この記事では、WANBO(ワンボ)から発売されているAndroid TV9.0搭載のプロジェクター「WANBO T6 Max」をレビューします。
キューブ型のおしゃれな見た目でインテリアとの相性抜群。見た目だけじゃなく自宅をプチ映画館化できるスペックです。
プロジェクターは暗い場所でしか使えないイメージですが、本製品は550ANSIルーメンなので昼間でも少し暗くすれば十分な明るさで動画コンテンツを楽しめます。
Wi-Fiと接続ができ、プリインストールされているYotubeやNetflix、Amazonプライムビデオなどのアプリが使えます。
またBluetooth接続にも対応しているので、お持ちのスピーカーやヘッドホン、イヤホンとも接続できます。
次の項目からスペックや外観、付属品、実際に使ってみたレビューをご紹介します。
WANBO T6 Max レビュー
WANBO T6 MaxはAndroid TV9.0を搭載したポータブルプロジェクターです。
Fire TV Stickなど購入しなくともYoutubeやNetflix、Amazonプライムビデオのアプリがインストールされています。
また使い方はとても簡単です。白い壁があればスクリーンなしで投影でき、オートフォーカスによる自動調整ですぐに動画コンテンツを楽しめます。
投影サイズは最大150インチ、550ANSIルーメンと昼間でも十分な明るさで投影可能です。
スペック
機種名 | WANBO T6 Max | WANBO X1 Max |
---|---|---|
解像度 | フルHD1080p | フルHD1080p |
明るさ(ANSIルーメン) | 550 | 350 |
コントラスト比 | 3000:1 | 2000:1 |
搭載OS | Android TV 9.0 | Android TV 9.0 |
スピーカードライバー | 10W(5Wx2) | 3W |
投影サイズ | 60-150インチ | 40-120インチ |
フォーカス | オートフォーカス | 手動フォーカス |
台形補正 | 4点台形補正 | 4点台形補正 |
重さ | 1.93kg | 1.23kg |
WANBO T6 Maxのスペックです。WANBO X1 Maxと比較表にしてみました。
スペック差をみるとWANBO T6 Maxの方が上位です。
筆者的にはオートフォーカス機能はあると便利で投影距離に応じて自動調整できると手間がなくなります。
また明るさも550ANSIルーメンなので多少明るくとも、映像の視認性は良く昼夜問わず使えます。
良かった点
WANBO T6 Maxの良かった点を紹介します。
・動画アプリがプリインストールされている
・高画質で設定いらずのオートフォーカス搭載
今のところ長時間使っていても排気音は気になるほどでもなく、むしろ静かだなという印象です。
またAndroidTVが搭載されているので、メジャーどころの動画アプリが初めからプリインストールされている点は良いなと思います。
もちろん投影に関しても輝度が高くで真っ暗な部屋だとかなり鮮明に映っています。
毎回設置場所が違っても起動時にオートフォーカスされるので面倒な設定も不要です。
気になった点
WANBO T6 Maxの気になった点を紹介します。
・内蔵スピーカーは中の下
・初回起動時が爆音
Amazonで購入できますが、なぜか電源プラグが海外の3Pプラグのままでした。そのため、3P対応のコンセントか2Pへの変換プラグが必要です。
内蔵スピーカーの音質は中の下であまりよくないです。ただBluetooth接続できるので外部スピーカーやイヤホンがあれば大丈夫です。
あとは初回起動時のシステム音量が最大になっているので、予めリモコンを用意して音量を下げた方がいいです。
外観、付属品
白を基調としたキューブ型デザイン。
国際的なiFデザイン賞を受賞しています。
横から撮影してみました。
サイズは137×195×201です。重さは約2kg。
背面は排気用のスリットがあります。そのため天井への投影は難しいかなと。
各種端子はこちらに集約されており、5Wスピーカーが2つ内蔵されています。
背面のインターフェイスは下記です。
・USB-A端子
・イヤホン端子
・AV端子
・HDMI端子
HDMI端子経由でパソコンやスマホ、ゲーム機などの拡張、ミラーリングに対応しています。
投影性能は解像度1080P、輝度550ANSIルーメン、投影サイズ60〜150インチ、投影距離1.35m〜3.5m、投影スケール4:3/16:9です。
投影距離が1.35m〜なので狭い部屋でもこれくらい距離があれば設置可能です。
筆者の部屋で投影した際は、プロジェクターから壁まで約1.7mで投影サイズが横120cm、縦70cmでした。55インチテレビくらいです。
見た目と機能性を両立した取手ベルト付き。
本体上部には電源ボタン。
本体底面には、三脚用のネジ穴がありました。
サイズ比較として2リットルペットボトルと撮影してみました。
縦方向に長いのでコンパクトとは言えない大きさかなと思います。
付属品です。電源アダプタはやや大きめ。
リモコンで一通り操作ができます。
リモコンは単四電池2つ必要でした。付属はしていません。
使ってみた
初回起動時はWi-Fi設定を行います。
ホーム画面はシンプルでプリインストールのアイコンが並んでおり、GooglePlay経由で他のアプリをDLして使えます。
ここでは映っていませんが、HuluやAbema TV、DAZN等もインストールできました。
Youtubeを大画面で見れます。
昼間明るい時間帯で少しカーテンを閉めて投影してみました。
写真では伝わりづらいですが、部屋はそこそこ明るいです。それでも十分視認性の高い明るさで投影できています。
ただカーテン全開だと流石に視認性は落ちます。
夜になって真っ暗な部屋で投影しました。真っ暗だとかなり高画質に鮮明に投影できています。
今回投影している壁紙は少し柄が入っておりザラザラしているのですが、おそらく真っ白の壁紙だったりスクリーンへの投影だともっときれいに映るはずです。
大画面サイズで映画やドラマ、アニメなど楽しむのにプロジェクターは良いですね。
投影しているところをわかりやすいように撮影してみました。
短い距離でも大きく投影できると多少狭い部屋や設置場所が限られた環境にもマッチしそうです。
3.5mほど距離を取れば最大150インチ(※メーカー推奨)の投影ができるプロジェクターです。
良かった点でも取り上げましたが、2時間程度映画を見ていても排熱音やファン音が静かで静音性に優れています。
ヘッドホンやイヤホンをつけていると気にならない部分ですが、安いプロジェクターだとかなりうるさいものもあるのでその点いいなと思いました。
20000時間のランプ寿命、30日間の返金保証、12ヶ月間の品質保証付きです。
WANBO T6 Max レビューまとめ
この記事では、Android TV9.0搭載のプロジェクター「WANBO T6 Max」をレビューしました。
おしゃれなデザインで使っていない時もインテリアになるプロジェクターです。
映画やドラマ、アニメをみる分には満足できるスペックであり、オートフォーカス機能付きで面倒な設定要らず。
1万円程度の格安プロジェクターよりは高めですが、静音性や高画質、AndroidTV搭載などを考えると妥当な価格だと思います。
動画アプリメインで紹介しましたが、HDMIケーブルでパソコンやゲーム機器と接続できるので、外部出力としても使えますよ。
今ならAmazonで6,000円オフクーポンが使えるので約40,000円で購入可能です。