SOUNDPEATSからオープンイヤー設計のワイヤレスイヤホンが発売されました。
オープンイヤー型は従来のイヤホンと異なり、耳に引っ掛けて周囲の音と音楽を同時にながら聴きするのに最適です。
ニーズとしては圧迫感のあるカナル型が苦手な方やランニングなどのスポーツシーン、テレワーク等が良いでしょう。
またオープンイヤー型では珍しいHi-Res認証取得となっており、良い音質でコンテンツを楽しめます。
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- SOUNDPEATS GoFree2レビュー
- SOUNDPEATS GoFree2の特徴
- SOUNDPEATS GoFree2はこんな人におすすめ
- SOUNDPEATS GoFree2の良かった点
- SOUNDPEATS GoFree2の気になった点
- SOUNDPEATS GoFree2の外観と付属品
- SOUNDPEATS GoFree2の機能
- まとめ:SOUNDPEATS GoFree2レビュー
SOUNDPEATS GoFree2レビュー
この記事では「SOUNDPEATS GoFree2」をレビューし、スペックや特徴、良かった点、気になった点などご紹介します。
スペック
Bluetooth | v5.3 |
---|---|
対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
連続使用時間 | 最大9時間 ケース込み最大35時間 |
防水性 | IPX5 |
マルチポイント | ○ |
低遅延ゲームモード | ○ |
充電ポート | USB-C |
操作方法 | タッチ式 |
参考価格 | 7,880円 |
SOUNDPEATS GoFree2の特徴
SOUNDPEATS GoFree2の主な特徴は以下の3つです。
・耳を塞がないオープンイヤー型
・低遅延ゲームモード
VGP 2024金賞
VGPは国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワードです。国内外の有名企業が参加しており、プロの厳選なる審査によって評価、表彰されます。
SOUNDPEATSはVGP受賞の常連であり、今回もVGP 2024金賞を受賞しています。
プロが認めた優秀なイヤホンであることは間違いないので、イヤホンを選ぶ際の1つの指標として見るのは良いと思います。
耳を塞がないオープンイヤー型
耳を塞がないオープンイヤー設計です。従来のイヤホンのようにイヤーピースを挿し込むタイプではなく耳に引っ掛けて使います。
そのため耳元で音楽がなっているというイメージで良いです。周囲の音も聞こえつつ、音楽も楽しめるながら聴きが特徴です。
テレワークや屋外でのランニングなど周囲の音も聴きたいというニーズにマッチしています。
低遅延ゲームモード
これまでのワイヤレスイヤホンは若干の遅延が発生することがありました。しかし最近のワイヤレスイヤホンには低遅延モードが搭載されており、本機もその1つです。
通常200ms(0.2秒)の遅延がより短縮され、映像やゲームなどの音ズレを軽減されます。
実際にNetflixで映画を見てみましたが、映像とセリフ等の音ズレは気になりませんでした。
SOUNDPEATS GoFree2はこんな人におすすめ
SOUNDPEATS GoFree2はこんな人におすすめです。
・テレワークや屋外でのスポーツに
・予算1万円以下で探している方
まずオープンイヤー型なのでこのイヤホンを選ぶ方はそれなりに理由があると思います。
言えることはオープンイヤー型なのに音質が良いこと、バッテリー持ちもよく充電すれば屋外での1日使用も問題ないことです。
筆者は日課である早朝ランニングや訪問者に気づけるようにテレワーク等で使用しており、オープンイヤー型のメリットを活かせています。
他メーカーからもオープンイヤー型のイヤホンが発売されていますが、GoFree2はコスパ良いと思います。
SOUNDPEATS GoFree2の良かった点
SOUNDPEATS GoFree2の良かった点は以下の3つです。
・マルチポイントに対応している
・耳を塞がないので快適
これまでオープンイヤー型のイヤホンはいくつか試しましたが、どれも音質は微妙でした。
特に中高音のクリアがいまいちだったり、低音も薄いものが多いです。
その点SOUNDPEATSはハイレゾのLDAC対応とラムダ型音響空間2.0という技術を使って低音の厚みをカバー、中高音も解像度が高く満足する音質に仕上がっています。
あと地味に嬉しいのがマルチポイント接続に対応している点。最大2台の端末に同時接続できるのでPCとスマホでのつなぎ変えが不要です。
付け心地に関しても圧迫感がなく快適でこれなら夏でも蒸れずに使えそうです。
SOUNDPEATS GoFree2の気になった点
現状使っていて気になるところはありませんでした。
オープンイヤー型の特性を活かせる環境とニーズがあればおすすめです。
SOUNDPEATS GoFree2の外観と付属品
マットなブラックカラーでスポーツなど屋外使用でも傷が目立ちにくいデザインとなっています。
一般的なカナル型イヤホンと比べるとその構造の違いからややケースは大きめ。
ケースからはさっと取り出したり、収納性は高いです。
イヤホン本体には16.2mmのドライバーが搭載されており、SOUNDPEATS独自のラムダ型音響空間2.0技術とHi-Res認証、LDACコーデック対応により、オープンイヤー型でも高音質を実現。
耳を塞がない耳にひっかけることで長時間の使用でも快適に使えます。
構造的なところで仕方ない部分ですが、やや大きめのケースです。
付属品は以下です。
・USB-Cケーブル
・取扱説明書
SOUNDPEATS GoFree2の機能
SOUNDPEATS GoFree2の各機能を紹介します。
バッテリー持ち
・ケース込みで最大35時間(フル充電2時間)
イヤホン単体で最大9時間、ケース込みで最大35時間です。
最近のワイヤレスイヤホンとしては長めのバッテリー持ち。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、8時間34分でした。
操作性
再生/停止 | どちらかを2回タップ |
---|---|
曲送り | 右側を1.5秒タップ |
曲戻り | 左側を1.5秒タップ |
音量+ | 右側を1回タップ |
音量ー | 左側を1回タップ |
音声アシスタント | 右側を3回タップ |
低遅延モード | 左側を3回タップ |
基本的な操作はほとんどイヤホン側からできます。
タッチ操作で反応が良く、音量調整の割り当てが1タップなところが良かったです。
装着感
つけた時の安定感はとても良いです。自然で開放感のある心地なので長時間つけていても耳が痛くなりづらいです。
階段の上り下り、ランニング、ジムでも使用してみましたが、外れることなく使うことができました。
音質とコーデック
まずコーデックですが、SBCとAAC、LDACに対応しています。
低音、中高音共にバランスがよく聴きやすいサウンドチューニングです。
音の解像度も高くオープンイヤー型の中ではかなり音質が良いと思います。
騒音が大きい環境だと音楽が聴き取りにくいこともありますが、耳にピタッとフィットするので他のオープンイヤー型よりはまだましかなと。
同様に音漏れも少ないように感じました。
点数で評価すると、5点中4.6点です。※Xiaomi MiMix3(LDAC)との接続、Amazon Music HDの感想
接続性&音飛び
iPhone 15 Proと接続して、主に自宅、コワーキングスペースで使ってみましたが、途切れることなく使えました。ちなみにMacBook ProやiPad mini6と接続してみましたが、こちらも途切れや接続不良はなく使うことができました。
動画視聴時の遅延
検証としてiPhone 15 ProでYoutubeとNetflixを見てみることに。通常モード、低遅延モード共に何本か視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。
まとめ:SOUNDPEATS GoFree2レビュー
この記事では「SOUNDPEATS GoFree2」をレビューし、特徴やスペック、音質、良かった点、気になった点などご紹介しました。
今後もオープンイヤー型の進化に期待です。
最近ちらほらオープンイヤー型のイヤホンが増えてきていますが、目立つ欠点とすれば音質。
その音質がSOUNDPEATSのノウハウと技術によって改善されており、十分普段使いできるクオリティです。
1万円以下の予算で探すといくつか候補を挙げることができますが、SOUNDPEATS GoFree2を選択肢の1つとしてチェックしてみてくださいね。
※Amazonで使用可能