こんにちわ。ORIH(@orih_k517)です。今日は『+ログ』の記事を読みに来ていただきありがとうございます。
習慣的な運動、健康維持をするためには自分の体のことを把握・管理することが重要です。
そんな時に欠かせないのは体重計です。体重計でも体組成計は体重だけでなく、体脂肪・筋肉量・骨密度・水分量などをチェックし体のバランスを知ることができます。
今回紹介する「Withings Body Cardio」はスマホと連動し自動で同期され、専用アプリ「Health Mate」でいつでも測定した数値をグラフで確認することができ、目標に設定した体重に対しての進捗や心臓の健康状態がわかる「脈波伝播速度」機能を搭載しているなど世界最先端のスマート体組成計です。
また同社が発売している活動量計と一緒に使うことにより、睡眠管理や活動量も同時にまとめて管理できるメリットがあります。
※8/31 追記:NOKIAがWithingsを買収した為、現在購入できる製品はロゴもWithingsからNOKIAに変わりつつあります。
▼Withings社から発売している活動量計を搭載のスマートウォッチは以下の記事にまとめています。
開封
こういうシンプルなパッケージデザインはとてもいいですよね。日本国内で購入できるのはアジア版なので日本語でも記載されています。
Body Cardio以外に前モデルのBodyやSmart Body AnalyzerなどBodyシリーズはいくつかあり、乗るだけで心臓の健康状態が分かるWi-Fi体組成計「Withings Body Cardio」を紹介の比較表をご覧ください。
ブラックはかっこいいですね。国内メーカーと違いデザインセンスも抜群です。横のラインは電極になっており微弱な電流を流し、その電気抵抗から脂肪や筋肉などの体組成を推定する仕組みのようです。
測定できるのは体重、体脂肪率(%)、筋肉量(%)、体水分率(%)、骨量(%)、心拍数、脈波伝播速度です。体重は100g単位で記録でき、Wi-FiかBluetoothでスマホと接続していれば自動でアプリ内に保存されます。
冒頭でも言いましたが、計測のタイミングや体調などで変動があり、できるだけ毎日同じ時間・条件で測定することが大事です。日々の細かい変化よりも長期的な変化を重要視することが推奨されています。
またハードフロアやカーペットの上でも正確な測定が可能で置き場所を選ぶことはありません。また最大8人まで管理が可能なので家族での使用にも向いています。
Body Cardioは、心臓の健康状態がわかる脈波伝播速度を測定できる世界最先端の体組成計です。
▼詳しい仕様や比較などは以下の記事にまとめてあります。
本体下部にはWithingsのロゴが入っています。
右側面に電源ボタンとMicro-USBの差込口があります。これを見る限り、アルミボディ2枚でスポンジのようなものを挟んでいるような構造です。
本体の厚さは18mmです。身の回りにうまく比較できるものがなかったのでミンティアで代用してみました。大体3つくらい重ねた厚さ。
乾電池式ではなく、Micro-USBを使用して充電します。1度のフル充電で最長12ヶ月使用でき、専用アプリ「Health Mate」から残量が確認できます。
ケーブルが増えると困る方は、既にお持ちのMicro-USBで代用できます。徐々にUSB-Type Cが普及しているものの、まだまだMicro-USBが多いですね。
クイックインストールガイドが入っていました。外国製品の取説は英語であったりペラペラの紙だったりしますが、ちゃんとした冊子で日本語表記です。
本体にはボタンが1つしかなく、ガイドに沿って操作すれば誰でも簡単に設定できます。
保証期間は購入してから1年です。
では早速電源ボタンを入れます。右側面のボタンを長押しするだけ。
電源が入ると本体液晶部分にHelloと表示されました。ちなみに開封時点のバッテリー残量は65%ほどでした。
専用アプリにbodyを認識させる
Body Cardioを使用するには専用アプリ「Health Mate」が必要です。
データはアプリの他、Withingsのホームページからログインするとパソコンでも確認できます。
インストール
ここでもし表示されない場合はスマホのBluetoothをON/OFFを繰り返すか、アプリを再起動、Body Cardio本体にMicro-USBを挿して充電してみてください。
ちなみにBluetoothのみで使用することも可能です。
Readyと表示されれば設定は完了です。
基本的には
・裸足で測る
・心拍と脈波伝播速度を測定中は動かないようにする
・毎日同じ時間に測定する
・静かなで安定した温度の環境で測定する
・コーヒーやタバコの後は3時間ほど時間を空ける
これらに注意すれば正確に測定することができます。
脈波伝播速度を測定する
脈波伝播速度は動脈硬化の進行や動脈の硬さを表すパラメータの一つとなります。この数値の速度が速いほど高血圧や血管の硬化が進行していることを表しているようです。
測定後は年齢を考慮し、基準値内かどうかをアプリ上で確認できたり改善するためのアドバイスもしてくれます。
脈波伝播速度を正確に測定するには、予め5回分の測定が必要です。6回目の測定からアプリ内に測定値が保存されます。
ちなみに自分の脈波伝播速度は6.0m/sとなり正常範囲でした。
電源は自動でONに
体組成計にありがちなモード選択や身長や年齢などの入力は一切なく、測りたい時に乗るだけで電源は自動でONになり測定が始まります。
測定が始まると、体重 → 体重グラフ → 体脂肪率 → 筋肉量 → 体水分率 → 骨量 → 天気予報 → 心拍数 → 脈波伝播速度の順に表示され、およそ10秒程度で終わります。
表示させる項目や順序はアプリからカスタマイズ可能です。
活動量と体組成を自動的に記録し、1つのアプリで管理できる
Withingsが発売している活動量計(Steel HRなど)と兼用することで、睡眠管理や活動量なども合わせて1つのアプリで把握・管理することができます。
このようにいろんな数値が1つのアプリで見れることにより、例えば
・体水分率が下がってくれば水をもっと飲んだ方がいい
・筋肉量が落ちてきたら代謝力も落ちてきて太りやすい
・体重推移グラフで増減の確認
・BMI値から肥満度の確認
・脈波伝播速度から心血管の健康状態の確認
・睡眠分析から睡眠の質や時間に問題ないか
・活動量から目標歩数の進捗確認
などなど、現状の自分を知ることにより運動量、食事、睡眠、体調の改善につなげることが可能です。
食事に関しては手動での記録になりますが、摂取カロリーと消費カロリーのバランスなども知ることができます。
毎日記録しておくことで、体や体調の変化にいち早く気づくことができ、改善することにより病気などのリスクを抑えることができるでしょう。
※医療機器ではないので自己判断はせず、必ず医師の診断を受けるようにしてください。
総評とまとめ
■よかった点
・乗るだけで電源が入るのは楽
・バッテリー式で乾電池を交換する手間がない
・SteelHRのデータも同じアプリで管理できる
・地味に天気予報が役に立つ(今日寒いとか)
・体重がグラフで表示されるのでひと目で増減がわかる
・脈波伝播速度は一つの指標として参考になる
■よくなかった点
・心拍数の測定に若干ブレがある
・アプリのアドバイスが一部英語
・本体表面に指紋が付きやすい
数年前までは体重を測る事しかできなかった体重計も日々進化しています。
血圧計や体温計もスマートデバイス化され日本で発売されれば、未然に防げたり予防・対策できる病気も増えるかもしれません。このようなデータを医者に提示したりすると診断の精度も上がりそうですよね。
これまで単体や別メーカー製で活動量計や体組成計を使っていた方はどうしてもデータの連携が難しく途中で諦めていた方も、Withingsで揃えるとそういったこともありません。
日々の変化がスマホで簡単にチェックできるのでダイエット中の方やトレーニングされている方のモチベーションアップにもつながるはずです。
毎日体重を測るのが楽しくなる「Body Cardio」の開封レビューでした。気になった方は是非購入してみてください。
最後まで『+ログ』の記事を読んでいただきありがとうございました。
記事を書いた人:ORIH(@orih_k517)
体の状況を把握することにより、改善・維持に役立ち、病気などのリスクも抑えられるのではないでしょうか。
※8/31 追記:NOKIAがWithingsを買収した為、現在購入できる製品はロゴもWithingsからNOKIAに変わりつつあります。