こんにちわ。ORIH(@orih_k517)です。今日は『+ログ』の記事を読みに来ていただきありがとうございます。
今や1万円もあればおつりがくる格安スマホ市場。ユーザーによってはオーバースペックすぎる端末が増えつつあるなか、ロースペックでも必要最低限のスペックはしっかりと搭載したコスパ良なスマホは海外に多く存在します。
まだまだ海外通販でしか買えないものも多いですが、Amazonで購入できる1万円以下のスマホメーカーを挙げるとCoviaやDoogee、BLU、OUKITEL、Ulefoneなどがあり、かなり増えてきています。
その中でも今回は中国深センにあるメーカーAllCallから発売されているRioのアップグレード版「Rio S」のレビュー機会をいただけましたので、ご紹介したいと思います。
- AllCall Rio S SIMフリースマートフォン
- スペック
- ALLCALL RIO S Product Video
- レビュー
- Rio Sのカメラで撮った写真
- カメラモードや設定は充実
- CPU-Z
- ベンチマーク
- 使ってみて
- こんな人におすすめ
- まとめ
AllCall Rio S SIMフリースマートフォン
スペック
ブランド | AllCall | |
---|---|---|
カラー | ブラック、ゴールド | |
OS | Android 7.0 | |
CPU | MTK6737 Quad Core 1.3GHz | |
RAM/ROM | 2GB/16GB | |
バッテリー | 3200mAh | |
ディスプレイ | IPS 5.5インチ | |
解像度 | 1280 * 720px | |
リアカメラ | 8.0MPカメラと2.0MPカメラ | |
フロントカメラ | 2.0MPカメラ | |
対応バンド | 2G GSM:850(B5)/ 900(B8)/ 1800(B3)/ 1900(B2) 3G WCDMA:900(B8)/ 2100(B1) 4G FDD-LTE:2100(B1)/ 1800(B3)/ 2600(B7)/ 800(B20) |
|
SIMスロット | DSDS / nanoSIM✕2,または内1枚がTFカード | |
Bluetooth | 4.0 | |
サイズ | 約15.58 * 7.7 * 0.96cm | |
重さ | 約200g |
ALLCALL RIO S Product Video
レビュー
AllCallというメーカーは中国深センにあるスマホやスマートウォッチなどを販売されている会社で2005年に設立。今回紹介するRio Sの他にAlpha、Atom、BroのAndroidスマホやW1というスマートウォッチを展開されています。
海外通販サイトで確認したところ、どれも8000円程度で購入できる低価格帯がメインのようです。
付属品は取説、充電アダプタ、microUSBケーブル、SIMピンです。
Amazonで購入するとスマホスタンド、変換プラグ、充電アダプタが追加で付属します。
標準のアダプタは海外仕様の為、追加付属する変換プラグを取り付ければ使用できます。
見た目はオーソドックスなAndroidスマホです。基本的な仕様としては、Android 7.0を搭載し、CPUはMTK6737 Quad Core 1.3GHz、メモリとストレージは2GBと16GB、ディスプレイはIPS 5.5インチ(1280x720)、バッテリーは3,200mAhとなります。
ターゲット層はコスパを求める方や電話やウェブブラウジングがメインの使い方なら十分すぎるスペック。ディスプレイには日本の旭硝子社製が採用され、1.8mの高さから落とすドロップテストにもクリアしている強度があります。
背面は光沢のある鏡面加工。両サイドはエッジになっており、リアカメラは今トレンドであるデュアルレンズです。
本体上部はイヤホンジャックとmicroUSBコネクタがあります。
本体下部にはスピーカー、マイク。
左側面はSIMカードスロット。
左側面はデュアルスタンバイ対応のSIMトレイがあります。※NanoSIM×2 (NanoSIMはMicroSDと共用)
電源ボタンと音量ボタンとボタン類はこちらに集約されています。
液晶側と背面共にエッジデザイン(デュアルカーブ)で5.5インチサイズでも持ちやすくなっています。
低価格帯ながらSony製で8.0MPカメラと2.0MPカメラのHDデュアルレンズを搭載。ビューティーモード(美顔モード)などユニークなカメラモードも使用できます。
iPhoneのようにカメラレンズの出っ張りはなく、デスクに平置きしてもスマホ本体がガタつくことはありません。
指紋認証は非搭載ですが、便利な物理ホームボタンがあります。
インカメラは2.0MPとなります。
日本語に対応しており、Google Playにアクセスし、アプリをDLすることもできます。
Rio Sのカメラで撮った写真
カメラモードや設定は充実
CPU-Z
ベンチマーク
Antutu Benchmark | 30039 |
---|---|
Geekbench 4 | シングルスコア592、マルチスコア1185 |
3DMark | 73 |
使ってみて
ハイスペックなゲームは厳しいですが、カジュアルゲームなどはさくさく動作しました。スクロールやタップ操作のもっさりもなく、動画視聴やウェブブラウジング、メールのやり取りなど使い方によっては十分なスペックで、1万円程で買える価格帯を考えてもコスパはいいと言えるでしょう。
格安な海外メーカースマホにありがちなプラチナバンドに対応していないのが惜しい所です。Wi-Fi運用メインであったり、ゲーム開発機として安いスマホが欲しい方などユーザーを選べば使えるスマホです。
■よかった点
・安くコスパがいい
・デュアルカーブスクリーン
・エッジデザインで持ちやすい
・動作速度も問題なし
■気になった点
・プラチナバンドに非対応(B1,B3,B7,B20)
こんな人におすすめ
・とにかく安さ重視でスマホをお探しの方(ドコモSIM)
まとめ
日本には上陸していないAndroidスマホを含めると、100ドル程度で購入できるスマホのスペックはどんどん向上しており、価格破壊が進んでいます。
ユーザーによってはオーバースペックすぎる高価格帯のスマホがたくさん販売されがちな中、ローからミドルスペック帯で低価格なスマホがまだ中国や海外通販などでしか手に入りづらい(対応バンドの件など)はもったいない気がします。
今後もRio Sのような低価格帯で必要十分なスペックを搭載したコスパ重視のAndroidスマホが日本市場向けに流通することを期待しています。
最後まで『+ログ』の記事を読んでいただきありがとうございました。
記事を書いた人:ORIH(@orih_k517)
スマホはまだまだキャリアから買う風潮が強いので、気軽に家電量販店などでラインナップ豊富にSIMフリースマホを購入できるようになってほしいです。