧迫感のないノイズキャンセリングなので、デジタル耳栓として長時間つけていても耳が痛くなりづらいです。

どうしても高い音や大きすぎる音は聞こえますが、周囲の音を軽減して勉強やゲームに集中したい時はかなり有効です。

55ms程度の低遅延モード

ワイヤレスでもゲームをしたい方は必見。低遅延モードを搭載しており、通常200ms(0.2秒)の遅延が55ms(0.055秒)まで短縮されます。

最近のワイヤレスイヤホンはほとんど遅延がわからないレベルなので、動画を見る分にはなくてもいい機能ですが、音ズレがシビアになってくる音ゲーなどには有効かもしれません。

実際に各音ゲーで遊んでみましたが、200msも55msも違いを体感できませんでした。ただ少しでも低遅延な環境でゲームプレイしたい方はこのようなイヤホンを検討するといいでしょう。

EarFun Free Pro3はこんな人におすすめ

EarFun Free Pro3はこんな人におすすめです。

・ノイズキャンセリング機能が欲しい方
・動画やゲームを楽しみたい方
・予算1万円以下で探している方

ノイキャン性能が良いとの低遅延モードがあるので動画やゲームを楽しみたい方向けです。

またほぼ全部入り機能なのに割引後7,680円で購入できるコスパはとてもいいですね。EarFunは性能の割にかなり安いのでおすすめです。

音質もバランスが良く、万人受けするサウンドチューニングでした。

EarFun Free Pro3の良かった点

EarFun Free Pro3の良かった点は以下の3つです。

・静寂と化すノイズキャンセリング性能
・音質は安定のEarFunクオリティ
・機能はほぼ全部入りの上位スペック

静寂と化すノイズキャンセリング性能

ノイキャンは先ほどの述べたようにかなり性能がいいです。

周囲の雑音ノイズはしっかりとカットされ、圧迫感がないので使っていても耳が痛くなりません。

電車内でノイズキャンセリングONとOFFを試すとその性能の良さを実感できました。

どうしても聞こえる音はありますが、数多くレビューしてきた同クラス帯の中では最上位です。

音質は安定のEarFunクオリティ

音質はAnkerやSoundPeatsなどの有名メーカーに負けないサウンドクオリティです。

本モデルに関してはバランスが良く、ボーカルとの距離感や空間表現もちょうど良く個人的に好みな音質でした。

機能はほぼ全部入りの上位スペック

低遅延モードや外音取り込み、ワイヤレス充電、aptX adaptiveコーデックと一通り便利な機能を搭載しています。

EarFun Free Pro3の気になった点

EarFun Free Pro3の気になった点は以下の1つです。

・aptX Losslessに非対応

aptX Losslessコーデックに非対応

aptX Losslessコーデックに対応していないのが惜しいなと。

最近はaptX Lossless対応イヤホンもあるので、Free Pro4では期待したいです。

EarFun Free Pro3の外観と付属品


EarFun Free Proシリーズは細長く、コンパクトな充電ケースが特徴です。

シンプルで洗練されたデザインとなっています。


前モデルのFree Pro2と同様に高級感があります。

充電ケースもイヤホンが収まる最小サイズなので、軽くポケットに入れてもかさばりません。

またこのサイズで合計33時間の再生時間を実現しており、旧世代のイヤホンと比較するとその進化が伺えます。


イヤホン本体には、7mmのウールダイナミックドライバーを搭載。

高性能チップのQCC3072が搭載しており、ハイレゾ相当の音質を実現するコーデック「aptX Adaptive」に対応。

ノイズ軽減でクリアな通話環境、最大43dBのノイキャン性能、55msの低遅延モードなどの機能を持っています。

サイズ感をわかるようにと、AirPods Proと大きさ比較してみます。

無駄のないというか、イヤホンのサイズに合わせて最小限で作られたケースのように見えますね。

ワイヤレス充電に対応している両者ですが、Free Pro3の方が軽くスリムなところはいいと思いました。


付属品は以下です。

・イヤーピース(XS/S/M/L/XL)
・イヤーフック(S/M/L)
・フォームイヤーピース
・USB-Cケーブル
・取扱説明書


イヤーピースは5サイズ、イヤーフックは3サイズです。

傘は柔らかく、軸もそこまで硬くありません。フィット感も良く遮音性は高いです。

EarFun Free Pro3の機能

EarFun Free Pro3の各機能を紹介します。

バッテリー持ち

・イヤホン単体で7.5時間(フル充電1時間)

・ケース込みで最大33時間(フル充電2時間)

・ワイヤレス充電対応(フル充電3.5時間)

・10分の充電で2時間の音楽再生ができる急速充電に対応

イヤホン単体で最大7.5時間、ケース込みで最大33時間です。

最近のワイヤレスイヤホンとしてはスタンダードなバッテリー持ち。

テレワークなどで長時間使用すると4-5時間程度でバッテリー切れになりますが、急速充電に対応しているのですぐにまた使えます。

バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、6時間17分。ノイズキャンセリングONだと5時間46分でした。



ケース本体はワイヤレス充電に対応しているので、充電パッドを持っている方は約3.5時間でフル充電できます。

これくらいのバッテリー持ちであれば、外でも自宅でも長く使えますよ。

操作性

再生/停止 どちらかを2回タップ
曲送り 右側を3回タップ
音量+ 右側を1回タップ
音量ー 左側を1回タップ
音声アシスタント 右側を2秒タップ
低遅延モード 左側を3回タップ
機能切り替え 左側を2秒タップ

※機能切り替えは、ノイキャン→外音取り込み→ノーマルモードの順

基本的な操作はほとんどイヤホン側からできます。ただ曲戻りのみ非対応。

タッチ操作で反応が良く、音量調整の割り当てが1タップなところが良かったです。

機能切り替えは左側を2秒程度タップすると、順に切り替わります。

装着感

つけた時の安定感はとても良いです。自然で圧迫感のないつけ心地なので長時間つけていても耳が痛くなりづらいです。

階段の上り下り、ランニング、ジムでも使用してみましたが、外れることなく使うことができました。

遮音性はとてもよく、音楽や作業に集中したいときに最適なイヤホンです。音楽再生しなくてもある程度周囲の雑音はカット可能です。

音質とコーデック


まずコーデックですが、SBCとAAC、aptX Adaptiveに対応しています。

音質はやや低音寄り。中高音とのバランスも良く奥行きを感じられる立体感のある印象を受けました。

また高域が刺さりそうな曲を聞いてもしゃりしゃり感は少なめで、ボーカルの距離感や聞きやすさ、ドラムから出る迫力も伝わり個人的にはとても聞きやすいサウンドチューニングです。

点数で評価すると、5点中4.6点です。※Xiaomi MiMix3との接続、Amazon Music HDの感想 
※aptXコーデックの表示になっていたので、aptXでの感想です。

ノイズキャンセリング

ノイキャンをOFFにした状態(パッシブ/ノーマルモード)でも遮音性は高く周囲の音は低減されます。

ノイキャンON時はエアコンの空調音や冷蔵庫のモーター音(低めの環境音)などは、静かな環境だとほとんど聞こえなくなります。

同クラスのイヤホンは30dB(デシベル)前後が多い印象ですが、最大43dBのノイズ低減と幅が広いのが特徴です。

地下鉄内では走行音など高めの音は普通に聞こえますが、低めの音はかなり低減されています。

外音取り込み機能

マイク集音感はあるものの、周囲の音を聞きたい分には十分な性能です。

音楽を大きめの音量だとほとんど聞こえませんが、小さめなら周りの人と話せます。

ノイキャンから2秒タップで切り替える面倒さはありますが、いちいちイヤホンを外したくない方にはあると便利な機能です。

接続性&音飛び

iPhone 15 Proと接続して、主に自宅、コワーキングスペースで使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。

駅構内や電車内など歩いていると、稀にブツっと音飛びしますが、復帰は一瞬。

その頻度も少なく目的地と家の往復で1回あるか程度です。

ちなみにMacBook ProやiPad Air4と接続してみると、途切れや接続不良はなく使うことができました。

動画視聴時の遅延

検証としてiPhone 15 ProでYoutubeとNetflixを見てみることに。

通常モード(200ms)、低遅延モード(55ms)共に何本か視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。

映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。

まとめ:EarFun Free Pro3 レビュー


この記事では「EarFun Free Pro3」をレビューし、特徴やスペック、音質、良かった点、気になった点などご紹介しました。

今後LE Audioにも対応予定となっているので楽しみです。

またこれまでEarFunのワイヤレスイヤホンをいくつかレビューしてきて思うのは、どれも完成度が高くかつ安くコスパが良い点。

数多くのメーカーがこぞってワイヤレスイヤホンを発売していますが、その中でもEarFunは上位メーカーであることは間違いないでしょう。

1万円以下の予算で探すといくつか候補を挙げることができますが、EarFun Free Pro3を選択肢の1つとしてチェックしてみてくださいね。

Amazonで使える割引クーポンがあります。9,480→7,680円で購入できるので、ぜひご使用ください。

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